ジンとウオッカが東京都高度育成学校に入学したら 作:ゆかりはるか
それからというものの、ジンとウオッカと坂柳の試験は進んでいた(専用タブレットで試験を受けているため、直接対面しているわけではない)。将棋、オセロ、トランプなどと勝負を受けているが、勝率は高くない。むしろ低い。
坂柳「最後はチェスですね」
ジン「そうだな」
坂柳「これまでそちらは1勝しかしていませんので、そちらにクラスポイントが入ることは無いことが確定しましたね」
ウオッカ「そうだな。坂柳がここまで強いとは思わなかったぞ」
坂柳「ふふ。私もこんなに勝てるとは思いませんでした。最後はお喋りでもしながら勝負しませんか?」
茶柱「一応試験だぞ」
坂柳「まぁまぁ、いいじゃありませんか。もうクラスポイントが動くことはなくなっていますし、最後はプライベートなことを話しながら試験をしても問題ないと思いますが」
茶柱「……好きにしろ」
坂柳「ありがとうございます。先手はお譲りしますよ」
ジン「俺がいこう」
ウオッカ「俺が助言するのはありか?」
坂柳「構いませんよ」
自分からやると言い出したジンであるが、チェスは全くやったことがない。駒の動きなら分かるが、こうしてプレイすることはほぼ初めてだ。ちなみにウオッカも同様である。
2人とも、どの駒をどう動かすか内緒話をしながらも、坂柳は喋る
坂柳「この動かし方…初心者ですか?」
ジン「恥ずかしながら」
坂柳「そうですか。なら悪いことをしてしまったかもしれませんね」
ウオッカ「そもそも試験に対応できない俺達の能力不足が原因だから、そう言う必要はないぜ」
坂柳「そういうことならそう受け取っておきますね」
ジン「それにしても坂柳はゲーム強いな。何かこういうゲームの大会に出ているのか?」
坂柳「いえ。これらは別段努力をしなくても出来るものです」
ジン「そうなのか? でも最初の方は難しくて負けていたんじゃないか?」
坂柳「私にかかればこの程度は朝飯前です。お2人は何か得意なことがありますか?」
ジン「得意なこと? 改めて言われると難しいな…なんだろう」
ウオッカ「特にこれといっては無いような…」
坂柳「……そうですか」
坂柳はとても退屈そうな返事をしてきた。得意なこと…死体作りとか言えそうにないため、ここでは曖昧にするしかない
ジン「坂柳は何が得意なんだ?」
坂柳「私は先天性心疾患を患っているため、運動の一切が出来ませんが頭脳には自信があります」
ジン「あぁ。足か」
坂柳「はい」
ウオッカ「頭脳っていうと、謎解きか?」
坂柳「それも自信がありますよ」
ジン「運動が出来ないのは辛そうだな。水泳は出来るのか?」
坂柳「泳げませんね。体育の授業も全て見学しています」
ウオッカ「やけに話してくれるがいいのか? 他クラスの人にこういうことを言って」
坂柳「別に問題ないですよ。すぐに調べられることを話しています」
ジン「そうなのか。そう言えば、この前デッキでAクラスの人…えっと葛城とかいう男子がクラスメイトのほとんどに責められていたが、彼はなんであんな風になっていたんだ?」
坂柳「私が聞いた話によると、取得ポイントが想定よりも低かったせいで責められているようですね。そういえば噂でお聞きしたのですが、Dクラスは全員リタイアしたとかなんとか」
ジン「あぁ。全員リタイアしたぞ。理由は知っているのか?」
坂柳「一応聞いてはいますが…」
ジン「そうかい。知っているなら言わないけどな。聞いても気持ちの悪い話だろうし」
坂柳「そうですね。同じクラスではなくてホッとしましたよ。無人島のような試験で、身動きが制限される私は間違いなく狙われるでしょうし」
ジン「坂柳さんは運動が出来ないと言っていたが、護身術は?」
