魔法使い君が幻想入り   作:猫太子

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メテオパラサイト


メテオパラサイトとは隕石に寄生して宇宙を飛来し、隕石が落ちた惑星で増殖を繰り返し惑星を食い尽くす…

その規模によって等級が別れており、上から0級、準0級、特1級、1級、準1級、2級、3級、4級、5級、6級と別れている。

0級にもなると恒星すらも食い尽くすと言われ、FF4のゴルベーザーすら恐れる。


また、2級以上は高度な知能を持ち言語を理解するが、未だに彼等と意思の疎通を図る事が出来た者はいない。


これは恐らく我々、人類とメテオパラサイトの価値観、感性、思考形態が大きくかけ離れてると思われる。

この生物は第一種災害生物として認定されており、召喚契約を結んだ者には厳罰が処せられるが……そもそも意思の疎通が出来ない為、実際に処罰された者は未だに居ない。


紅魔館「もう止めてくれ」

今、僕は紅魔館で屋敷の修復を手伝っている。

 

 

前回、フランちゃんと激しく弾幕ごっこした結果…紅魔館に甚大なダメージを与えちゃった…てへっ☆

 

 

取り敢えず、中庭に開けた大穴をどうにかしろと言われたので、先ず穴を塞ぐ為に色んな物を詰めたんだけど(隕石とか隕石とか隕石)

 

 

そのせいで地下室が完全に埋まっちゃった☆

 

 

だから、フランちゃんの部屋も埋まっちゃったんだけど……フランちゃんはあまり気にしてなかったよ。

 

 

レミちゃんは怒ってたけど、まぁそれはそれで…

 

 

おかげでフランちゃんは今、レミちゃんの部屋で寝泊まりしてるんだって♪

 

 

で、中庭の穴埋め作業はそれで終わったかと言うと…実はそうじゃないんだよね…今、僕達は……

 

 

「魔理ちゃん、右から回り込んで!!」

 

 

「ああ、解った……!!…霊夢!!…そっちに行ったぞ!!」

 

 

「ああ…もう、めんどくさい!!…コイツ、しぶと過ぎよ!!」

 

 

実は僕が召喚した隕石の中にメテオパラサイトが混ざってたんだよね…

 

 

このメテオパラサイトってのは中規模以上の隕石に寄生して、宇宙を渡り隕石が落ちた惑星で増殖を繰り返して惑星を食い尽くすと言う生物なんだ。

 

 

普通、隕石を召喚する時はメテオパラサイトが紛れない様に召喚陣にフィルターを掛けるんだけど……うっかりフィルターを掛けんの忘れちゃったんだよね☆

 

 

何で忘れたかって?…だってさ〜、慣性殺すのに気を取られてたんだもん…

 

 

ちゃんと慣性を殺さないと宇宙速度のまま召喚されちゃうから、放っておいたら幻想郷が無くなっちゃうよ

 

 

……召喚した隕石の質量を考えると……下手したらライカとメリルが誘爆するかも…

 

 

だから、フィルター掛け忘れんのも仕方無いよね☆

 

 

そんな訳で今、紅魔館の中庭はメテオパラサイトの触手だらけなんだ♪

 

 

……因みに屋敷の方はレミちゃん達が踏ん張って侵入を抑えてるよ☆

 

 

 

「う〜ん、規模からして特1級のメテオパラサイトだねぇ〜」

 

 

「何だ、それは?」

 

 

「つまりね、魔理ちゃん…放っといたら3日でこの星を食い尽くしちゃうって事☆」

 

 

「そうか……ってマジかよ!!」

 

 

「ホント、びっくりだよねぇ〜、メテオパラサイトなんてフィルター無しでも入り込む確率は天文学的なのに……この中で誰か不幸体質の人居るのかな?」

 

 

「…まぁ、幻想郷には疫病神とか祟り神をルーツにしてる奴が居るからな…」

 

 

「魔理ちゃん、それ本当?…幻想郷って非常識だね…」

 

 

「お前が言うな!!」

 

 

…二人して叫ぶ事ないじゃん…

 

 

僕達がくっちゃべってる間に触手が一斉に襲い掛かる

 

 

「このっ!!…気持ち悪いんだよ!!…恋符 マスタースパーク!!」

 

 

「か弱い乙女にそんな猥褻物近づけんな!!…霊符 夢想封印!!」

 

 

魔理ちゃんのごん太ビームと博麗霊夢の弾幕が触手に襲い掛かり、次々と薙ぎ倒していく。

そして、地中からアンモナイトにも似た本体が姿を表した。

 

 

それと同時に、地中から更に触手が大量に現れ一斉に魔理ちゃんに襲い掛かった…それを見て僕は…

 

