ハイスクール・フリート 〜天城、はいふり世界に出撃す〜 作:白銀の髪
艦長「艦長、機関物質消滅を確認」
副長「爆薬に設置は終わっています」
艦長「そうか、先にボートに乗っておけ」
副長「……いつもそうですね」
艦長「そうだな」
副長「はい、そうやって、いつも1人で全部抱えようとする」
艦長「そうだな、お前たちは、まだあの国で生きていく資格がある。それだけの働きをしたからな。だが、俺にその資格はない」
副長「はぁ、そう言うと思いました」
艦長「なんだ、全員脱出したんじゃないのか?」
副長「それは無理ですよ、私たち先頭妖精も、艦長を置いてこの艦を離れられるほど薄情じゃありませんから」
艦長「………………」
機関長『そうだよー、艦長』
給料課長『ええ、そうですよ、艦長』
航空長『これでもまだ信じられないのか? 艦長』
艦長「そうか…ありがとう、だが、全員に退艦してもらう」
副長「なぜ!」
艦長「俺には、この
副長「艦長がそう思うことくらい、みんなわかっています、私たちは全員、艦長についていきますよ」
艦長「そうか……ありがとう、だが、このままではどうなるかわかっているだろう?」
副長「ええ、そこまで全員一緒です」
艦長「そうか…では、全員、俺で構わないんだな?」
機関長『構わないよー、艦長』
給料課長『構いませんよ、艦長』
航空長『ああ、そうだ、艦長』
艦長「そうか…着火用意!タイミングは任せる」
副長「了解!カウント191!」
機関長、給料課長、航空長『『『了解!』』』
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機関長『
給料課長『
航空長『
副長「
艦長「…
爆炎が艦を包み始める。
艦長「次は来世で会おう、その時は、一曲、ダンスでも」
副長「喜んで」
2060年、戦艦天城は太平洋で静かに沈んで行った。
神 あなたたちは十分、人のために戦った。次はその力を使って、自由に生きて……。
艦長「あんたは誰だ?」
神 私は神、では、自由に生きて…。
艦長「神殺しの力が神によって転生とは、笑えるな」
艦長「副長、いや、不知火、この状態はどう思う」
不知火「どうも何も、転生したんでしょう、だからか、さっきまで太平洋のど真ん中だったはずなのに今は日本近海ですよ」
艦長「衛星が使えるのか?」
不知火「使えるそうです、これも神の計らいでしょうか」
艦長「神殺しの力が神によって転生するとは、どんな冗談かね」
不知火「冗談じゃなくて現実です、艦長、いや、支」
支「そうか、そうだがなぁ、あんなこと言っといて、次会った時は異世界だと、面白くないがね」
不知火「私は生きてまた会えて嬉しいですよ、支艦長」
支「そうか」
観測員「レーダーに
支「総員、警戒態勢!」
不知火「了解!」
観測員2「艦影見えます!い、インディペンデンス級?」
支「戦没したはずじゃないのか?」
不知火「ここは異世界、もしかしたら、あの戦争は起きていないのかもしれません」
支「……そうだな、警戒態勢で様子を見る、にしても黒いな」
不知火「了解しました、黒いですね」
???「こちらべんてん!所属不明艦に次ぐ!抵抗するな!」
不知火「『こちらべんてん!所属不明艦に次ぐ!抵抗するな!』だそうです」
支「了解した、べんてんに通達『我、日本国国防海軍所属、横須賀基地艦隊群第2艦隊旗艦、天城。攻撃の意思はない』だ、それから相手が乗船してきても抵抗しないよう、抵抗は相手が発砲した場合のみ認める」
不知火「了解しました、自衛権のみの行使ですね」
支「ああ」
べんてん副長「『我、日本国国防海軍所属、横須賀基地艦隊第2艦隊群旗艦、天城。攻撃の意思はない』だ、そうですが、どうしますか?」
べんてん艦長「乗り込むぞ」
べんてん副長「了解しました」
不知火「あちらは乗り込んでくるようですよ」
支「そうか、出迎えてくる。」
航海長「了解しました、相手がこちらに発砲した場合はどうしますか」
支「撃ち返して構わないが、こちらで出来るだけ指揮を取る」
航海長「了解しました」
支「行くぞ」
不知火「了解しました」
べんてん艦長「ブルーマーメイドの宗谷真冬だ。ここが…天城か?」
支「そうですよ」
真冬「あんたが…艦長か?それにしては小さいが」
支「ああそうだ、それで、何のようだ?」
真冬「急に近海に出現したから私たち、ブルーマーメイド強制執行課保安即応艦隊が動いたってわけだが、お前たちは一体何者なんだ?」
支「私たちは日本国国防海軍所属だ、そっちこそ、ブルーマーメイドとはなんだ?」
真冬「ブルーマーメイドを知らないのか⁈」
支「聞いたことがないからな」
真冬「まぁいい。とりあえずついてこい、それ以外は後からだ」
支「わかった、不知火、後は任せる」
不知火「了解しました」
(こいつ、なかなかの尻じゃねぇか…胸も服の上から見ても中々の形だし…揉み心地は良さそうだ)
真冬は不知火の胸と尻を見て触りたくなり、ゆっくりと近づいて、一気に不知火の尻を揉もうとすると、
ガチャっ
真冬「っ!?」
不知火「……、そんなにお尻が揉みたいのなら、あなたのお尻の穴を2つにしてあげますよ」
真冬の眉間に金属質なものが押しつけられる。不知火はコルトM1911を真冬に突きつけた。
不知火「安心してください、安全装置が入ってますから。小粋な不知火ジョークです」
真冬「すまねぇ、こっちに非がある」
(こいつら、本当に何者なんだ?)
不知火「そうですか、で、どうしますか?艦内を案内してもいいですし、このままべんてんにもどってもらっても構いませんよ」
真冬「戻る、また港でな」
不知火「わかりました」