某、影なんたらグルイが更新されたのでこっちも書くことにしました。
なんたらグルイが何か分かってもなんもないですやったね。
あれからそこそこ時間経ちましたすみません
北海道2日目
怪盗団一行はキングであった氷堂鞠子のジェイルに突入し、真相を暴き、キャンピングカーにて作戦会議を行っていた。
「んじゃ、予告状どーすっかだな。」
「あんまり派手な方法はやめない?あの人、そんなに悪い人じゃない気がするし…」
「まーな…1番悪いのはカネもらってた奴だしな。」
「いーや、ソレ利用して市長をハメようとした議員じゃないか?」
「実際に事故を起こしたのは業者だ。悪として裁かれるならそちらの方だろう。」
怪盗団メンバーが一人一人の誰を裁くべきなのかを討論していると、
「…熱く語ってるじゃねぇか。『悪が』どうしたって?」
善吉が横から口を挟んだ
「…来てたのね。」
何をしに来た?と蓮が言う
「まぁそう邪険にするな。つかお前ら、俺のこと忘れてたろ。一言も連絡よこさねぇで何してた?」
善吉の言葉を聞き、そういえばという顔をする怪盗団メンバー
「い、言われてみれば…」
「オッサンのこと、綺麗さっぱり忘れてた。」
「お前ら…逮捕されても知らねぇぞ…」
やれやれと頭を搔く善吉に新島は…
「そういえばユウジさんは?一緒じゃないんですか?」
「あいつには別件を任せてある、そのうち合流する予定だから安心しろ。」
その頃ユウジは…
「めちゃくちゃ寒いんだけど、ここどこよ…。EMMA?EMMAー?だめだ、いつもなら立ち上げなくても勝手に喋るのになんでこんな時に……ってそりゃ、圏外ならネットもクソないか。」
一人気付かぬままジェイルに入り込んでいた。
「ここは、北海道か?街並みはそっくりそのままだけど、何故か人1人いないし。」
ここで彼は思い出した、善吉の言ってた話のジェイルとやらを
「ままま、まさかね!?いや、そらあのオッサンが言ってたしあるかも位には信じてたけど、いや自分が入るとはもう全く…うん。」
徐々に落ち着きを取り戻し辺りを見回す。
「ここは中心付近か?なんか見慣れない城まであるし…兎にも角にも人を見つけるなりして出口を探さなくては…一生こんなところなんて嫌だしなぁ…せめてwifiが使えれば…」
考えながら歩を進める
ふと視界の端に人影が見えたような気がした
(いま、何かいた?)
そちらの方を見ていると小さい少女がこちらに手を降っているような影が見えた
(こちらにふっているのか?)
近づこうと歩みを進めると少女らしき影は自分から離れるように走り始めてしまった
「ちょっと待ってくれ!」
いそいで後を追い続けるといつの間にか先程見えた城のような場所に迷い込んでいた。
「なんだここ…」
中を除くといくつかの人影と奥にふくよかな女性が話しているのが見えた…
「あれが、怪盗団…」
初めて見た自分たちがずっと追っていたその姿に驚きながら固まっていると、真ん中の女性が光に包まれるようにして消えていった。
(なんだったんだ、いや、これが会心ってことなのか。つまりここがジェイルとやらか…)
自分なりに考えを纏めていると…
ガガガガ……
突如大きな地震のようなものが起き、怪盗団メンバーは一目散に城の窓から脱出を図っていた
「あ、ちょ!俺も逃げッ!」
声をかける前に彼らは既に逃げており、1人取り残された状態になってしまった。
「やべー、どこが出口だこれ!」
叫びつつ城から出ようとしてると…
『こっちですよ…』
不意に頭をよぎるように、声が聞こえ、自分の行くべき道がわかるような気分になった…
しばらくその声に導かれるように走っていると目の前が真っ白になるのを感じた
(あ、これ死んだかも…)
そして身の前が真っ暗になった……
とりあえず書き上げたんで出しときます。
めちゃくちゃ北海道短いけど許して…!