魔法使い君が幻想入り   作:猫太子

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作者注


今回は原作キャラ崩壊が激しいです。

皆、酔っ払ってます…ベロンベロンです。


お酒の飲み方には注意しましょう。


気を付けよう、酒乱は皆に嫌われるよ☆

「ぬ〜す〜んだ〜バ〜イ〜クで…あっ、やべぇ」

 

 

文ちゃんとにとりちゃんが物凄い勢いで竹藪に突っ込んだ。

 

 

二人はにとりちゃんが持ち出したバイクに乗って竹林中を調子っ外れの歌をガナリ立てながら暴走しているんだけど……二人とも、飲酒運転だよ。

 

 

「あ〜や〜…ちゃんと運転し〜て〜よ〜…キャハハハハハ♪」

 

 

「いや〜、可笑しいですねぇ〜、地面が揺れてますよ〜?……アハハハハハ♪」

 

 

「もう、しょうがないなぁ〜…今度は私が運転するから文は後ろに乗りな…」

 

 

「解りました♪」

 

 

「乗った?…じゃあ、逝くよ♪…そ〜れ、ブンブン♪…キャハハハハハ♪」

 

 

「アハハハハハ♪」

 

 

にとりちゃんの運転で二人はバイクで暴走し竹林の奥へ消えて行った。

 

 

「ちょっと!!…あの二人大丈夫なの!?」

 

 

「さ、さあ?…それよりミスティア…他の人達は大丈夫?」

 

 

「全然ダメ……酷い有り様よ」

 

 

ミスティアが指差した方を見ると……地獄絵図が広がっていた。

 

 

「おおう、空が暗いぞ〜!!…何で真っ暗なんだぜ?…ああ、そうか…今夜かぁぁぁぁ!!…それっ、恋符 マスタースパーク!!…ヒャッハァー!!」

 

 

「ちょっと魔理沙〜、空に向かってマスタースパーク撃たないでよ〜、やるなら私も混ぜろ〜…グランギニョル座の…怪人?…魔神?…暇人?…何でも良いや♪…それ、ぶっ飛べ〜…キャハハハハハ♪」

 

 

魔理ちゃんとアリスちゃんが肩を組んで空に向かって弾幕を乱射してる……二人ともストレス堪ってたのかな?

 

 

「一番、早苗!!…岩を割ります!!」

 

 

早苗ちゃんが何処からともなく持ち出した岩の前で空手の構えを取った。

 

 

「ちょ、早苗ちゃん!?…そんなの殴ったら怪我するよ!?…早苗ちゃんは身体強化系じゃないから無理だよ!!」

 

 

「大丈夫ですシオンさん…私は出来る子です!!…そんな心配は無用です!!」

 

 

「いやいや、これが聖ちゃんなら心配しないけど…早苗ちゃんはそう言う魔法使い…巫女じゃないでしょ!?」

 

 

「何の!!…私も聖さんみたいに、おっぱい大きいですから問題有りません!!」

 

 

「いや胸の大きさは関係が…」

 

 

「もう、さっきから何なんですかー!!…おっぱい大きいのがいけないんですかー!!…おっぱい嫌いかコノヤロー!!」

 

 

と言って早苗ちゃんが突然抱き締めてきた。

 

 

「ちょ、ちょっと!?…早苗ちゃん!?…苦しいよ!!」

 

 

「ウリウリ〜♪…もっと堪能しろ〜♪」

 

 

「いや〜!!…酒臭い〜!!」

 

 

「ほら〜♪…シオンさんも、おっぱい大好きじゃないですか〜♪…もう、おませさん♪」

 

 

と言って早苗ちゃんは僕を突き飛ばした。

 

 

「ふぎゃ!!…痛いよ、早苗ちゃん!!」

 

 

うぅ、タンコブ出来た…

 

 

「大丈夫ですか?…シオンさん」

 

 

「大丈夫じゃないよ、うどんげちゃん…タンコブ出来た…」

「どれどれ……これは酷い、治療します!!」

 

 

うどんげちゃんはそう言ってお酒を口に含んだ……そして…

 

 

「南無三!!…ブーッ!!(#`З´)≡Ξ」

 

 

僕のタンコブ目掛けて酒を吹き付けた。

 

 

「ぎゃあああ!!…しみるぅぅぅぅ!!」

 

 

「アハハハ♪…これで大丈夫ですよ♪」

 

 

うどんげちゃん…酔ってるね?…手伝いに来て酒飲んじゃダメじゃん…

 

 

「ちょっと、シオン!!…何セクハラしてんのよ!!」

 

 

「いや、フランちゃん…僕はセクハラしてないよ」

 

 

「うるさい!!…もう美鈴の家の子になっちゃいなさい!!…ガブッ!!」

 

 

「いっったぁぁぁい!!…噛み付かないでよ!!」

 

 

腕に歯形が…フランちゃん、素面なのに何でそんなに怒るの!?

