魔法使い君が幻想入り   作:猫太子

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守矢ネオ神話


ある日、幻想郷に大悪神シオンが降り立った。
大悪神シオンは幻想郷を混乱させる為に新たな邪神を造り出そうと画策した。
その企みを良しとしない者達が立ち上がり大悪神シオンに戦いを挑んだ。
だが、大悪神シオンの力は強大で手を扇げば全てを焦がす熱風を巻き起こし、息を強く吹けば全てを吸い込みむ闇が生まれた。
戦いは常に大悪神シオンが圧倒していた。
大悪神シオンが勝つかと思われたその時、天から三柱の神が降臨した。
その神達の名は…八坂神名子、洩矢諏訪子、そして奇跡のウルトラスーパー美少女現人神、東風谷早苗…

この三神の(主に東風谷早苗の)活躍により大悪神シオンは倒された。

そして、大悪神シオンは三神の素晴らしい教えと東風谷早苗の美貌に心を打たれ改心した。

三神は改心した大悪神シオンを快く受け入れ、以来シオンは守矢の神として三神と共に幻想郷の平和を守っていきました。


「早苗、ネオって何なのよ」

「諏訪子様、少しハイカラの方が受けが良いんですよ♪」

「ハイカラって…後、アンタの活躍がやたらと強調されてんだけど…」

「えっ?…そんな事ありませんよ♪」


宴会=暴走

「本日は御忙しい中、こうして集まって戴いて恐縮です……先日の異変において皆様には大変、御迷惑を掛け…掛け…て…?…??…???………ちょっと、博麗霊夢!!…カンペ捲って!!」

 

 

「ちょっ…解ってるわよ!!」

 

 

「早く早く!!」

 

 

「うるさいわね!!…全く、アンタが漢字読めないからカンペの枚数が増えて大変なのよ!!」

 

 

「…いや、もう良いぜ…」

 

 

魔理ちゃんが呆れた顔をして止めた……他の皆も同様の表情を浮かべてた。

 

 

今、僕達は博麗神社の境内で宴会を開いているんだけど……始まる前に博麗霊夢から「ふざけないで、ちゃんと謝んなさいよ!!」と言われたんだ。

 

 

それで何回かリハーサルをしたんだけど…

 

 

「ゴメンね〜♪…てへっ☆」

 

 

「てへっ☆じゃない!!」

 

 

「許してヒヤシンス☆」

 

 

「ふざけんなと言ったでしょ!!」

 

 

「拙者は訳あって異変を起こして候う…」

 

 

「アンタは何時代の人間よ!!」

 

 

「ヰ∧ЙヱΓДΨР」

 

 

「謝る気あるのか!!」

 

 

……とまぁ、こんな感じで博麗霊夢は僕の謝罪を認めなかったんだよね。

 

 

だから博麗霊夢がカンペを用意してくれたんだけど……難しい字ばっかで読めないから全部平がなにして貰ったんだ♪

 

 

「はぁ…もう良いわ、霊夢……取り敢えず乾杯の音頭を取って…ぐずぐずしてたら朝になっちゃうわ…」

 

 

「解ったわよ、紫……じゃあ、乾杯!!」

 

 

「乾杯!!」

 

 

博麗霊夢の音頭に皆が応えた……やっと、始まったね。

 

 

月が見下ろす中、皆は思い思いに酒を飲み、料理に手をつけた。

 

 

そして博麗霊夢は僕を引っ張り、各々の卓に頭を下げさせた。

 

 

あれだけの騒ぎを起こしたのに皆は笑って許してくれたよ。

 

 

「言ったでしょ、幻想郷では異変が終わったら宴会を開いて、それまでの事を水に流すと……それにね…」

 

 

「それに?」

 

 

「ここに集まってる大半の連中は過去に異変を起こしてるわ……だから、人の事を言えないのよ」

 

 

ここには魔理ちゃんやアリスちゃん、それに文ちゃんに紫ちゃん以外にも紅魔館や守矢神社に命蓮寺、永遠亭に白玉楼の人達も来てるけど……皆、異変を起こしたんだね……いや守矢は何となく解るけど…

 

 

「だから、アンタも気に病まずに……いや、アンタの事だから気になんて病んでないでしょうけど、今日は楽しんで行きなさい」

 

 

「でも博麗霊夢…僕は未成年だから、お酒飲めないよ?」

 

 

