アークナイツ 転生した最低野郎   作:CLOSEVOL

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なぜだ何故書いてしまったんだ俺


始まり

「…」カチカチ、カチャ

 

「おーい、バレット飯だ」

 

「…そこに置いといてくれ、後で食べる」

 

「へいへい」

 

俺の名はバレットまぁテンプレの転生で、アークナイツの世界に転生した人物だ

今は俺はAT、アーマードトルーパーを作っている。え?何だそれはだって?1983年に登場したロボットアニメだがこの作品は異様で、普通のロボットアニメなら主人公専用や特別な機体があるが主人公が乗るスコープドッグは量産型であり、特別感がない。簡単言えばガンダムの主人公がジムや、ザクに乗るようなものである。(ザクは少し例外がある。サイコ・ザクとかサイコ・ザクとか)

 

当時のロボットアニメではスポンサーがもっと派手でかっこいいの出せと言っていたらしいが、まぁそれでも作者は出す気はなくずっと量産型を使っている。

アニメ終盤では違うATに乗っていたがそれも後に量産型とわかる。

 

ならなぜ主人公に専用機がないのかというと、それはジープと同じである。ジープは戦争でよく使われていた車だがその反面、エンジントラブル、銃撃、爆撃によりの壊れて戦争で破棄されたものは多い。

ボトムズを作った高橋監督はジープをモデルにスコープドッグを作った為、主人公はかなり乗り捨ている。アニメの1話から6話までに主人公は3機のスコープドッグを乗り捨てている。しかもデザインは子共には人気がなくプラモはあまり売れなかったらしい。だがその数十年後にはフィギアなどが作られ人気があった。

 

今ではプレミア価格になっており、1万2千円の物もあるそれぐらいボトムズは人気になっている。ちなみにボトムズをファンを最低野郎と呼ぶ。

 

そして俺の転生の特典だが装甲騎兵ボトムズである。ん?言葉の意味がわからない?簡単に言えば主人公の体験をそのまま自分の記憶とするという特典、ボトムズを知っている人はわかるが主人公、キリコはかなりやばい人生を送っている。

 

キリコは幼少期に全身を大やけどし更に記憶を思い出そうとすると発作が起きるようになったが、克服したと言っていいのかわからないが、あることをきっかけに発作はなくなったそしてキリコは他にも様々な地獄と言える体験をするがそれはアニメやOVAを見てくれ。話を戻すと、俺はボトムズのアニメやOVAをすべて見ており女神の説明を聞くと血の気が引いたそして記憶を入れられると。

 

(がァァァ!)

 

俺の全身を駆け巡る鋭い痛み、焼けるような痛み。なんと記憶だけでなくその痛みも体験するらしいその後は吐き気もあったがなんとか持ちこたえたあとおまけで操縦がキリコ並になり、機械にも強くなるらしい+回復速度が上がるそうだ、俺は死ねる異能生存体か?

 

異能生存体はなんぞという人に説明すると主人公補正をそのまま設定におとしたもので、因果律を曲げてでも必ず生存する。しかも異能生存体は生命力が一般人よりもずば抜けているため、全身火傷をしても一日で治る…改めて情報を整えると化け物だな。

しかも死なない。

 

「あと少しだな」

 

「何だったかそいつ」

 

「まだいたのか、まぁいいこいつはスコープドッグだ」

 

「スコープドッグねぇ、にしてもお前のアーツいいよな」

 

「どこがだ?」

 

「資材を加工して他のものにするなんてな」

 

そう、俺のアーツは戦闘向けではなく作るのに特化している。だがこれは女神が流石にということでくれたのがこの特典だ、アーツでATや武装の制作どに特化する特典。正直戦闘に関してはキリコの記憶があるがあとはいえ経験が必要だからな。さてと、そろそろ切り上げるか。

 

「今日はここまでだ」

 

「そうかよ、と飯」

 

「あぁ、食べてからここを去る」

 

「そうか、じゃあお疲れ」

 

平和な村だ、ここはとてもいい場所だ、感染者を差別せず平等に接している、それだけでもいい村だ差別は後世にも残るぐらいの問題ごとだからな。

 

…ここだけの話だ、俺は最初はキリコが乗った青いラビドリードッグの制作をしようとしたが青いラビドリードッグはキリコ専用にチューニングがされているため、俺では扱いきれないと思い、自分が乗るスコープドッグに戦闘記録システムを付けたのは秘密だ。

 

あとボトムズを見た人なら知っているがフィアナは好きなのかの質問だが、好きではない。

たが人としてではなく女性としては好きではない、ましてや嫌いでもないまぁ言うなれば知り合いとしか思っていないと言っていい。

 

理由はフィアナが好きという感情はキリコの物であるからだ、俺はキリコではない。だからフィアナに恋愛感情はいだかないさて、飯を食って去るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数ヶ月がたったある日のことだ知り合いがいつものように来たんだが

 

「大変だ!バレット!」

 

「どうした?」

 

「レユニオンが来る!」

 

「何?」

 

ど言うことだ、ここに奴らが来てもここに得するようなものは…

 

「実は獲物を取りに行ってたらレユニオンにあって盗み聞きしたんだ。そしてら奴ら、拠点をここに作るって…しかも住んでいる村の人は皆殺しに…ッ」

 

「…まずいな」

 

この村はもともと平穏な村だ、そのため戦闘ができるのは多分俺だけだ。なら

 

「村のみんなを集められるか?」

 

「おう!村長に頼んでみる!」

 

そして数十分たった、俺は人混みに紛れている

 

「みんな聞いてくれ!ここにレユニオンが攻めてくる!」

 

「なんだって!?」

 

「だから村長と相談してここを出ることにした!また1から築こうこの村を!」

 

そう言うと村人たちは一致団結しそれぞれの家で荷物をまとめるようださて…

 

「…」

 

俺は無言でその場をあとにしスコープドッグのメンテに行った

 

 

 

 

 

「ガタはない、武装に弾薬は積んだ。さて」

 

俺は戦いの準備をしていた正確には時間稼ぎだがそして俺は脚立を使い右肩に近づきアーツを使い。肩を血の色に近い赤にする。

 

ボトムズに登場しそしてキリコが所属していた部隊通称レッドショルダーのように右肩を血のようにくらい赤にした。

 

「バレット、お前も…何やってんだ?」

 

ちょうど右肩を赤黒くしたときにはやつは来た

 

「レユニオンを迎え撃つ」

 

「!無茶だ!一人で…」 

 

「戦えるのは俺しかいない、それに今回は時間稼ぎだ」

 

といい、俺はトランシバーを渡す

 

「周波数はこの紙に書いてある」

 

「バレット…」

 

「心配ない、俺は──死なん」

 

そう言い俺はスコープドッグのコックピットの蓋をあけ、乗り込み動作の確認をする

 

「扉を開けてくれ」

 

「ああ!」

 

やつは扉を開けた、俺はコックピットの蓋を閉じるとヘルメットを被りゴーグルを下げケーブルを接続する

 

「生きて帰ってこい」

 

「言ったはずだ俺は死なん」

 

ローラーダッシュで高速移動し俺は村の入口を目指した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く




天災が降りゆく世界
その世界は差別され血の気が立つ
そんな世界に名もない村にただATを作る青年
そこを狙ったかのように襲撃するレユニオン
彼は血のように赤い肩をしたATで反撃、次回

「レッド・ショルダー」

この世界の人々は彼をどう見る?

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