 

 

「そいや!!(#`皿´)ΞО」

 

 

そして早苗ちゃん、いきなり岩を殴んないで!?…ビックリするから!!……まぁ、勿論岩は割れなかったけど…

 

 

「いった〜…拳を擦りむいちゃいました…鈴仙さん、お願いします」

 

 

「南無三!!…ブーッ!!(#`З´)≡Ξ」

 

 

「きゃあ〜♪…しみるぅぅぅ☆」

 

 

…何でそんなに楽しそうなの?

 

 

「シ〜オ〜ン〜!!…アンタさっき早苗のおっぱいを揉んでたそうね!!」

 

 

「揉んでないよ!!…何言ってんの、博麗霊夢!!」

 

 

「おっぱいかぁぁぁぁ!!…結局アンタはおっぱいが全てかぁぁぁぁ!!…男はおっぱいが命かぁぁぁぁ!!」

 

 

「いやいや、別に男は皆巨乳が好きと言う訳じゃ…」

 

 

「私だってね…私だってねぇぇぇ!!……うぅ…ひっく…ぐすん…ふぇぇぇぇぇぇぇぇん!!(泣)」

 

 

「ちょっと!!…いきなり泣き出さないで!!」

 

 

何?…博麗霊夢って泣き上戸なの?……似合わない…

 

 

「ぐすっ…ぐすっ…うえぇぇぇぇぇん…ふぇぇぇぇぇぇぇぇん!!…ぐすっ…ぐすっ…ひっく…ふっ、ふふふふふ♪…アハハハハハ♪…キャハハハハハ♪」

 

 

今度は笑い出した!?…情緒が不安定過ぎる!!

 

 

「シオン!!…なんか文句あるかぁぁぁ!!…ぶっ飛ばすわよ!!…あ゛あ゛あ゛あ゛!!…むしゃくしゃするぅぅぅぅ!!」

 

 

今度は怒り出した!?

 

 

「もういい!!…もういいわ、シオン!!…こうなったらチューしてやる!!」

 

 

「ええええええ!!…いきなり何を言い出すの!?」

 

 

博麗霊夢が、いきなり僕の顔を両手で押さえて自分の顔を近付けてきた。

 

 

「ちょっと、博麗霊夢!!…止めろぉぉぉ!!…酒臭いぃぃぃ!!」

 

 

「チュー、チュー(*^3^)………………おぇぇぇぇぇ!!(゚Д゚)」

 

 

「って吐くなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

吐く麗霊夢が僕の顔面に向かってリバースした。

 

 

「ちょっと、霊夢さん!!…吐くならアッチで吐いて!!」

 

 

「うぅぅぅぅ…気持ち悪い…」

博麗霊夢はミスティアに連れられていった。

 

 

そして僕は泣きながら近くの井戸で顔を洗った。

 

 

「シオン…まだ酸っぱいよ…」

 

 

フランちゃんが鼻を押さえて言ってきた。

 

 

僕が顔を洗ってる背後では……

 

 

「キャハハハハハ♪…ぶんぶん飛ばすぞぉ〜♪」

 

 

「にとりさん、最高速でお願いします♪」

 

 

「おk♪…それじゃあ…せ〜のっ…」

 

 

「レツゴー♪」

 

 

「てつこぉぉ♪」

 

 

文ちゃんとにとりちゃんがバイクで暴走していた。

 

 

「そ〜れ、ぶんぶん♪」

 

 

そしてにとりちゃんの後ろで文ちゃんが、何処から持ってきたのか鎖鎌を文々ぶん回していた。

 

 

「バカヤロー!!…一等星の癖に光ってんじゃねぇぇぇぇ!!」

 

 

「そうよ!!…何様のつもりなの!!」

 

 

魔理ちゃんとアリスちゃんが夜空の星に向かって怒り始めた……今度は何!?

