やはり、俺達がSAOにいたことは間違っていなかった。   作:左白

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久々の投稿です。


vol2 ようこそSAOの世界へ!!

vol2 ようこそSAOの世界へ!!

 

2022年4月8日、SAO発売日当日。

この日は、部活『奉仕部』の活動を早く終わった八幡達。

 

とあるショッピングモールにSAOを買いに来た八幡達。

 

「良し。ここで待っててくれ。小町、雪乃」

「わかった」と二人共。

 

八幡は人混みからようやく出てきた。

 

「ゲットできたぞ。二人共」

「良かったね。お兄ちゃん」

「これは、雪乃の分。はいこれ」

「あ、ありがと」

「こっちは小町が受験合格したお祝いだ」

「有難う。お兄ちゃん!!」

「よし、さっさと帰ってこれやるか」

「うん!!」

 

こうして、無事SAOを手に入れた雪乃と小町。

 

「家に着いたらこれやろーね」

「え。ええ」

「今日家来るよね?雪乃先輩」

「え?」

「良いんじゃないか?」

「わかったわ」

 

そして比企谷家に着いた

 

「お邪魔します」っと雪乃。

「はーい」と小町。

「父親、母親共に夜しか帰ってこないから居ても良いぞ」

 

そして、八幡達は各部屋に移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《小町の部屋》

 

「これ、どんなゲーム何だろ?」

 

取り扱い説明書を一通り読んだ。

 

「そうか。こうやるんだ」

 

小町は、八幡の部屋に行った。

 

「じゃあ。お兄ちゃん、雪乃先輩。また後でね」

「名前、何ていう名前でやる?」

「え?こまちゃんにしようと思ってるよ」

「わかった。俺は、ヒッキーにしてる」

「雪乃先輩は?」

「私はゆきのんにでもしようかしら」

「全部結衣が付けたあだ名じゃないか」

「そうね。でも、これ以外思いつかない……」

「こればかりは同意見だな」

 

そうして、小町は部屋に戻った。

 

雪乃、八幡、小町は、ナーブギアを被った。

 

「行くよ。雪乃」

「ええ。八幡」

 

 

 

 

 

       『リンクスタート』

 

 

 

 

 

 

八幡はそのまま入れるが、雪乃、小町は名前を決めないといけない。

名前を決めて、その他の設定をしSAOの世界に入る。

 

 

 

『ソードアート・オンラインの世界へようこそ。まず、プレイヤー名を決めてください』

 

「名前は『ヒッキー』っと」

 

その後、アバターの画面へと移り変わった。

目が死んでると言われといるからな、目を変更させた。

その後色々変えた後はokボタンを押す。

 

「ん?ちょっとまてよ。βテスターの時のアカウントと連携することが出来るのか。

連携させるか」

 

βテスターだった場合、新規にアカウントを作成しても、

βテスター時のアカウントを連携させることが出来る。

 

「これはすげえな」

 

βテスターの時に使ったアカウントを新規のアカウントと連携させた後、

俺は、okボタンを押した。

 

『それでは、ゲームをお楽しみください』

 

アナウンスが終わった後、俺はある土地に降り立った。

 

 

「やっぱ良いな、この世界」

「お兄ちゃん」

「ん?誰だ?」

「小町です」

「おい。リアルの名前は出したらダメだぞ」

「ごめん」

「まあ俺だけだから良いんだけど」

 

 

そう、此処の世界では、リアルの話は基本的にしたらダメないんだ。

βテストの時に友達になったキリト(桐ケ谷和人)というプレイヤーを探していると・・・

 

「やっはろー」

「こんにちは比企谷くん」

「あ、お前らもか」

 

何度でも言おう。この世界ではリアルの話、名前などは出したらダメだ。

 

「じゃあ、ヒッキーって呼ぶね」

「嗚呼、そうしてくれ」

「じゃあ、まず雑魚キャラは倒すようにならないとな」

 

門の前に向かう八幡達。

門の前に着いた俺らは有る人物とあった。

 

「ソードアート・オンラインの世界へようこそ。なんてな」

「おい、キリト久しぶりだな」

「嗚呼、βテストの時以来だな」

 

 

キリトとは、βテストの時に友達になってから、

リアルでも連絡をとる仲へとなったのだ。

 

「自己紹介からだ。

まず俺の恋人の『ゆきのん』そして、妹の『こまちゃん』

そして、同じ部活の仲間のんーっと??」

 

「結衣だしっ。いつから私の名前忘れたし」

「いや、プレイヤー名が分からなかったからな」

「普通に結衣だし」

「そうか」

「俺の名前はキリト宜しくな」

「宜しく」

 

一通り自己紹介が終わった後

俺らは武器屋で武器を購入しに行った。

俺は片手剣を買った。

 

 

「ほう、中々いい剣だ。ありがとな」

「あいよ。まいどあり」

 

結衣、そして、小町、雪乃は剣を購入。

再度、門に向かった俺ら。

 

「ん?誰だありゃ」

「始めまして、俺はクライン」

 

自己紹介をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今俺等は、クラインそして、

結衣、小町、雪乃に剣の使い方を教えた。

 

