魔法使い君が幻想入り   作:猫太子

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トンビ暦500年

民主主義こそ至高と自らの主義、主張を押し付ける共和国に対し帝国は徐々に反感を強め、やがてそれは…

「ちょっと、マスター…何やってるんですか?」

「あっ!!……ライカ、今良い所なのに〜」

「ダメですよ〜、いくら軽いノリの小説だからって嘘の前書き書いちゃ…」


「いや、マンネリ打破の為に…」


「まだ二話なのにマンネリも何も無いですよ〜…ほら、本編いきますよ」


「解った、解った…」


未知の世界で鎖骨を折ろう

僕達は今、暗い夜道に立っていた。

 

 

どうやら、ここは山道のようだね、周りを見渡すと草花や木々が生い茂ってるのが良く解る。

 

 

「ここが、まぼろしおもいごうか〜……自然が濃いね」

 

 

「マスター、周辺をサーチしましたが……何やら得体の知れない生物に囲まれてます」

 

 

目を凝らすと、メリルの言う通り何だか良く解らない生物達が遠巻きに僕達の様子を伺っていた。

 

 

「何でしょうかね〜〜、人間では無いみたいですけど〜」

 

 

「そうだね、ライカ……もしかしたら、皆でピクニックでも楽しんでるのかな?」

 

 

「いや〜、その割りには皆さんギラギラした目でみてますよ〜……例えるなら好物を目の前にした暗黒神のようですぅ〜」

 

 

「うん、ライカ…その例え解りずらいね♪」

 

 

それにしても、コイツら何なんだろうねぇ〜…1つ目や、蝙蝠の羽を生やした奴やらバッファローマンみたいに角を生やした奴…等々

 

 

三十人は居るかな〜

 

 

「どうやら、私達と言うよりマスターの事を見てる様ですね」

 

 

メリルの言う通り皆、僕の事を凝視してる……これは…そうか!!…そう言う事か!!

 

 

「みんな僕のファンなんだね☆」

 

「な訳あるかぁぁぁぁ!!」

 

 

僕の言葉を聞いて皆一斉に叫んだ。

 

 

あるぇ〜?…おかしいなぁ〜?

 

 

「あのなぁ!!…俺達は妖怪なんだよ!!…人間の天敵なんだよ!!…もっと恐がれよ!!」

 

 

堪り兼ねた1人が僕に向かって叫んだ。

 

 

う〜ん、恐がれって言われてもなぁ〜

 

 

「ねぇ、君…ビームとか出して山1つ吹っ飛ばせる?」

 

 

「出来るか!!」

 

 

出来ないのか…

 

 

「じゃあ、核ドラゴン召喚出来る?」

 

 

「何だよ、それ!!」

 

「マスターの基準で比べちゃダメですよ〜〜、そこはせめて手刀で岩を砕くとかにしなきゃ…」

 

 

僕とライカの会話を聞いて妖怪君の額に…1つ2つと怒りマークが増えていく。

 

 

「てめえら!!…舐めてんのか!!」

 

 

あらら〜、キレちゃったよ…沸点低いねぇ〜

 

 

「うがぁぁぁぁ!!…付き合ってられるかぁぁぁ!!…お前達、かかれ!!」

 

 

妖怪君は業を煮やて号令をかけて襲い掛かった。

 

 

「…メリル、対象の驚異値は?」

 

 

「全員F以下…下位の邪神にも及びません」

 

F以下かぁ…数は多いけど敵にすらならないね…じゃあ…

 

 

「ライカ、メリル…武装6で対応!!…僕はここでボサッと突っ立ってるから後お願い」

 

 

「ええ〜!!…マスターも手伝ってよ〜」

 

 

「いえ、ライカ…マスターがやると後始末が面倒だから私達で殺りましょう」

 

 

そして二人は各々、武器を構えた…因みにライカは栓抜きとピコピコハンマーの二刀流、メリルは銀玉鉄砲の二丁拳銃☆

 

 

「ふっざっけっるなぁぁぁぁぁ!!」

 

 

だが、妖怪君の気に障ったみたいだった。

 

あ〜あ、知らないよ?…只でさえ勝ち目無いのに…

 

「そ〜〜れ♪」

 

 

