俺は暗闇のなかにいた、ここは何処なんだと思い走っていると俺は光に包まれ次に視界に入ったのは俺に刃を向ける姉の姿だった。
「お前など知らん…おとなしく死ね」
そう言い俺に斬りかかる姉、次の瞬間友達の篠ノ之束さんが俺の前に出て俺を川に押し、そして【!!!】姉の凶刃を受けた。
そしてまた俺は暗闇のなかにおりまた光に包まれ次に視界に入ったのは楯無をもてあそぶグイレズ・アインの姿だった、俺はバーストサーベルを握り奴らに迫った次の瞬間、俺の前に姉が現れ俺のサーベルを防ぎ姉は俺に言った
「いい加減くたばれ不出来な愚弟よ」
そう言い奴はサーベルごと俺を切りつけた。
そして楯無は俺の前から姉とともに消えた…ふざけるな、貴様は1度だけでなく2度も俺から奪うのか…殺してやる、殺してやる………いや殺す……神だろうがなんだろうが俺から奪う奴は必ず……殺す…
「はっ!?」
俺は目覚めた、辺りを見渡すとここは病院のベッドの上だった。
「束さん…楯無…」
俺が2人の名を口にするとドアが開きジュリエッタが入ってきた。
「もう起きたんですか?案外早いお目覚めでしたね」
入ってきたジュリエッタに俺は質問した。
「ジュリエッタ、あれから何日たったんだ…」
「目覚めて最初の言葉がそれですか?まぁいいでしょう…あれから2日たちました。」
「2日…」
「医師の話しでは多数の外傷や臓器の損傷、出血多量で1ヶ月は意識が戻らず最悪死ぬと言われていましたが僅か2日で目覚めるとは貴方もうホント人間辞めてますね…」
「相変わらずの毒舌だなお前は…」
「褒め言葉と受けてっておきます」
いつもと変わらない相棒にヴィダールは内心ため息をつくと次にヴィダールは今回の出来事の結果をジュリエッタに聞いた、数分後ヴィダールはその結果を知り黒幕である千冬とマクギリスに怒りをおぼえた。
今回のIS学園で起こった戦闘の結果は自衛隊死傷者約122名、IS学園側警備員約40名、教員&代表候補生約21名の負傷(死亡なし)だった、さいわい避難した学生達には大きな怪我はなかった。
そして自衛隊が何故IS学園を襲撃したのかも判明した、学園を襲撃した自衛隊員は全員脳からナノマシンのようなものが発見されそのナノマシンが正常な判断が出来ないようにさせ自衛隊は学園を襲撃したようだった。
「マクギリスの奴は何処まで外道なんだ、目的の為なら手段は問わないか…」
「虫酸が走りますね…」
「そういえばマクギリスと織斑千冬は何故IS学園を攻めたのですか?」
「目的はどうやら暮桜のようだったがなんで今頃骨董品を手に入れにいったかはわからないんだ…「それは調べがついている」その声は…」
「随分とやられたなヴィダール」
ヴィダールが声が聞こえた方を見るとそこにはラスタルの姿があった。
「ラスタル…無事だったのか、それで奴らが暮桜を手に入れたがった理由というのは…」
「それは私が答えるよ」
そう言いラスタルの後ろから整備班長のヤマジン・トーカが入ってきた。
「私はね、ラスタルから篠ノ之束が気を失う前に渡したUSBメモリを受け取って解析していたんだよ…どんな頭したら組めるんだってくらい難関なプロテクトだったけどなんとか突破して中のデータを調べたんだよ、そしたらビックリだよ…【暮桜には白騎士のコアが使われていて、すべてのコアは白騎士の子供…だからそのコアを操れればすべてのISを従えることが出来る】ってね」
「「なっ!?」」
ヤマジンの口から放たれたその言葉の意味にヴィダールとジュリエッタは驚愕しヴィダールはマクギリスが言っていた新しい世界を作るというのがいよいよ現実味をましたことに冷や汗をかいていた。
「すべてのISが奴らの管理下に置かれたら、私達にもうなす術はないですね」
「ああそうだ、だから破壊するしかないな…束さんは悲しむかもしれないが奴らの目的を阻止するにはそれしかない」
ヴィダールの言葉にジュリエッタは頷きラスタルも「そうだな」と言い頷いた。
これからの方針が決まるとヴィダールは楯無のことをラスタルに尋ねた。
「ラスタル、2つ聞きたいことがあるんだがまず楯無の行方はわかるか?」
「そのことだがあいにくまだ発見出来ていない、マクギリス達と共にいると思うが奴らの行き先が検討がつかず今は私の部隊が探している、ハワイ本部はマクギリスの部下に襲撃され使い物ならん、だが楯無が誘拐されたと知ったマクマード・バリストンも血眼で捜索している…今は連絡を待つしかない…「失礼します」何事だっ」
ラスタルが話していると突如部下の者が病室に入りラスタルに紙を渡し去っていき、ラスタルは渡された紙を見て口許が緩んだ。
「ラスタル様?」
「喜べヴィダール、たった今マクギリス達発見の知らせが届いた」
「ホントか!?」
「ああ、テイワズがマクギリスが乗る偽装輸送船を発見し今はタービンズが追跡中だ」
「じゃぁすぐにでも…ぐっああ…」
楯無の居場所がわかりヴィダールはベッドから起き上がろとしたがその瞬間体に痛みがはしりヴィダールはまたベッドに倒れた。
「無理をするな、まだ治っていないんだ「だが…」なら、ジュリエッタ…ヴィダールの代わりに行ってくれるか?」
「はい、おまかせくださいラスタル様…その任必ず遂行して見せます」
「すまないな、ジュリエッタ…」
「貴方はおとなしくしててください。楯無は少し癪に障りますがラスタルのご命令なので助けますよ、ついでに白騎士のコアも破壊してみせますよ」
ジュリエッタはヴィダールにそう言いラスタルにお辞儀をすると病室を飛び出していった。
それを見たラスタルは小さな声で「やれやれ、ヴィダールも罪深いな…」と言いながらジュリエッタを見送った。
いかがでしたでしょうか、次は今回出せなかった彼女達が出ます。