「幻想郷にそんな堅っ苦しいルールは無いわよ……ほらっ、飲みなさい♪」

 

 

「うん、解ったよ」

 

 

僕は博麗霊夢に勧められるまま酒を飲んだ……感想は…

 

 

「まずっ!」

 

 

そんな僕を見て博麗霊夢は笑いながら言った。

 

 

「ぷっ!!…ハハハ…アンタやっぱり子供ね♪」

 

 

「…そうだよ、僕子供だもん!!」

 

「ムキになっちゃって……これで少しは溜飲が下がったわ」

 

 

「む〜〜〜〜〜〜!!」

 

 

「はいはい…ムクれてないで、他の人達の所に行きなさい…アンタは幻想郷で新参なんだから、ついでに挨拶でもしてきなさい」

 

 

「んっ…解った…」

 

 

僕はそう言って各々の卓に行った………先ずは魔理ちゃんとアリスちゃんの所だ♪

 

 

「魔理ちゃん、アリスちゃん…こんばんわ♪」

 

 

「お〜♪…シオンか…飲んでるか?」

 

 

「こんばんわ、シオン」

 

 

二人共無事の様だね♪

 

 

「二人共、僕の自動人形はどうしたの?」

 

 

「あ〜、アレか…実は分解しようとしたんだけど、上手く行かなくてな…アリスと一緒に河童の所に持って行ったんだが…」

 

 

魔理ちゃんは歯切れ悪く言った。

 

 

「…でもにとりに、こんな危ない物、分解出来るか!!……って断られちゃったの…貴方、アレに何か仕掛けたの?」

 

 

「うん♪…そうだよ、アリスちゃん……アレはね、分解しようとすると核爆発する様に設計されてるんだ♪」

 

 

僕の言葉を聞いて二人はプリキュ……じゃなくて顔面を蒼白にした。

 

 

「なっ!?…シオン!!…私達を殺す気か!!」

 

 

「いや魔理ちゃん……まさか異変放って泥棒するとは思わなかったから…」

 

 

「ま、まぁ確かに褒められた事じゃないけど……でも核爆発は無いでしょ」

 

 

「そう?…でもアリスちゃん…確実に爆殺出来るからセキュリティとしては有りなんじゃない?…泥棒相手だから正当防衛だし…」

 

 

「過剰防衛よ!!…この御時世に核なんか使わないでよ!!…大体、他の自動人形に誘爆したらどうすんのよ!?」

 

 

「心配しなくても、僕の作った物は核爆発ごときで壊れたりしないよ☆」

 

 

「その前に私達が壊れるぜ!!」

 

 

「そこはグッと気合いでどうにか…」

 

 

「出来るか!!」

 

 

二人は素敵なハーモニーで否定した。

 

 

「出来ないの?…う〜ん、出来ないと魔法使いとして、この先大変なんじゃないかな?」

 

 

「何で見習いの貴方にそんな事言われないといけないのよ!!」

 

 

「そうだぜ!!…見習いが魔法使いを語るな!!」

 

 

あらら、どうやら二人のプライドに触ったみたい。

 

 

「まぁまぁ、二人とも……今度、まともな自動人形の設計図を渡すから…」

 

 

「…本当だろうな…」

 

 

「約束よ?」

 

 

…二人とも、割りと現金だね…

 

 

「解ったよ、次会う時までに用意しておくよ♪」

 

 

僕はそう言って他の卓に移動した。

 

 

次に向かったのはやたらと大量に料理が並んでる卓だ。

 

 

…この卓、凄いね…山盛りの料理を1人の女性が全部マッハで食べて、料理が無くなると刀を持った女の子が卓ごと料理を入れ替えて延々とそれを繰り返してる……卓がワンコ蕎麦みたい…

 

 

さっき謝りに行った時に名前を聞いたけど…

 

確か…女性の方は西行寺幽々子って人で、水色の着物を着て、死体の頭に着ける三角の布がついた帽子を被ってる綺麗な人なんだけど……吸引力の変わらない、あのメーカーの掃除機みたいに料理を食べてるよ…

 

 

……うぇ、見てるだけで胸焼けしてきた…

 

 

次々と卓を入れ替えてる女の子の方は魂爆…訂正、魂魄妖夢……銀髪で緑のチョッキを着た少女で刀を二本帯刀してる……廃刀令違反かな?

