魔法少女リリカルなのはStrikerS~紅き英雄の行方~   作:秋風

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皆さんこんにちは、そしてお久しぶりです秋風です
お待たせいたしました。予告通り、6月より新連載として魔法少女リリカルなのはA's~紅き英雄の軌跡~の続編を投稿させていただきます

ペースは週1話のペースで投稿を予定しています。都合上、更新が遅れる場合もございますが、何卒ご容赦くださいませ。今回も0話ということで、少し短くはありますが、皆様とお会いするのもまた来週となります

さて、この小説は説明でもあった通り続編です
もし、前作を読んでいない場合は前作をお読みいただければ幸いです
また、この小説では評価を頂く際、一言を頂いておりますことを何卒ご容赦くださいませ

補足として、この小説は「にじふぁん」で書いていた小説を元に、0から組み直した小説ですので、「にじふぁん」で投稿していた小説内容と異なる所が多く存在することをご理解いただきたいと思います

では、大変お待たせいたしました
魔法少女リリカルなのはStrikerS~紅き英雄の行方~

はじまります



始まりと再会
00「終わりの始まり」


 とある所に、一人の女性がいた。どこにでもいる、普通の女性。特筆すべきは、女性が後に波乱に満ちた人生の道を歩むこと

 その女性は勉強を続けて科学者としての道を志し、その職業の道を進み続けた。来る日も来る日も研究に明けくれる日々。その結果、女性の努力は人々に認められ、いつしか天才と呼ばれるようになった。その喜びを胸に、女性は道を進む。すると、その道の途中、一人の男性と道を交えて1人の子を授かった。真紅の目に、美しい金髪を持つ我が子。男性と道を違えてからも女性はその道を我が子と行く。我が子と共に進むその道は、煌びやかでいて、女性にとって幸せな道だった。

…だが、その道は突如として崩れ去ることになった。女性が勤めていた研究所の事故。それによって失ってしまった我が子。その責任を負わされた女性の道は、煌びやかな場所から一変して荒れ果てた荒野へと変わった。その時から、女性の道は外れ始める。

 

――我が子よ、帰ってきて。

 

――我が子よ、再び私の元に…

 

 科学者としての道から、我が子を求める闇の道へと女性の進路は進んでいく。そしてその女性は我が子にまた会うため、自らの持つ知識をつぎ込み、我が子を作り出した。一度は成功したと思った。しかし、その選択は女性をさらなる狂気へと落としていく。

 

――我が子とは利き手が違う!

 

――我が子にこんな力はない…!

 

 作り上げた我が子は、別の「なにか」だった。我がことは違う利き手、我が子にはない力…それを見て女性は思った。

 

――これは違う

 

 彼女はその人生を費やして出来たそれを見て絶望する。しかし、そんな彼女が縋りつく想いで辿りついたのは「伝説の理想郷」。それに辿りつくために、娘に似た何かに徹底的にそのための材料を探させた。失敗すれば折檻する。そのことに、女性はなんの罪悪感も持たなかった。

 

――この子は我が子ではない

 

――こんなのはただの人形だ

 

 女性はそう自分に言い続け、狂い続ける。だが、そんな女性の道は多くの者たちに阻まれ、この時初めて、女性は自分の間違いに気がついた。

 

――ああ、自分はここまでなのだ

 

――叶いもしない、理想に手を伸ばした末路なのだ

 

 女性は自らの運命を呪いながら、愛する我が子の遺骸と共に奈落の底へ身を投げる。それは、自らの命を絶つことで娘の所へ行こうという最終手段。そして女性は願う。

 

――願わくは次の人生は、我が子と進む最高の道を

 

 そんな願いと共に、女性の人生は幕を降ろす

 

 

 

 

 

 

 

 

………はずであった

 

「…い…! し…ろ!」

 

(誰? ここはどこ?)

 

 女性は意識の底から呼ぶ声に反応した。その声は美しく、そして力強い物だと感じ取った。その声に反応して女性はゆっくりと目を開ける。その目に映るのは、紅い体と、強く美しい金髪をした一人の男。しかし、そんなことは女性にとって今はどうでもいい。

 

「ここはどこなの…? 私は、生きているの…?」

 

「…ああ、そうだ。お前はまだ、生きている」

 

 男の言葉に、女性は少し悔しい想いが立ちこめる。死ねなかった…と。死にそびれてしまった。愛する我が子の所に行くことは叶わなかった。

 

「今、トレーラーへ運ぶ。名前を言えるか?」

 

「…私は…」

 

――私の名は、プレシア・テスタロッサ

 

 女性の新たな物語、そしてその女性を救った男の物語は、ここから始まる。

 




お疲れさまでした。これにて0話終了となります

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