 

 

「くそぅ!!…見下しやがって!!…ぶっ飛ばしてやるから降りてこい!!」

 

 

「ファッ◯してやるから降りて来なさい!!」

 

 

二人は夜空の星に向かって中指を立てて弾幕を乱射しまくっていた。

 

 

「いや〜、酷い有り様だねぇ〜」

 

 

「…この酒は人を下品にするウサ…」

 

 

てゐちゃんと萃香ちゃんが姿を現した。

 

 

「二人とも、何処に行ってたの?」

 

 

「隅っこの方で飲んでたよ〜……蜂蜜酒って言ったっけ?…悪くは無いけど人間や普通の妖怪にはキツすぎるねぇ〜」

 

 

萃香ちゃんはそう言いながら蜂蜜酒をガブガブ飲んでた。

 

 

「…萃香ちゃんは平気なの?」

 

 

「鬼は酒に強いからね…ましてや私の場合は特にね……シオン、アンタなら解るだろ?」

 

 

「…そうだったね…」

 

 

推定、酒天童子だもんね……萃香ちゃんは…

 

 

「私は萃香の所で避難していたよ…本当は飲みの席で鬼の横に座るのは危険なんだけどね」

 

 

「そうだねぇ〜、流石の私もこの酒は薦められないね…」

 

 

…鬼がドン引きする酒って一体……今更だけど、とんでもない物を押しつけられたね

 

 

「シオンさん、こんな所に居たんですか?」

 

 

とここで、うどんげちゃんが姿を現した。

 

 

「さぁさぁ、シオンさんも飲みましょうよ〜」

 

 

「…うどんげちゃん…僕は未成年だから…」

 

 

「なにお〜!!…私の酒が飲めないのかぁぁぁぁぁ!!」

 

 

うどんげちゃんって絡み上戸!?…うわっ…来んな!!

 

 

「私の酒を飲め〜!!」

 

 

「うどんげちゃん、飲み過ぎだよ!!」

 

 

「何のまだ酔ってません!!…酒は飲めども私に飲ませろ〜!!」

 

 

うどんげちゃんがジリジリと近付いて来る……仕方無い…ここは…

 

 

「てゐちゃん!!」

 

 

「えっ?…何!?」

 

僕はてゐちゃんをガシッと掴んで…

 

 

「犠牲になって♪」

 

 

ポイッと、うどんげちゃんに向かって投げた。

 

 

「何するウサぁぁぁぁ!!」

 

 

てゐちゃんはそのまま、うどんげちゃんに激突した。

 

 

「う〜、いたた…て〜ゐ〜、いきなり何するの〜?」

 

 

「わざとじゃないよ……って言うか放して!!」

 

 

うどんげちゃんが、てゐちゃんを掴んで放さなかった。

 

 

「てゐ〜…一緒に飲みましょう♪」

 

 

「遠慮するよ!!……何、鈴仙…ジッと見つめて…」

 

 

うどんげちゃんはトロンとした顔で、てゐちゃんを見つめていた……何だか空気が不穏当だぞ…

 

 

「てゐ〜、アンタ良く見ると可愛いわね〜」

 

 

「ひっ!!…そ、そんなの今更だよ…ちょっと鈴仙、顔が近いよ!!」

 

 

てゐちゃんはうどんげちゃんの態度にドン引きしていた。

 

 

「ねぇ、てゐ…」

 

 

「な、何?」

 

 

「チューしよう♪」

 

 

「なっ!?…な、な、な、な、何言ってるの!?…私はそんな趣味は無いよ!!」

 

 

「ウフフフ♪」

 

 

うどんげちゃんが妖しく笑って、てゐちゃんを押し倒した。

 

 

「鈴仙、止めて!!…お願い止めて!!…潤んだ目で見るな!!…顔を近付けるな!!……アッー!!」

 

 

………止めた方が良いかな?…これ以上はこの小説が危ない…

 

 

「鈴仙の……バカぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

「ぎゃん!!」

 

 

てゐちゃんが泣きながら近くに転がってた石で、うどんげちゃんの頭を殴った……うわぁ、うどんげちゃん気絶しちゃった…

 

 

「うっ…うっ…初めてだったのに…」

 

 

「えっ!?…何万年も生きてファーストキスまだだったの!?」

 

 

僕は思わず驚きの声をあげちゃった☆

 

 

「何!!…何か文句あるの!?」

 

 

「いや、別に無いけど……ちょっと意外だな〜と思っただけ」

 

 

「シオン!!…私はそんなに遊んでる様に見えるか!!」

 

 

「そんな風には思って無いよ…ただ…」

 

 

「ただ何よ!?」

 

 

「いや……別に…」

 

 

「何が言いたいのよ!?」

 

 

「…もしかして、今まで付き合っ…」

 

 

「うるさい!!…それ以上言うな!!…大体アンタだってキスした事無いでしょ!!」

 

 

「そりゃ……僕は12歳だからキスした事無いのは変じゃないでしょ?」

 

 

「ぬがぁぁぁぁ!!…何か頭に来るね!!」

 

 

てゐちゃんは頭を抱えて怒りの咆哮をあげた。

 

 