 

 

「アハハ(^_^;)…凄いね…」

 

 

「あら、シオンちゃん…楽しんでるかしら?」

 

 

「うん♪…楽しんでるよ、幽々ちゃん……それにしても、よく食べるね」

 

 

「折角の宴会だから目一杯食べないと損よ♪…あらっ、料理が無くなっちゃった…妖夢〜、卓替えて♪」

 

 

「解りました、ハッ!!」

 

 

妖夢ちゃんは一瞬で料理が山盛りの新しい卓に入れ替えた……歌舞伎のどんでん返しみたい…

 

 

「ありがとう、妖夢♪」

 

 

そして、幽々ちゃんは再び卓の上の料理を蹂躙し始めた。

 

 

…こんだけ食べて、よく太らないね……栄養が全部胸に行ってるのかな(^_^;)

 

 

「じゃあ、僕は他の卓に行くからね」

 

 

「シオンちゃんも、ちゃんと食べるのよ♪」

 

 

「うん…努力はする(^_^;)」

 

 

次は守矢神社の人達…もとい神達の卓……はスルーして…

 

 

「ちょっと、待った!!」

 

 

スルーしようとしたら神奈ちゃんに肩をガシッと捕まれて、卓に引きずり込まれた。

 

 

「つれないなぁ、私達を無視しようとして…」

 

 

「いや〜、アハハハ♪」

 

 

「神奈子の言う通りだよ、一番迷惑を掛けたのは私達でしょ!!」

 

 

「いや、諏訪ちゃん……その分ダムを作ったりしたじゃん♪」

 

 

「代わりに悪名も広がりましたけどね……まぁ、そんな事よりも…」

 

 

早苗ちゃん…目が恐いよ…

 

 

「神奈子様と諏訪子様の約束……果たして貰いますよ」

 

 

あっ、そう言えば…負けたら正式な守矢信者になるって話しだったっけ?

 

 

う〜ん、それは一方的な約束だし……そもそも、僕には神を信仰する習慣が無いから困ったな……騙す習慣なら有るけど…

 

 

「まぁ、待て早苗……恐らくシオンは神が人間より優れてるとも畏れ敬うべき存在とも思って無いだろう…そんな奴に信者になれと言っても無駄だろうな」

 

 

「そうだね、神奈子……大体シオンは何かにぶつかっても自力でどうにかしちゃうから、神仏に頼るなんて事はまず無いよ……それにシオンがどうしようもない事を私達がどうにか出来るとも限らないしね…」

 

 

「でも、頼ったり畏れたりするばかりが信仰では無いのでは無いかと思います」

 

 

「早苗、シオンに神を信仰しろって言うのは外の世界で信仰を広めるくらい難しいよ……だから信者にするのは諦めな」

 

 

「…解りました、諏訪子様…シオンさんを信者にするのは諦めます」

 

 

…良かった、信者にならずに済みそう…

 

「代わりに神として守矢神社に引き入れましょう!!」

 

 

「ええっ!?…早苗ちゃん!?…何言ってんの!?…そんなの出来る訳無いじゃん!!…大体、僕は人間だよ!?」

 

 

早苗ちゃんの発言に僕はビビった……いや、そもそも神奈ちゃんと諏訪ちゃんが許す筈が…

 

 

「成る程、それは名案だ…確かに神にしてしまえば私達に対しての信仰心は不要…寧ろ、新たな神として守矢神社に引き込めばシオンに対する信仰心が守矢神社に入る!!」

 

 

「いや、神奈ちゃん…それは悪名の方が広まるんじゃない?…大体、神を造る様な奴なんて一般受けはしないんじゃ…」

 

 

「大丈夫♪…確かに普通の人間が神を造るのは忌避されるけど、神が神を造る分には問題無いよ♪…実際にそう言う神話があるし♪」

 

 

「いや、諏訪ちゃん…僕人間だし…」

 

 

「現人神って事にすれば問題無し♪…そこら辺は上手く守矢神話に組み込むよ♪……そうだねぇ〜、外津神にして大悪神シオンを守矢の神々が調伏、改心させて守矢に帰依したって事にしよう♪」

 

 

「いやいやいや、現人神って勝手に神を造れる程偉いの?…それにそんな話し、誰が信じるの?」

 

 

「うわぁ〜♪…現人神仲魔が増えて嬉しいです♪…シオンさん♪…これからも宜しくお願いします♪」

 

 

ダメだ、全然人の話を聞いて無い……もしかして、酔ってんの?…酒じゃなくて自分に…

 

 

「それじゃあ、守矢の事を深く知って貰う為に……じっくり話そうではないか…」

 

 

「そうだねぇ〜、神奈子…じっくり、たっぷり…朝が来るまで…」

 

 

「そうですね〜、諏訪子様…まだ夜は始まったばかりですよ♪」

 

 

三人が僕を包囲して、ジリジリと迫ってくる。

 

 

ト、トライアングルフォーメーション!?…ま、不味い!!…逃げられない!?……こうなったら!!