 

「МΨПヰЙΔЩР(メテオパラサイトさん…あっちの巫女さんを襲った方が映えるよ)」

 

 

「(チラッと博麗霊夢を見る)………О∬∠(おk)」

 

 

僕達は解りあった…

 

 

そして、触手は方向転換し博麗霊夢に襲い掛かる。

 

 

「ってアンタ!!…今、何かしたでしょ!!」

 

 

触手を薙ぎ払いながら博麗霊夢が叫んだ。

 

 

「え〜、知らないよ〜♪」

 

 

「嘘つくな!!…このっ!!」

 

 

博麗霊夢は怒鳴りながら僕に弾幕を放ったが……メテオパラサイトの触手が弾幕を全て弾いた。

 

 

「⊥∃∀ΓΨ(サンキュー、パラちゃん♪)」

 

 

「ЙЩ&£∧∪(何の、少年は志しを共にする同士……助力は当然にして必然!!)」

 

 

「П∬$§ヱ⊥(じゃあ、パラちゃん、一気にケリをつけよう♪)」

 

 

「ЮР∃ΓЙ(応!!…我等の力、知らしめようぞ!!)」

 

 

そして、僕とメテオパラサイトは博麗霊夢と魔理ちゃんに最後の勝負を挑んだ………アレッ?…なんか、おかしいぞ?

 

 

「って裏切るなー!!」

 

 

博麗霊夢と魔理ちゃんが異口同音で叫んだ………ほんと、どうしてこうなった?

 

 

こうして、僕・メテオパラサイトvs博麗霊夢・魔理ちゃんのタッグマッジが夜まで続いた。

 

 

まぁ、最終的には突如現れた紫ちゃんが青ざめた顔してメテオパラサイトをスキマで宇宙に帰しちゃったんだけどね…

 

 

あっ、でも最後にメテオパラサイトと召喚契約が出来たんだ♪

 

 

「Й∩£ЩΨ(少年、何かあった時は力を貸そう…ではさらばだ…再び相まみえようぞ!!)」

 

 

…だってさ…やった♪…得しちゃった♪

 

 

まぁ、そんなこんなで穴埋め作業は終わったんだけど……まだ屋敷の修復が残ってんだよね…

 

 

因みにライカは図書館でパチュリーちゃんの手伝いをメリルは咲夜ちゃんの手伝いをしてるんだ。

 

 

何でかと言うと、ライカはパチュリーちゃんに気に入られてパチュリーちゃんが離さないんだ。

 

 

何でも、泥棒センサーとネコババセンサーが気に入ったみたい……たまに図書館から魔理ちゃんの悲鳴が聞こえたけど、関係あるのかな?

 

 

メリルは咲夜ちゃんと二人で炊事、洗濯をやってるんだ……まぁ、メリルは家事スキルが高いからねぇ〜

 

 

だから、屋敷の修復は僕と魔理ちゃんと博麗霊夢でやってるんだ♪

 

 

ハッキリ言って無茶振りだよ…

 

 

しょうがないから、ショゴスやナイトゴーント、ミ=ゴにティンダロスの猟犬を大量に召喚して手伝わせたんだけど…

 

 

…それを見たフランちゃんが発狂、大暴れして屋敷を壊して回っちゃって仕事が増える始末。

 

 

もう、めんどいからクァチル・ウタウスを召喚して屋敷の時間を巻き戻して貰おうと頼んだけど…

 

 

「チロルチョコ三つでやってられるか!!」

 

って怒って帰っちゃった…

 

 

だから、やむを得ず量産型の自動人形を何体か作って修復させているんだ。

 

 

…ただ、コイツら作るのにメチャメチャ金が掛かるんだよなぁ〜…お陰で、こずかいがパーだよ。

 

 

まぁ、なんやかんやあって屋敷の修復のメドがたったんだ(量産型とは言え常人10倍の労働力)

 

 

因みに、ここまでで一週間は経ったよ。

 

 

それで、今僕が何をやってるかと言うと…

 

 

「待ちなさい!!…逃げるな!!」

 

 

レミちゃんにおいかけられてるんだ…

 

 

実は咲夜ちゃんとメリルの手伝いでレミちゃんのおやつのケーキを一緒に作ってたんだけど……間違って濃縮ハバネロエキスを大量に入れちゃったんだよね☆

 

 

あまりの辛さにレミちゃん卒倒しちゃったんだ。

 

 

その後、直ぐ起きてレミちゃんに追いかけ回されてるんだ。

 

 

「どこに居るの!!…出てきなさい!!」

 

 

フッフッフッ、まさか自分の寝室に隠れてるとは思うまい……と、そこへ…

 