坂柳「身に付けております。ですが数で囲まれる、不意打ちを受けるなどではひとたまりもありませんね。確か須藤君、池君、山内君でしたか?」
ジン「あぁ。山内が自分の下着の中に、女子の下着を突っ込んでいたよ」
坂柳「茶柱先生。今のは間違いないんですか?」
茶柱「……あぁ。それとお前ら、少し喋りすぎだぞ」
坂柳「まぁまぁ。退学になりそうな案件なんですが、彼はどのような処分を受けるのでしょうか?」
茶柱「他クラスのお前には言えないな」
坂柳「つまり何かしらの処分は受けると」
ウオッカ「むしろ受けなかったら、こういう事件が多発しそうだしな」
ジン「……いやー困ったな。全く歯が立たない」
ウオッカ「立たな過ぎて笑えてきますね」
ジン「ここまで盤面を制圧されたら、もう何も出来ないよな」
坂柳「降参しますか?」
ジン「あぁ。負けたよ」
坂柳「ではチェスも私の勝利ですね」
茶柱「これにより、ジンとウオッカの特別試験を終える。通信を切るぞ」
坂柳「お疲れ様でした」
ジン「おつだ」
ウオッカ「またな」
坂柳「えぇ。機会があれば」
通信を終えると、タブレットを茶柱に渡して部屋を出る。どうやら2人以外が受けている試験も終えたようで、少しした後に結果発表になるようだ。部屋に戻ると、そこには堀北と綾小路がいた
ジン「2人ともどうした?」
堀北「そっちの試験の結果を聞こうと思ってね。どうだったかしら?」
ウオッカ「負けたわ」
ジン「クラスポイントのマイナスは無い。すまんな、勝てなくて」
堀北「別にたかが10ポイント。そこまで責任を負う必要はないわ。そもそも学校の事情で2人は別試験を受けさせられているのだから、誰も文句は言わないわよ」
ジン「そうなら助かる」
堀北「じゃあ私はこれで」
堀北は綾小路を置いていって部屋を出て行った。綾小路は「え、置いていくの?」とぽかーんとした顔で堀北の出て行った扉の方を見ている。
ジン「そっちはどうだったんだ?」
綾小路「まぁ、悪くはない結果じゃないか?」
ウオッカ「なんで疑問形なんだ」
綾小路「俺は堀北の指示で動いていたからな。詳しいことは何一つ分からないんだ」
ジン「綾小路に作戦の概要を聞かせてもいないのか?」
綾小路「あぁ。私の言うことを聞いていればいいんだよって感じでな。取り付く島もないんだ」
ジン「それは…前から思ってはいたが、少し前を見過ぎているような気がするな」
綾小路「同感だ」
ウオッカ「綾小路はこれからどうするんだ? 誰かと会う約束をしているのか?」
綾小路「いや…特には…」
ジン「そうか。ウオッカ、行くぞ」
ウオッカ「はいですぜ」
ジンとウオッカは綾小路を置いていくと、「俺ってそんなにどうでもいい存在なのか」という感じで落ち込んでいる綾小路の顔を横目で見ながら部屋を出て行った。
ジン「……気付いているか?」
ウオッカ「軽井沢恵ですよね?」
ジン「あぁ」
結果が公開されてから周りを見ていると、どうも軽井沢が綾小路のことをジッと見ている回数が増えているように思える。最初は恋愛系かと思ったが、どうも綾小路を見る目が不気味なものを観察しているような感じなのだ。ちなみに試験はほとんどCクラスの1人勝ちだった。
ジン達も綾小路を見ると、そこには龍園とその仲間が堀北と綾小路を囲んでいた。龍園はとても機嫌が良さそうにしており、堀北は何が何だか分からないという感じで、綾小路は何とも思っていないような顔をしていた。
ジン「……櫛田」
ウオッカ「良く見ないと気付きませんが、嘲笑していますね」
ジン「堀北のことを嫌いって教室で言っていたくらいだし、あいつの動揺顔を見て喜んでいるんじゃないかな」
ウオッカ「嫌いな奴の動揺している顔ほど、面白いものは中々無いでしょうしね」
ジン「そうだな…ん?」
