FLOWER KNIGHT GIRL 異聞 ~その悲しみに終止符を~   作:不可泳河童

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第六話 糸目の細剣使い

 

 害虫が出現した。

 誰かが襲われているかもしれない。

 

 見廻りの二人からもたらされた確かな事実と不確かながら考慮すべき推測。

 その二つをかみ砕き、迅速かつ的確な判断が要求された団長は

「サラセニア、酒気止めは持ってるか?」と確認した。

「バッチリ持ってるよ」

 よし、と頷くと早速それぞれに指示を出した。

 ヘリアンサスとヘリオプシスは島民の点呼および避難誘導と護衛を。祭りの準備を共に過ごしたヘリアンサスなら、いくらか気心も知れて安心するだろう。

 もしかしたら、島民の中に密林に入った者がいるかもしれない。速やかに点呼を行うよう指示すると、二人は即座に島民のもとへ向かった。

 つづいて別動隊として、アサザ、プリムラ、エニシダの三名を任命。こちらは密林に入り、害虫の様子を探ってもらう。もし本当に誰かが襲われているなら、その救出も試みる。

 残りの者で北へ向かう。発生した害虫は、やや北東方向に移動しているとブリオニアは言った。ならば先回りし、広いところに誘い出して叩く。

「団長、連絡ののろしはどうする?」

 マロニエの指摘に、団長は思わず顔をしかめた。すっかり失念していた。

「そうだった。ヘリオプシス辺りが準備しているかもしれないが……すまんがマロニエ、確認してきてくれないか。手が必要そうなら、そのままのろしをあげて、その後でこっちに来てくれ」

「うむ、承知した」

 他に質問はないか? と問いかけたが、手は上がらなかった。

「よし、では行くぞみんな!」

 鼓舞の意味を込め団長は力強く宣言した。

 

 

 ブリオニアの先導でたどり着いた浜辺は、あまり人の手が入っておらず、漂流物が多い。端的に言って、足場が悪かった。

「少し、掃除しよっか」

 アネモネを中心に漂流物の移動作業が始まった。

「あたしは誘い出しに行ってくるね」

「気を付けろよ」

「まっかせて~」

 サラセニアは手をひらひらと振り、軽い足取りで藪へと入っていった。

 彼女はその吐息が、不幸にも害虫を呼び寄せてしまうという特殊体質の持ち主だ。いるだけで害虫を引き寄せる呪われた存在ーーそんな風に自らを嫌った時期もあった。らしい。

 今ではその体質と折り合いをつけ、その能力を害虫討伐に活用する事も考えている、前向きな花騎士だ。

 もう一つ、サラセニアを語る上で忘れてはいけないのは、酒だ。

 酒を口にすると、なんと吐息の効果が中和されるのだ。

 無用に害虫を引き寄せる事が無いように、普段から酒を携帯し、ちびりちびりとやっている。本人も無類の酒好きなので、誰はばかる事なく白昼堂々と酒を楽しめる自身の体質を、もはや感謝までしている節すらある。

 

 アネモネ達が砂浜を掃除し、その漂流物で粗末なバリケードを積み上げている間も、団長は密林を注視していた。

 遠くの樹上では、時おりキラキラと魔法の光が放たれている。あれはエニシダのものだ。どうやらあちらは接敵してしまったらしい。

 あちらの戦況はどうか。害虫の数は? 襲われているかもしれない誰かを、見つけることはできただろうか?