 

「何してるの?…シオン…」

 

 

フランちゃんが声を掛けてきた……そう言えば、今フランちゃんはレミちゃんの部屋で寝泊まりしてるんだったな…

 

 

「かくれんぼだよ♪…そう言う、フランちゃんは何してるの?」

 

 

「私は退屈だから、図書館から本を借りて読む所だけど……この本、難しい字ばっかで…」

 

 

と、フランちゃんは本を見せながら困った顔で言った。

 

 

「どれどれ…………これ、ドイツ語の小説だね…ちょっと貸して」

 

 

「良いけど…読めるの?」

 

 

フランちゃんはそう言って本を渡した。

 

 

「ん〜と………「ああ、ダメよ、旦那様が帰ってきちゃう」彼女は口ではそう言うが満更でも無い様子だった…」

 

 

「!!」

 

 

「そして、僕は彼女の耳たぶを優しくそっと噛んだ…「あぁ〜」…彼女は甘く切ない声を上げた」

 

 

「!!!!」

 

 

フランの顔が赤くなっていくのに気付かず僕は読み続けた。

 

 

「しだいに火照り始めた彼女に僕は興奮し、やがて…まさぐる様な手つきで…」

 

 

「ちょっ!!…ちょっと、シオン!!」

 

 

「そして僕は彼女の(バキューン!!)をそっと(バキューン!!)し、(バキューンバキューン!!)を優しく(バキューン!!)そして僕の(バキューン)を彼女の(バキューン、バキューン、バキューン!!)」

 

 

「もう良い!!…もう良いよ、シオン!!」

 

 

フランちゃんは真っ赤になって僕を止めた。

 

 

「…ねぇ、フランちゃん…」

 

 

「な、何?」

 

 

「これって、つまりどう言う事?」

 

 

フランちゃんは爆発した…

 

 

「私に聞くなぁぁぁぁ!!」

 

 

紅魔館の一画で謎の爆発が起きた。

 

 

そして、事の次第を聞いたレミちゃんに…

 

 

「お前は人の妹に何さらしとんじゃぁぁぁぁ!!」

 

と、激しくシバかれた。

 

そして、皆で夕食を食べる時、レミちゃんは仏頂面でフランちゃんは席を僕から思いっきり遠ざけて真っ赤な顔して睨んでいた。

 

 

「う〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

 

唸り声をあげて睨んでくるフランちゃんを見て魔理ちゃんは訝しげに聞いてきた。

 

 

「なあ、フランの奴…どうしたんだ!!」

 

 

「…どうせ、シオンが何かやらかしたんでしょ!!」

 

 

「うん、博麗霊夢…実はね…」

 

 

と、僕が説明しようとすると…

 

 

「言わなくて良いわよ!!」

 

 

「言わなくて良いよ!!」

 

 

レミちゃんとフランちゃんに怒鳴られちゃった☆

 

 

「……何があったか知らないけど、程々にしろよ…」

 

 

「うん、解ってるよ魔理ちゃん…」

 

 

多分ね…フフフフ♪

 

 

「マスター、屋敷の修復の方はどうなりましたか?」

 

 

「メリル、そっちは後1日で終わるよ……何事も無ければね♪」

 

 

「何事も起こさないで下さい」

 

 

メリルぅ〜、僕は別に騒ぎを起こす気なんて……ちょっとしか無いんだけど…

 

 

「所でマスター、あの量産型はどうするんですぅ〜?」

 

 

「ん〜、ライカにあげる♪」

 

 

「いらないよ〜、ちゃんと自分で処分してよ〜」

 

 

処分ねぇ〜、無駄に頑丈だからスクラップにするのに一苦労なんだけどな〜

 

 

「いらないなら、こちらで引き取るわよ?……労働力として使いたいわ」

 

 

「ホント?…じゃあレミちゃんにあげた♪…後で使い方を教えてあげる」

 

 

「そう、じゃあ後で教えて頂戴」

 

 

そして、僕達は夕食を食べ終え各々の部屋に戻った。

 

 

因みに量産型の使い方をレミちゃんに教えた時、労働力以外に戦闘力でも使える事を知ってレミちゃんは大層喜んでいたよ。

 

 

翌日、遂に修復作業が完了した。

 

 

「終わったねぇ〜、いや〜長かった☆」

 

 

「作業は殆ど量産型がやってましたけどね」

 

 

メリル、それは言わないの…

 

 

「これで、解放されるな?…霊夢…」

 

 

「そうね、魔理沙…ホント長かったわ…」

 

 

二人も安堵の表情を浮かべてた………油断しない方が良いよ?……フフフフ♪

 

 