何やら騒がしくなっていた。中心にいたのは、今をときめく学年の有名人だった。
「山内てめぇふざけんじゃねぇぞ!」
「勝手に動いてしかもその結果がクラスに不利益をもたらすなんて最低!」
「もう退学しろよこのカス!」
「キモイから退学して!」
「おいみんな、あいつ勝手に動いてしかもクラスに不利益をもたらしたらしいぜ!」
「えー! 女子の下着をめちゃくちゃにしてしかもそれって…」
「めっちゃ笑えるんだけど! ぎゃはは!」
山内「んだとぉ! このやろうぉぉ!」
須藤「おい、殴りかかったらやばいって!」
池「落ち着け! お前らもそんなことばっかり言うなよ!」
Dクラスだけでなく、まさかのABCクラスからも罵声が出ている。全クラスから罵声を受けていながらも、言い返すその気力は中々だと思うが、やはり戦いは数なのか、無様に言葉で殴られ続ける山内
組み付こうと山内が近くの生徒に近づくと、誰かが山内の足を払い、床に接吻させた
「おい! 何してんだ犯罪者!」
「いい気味だねぇ!」
そんな感じで盛り上がっていると、教員達が駆けつけて解散させた
ジン「これは…」
ウオッカ「なんてひどい奴らですかね」
男子達からは面白そうな、女子達は面白そうと軽蔑の視線が山内に刺さる。山内は教員達に連れていかれた
松下「あ、ウオッカ君―」
近くに来た松下
ウオッカ「よう。試験どうだった?」
松下「ダメだったよー。そっちは?」
ウオッカ「こっちもダメだったよ」
ジン「難しくてな」
松下「まぁしょうがないと思うよ」
佐藤「あ、ジン君」
椎名「ジンさん、こんにちは」
ジンの下に2人の女子がやってくる。1人はクラスメイトのギャル佐藤麻耶。もう1人はCクラスのぽわぽわした女子椎名ひより。
佐藤「えっと、ジン君。この人は?」
ジン「読書仲間の椎名ひよりさんだ」
椎名「いつもみたいに椎名で良いんですけどね。初めまして、Cクラスの椎名ひよりです」
佐藤「は、初めまして! ジン君の友達の佐藤麻耶ですっ!」
椎名「友達なんですか? てっきり恋人かと思いました」
佐藤「な、な、なんでそうなるのかなぁ!?」
佐藤は一瞬で顔を真っ赤にして手をブンブンと振っている
椎名「いや。それくらい親密な感じに見えたので。私もジン君とそれくらい仲良くなりたいものです」
ジン「……」
佐藤「え、し、椎名さんも、そ、そうなのかなっ!?」
松下「……おやおや~」
ウオッカ「これはこれは…」
佐藤はジンの腕を掴み、自分の腕と絡める
佐藤「ジン君、あっちで一緒にお茶しよ!」
ジン「あ、あぁ。椎名もまたな」
椎名「はい。今度はお茶でもしながら話しましょうね」
佐藤「~~!」
佐藤はジンを引きずるように連れて行こうとするが、ジンの体格が大きいのと佐藤が非力なこともあって、おもちゃやお菓子を買ってもらえず親の服の袖を掴んで泣きわめく子供みたいになっていた
ジン「お、おい佐藤?」
佐藤「ほら、行こう!」
このままだと視線が集まると思ったジンは佐藤についていくことにした。
(ウオッカside)
取り残されたウオッカ、松下、椎名の3人。椎名は少し残念そうにしている。
松下「……椎名さんだよね?」
椎名「はい。あなたは?」
松下「私はDクラスの松下千秋。よろしくね」
ウオッカ「同じくウオッカだ」
椎名「はぁ。どうも」
ウオッカ「兄貴の連絡先が欲しいなら渡そうか?」
椎名「兄貴? 2人は兄弟なんですか?」
ウオッカ「そんなところだ」
椎名「欲しいです」
ウオッカ「そうか。じゃあまずは俺と連絡先を交換しないか? そしたら兄貴の連絡先も渡せるからよ。あ、兄貴からは許可をもらっているから大丈夫だぜ」
松下「許可?」
ウオッカ「俺が大丈夫と思った人なら、連絡先を渡してもいいって言われているんだ」
松下「へー」