 心配はある。しかし体は一つ。

 今は彼女たちを信じて、自分のすることをするだけだ。

 村の方角に目を向ければ、既にのろしが上がっていた。これで少しは安心できる。最悪持ちこたえれば、援軍が約束されたのだから。

 

 ーーーーと

 

 密林の近い所から、鳥たちが一斉に飛び立った。

 南国らしい鮮やかな色彩の小鳥や、太い嘴をもった大柄な鳥など、大小さまざまが千々に乱れ、あるものは北。あるものは東。またあるものは西へ飛んだが、そっちには危険な荒野しかないことを思いだし、急旋回して北へと、慌ただしく飛び去った。

 逃げ去った、と言うべきか。

 

「来るぞ! 全員迎撃用意!」

 

 花騎士達が配置に着くよりはやく、藪からサラセニアが飛び出した。体のあちこちに、葉っぱやら引きちぎった蔓やらがついたまま構わず駆け、広くなった砂地で反転した。

「来るよ来るよ~、いっぱい来るからね、みんな!」

 言うが早いか、藪から次々に飛び出す害虫たち。セミにカブト、クワガタにガにトンボと、夏の虫が顔ぶれ豊かに群れを成す。

 視界が開けた事など構いもせずに、先導してきたサラセニアに殺到せんとする、その勢いに横槍……否、横「矢」が射かけられた。

 

『エールドアンジュ!』

 

 それはイオノシジウムの必殺技(スキル)。溢れんばかりの魔力を纏った強烈な一矢は、たとえ命中せずとも加護の力で周囲の害虫をまとめてなぎ倒す。

 

「ジジジジジジッ!」

 

 セミ害虫が発した警報。多くの害虫の注意が一斉に射手に向き、イオノシジウムは慌ててバリケードに身を隠す。

 機敏なトンボ害虫が、敵が二の矢を構える前に襲いかからんと飛び出した。

 

「そうはさせないよ」

 

 雷光一閃。

 

 不意の一撃が突出したトンボ害虫を撃墜する。突如として現れた紫電の龍は、後続の害虫どもにバチバチと睨みを効かせた後で、術者であるアネモネの槍へと戻り収まった。

 

 戦功者たるアネモネは誇るでもなく、敵対者とイオノシジウムの間に、ただ静かに立ちはだかった。

 

 一方でセミの警報に従わなかった者がいた。中型程度のカブトムシ害虫は、6つの脚でけたたましく砂を巻き上げながら、樹液を目指すが如くにサラセニアへ突進する。

 俊敏とは言えない速度だったが、動くサラセニアをしっかりと追尾していた。

 おそらくはサイの突撃にも勝るだろう威力の進撃に

 

「ドクターストップです」

 

 オレガノが一人対峙する。魔力を伝導することにより、推進力を増す機械仕掛けの金槌を横に大きくぶん回し、敵の脳天に叩きつけた。

 

 ガアアァンゥぅんん……

 

 金属同士が激しく打ち合う音が、波音を消して一時砂浜を支配する。激しい衝撃に両者よろめく。

 その隙をついてサラセニアが素早くカブ トムシに飛び乗り、甲羅と甲羅の隙間を縫って、節を断ち切った。

 

「どんなもんよー!」

 

 手痛い反撃を受けた害虫の反応は様々だ。

 本能に任せて襲いかかるもの、逃げ惑い矢を射かけられるもの。そしてどちらに決断するでもなく、まごつくものは

 

「判断が遅い」

 

 遊撃を任せられたブリオニアによって仕留められた。

 

 息つく暇もなく、害虫は第2波、第3波と現れたが、団長が築いた2:1:2の陣は有効に機能していた。

 先の2は先鋒にして横槍。森林部を出た害虫の出鼻を挫く奇襲の矢(イオノシジウム)と、それを指揮官もろとも守護する頼もしき雷龍(アネモネ)

 中の1は撹乱。遊撃手(ブリオニア)は戦場を俯瞰(ふかん)し、指揮官の指示を待たずに先手を打ち続ける。優れた判断は、時に味方の穴を埋め、時に害虫の混乱をさらに拡げる。

 終の2は険しき峰だ。頂にて甘露を垂らす果実(サラセニア)には、医の心得ある管理者(オレガノ)が守護に付くが、果実は存在自体が罠。庭園を荒らす害虫を、誘い出しては叩かせ続ける。

 