 

 

「キャ、キャスリング召喚、文ちゃん!!」

 

 

僕が叫んだ瞬間、僕と文ちゃんの位置が入れ替わった。

 

 

…本来、チェックメイト後のキャスリングはルール違反って、どこぞの大魔王が言ってたけど……僕子供だから解んな〜い♪

 

 

「へ?…何ですか、皆さん?…あやややや!!…何をするんですか!?」

 

 

<守矢三神、洗脳の舞い>

 

 

「私ハ神デス、守矢ニ帰依シマス…異論ハ認メナイ、我ヲ崇メヨ…」

 

 

文ちゃんは犠牲になった。

 

 

「ぬう、誤爆か!!…シオンめ、何処に行った!!」

 

 

神奈ちゃんがそう言った後二人を促し、僕を探し始めた……ヤバい、逃げないと…

 

 

僕が逃げ出そうとすると…

 

 

「シオンさん?…何処に行くつもりですか?」

 

 

今度は聖ちゃんに呼び止められた。

 

 

「聖ちゃん?…ちょっと、酔漢に絡まれて…」

 

 

「そうですか……まぁ、宴会ですし…それは仕方の無い事でしょう…」

 

 

「いや、アレは仕方が無いじゃ済まされないよ…ハッキリ言って異変だよ!!」

 

 

僕は守矢三凶神を指差して言った。

 

 

「成る程、またあの三人ですか……解りました、私が宥めて来ます……シオンさんはこのまま宴会を楽しんで下さい」

 

「本当?…助かった、ありがと♪」

 

 

「ええ、任せて下さい」

 

 

聖ちゃんはそう言って三人の元に向かった。

 

 

…聖ちゃん、恐い人かと思ったけど頼りになるね♪

 

 

三人の事は聖ちゃんに任せて僕は宴会を楽しむとしよう♪

 

 

……とは言うものの、守矢三凶神のせいで僕のSAN値は大分削られているから、正直楽しむ所じゃないよ……もう、何も起こらないでね…

 

 

僕がトボトボと境内の隅を歩いてると、突然地面から手が生えてきて僕の足を掴んだ。

 

 

「!!!??!?」

 

 

……お陰でSAN値0だよ……フッフフフ♪

 

 

やがて地面から、レミちゃんが姿を現した……大分酔ってるみたいだね…

 

 

「驚いたかしら?…アハハハ、驚いたわね?…これで貴方も吸血鬼の恐ろしさが解ったでしょう?」

 

 

「…………………」

 

 

「声が出ない程驚いたみたいね……まぁ、ちょっとした戯れよ♪」

 

 

…そう言えば、レミちゃん…魔理ちゃんが面白がってスピリタスだのウォッカだの老酒だのヘネシーだのを立て続けに一気させてたね♪

 

 

だから、こんな訳の解らない奇行をしたんだよね♪

 

 

うん、解る…解るよレミちゃん♪

 

 

でも僕はそんなレミちゃんに「大丈夫?」とか「酔ってるの?」とかは言わなかった。

 

 

「フッ…フフフ♪…フフフフ♪…アハハハハハハハハハハハハハハ♪」

 

 

<ナニカガオキタ!!>

 

 

「ふぅ…少しは落ち着いた……さて、宴会を楽しもう♪」

 

 

「じゃないでしょうが!!…アンタ何やってんのよ!!」

 

 

次の瞬間、博麗霊夢に頭をドツかれた。

 

 

「痛いよ!!…何するの?」

 

 

「それはこっちの台詞よ!!…レミリア、ボロボロじゃない!!…いくら宴の席でも酔いすぎよ!!」

 

 

「僕そんなに飲んでないよ」

 

 

「素面でそれなら、なおさら悪いわ!!」

 

 

また僕は博麗霊夢にドツかれた。

 