椎名「じゃあ交換しましょう」
椎名と連絡先を交換した後に、ジンの連絡先を渡すと、椎名は僅かではあるが頬を緩ませていた。そんな椎名の可愛さを見て少しだけニヤけるウオッカ
椎名「ありがとうございました。後で連絡してみます」
ウオッカ「おう。じゃあまた今度な。兄貴のことで悩みがあったらいつでも聞くぞ」
椎名「はい。その時は相談しますね」
軽い足取りで去って行く椎名。去って行く背中姿を見終わり、松下の方を見ると
松下「……ウオッカ君ってさ…」
ウオッカ「ん?」
松下「……」
少し苛立っているような声色。松下はウオッカを軽く突くと
松下「…なんでもない。また明日ね」
ウオッカ「? おう。また明日。おやすみ」
松下「おやすみなさい~」
松下はウオッカに顔を見らえないように去って行く。突かれたところが意外といい角度で当たっていて、なんともない顔をしていたウオッカだが、姿が見えなくなったのを確認すると、手で擦り始める
ウオッカ「いてて…結構いいの貰っちまったな…」
何がなんだか分からず、ウオッカは先に部屋に戻ろうとすると、1つメールが来ていた。差出人はジン
ウオッカ「…っふ」
(ジンside)
佐藤「じ、ジン君はさ! 好きな人とかいるの?」
佐藤と共にカフェにやってきた。静かなBGMと夜景があり、昼間の時と違い雰囲気がある。大人の雰囲気だ。
ジン「…あぁ、いるぞ」
そう言って佐藤の目をジッと見る。向かいにいる佐藤は顔を真っ赤にしながらもジンから目を外さないようにしている。
佐藤「そ、そ、そうなんだ! その…えっと…そのね…あの…」
身体をもじもじさせて視線をしたに向ける佐藤。彼女の両手は開いたり閉じたりを繰り返していて慌てているのが見て取れる。それから彼女は大きく深呼吸をして
佐藤「その…もしよければ、だ、誰が、す、好きなのかな…なんて…」
人差し指をくっ付けて上目遣いをする佐藤。ジンは佐藤に優しく微笑むと、更に顔を真っ赤にさせて口をパクパクさせている
ジン「佐藤」
佐藤「ひゃ、ひゃい」
ジン「今夜一緒に過ごさないか」
佐藤「え、えぇ!?」
佐藤が大きな声で驚くと、店内にいる人達がこちらに視線を向けてくる。ジンは席かた立ち上がり、軽く謝罪をすると視線はすぐになくなる。佐藤はうっとりとした目でジンを見ている
ジン「俺は今夜佐藤と一緒にいたい」
佐藤「それって…わっ!」
ジンは佐藤の両手を優しく包み込んで、顔を近づける
ジン「いいか?」
佐藤「…その、うん。わ、私も、い、一緒にいたい…と思うから…」
ジン「良かったら俺の部屋に来ないか? 同室の奴は用があるらしくて、今日は戻ってこないんだ」
佐藤「…」
佐藤はうなじまで真っ赤にしたままうなずく。その顔は普段見せる女子の笑みではなく、1人の女という顔をしていた。2人分の会計を済ませて、佐藤の手を握り、部屋に向かって歩き出した。
深夜
ウオッカ「どうでした?」
ジン「初めてだったようだな。中々良い具合だった」
ウオッカ「今度俺も誘うので、その時はお願いしますね」
ジン「あぁ」
ジンに幸せそうな顔をしてくっ付いているのは佐藤麻耶。ジンと佐藤は裸で1つのベッドで横になっている。シーツの一部は血痕があり、ベッドの下には女子の下着が落ちていた。部屋には、男女があれをしたときの匂いが充満しており、ウオッカは近くの窓を開けて換気すると、冷たい風が部屋に流れた
佐藤「んっ…」
風に当てられて身じろぐ佐藤。その際、布団が少しズレて彼女の秘部も見えた。そこは少しだけ開かれており、中のピンク色がはっきりと見える
ジン「どうだ」
ウオッカ「エロいですぜ…あぁ、どうしよう。俺もしたくなってきましたぜ」
ジン「だいぶ深く寝ているようだしな…。それに目隠しをしておけば大丈夫だろう。いざとなったら俺が声を当てるから好きにしろ」