「こうなったら、私が奪ってやる!!」

 

 

「えっ!?…それはヤダ…」

 

 

「何だと、ゴルァァ!!」

 

 

突然、てゐちゃんが腹を空かせた肉食獣みたいに僕に襲い掛かった。

 

 

「うわぁっ!!…何するの!?」

 

「ふっふっふっ、チューしてやる…光栄に思うウサ…」

 

 

てゐちゃんが馬乗りになって僕に言った……目が据わってる…やべぇ…

 

 

「覚悟しろぉぉぉ!!」

 

 

「ちょっと、待って!!…顔を近付けるな!!…止めて!!……アッー!!」

 

 

次の瞬間、てゐちゃんはフランちゃんの弾幕に吹っ飛ばされた。

 

 

「シオン、大丈夫?」

 

 

「うぅ…僕の初めてが…」

 

 

「……手遅れだったみたいね…」

 

 

フランちゃんが、何処と無く悲しそうに呟いた。

 

 

「メリル……何か凄い所に遭遇しちゃったね」

 

 

「…………そうね……」

 

 

ライカとメリルの声が聞こえた……どうやら二人は僕達の様子を見に来たみたいだね。

 

 

「マスター、この惨状は何ですか?…酷い有り様じゃないですか」

 

 

「…事の発端はそこで転がってる、てゐちゃんにあるんだけどね」

 

 

メリルは気絶してる、てゐちゃんを見て溜め息をついた。

 

 

「…何れにしろ、このばか騒ぎをどうにかしないといけませんね……仕方有りません、私がどうにかしましょう」

 

 

「どうにかって、どうするつもり?」

 

 

「彼女達には少し頭を冷やして貰います……召喚装置起動!!…現れよ、ダゴン!!」

 

 

地面に巨大な召喚陣が現れる……って不味い!!

 

 

「ちょ!!…フランちゃん、急いでミスティアに上空に逃げる様に伝えて!!」

 

 

「えっ?…急にどうしたの?」

 

 

「急いで!!…非常に危険な状態だから!!」

 

 

「うん、解ったよ」

 

 

フランちゃんはミスティアの所に走って行った。

 

 

「ライカ!!…屋台を持ち上げて上空に待避して!!」

 

 

「了解ですぅ〜」

 

 

ライカはそう言って屋台を持ち上げて上空に飛んで行った。

 

 

「シオン、何が始まるんだい?」

 

 

「萃香ちゃんも巻き込まれたくなかったら逃げて!!…じゃあ先に行くよ!!」

 

 

僕も慌てて上空に待避した。

 

 

「シオン、どうしたの?…急に待避しろなんて」

 

 

「ミスティアの言う通りだよ、何が起こるの?」

 

 

「…二人とも、見てれば解るよ」

 

 

僕達三人は上空から地上の様子を見た。

 

 

すると召喚陣から巨大な化け物が姿を現した。

 

 

「……何アレ?」

 

 

「ダゴン、旧世界の支配者の一柱だよ」

 

 

僕はフランちゃんの質問にそう答えた。

 

 

そして、遠くでメリルがダゴンに指示を出していた。

 

 

「ダゴンよ、あの酔っ払いどもの頭を冷やしてやれ!!」

 

 

「…解った、任せよ」

 

 

ダゴンが魔力を解き放つと唐突に津波が発生し、酔っ払い達を押し流した。

 

 

皆、抵抗する間も無く津波に巻き込まれたけど……

 

 

「イヤッホゥー♪」

 

 

…萃香ちゃんだけ瓢箪に乗ってサーフィンを楽しんでいた……鬼って凄いね…

 

 

暫くして波が引いて皆の姿が見えたけど……皆、気絶しちゃってる……いや、気絶で済むってのも凄い話だけどね…

 

 

「ではサラバだ」

 

 

ダゴンはそう言って元の世界に帰って行った。

 

 

「…どうやら、皆さん頭が冷えた様ですね」

 

 

メリルが僕に近付いてそう言った。

 

 

「そうだね、でも…やり過ぎじゃないかな?」

 

 

「マスターが言っても説得力がありませんよ……それに…」

 

 

「それに?」

 

 

「………マスターの初めてを奪ったんです…この位の仕返しはさせて貰いませんと」

 

 

メリルはクスクス笑いながら言った。

 

 

……珍しいね、メリルが笑うなんて…

 




ここまで読んで戴いて有り難うございます。


今回は……まぁ、酔っ払いは質が悪いと言う回です。

…と言うか…キス魔発生しすぎでしたね。

何とか収拾がつきましたが……色々と失う物が多かったですね。


次回、皆二日酔い!!
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