「マスター、悪い顔してるねぇ〜♪」

 

 

「僕は何も企んで無いよ♪」

 

 

今回は本当だ。

 

 

「御苦労様です…お陰様で屋敷の復旧は終わりました」

 

 

「今度は壊さないでよ?」

 

 

咲夜ちゃんとレミちゃんが声を掛けてきた……解ってるよ、レミちゃん♪

 

 

「それにしても、あの被害から僅か一週間で……凄いけど、貴方達がその被害を出したんですよね…」

 

 

「ミリンちゃん、そんなに呆れなくても…」

 

 

「だから、私は紅美鈴です!!」

 

 

わわっ!!…そんなにポカポカ殴らないでよ!!…紅美鈴の力で殴られたら骨折れちゃう……どうせなら、コブラツイストで…

 

何て考えてたら博麗霊夢にガツンと頭をドツかれた。

 

 

「いった〜!!…何するんだよ!!」

 

 

「アンタ今、ろくでも無い事考えてたでしょ!!」

 

 

博麗霊夢…何故、解ったの?…もしかして、エスパー?

 

 

「何をじゃれあってるのよ二人とも」

 

 

レミちゃんが呆れた顔で言ってきた。

 

 

「別にじゃれあって無いわよ!!…全く」

 

 

「はいはい、取り敢えずこれで解放してあげるわ」

 

 

やった♪…これで不当労働から解放される♪

 

 

「じゃあ、帰ろうぜ霊夢……今回は完全に巻き込まれたぜ…」

 

 

「そうね、魔理沙…」

 

 

「大分滅入ってるね?…何なら相談に乗るよ?」

 

 

「アンタが原因でしょうが!!」

 

 

ああ、止めて!!…コメカミを拳でぐりぐりするのは!!

 

 

こうして、博麗霊夢に苛められながら帰路に着くのだったが、帰る直前にフランちゃんに呼び止められた。

 

 

「待って、シオン…」

 

 

「何だい?…フランちゃん」

 

 

「貴方は滅茶苦茶だけど、貴方のお陰で地下室から解放されたわ……それだけは礼を言うよ…」

 

 

「…そう…良かったね……でも、言っちゃあなんだけど、また新たに地下室をレミちゃん達が作ったら…」

 

 

「その心配は無いわ…姉様が言うには……確かにフランの力は危険だけど、世の中にはもっと危険な奴が野放しになってるわ…それに比べたらね……って頭を抱えて言ってたわ…」

 

 

「ふ〜ん、誰なんだろうね?」

 

 

「貴方、本気で言ってるの?……まぁ、良いわ…また来てね…今度こそ決着をつけてやるから」

 

 

「解ったよ……じゃあ、またね♪」

 

 

そして、僕達は博麗神社に帰って行った。

 

 

途中で魔理ちゃんは自分の家に帰る為に別れたけど…

 

 

「じゃあな、次は穏便に頼むぜ」

 

 

「バイバイ、魔理ちゃん、期待しないで待っててね♪」

 

 

「いや、期待させろよシオン…」

 

 

そして、僕とライカとメリルと博麗霊夢は神社に帰ってきた。

 

 

「あ〜〜、疲れた……並みの異変以上に辛かったわ…」

 

 

「やっと帰って来れたね♪……所で博麗霊夢…」

 

 

「何よ、シオン…」

 

 

「僕達、何しに紅魔館に行ったの?」

 

 

僕の言葉を聞いて博麗霊夢は叫び声を上げた。

 

 

「あーー!!…アンタ達を押し付けんの忘れてたー!!」

 

 

あらら…ドジッ子だなぁ〜

 

 

「こうなったら、もう一辺話しをつけてやる!!…例え力ずくでも!!」

 

 

そう言って博麗霊夢は再び紅魔館にすっとんで行った。

 

 

「行っちゃったね〜♪…でも、生きて帰ってこれるかな?」

 

 

「マスター、それはどういう意味ですか?」

 

 

「メリル、実はね…昨日あげた量産型をミリンちゃんと一緒に門番につけたみたいなんだけど…」

 

 

「そう言えば、そんな話しをしてましたね…」

 

 

「あの量産型の戦闘力、1体辺り、FF6のガーディアン10体分に相等するんだ♪」

 

 

「…………はぁ…」

 

 

そんな溜め息つかないでよメリル…

 




ここまで読んで戴いて有り難うございました。


さて、今回は前回の後始末を主人公がする回でしたが……思いっきり傷口を広げてましたね…


今回は戦闘は無しの方向で進めるつもりでしたが、出オチの為にプチ戦闘を行いましたが……軽く地球の危機でしたね。

次回、博麗霊夢…大丈夫かな?
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