最近、投稿が遅くなっている中、いつも見て頂いてる皆さん、誠にありがとうございます。
早速ですが結論から言いますと、この小説のリメイク版を作りました。
最近いろいろとあったりメッセージで書き直した方が良い、と 言う物が最近になって増え、オリ主である洸夜ももう少し上手な立場に出来たのではないかと思い、その結果、良い機会だと思い書き直す事に致しました。
その為今作を未完にし、これからはリメイクの方を進めさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します(-_-;)
題名は 新訳ペルソナ4迷いの先に光あれ です。
ペルソナの変更をしたり、一部ストーリーも変わっておりますので今作とは多少のオリジナル展開があります。
勿論、今作は消去致しません。今まで沢山の方に応援して頂いた作品であり、原点の様なものなので残させていただきます。
これからは、そちらの方で宜しくお願い致します♪
また、テイルズに関してですが、そちらの方も少しずつですが執筆しておりますが、基本的には余裕があったときの投稿と考えております。
以下、文字稼ぎの為、今作のプロローグの一部を貼らせて頂きます。(つд;*)
在、ベルベットルーム
薄暗く、シリアスな雰囲気を漂わせる車の内装をした場所で、一人の青年は座っていた。
その青年の髪は灰色に染めており、また顔も最低限は整えている。
だが、青年の目には生気が感じない……まるで抜け殻の様に。
そして、青年の正面ではまるで、青年を見据えている様に見詰める鼻の長い男。その隣では目を閉じ、この場の雰囲気を楽しんでいる様に黙っている銀髪の女性が座っていた。
「ヒッヒッヒッ……二年ぶりでございますな。“瀬多洸夜”様」
鼻の長い男“イゴール”の言葉に洸夜は一瞬、表情を歪めるが直ぐに戻した。
「(……別に俺から話す事は何もないが、昔世話になったし無下には出来ない)」
等と思いながらも本音を言えば、シャドウやペルソナと関係しているモノからは極力関わりたくない洸夜。なので早くこの場から去りたいのだ。
「久しぶりだなイゴール……だが、いまさら一体何の様だ? もう、お前との契約は終わり、俺に出来る事は何も無いんだぞ」
「ふふふ、それはどうかしらね?」
洸夜の言葉に返したのイゴールでは無く、隣で座っていただけの銀髪の女性だった。
しかし、洸夜の記憶の中にはこの人物はいない。
二年前にベルベットルームに招かれていた時は居なかった女性。
「(エリザベスじゃない、一体誰だ……? )」
本来ならば、イゴールの手伝いをしている筈のエリザベスが居ない事に困惑してしまう洸夜。
だが、考えるより聞いた方が早いと判断した為、目の前の人物と会話をする。
「あんたは誰だ? 二年前には居なかったろ?」
「自己紹介が遅れました、私の名前は“マーガレット”。ついでに言うと、エリザベスは私にとって妹に成ります」
「妹……!?」