突進してきた妖怪に向かってライカがピコピコハンマーで迎い打つ…ハンマーが妖怪の鎖骨に当たった瞬間、遥か彼方まで妖怪は吹っ飛ばされていった。

 

 

「良いぞライカ……あの様子だと隣の山まで吹っ飛んだね」

 

 

その様子を見て他の妖怪達は怯んだ…その隙を逃さずメリルが…

 

 

「ごべっ!!」

 

「ぎゃばっ!!」

 

「がぼっ!!」

 

 

次々と銀玉鉄砲を撃ち放ち妖怪達の眉間と鎖骨を撃ち砕いた。

 

 

「うりゃうりゃうりゃうりゃ♪」

 

 

ライカが物凄い勢い(オーバーブースト展開…マッハ3)で突進して次々と妖怪達の鎖骨を栓抜きで砕いて行く。

 

 

「ぶるぁぁぁぁ!!」

 

「ぐべらぁぁぁ!!」

 

「ばぶりしゃすぅぅぅぅ!!」

 

 

妖怪達は次々と悶絶し悲鳴をあげ吹っ飛ばされていった。

 

 

「まだまだ、行きますよ!!」

 

 

メリルも負けずに両手に十丁の銀玉鉄砲を構え、一斉に撃った(どういう指使いで撃ってるのか作者でも謎)

 

 

「ひでぶっ!!」

 

「あべしっ!!」

 

「あじゃぱー!!」

 

「たわぱっ!!」

 

「┏(┏^О^)┓ホモォ」

 

 

鎖骨と眉間と金◯を撃ち抜かれた妖怪達は悲鳴を上げ(一部何かに目覚め)て倒れていった。

 

 

最後の1人になった妖怪君は身体を戦慄かせて言ってきた。

 

 

 

「なっ!!…何なんだよ、お前らは!!」

 

 

「お子様です♪」

 

 

「お前らみたいなお子様が居てたまるかぁぁぁ!!」

 

 

僕の答えが気に入らなかったのか妖怪君は叫びながら僕に向かって突進してきた。

 

 

…しょうがないなぁ…と思いながら魔法(荷電粒子砲)で迎撃しようとしたら…

 

「ダメですよ〜、マスターに危害を加えちゃ♪…それっ♪」

 

 

背後からライカがムンズと妖怪君を掴み投げ飛ばした。

 

 

「ぐへぇ!!」

 

 

妖怪君は地面に叩き付けられて悲鳴を上げた。

 

 

ライカはそのまま倒れた妖怪君に馬乗りになって鎖骨を砕いた。

 

 

「くぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

 

妖怪君は悲鳴を上げて苦しんだが、ライカは構わずそのまま妖怪君をポカポカ殴りまくった。

 

 

そして、メリルも妖怪君の股間に向けて銀玉鉄砲を連射し続けた。

 

 

「ぶべらっ!!…ばべらっ!!…ぼべらっ!!…ひでぶっ!!…あべしっ!!…たわぱっ!!…ひちょぷっ!!…ちゃんこウマスッ!!…┏(┏^О^)┓ホモォ」

 

やがて、妖怪君は悲鳴すら上げなくなった。

 

 

「ふぅ…やっと終わったね…ライカ、メリルご苦労さん♪」

 

 

「…お気遣い有り難う御座います……それより、隣の山の方に何か建物があります、行ってみましょう」

 

 

メリルの言葉を聞いて隣の山を見てみると……本当だ、うっすらと建物が見える

 

 

「そうだね、行ってみよう」

僕達は建物を目指して隣の山に向かった。

 

 

途中、何度か妖怪に襲われたけど…難なく鎖骨を砕いて撃破していった。

 

 

そして、砕いた鎖骨の数が四桁に達する頃、僕達は建物に到着した…因みに時刻はもう朝だ。

 

「着いたぁ〜…それにしても、デッカイ鳥居だなぁ〜」

 

 

「マスター、何か書いてあるよ?」

 

 

ライカの指差す方を見ると…看板らしき物があった…そこには…

 

 

「?……ばくれいじんじゃ?」

 

 

「えっ?…爆麗仁邪!?」

 

 

「博麗神社です…」

 

 

僕とライカの言葉を聞いてメリルが呆れた顔で訂正してきた。

 

 

ん?…奥から声が聞こえるぞ?…何だろ?