 策は効を奏し、このまま無事に耐えきれるかと思われた。

 

 また茂みが揺れた。

 

 

「このまま迎え撃つね」

 

 雷龍を繰り、勢いに乗るアネモネが力を溜める。ターゲットの飛び出しを予測し、一足はやく砂地を蹴った。

 間髪入れず相手が飛び出す。

 

「!!」

 

 それは雷の速度のアネモネに反応し、細身の剣でその突撃を受け止めた。

 

「「「花騎士(フラワーナイト)!?」」」

 

 アネモネと相手と、離れている団長までもが異口同音。

 急な制動では慣性を殺しきれず体が泳いでしまうアネモネに対して、相手の花騎士はその下に体を潜り込ませ、まるで逆上がりをするかのようにアネモネの下腹部を蹴り上げた。

 軸を上にずらされ完全に体勢を崩されたアネモネは肩から着地、そのままゴロゴロと転がり辛うじての受け身とした。

 砂浜のおかげで、ダメージはほとんどなかった。勢いが弱まるとすぐに攻勢に出られるよう身構えたが、蹴られた箇所が痛み顔をしかめた。

 ブゥン、と羽音がする。

 次に現れたのはハチ型の群れ。毒性が高く、小型でも厄介な部類の害虫だ。

 たちまちアネモネの脚が帯電した。

 

 (数を減らす!)

 

 雷音が団長の耳に届くよりも先に、群れの先頭めがけてアネモネが飛び出した。

 

 そして、背筋が凍った。

 猛烈な、殺気だ。

 それは目の前の害虫ではなく、後背より迫ってくる。

 

「邪魔をしないで!!」

 

 ほとんど本能的に、アネモネは雷を蹴ってその場を離脱した。怒声が届くよりも早く、である。

 距離をとってはじめてその正体がわかる。あの花騎士だ。

 怒声も殺気もそのままにハチの群れに突っ込み、その中心で戦闘をはじめた。

 

「ちょっと~! これじゃ射てないじゃない!」イオノシジウムが愚痴る。

「アネモネ! ブリオニア! 一度戻れ! サラセニアとオレガノはそのまま待機と迎撃だ」

「「「了解!」」」

 

 花騎士とはいえ、連携する気がない者との共闘は危うい。団長は乱入者の戦闘をつぶさに観察した。 

 いくら小型とはいえ、単身で害虫の群れに突っ込んで戦うなど、無茶も良いところだ。そんな指示、自分であれば絶対に出さない。よほど切羽詰まり、それしか他に手だてがない場合に限り、しぶしぶ許可することはあるだろうが。

 しかしその花騎士には、無茶をこなすだけの技量があるようだった。

 ひたすらに速く、それでいて精確。全方位から来る無秩序な攻撃を、かわし、迎撃し、時に的確に体を入れ替えて害虫を盾としては、その二匹を刺突で撃墜する。

 その様は人形劇を連想させた。傀儡(くぐつ)使いの視点で戦場を俯瞰し、熟達し計算され尽くした動きで魅せられているかのように。

 

「大丈夫か、アネモネ」

「うん、平気。すごい人だね、彼女」

 

 戻ってきたアネモネを気づかうと、彼女はいつもと変わらない調子で答えた。

 

「すごい動きだな」

「うん。それもあるけれど、私が言ったのは殺気、かな」

「殺気?」

 

 予想外だった言葉を聞き返すと、アネモネはコクンと頷いて、続けた。

 

「鬼気迫るっていうのかな。攻撃されるって感じちゃって、思わず逃げたんだ」

「害虫に向けられたものじゃないのか? 射線が重なってそう感じたのではないか?」

「たぶん違うよ。あれは私に向けられたものだったと思う」

 

 アネモネが言うのなら、そうなのだろう。害虫に強い殺意を持つ花騎士はたまにいるが、花騎士にも殺意を向ける花騎士とは。どうやら、かなりの訳ありらしい。

 