 

「痛いよ、バカになっちゃう…」

 

 

「アンタはこれ以上悪くならないでしょ!?」

 

 

「酷いなぁ〜」

 

 

「酷いのはアンタの方よ!!…全く…」

 

 

博麗霊夢はすっかり呆れ返っていた。

 

 

「まぁ、良いわ…それより、聞きたい事があるけど…アンタ何時まで幻想郷に居るつもりなの?」

 

 

「そうだねぇ〜、計算だとマキ…デウス・エクス・マキナが観測を終えるのが1年だから……多分、それまでは居るよ」

 

 

「そう、まだ1年も居続けるのね……はぁ…」

 

 

「…博麗霊夢は早く帰って欲しいの?」

 

 

僕の問い掛けに対して博麗霊夢は少しだけ考え込んで口を開いた。

 

 

「…アンタは帰りたく無いの?」

 

 

「…質問を質問で返すのはマナー違反だよ」

 

 

「…うるさいわね…」

 

 

博麗霊夢はコツンと僕の頭を軽く叩いた。

 

…と、その時空間が裂けてスキマが開き紫ちゃんが姿を現した。

 

 

「私としては早く帰って欲しいのだけどね」

 

 

紫ちゃんは開口一番にそう言った。

 

 

「正直、これ以上幻想郷を引っ掻き回して欲しく無いわ」

 

 

「あら、珍しいわね?…紫がそんな事を言うなんて…貴方もお祭り騒ぎは好きでしょ?」

 

 

「…坊やの場合は度が過ぎてるわ…今回の件だって危うく幻想郷のバランスが崩れる所だったのよ?」

 

 

「ん〜、でも紫ちゃん…僕はマキを観測以外で使う気は無いよ?」

 

 

「…代わりに幻想郷各地の宗教が共倒れを起こす所だったわ……坊やでしょ?…互いに争わせる様に仕向けたのは……神子達まで参加してたら、どうなっていた事やら…」

 

 

紫ちゃんは溜め息を吐いて言った。

 

 

「そう言えば、アイツら全く姿を見せなかったわね……紫、アンタが止めたの?」

 

 

「ええ、そうよ…説得するのに大分骨が折れたわ……そのお陰で他の宗派の抑止力になったわ」

 

 

成る程ね、もしかしたら命蓮寺が引いたのは動かない仙人達を警戒しての事かもね……他は解らないけど…

 

 

「ともかく、この1年は大人しく過ごす事ね……また、今回みたいな異変を起こしたら…私も容赦しないわ」

 

 

紫ちゃんはそう言い残して帰って行った。

 

 

「…アンタ、1つ忠告するけど…紫に睨まれたら幻想郷で生きていく事は出来ないからね……例えアンタがどれだけ強くても、紫は必ずアンタを倒す術を見つけてくるわ」

 

 

「ん〜、前にも言ったけど…僕は別に幻想郷をどうこうするつもりは無いよ♪……だけどね……利害を違えたら、僕も容赦しないよ…」

 

 

…その時が来ないと良いね………皆には言って無いけど、僕には字があるんだ…『嘲笑する虐殺者』と…

 

 

 

 

 

なんて渋く決めたのは良いけど、宴会場はすっかりカオスになっていたんだ。

 

 

守矢三凶神と聖ちゃんがヒートアップして弾幕を撃ち始めて……宴会でそれまでの事を水に流すんじゃ無かったの?

 

 

そして、周りも便乗して弾幕ごっこを始める始末………良くも悪くも皆、お祭り騒ぎが好きなんだねぇ〜

 

 

そして…

 

 

「シオン!!…姉様の仇!!……ってのは置いといて、今度こそタイマンで決着つけるよ!!」

 

 

フランちゃん……また?

 

 

「あ〜も〜、解ったよ…じゃあ行くよ!!」

 

 

…僕も割かしお祭り騒ぎが好きなのかもね♪

 

 

余談だけど、文ちゃんの洗脳は3日続いたそうだ…




ここまで読んで戴いて有り難うございます。


今回は宴会と言う訳でカオスです。

まぁ、酒も程々にと言う事ですね。

永遠亭の出番が守矢勢に取られて無かったのですが……次の舞台は永遠亭を予定しているので、そこで挽回したいと思います。


あっ!!…ライカとメリルの出番も無かった。


次回もマッタリ行きたいと思います。
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