ウオッカ「じゃあ頂きまーす」
ウオッカは来ていた服を脱いで、慣れた様子で佐藤に近づく。数分後、肌と肌がぶつかるような音がしていたが、これまでの疲れが溜まっていた佐藤は目を覚ますことは無かった
朝
佐藤「…んぁ」
ジン「よう、起きたか」
佐藤「…あれ、なんで私ここに…っ!」
ジン「おはよう、麻耶」
佐藤「ま、麻耶!?」
ジン「嫌だったか?」
佐藤「そ、そんなことないよ! ジン君なら、その大丈夫だから!」
ジン「そうか、良かった。麻耶とは仲良くしていきたいからな」
佐藤「わ、私も、これから仲良くなりたいな!」
ジン「あぁ。とりあえず服を着ようか」
佐藤「え、あ!」
今まで裸でいたのを忘れていたのか、咄嗟に布団を見に寄せて素肌を隠す佐藤。その初々しい反応がジンを興奮させていた
佐藤「ちょ、ジン君…それ」
ジン「麻耶が可愛くてな…」
佐藤「も、もう。恥ずかしいよぉ…」
布団で顔下半分を隠して潤んだ目でジンを見る。ジンは佐藤の肩を抱き寄せて軽くキスをすると、佐藤は昨日の夜と同じようにうっとりとした顔をして
佐藤「す、するの?」
ジン「麻耶としたい」
佐藤「し、しょうがないな~。うん、しょうがないよね~」
恥ずかしそうにしながらも満更でもない佐藤は、ジンのお願いを聞いて、もう一度することになった。
その後船から降りて、ジンとウオッカは部屋に戻る。ジンが持っていたスマホの映像を、特定の手段を経ないとたどり着けないようにされているファイルに入れて、その映像を2人で見ていた。
そこにはジンと佐藤が交わっており、佐藤はジンの名前を呼んで喘いでいる姿が映っていた
ジン「これでこいつは手に入ったな」
ウオッカ「いざとなったらこれを使えばいいだけですもんね」
ジン「まぁ、まだあいつからポイントを返してもらっていないからそれを使うのもありだろうがな。とりあえず佐藤はこっちが手に入れたようなものだし良いだろう」
ウオッカ「それにしても佐藤ですかい?」
ジン「あいつは軽井沢とは比較的距離が近く、誰でも話すような会話能力もある。櫛田ほどとはいえないが、使い捨てで考えるなら妥当なところだろう」
ウオッカ「なるほど。今度は3人でします?」
ジン「いや。あいつは純情だからな。ロマンチックを求めるだろうし、複数人はなしだ。それよりも、ウオッカは当てがあるのか?」
ウオッカ「椎名は龍園クラスだから、龍園に目を付けられたら面倒だし、本人もどこか油断出来ないです。松下も、結構するどいところがあるみたいで、まだ泳がせています。でもいずれ食いたいと思っていますぜ」
ジン「…佐倉愛理は?」
ウオッカ「あいつは綾小路のことが好きみたいですからね…。比較的綾小路と距離が近いから、もしかしたら綾小路が突っ込んでくるかもしれないので…なんとも。まぁ佐藤のお陰で、限界まで来ていたムラムラは解消できましたし…」
ジン「坂柳有栖?」
ウオッカ「あれはもっとなしですぜ。相当出来ますぜあの女」
ジン「あとは…橘茜は無しだな」
ウオッカ「天使なので無しですぜ。あれは愛でる存在…いわば我々のアイドル。黒の衣装を着せたら似合いそうですぜ」
ジン「想像しただけで萌えそうだな。櫛田桔梗はどうだ?」
ウオッカ「あんな堕天使相手にしたくないですぜ。やるとしても退学がほぼ確定した状態ですかね…いやでも意外といけるかも…んー…」
ジン「まぁ見つけたら教えてくれよ。今度はそっちの番だからな」
ウオッカ「はい!」
ファイルを保存して画面を閉じる。その後、2人は食事を摂って、慣れない環境で溜まっていた疲れの所為か、眠気が早くやってきたので就寝した
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