「行くんでしょ、団長さん」と、ブリオニア。

「はやく行かないと、イオノシジウムさんがやる事なくて、だらのしじうむさんになっちゃうよ」

「ならないわよー もうあの人に任せて良いんじゃない? とは、ちょっと思ったけど」

 

 矢をつがえながら、イオノシジウムはだらけ化をやんわりと肯定する。

 

「そうだな、行ってくる」

 

 意を決したかのように、団長は剣の柄に手を置いた。

 

「アネモネ、護衛を頼む」

「任せて」

 

 他の害虫の不意打ちに警戒しながらも、団長は悠然と歩を進めた。蜂害虫の中には、時折ふらっと群れから離れ、サラセニアに引き寄せられる者もいたが、見知らぬ花騎士はそれすらも逃がさぬとばかりに即座に撃墜していく。

 彼女の周囲には死骸が増えていったが、それと反比例するはずの害虫の数は、減っていないように見えた。

 森から後続が来ているだけではなく、空間転移で巣からでも直接呼び寄せているのかもしれない。

 やがて、声が十分に届く所までたどり着くと、団長は名乗りをあげて続けた。

 

「貴女を腕のたつ花騎士とお見受けした。この討伐中、私の指揮下に入ってはもらえないだろうか!」

「断る! 邪魔をしないで!」

 

 とりつく島もない返答だった。

 団長が声を張り上げたので、2匹の害虫が標的を変えた。1匹をアネモネが両断し、もう一方を花騎士が突き刺した。

 両者の距離は近く、アネモネが大きく踏み込めば、穂先が届きそうな危険な距離だ。

 

「ならば1つ伝えておく。我々には害虫をおびき寄せる花騎士がいる。浜辺にいる、赤いドレスの花騎士だ」

 

 相手の花騎士が、ちらりとそちらに顔を向けたのを確認した。恐らくはその視線の先に、手をぶんぶんと振っているサラセニアを捉えたことだろう。

 

「彼女に引き寄せられて離れた害虫は、こちらに任せてもらうぞ」

 

 提案とは違う強引な宣告にその花騎士は小さく舌打ちをした。本人以外の耳には届いていなかったが。

 

「勝手にしなさい!」

 

 そう言い残して、花騎士は再び群れの中へと飛び込んでいった。

 団長は、それさえ聞ければ十分とばかりに引き上げはじめた。

 

「イオノシジウム、聞いていたな? 離れた害虫は任せたぞ!」

「ふっふーん、がってん承知よ!」

 

 張り切ったイオノシジウムだったが、その後活躍の場面が訪れる事はほとんどなかった。間もなく合流したマロニエに至っては、一度も戦闘をしなかったほど。そのマロニエが

 

「すごいな彼女は。ウメさんにも引けを取らないんじゃないか?」

 

 と称賛した戦いぶりで、害虫の大多数を、あの花騎士はたった一人で討伐してしまっていた。

 彼女が剣を収めた時、それは害虫の出現が止んだ時に他ならなかった。

 

「すごい活躍だな。ありがとう、助かーー」

 

 団長は和やかに近づき、獅子奮迅の活躍をした花騎士に労いの言葉をかけたが、それは他ならぬ彼女自身によって遮られた。

 ほんのわずかな鞘走りの音がしたかと思うと、団長の鼻先には細剣の切っ先が突きつけられていた。

 アネモネらが気色ばむ気配があったが、団長は手を上げてそれを制した。これは好機だった。

 団長は切っ先越しに相手の姿を油断なく観察していた。

 先程マロニエがウメの名を引き合いに出していたが、目の前の彼女は、それによく似た細い目をしていた。短い髪はところどころ煤け、くたびれた金の色。奇しくも胸の膨らみにも乏しい体型でもあった。