 

 

奥の方をみると、社の近くで二人の女装……じゃなかった、女性が話しているのが見えた。

 

 

1人は大体15、16才くらいの女の子で大きな赤いリボンが特徴的な腋の無い(多分、軽量化の為)紅白の巫女服を着込んでいた。

 

 

もう1人は大体二十歳くらいで日傘を持った紫色の服を着た女性…

 

 

何だろ?……二人とも異様な気配を感じる…特に二十歳くらいの女性…

 

 

「マスター、あの二人の驚異値がC以上を示してます…もっとも、変な力場に阻まれて正確な値が出せませんが…」

 

 

メリルが二人を警戒しながら言った。

 

 

「……少し、様子を見てみよう…」

 

 

まだ、敵か味方か解らないから僕達は遠巻きに二人の会話に耳を傾けた。

 

 

「むっふっふ、こんなに賽銭が入ったのって何時以来かしらねぇ♪」

 

 

「…でも、ちょっとアコギじゃないの?…今日、起こる予定の日食に託つけて賽銭させるなんて…」

 

 

上機嫌な巫女をたしなめる様に日傘の女性が言った。

 

 

んん?…日食?…それがどうしたってんだ?

 

 

「あらっ、良いじゃない…これで皆が心安らかに過せるなら安い物よ……それよりも、その日食に託つけて不和を撒き散らしたバカはどうしたの?」

 

 

「そっちは慧音と里の自警団がとっちめたわ……あらっ?……そこに居るのは誰?」

 

 

日傘の女性が僕達に気付いたので僕達は二人のもとに行った。

 

 

「見ない顔ね…外来人かしら?…もしかして、紫の仕業?」

 

 

「違うわよ…霊夢、何でもかんでも私のせいにしないでよ」

 

 

外来人?……まぁ、確かに僕達は余所の世界から来たけど…

 

「それで、アンタ達は何者かしら?…特にそこの二人明らかに人間じゃないわね、かと言って妖怪にも見えないし」

 

 

巫女さんがライカとメリルを見て訝しげに聞いてきたので僕達は取り敢えず自己紹介をした。

 

 

「僕はシオン、魔法使い見習いでこの二人の造物主をやってるよ」

 

 

「私はライカ♪…自動人形の女の子だよ…主にマスターの世話をしているよ♪」

 

 

「メリルと申します、ライカと同じく自動人形で主にマスターの尻拭いをしています」

 

 

 

二人は驚きの表情を浮かべて質問してきた。

 

 

「自動人形って…嘘でしょ?…しかも、アンタみたいな子供が作ったなんて…」

「見た所、完全に自律してるみたいだけど……本当に貴方が作ったのかしら?」

 

 

う〜〜ん…そんなに信じられないかなぁ

 

 

「まぁ、良いわ……っと、私達の自己紹介がまだだったわね、私は博麗霊夢よ…ここの神社の巫女よ」

 

 

 

「私は八雲紫、幻想郷の管理者よ…妖怪の賢者とも言われてるわ」

 

 

博麗霊夢と八雲紫ね……幻想郷の管理者って言うくらいだから、この世界に………幻想郷だって!?

 

 

「えっ?…げんそうきょう!?」

 

 

「そうよ、ここは幻想郷と言う名の世界よ」

 

 

博麗霊夢の言葉を聞いて僕は思考が止まった。

 

 

「まぼろしおもいごうじゃないの?」

 

 

「はっ?……アンタ何言ってるの?」

 

 

「…それ、漢字の読み違いね…と言うか語呂が悪すぎよ…」

 

 

僕の言葉を聞いて博麗霊夢と八雲紫は呆れた顔で言ってきた。

 

 

「取り敢えず、ここで立ち話も何だし…中に入んなさい、お茶くらい出すわよ」

 

 

「解りました、お邪魔します」

 

 

「お邪魔しま〜す♪」

 

 

博麗霊夢の誘いを受けてライカとメリルが中に入っていった……固まってる僕を引きづりながら…

 




えー、ここまで読んで下さって有り難うございました。


今回も、このノリでやらせて貰いましたが…展開としては如何な物でしょうか?

また次回、より良いものが書ける様、頑張っていきたいです。
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