「ただ単に剣を振るだけでは勝てない」

「どうすれば・・・」

「剣を降ることは大切だ、ただ、ソードスキルというものを使うと良い」

「キリト【投擲】スキルをクラインに見せてやってくれ」

「分かった」

 

キリトは【投擲】スキルをクラインに見せた。

 

「オッケ。分かったぞ、こうやるんか」

「お!クライン出来たじゃんか」

「良かったわ」

「もっと練習するか?」

「嗚呼って言いたいところだが、18時にピザの予約してるんだ」

「そうか、また後でな」

「嗚呼」

 

 

そう言うとクラインは右手を振りログアウトボタンを探す。

だが・・・・

 

「なあ、ログアウトボタンないんだが?」

「ちょっとまって本当にないな」

「どういうことだし、ヒッキー」

「俺に言われてもわからんな」

 

そんなことを話していた時鐘の音が鳴った。

なんのことか全く分からず、驚いていると

俺等は、最初にログインした場所

【始まりの町】に移動していた。

俺ら以外にも他のプレイヤー達も集まっていた。

 

 

そして、空を見上げる俺。

そこには

【System Announcement】という文字が書かれていた。

 

「皆これで助かるぞ。運営からの連絡だ」

「良かった〜〜、助かった」

 

だが、空の一つが垂れ下がり、空中で止まった。

そして、約10メートル以上ある、人間の形のしたアバターが姿を表した。

 

 

 

『プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ』

 

 

 

 

 

 

 

『私の名前は茅場明彦。今やこの世界をコントロール出来る唯一の人間だ』

 

 

 

「なんで茅場明彦が此処にいるんだ?」

「分からんな」

 

 

茅場明彦(カヤバアキヒコ)

SAOを作った、天才プログラマーでこのゲームを開発した人物だ。

そして、ナーヴギア開発者でもある。

 

『プレイヤー諸君は既にメインメニューから

ログアウトボタンがないことに気づいていると思う。

プレイヤー諸君は不具合かと思っているはずだ。

だが、これは不具合ではなく、【ソードアート・オンライン】

本来の仕様である。諸君は今後このゲームをクリアするまで

ログアウトすることは出来ない。また、外部の人間によって、

ナーヴギアの停止並びに解除を試みた場合、

ナーヴギアが諸君の脳を破壊する』

 

「おい。そんなこと可能なのか?」

「いや、出来ないと思うが」

 

おい!どういうことだ。もっとちゃんと説明しろよ。ふざけんな。

などと言う声が周りから聞こえる。

 

『具体的に説明しよう。現時点で警告を無視し家族、友人等のナーヴギアを

強制除装を試みた結果、既に213名がアインクラッド及び現実世界でも永久退場をしている』

 

 

茅場の話によると、既に『死者』が出ているということだ。

 

『今あやゆるメディアによってこの状況は報道されている。

ナーヴギアを装着したまま病院などに搬送される。

諸君らの現実の体は厳重な介護体制のもとで行われる。

安心してゲームに励んでほしい』

 

「な。何が安心してゲームに励んでほしいや。ふざけんな茅場の野郎」

 

俺は今過去一にキレている。

最愛の人(雪ノ下雪乃)そして、仲間までを巻き込んだこのゲームに。

 

『ソードアート・オンラインはただのゲームではない。

もう1つの現実だ。今後ありとあらゆる蘇生手段は機能しない。

HP(ヒットポイント)がゼロになった瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、

ナーヴギアによって脳が破壊される』

 

「イ。イヤァアア〜〜」

 

女の子の声だろうか・・・

そんな声が聞こえる。

 

 

 

『このゲームから解放される条件はただ一つアインクラッドの最上部第100層に

辿り着き、最終ボスを倒すことによってゲームはクリアされる。

その時点で残っていたプレイヤー全てが全員、安全にログアウトされることを

保証しよう』

 

 

「くそ、βテストの時でも、10層すら行けてないんだぞ。

なのに、100層って、何年かかると思ってるんだ」

 

『最後に諸君にこれが現実である証拠を見せよう。

私からのプレゼントがアイテムストレージの中に入っている。

確認してくれたまえ』

 

 

茅場に言われたとおり、アイテムストレージを開く。そこには。

 

アイテム:手鏡

 

 

「え?なんじゃこりゃ」

「八幡この顔って・・・」

「現実の世界の顔と同じだ」

 

『諸君らは今、何故?と思っているだろう。私の目的は既に達成している。

この状況こそが私の最終の目的なのだ。

以上で、【ソードアート・オンライン】正式チュートリアルを終了する。

では、検討を祈る』

 

そう言い残すと茅場は、茅場のアバターは消えた。

 

「まじかよ。これがデス・ゲームと言うやつか」

 

ハハハと笑う俺。

 

「ヤベぇゲームだな。これは、なあ。キリト」

「嗚呼そうだな。八幡」

「じゃ、さっさと第1層のボス倒しに行こうぜ」

「そうだな行くか」

「嗚呼。そうだな」

 

 

 

 

 

 

    vol3 出会い

    

 

 

 




またよろしくです。

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