 使用している武器も細剣ではあるが、ウメのものよりさらに細く、ほとんど糸のような刀身だ。この簡単に折れてしまいそうな剣が、討伐中はよくしなり、時に鋭く突き立てられていたのを覚えている。

 白かっただろうTシャツは薄汚れており、デニムのショートパンツもブーツもボロボロで、浮浪児のような装いではあったが、鎖骨の間に鮮やかな紅玉のネックレスが光っていた。

 

「なにか訳ありのようだな」

 

 団長はあえて、知った風な言葉を選んだ。

 

「話すつもりはないわ。このまま、見逃しなさい」

「功労者を労いたいだけなんだが」

「不要よ」

「それではこちらの気が済まないんだ。せめて祝杯の一杯も奢らせてはもらえないだろうか」

 

 

 食い下がる団長への返答に、彼女は言葉を止めて剣を動かした。冷たい切っ先が眉間に触れ、チクリとした刺激が走る。

 それでも団長は引かず、静かに時を待った。言葉を尽くしたくはあったが、口を動かせばそのままブスリとやられてしまう。そう確信させるだけの殺気が彼女にはあった。

 静かなにらみ合いの時が過ぎ、先に沈黙を破ったのは花騎士の方だった。

 

「見逃しなさい」

「……わかった」

 

 花騎士は切っ先を突きつけたまま徐々に距離をとり……ザッと砂を蹴り、脱兎の勢いで森の中へと逃げ去って行った。

 

「追いかける?」と、隣に来たアネモネが尋ねたが

「いや、いい。どうせ気づかれる」と、返答した。

 

 

 その後アサザらも無事に合流。近隣部隊の増援もやってきたが、既に戦闘が終わっている事を知ると、さすがの手際と称賛された。

 団長が例の花騎士を含めた討伐のいきさつを報告すると

「その花騎士は金髪で糸目の細剣使いじゃなかった?」

 容姿を伝える前から、ヘリアンサスに特徴をピタリと言い当てられた。

 

「知っていたのか」

「うーん、知っているって程でもないんだけど」

 団長の問いにヘリアンサスが首をかしげると

「報告ではたびたび上がっていたのです」

 ヘリオプシスが補足に入った。

「凄腕ながら非協力的な、所属不明の花騎士がいる、と」

「所属不明?」

「少なくとも、バナナオーシャンにはいないね。最初に調べさせたけど、この近年では引退した人を含めても、似た特徴の花騎士はいなかったんだ」

「ですが、そんな人物が何度か、大発生の現場に現れている。私たちの中では、もしかしたら一連の大発生のキーマンなのではないかという見方も出ています」

 

 捕まえておくべきだったか。

 

 団長はそう後悔しかけ、すぐに結果論だと切り捨てた。

 そしてキーマンの可能性について思考を巡らせる。一人の花騎士の移動先と、害虫の発生位置が度々重なる事が偶然と考えるより、関連があると考える方が自然だろう。

 花騎士らしく、発生を追う立場の人物ならまだ良いが、水影の騎士騒動のように、害虫を使役する場合もある。

 もしそうなら、自分で使役した害虫を自分で討伐していた事になるが……考えすぎだろうか?

 

 

 同時刻、島の上空からほうきにまたがり、船出を見送るエニシダとブリオニアの姿があった。船は、二人が浜辺で見つけたボート。漕ぎ手はくすんだ金髪の、あの花騎士だった。

 およそ大海を旅するには荷が重いだろうボートは、迷うことなく北を目指して進んでいく。

「あっちはリリィウッドとコダイバナの国境付近……船の墓場のある方角だけど……どうするつもりなんだろう」

 

 

 報告を終えた団長は、信頼する副団長に声をかけた。

「アサザ、悪いが明日、皆を連れて先に帰っていてくれないか」

「良いですよ。団長さんはどうされるんですか?」

「マロニエを連れてリリィウッドに寄り道してくる。もしかしたら昼間の花騎士の手がかりがあるかもしれない」

 

 

 

 

 

 


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