ソードアート・オンライン 〜君と共に〜   作:楽々亭

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第68話 守り人と武人

 自分に向けられた刃を躱し、カウンター気味に反撃を見舞う。新たにサラマンダーを1人屠ってエンドフレイムへと変えたカイトは、忙しなく周囲に視線を走らせた。

 少し離れた場所にいるパートナーのアスナは、カイトと同様に複数人を相手取っているが、動きで相手を撹乱し、着実に1人ずつ倒している。特に苦戦している様子もなさそうなので、援護する必要はないと判断し、彼は依頼主であるシルフの少女――リーファに目を向けた。

 少女の動きや剣捌きを見る限り、どうやらかなりVRMMOには慣れているらしく、実力は申し分ないのだが、彼女の側にはサラマンダーのメインターゲットである領主が2人いるので、カイトとアスナよりも割かれる人員は当然多い。サラマンダー達は少女を含め、領主達の周囲をぐるりと囲うような陣形を組み、武器を使った近接攻撃と魔法を使った中・遠距離攻撃で攻め込んでいた。

 

(ちょっとマズいかな)

 

 敵の数を減らす事よりも味方の援護を最優先と判断したカイトは、救援に向かうため降下しかけたが、そんな彼の目の前に新たなサラマンダーが2人立ち塞がった。

 

「そこを……どけっ!」

 

 通せんぼする2人にカイトが突撃すると、敵対するサラマンダーは迎撃のために武器を振るう。直進してきたカイトに大槍を突き出して撃ち落とそうとしたが、彼はギリギリのタイミングで両方を躱し、2人の背後に素早く回り込んだ。

 

「――はっ!」

 

 剣を左脇に構えて初撃を撃ち込むと、そこから流れるような動きで2撃目、3撃目と続き、4撃目でフィニッシュ。ヘリコプターの二重反転ローターのようにくるくると高速回転しながら2人の周囲を回り終えた頃には、剣の軌跡で空中に正方形を描く水平4連撃が完成していた。余すことなく全弾放ち終えると、1人はHPを真っ赤に染め、もう1人はHPバーを空にして赤いエンドフレイムとなった。

 運良く生き残ったサラマンダーは、強力な一撃を喰らった影響ですぐに反撃出来ずに怯む。その隙を逃さず、カイトは敵の残りHPを吹き飛ばすと、その場で反転して懸命に戦うリーファに近付いた。

 

「頼む。10秒だけ時間をくれ!」

 

 地面に降り立つや否や、それだけ言い放ったカイトをリーファが背中越しに見ると、小さくうなづいた。カイトが魔法を発動するために必要な20ワード以上にもなる呪文を滑らかに唱えると、彼の周囲にいたシルフとケットシー全員のHPが瞬時に右端まで持ち上げられた。ウンディーネしか使用できない高位回復魔法を発動させたのだ。

 

「すまない。助かった!」

「グッジョブだヨ〜」

 

 領主2人を含めたメンバー全員が感謝の意を示すと、また意識を戦場に向ける。それに倣い、カイトも再び戦闘態勢に入った。

 

「戦況は大分マシになったかな?」

「君と上で戦ってるお姉さんのお陰でなんとか凌げているけど……それでもまだ厳しいわね。相手側の人数が多すぎるわ」

 

 サラマンダー側のプレイヤーは減っているものの、元々の数が多かったのもあり、まだまだ戦力に余裕がみえる。それだけの人数に攻め込まれているにも関わらず、シルフとケットシーの少人数混合パーティーが未だ1人も欠けていないのは奇跡に近い。

 

「最悪の場合は、君達だけでも逃げて。そうなっても私達は恨んだりしないから」

 

 サラマンダー3人をいなした強さに惹かれて咄嗟に協力を依頼したが、本来なら無関係のカイトとアスナにまで危険を負わせるわけにはいかない。自分の我儘でこの場に留めているが、カイト達が追い込まれた結果、我が身を最優先に考えて行動したとしても、リーファは決して何も言うまいと心に誓っていた。

 しかし、そんな彼女の胸中を察したカイトは、リーファの眼を見てこう告げた。

 

「今も昔も、請け負った依頼は最後まで全うするって決めてるんでね。途中で投げ出す気はないよ」

 

 視線がぶつかると、カイトは柔らかな笑顔を浮かべた。その自然な表情を見たリーファは思わず「へぇ……」と感嘆の声を漏らす。感情表現が大雑把なVR世界において、ごくごく自然な笑顔が出来るというのは、実は中々難しい。

 そんなカイトについ見入っていたリーファだが、急に表情が険しくなった彼を見て身体が強張る。そんなリーファの心情など知るわけがないカイトは、彼女の左腕を掴み、思い切り自分の元へと引き寄せた。

 

(な、なになになに????)

 

 混乱するリーファがされるがままになっていると、カイトは一歩踏み込んで右手の剣を閃かせた。その直後、何かを斬った音と男の呻き声が聞こえてきた。

 リーファが後ろを振り向くと、そこには肩口から脇腹までダメージエフェクトを刻みつけられたサラマンダーの姿があった。いつの間にかリーファの背後に忍び寄っていたらしいが、それに気付いたカイトが彼女を庇い、助けてくれたらしい。

 

「あ、ありが――」

 

 礼を言おうとしたその時、今度はリーファが表情を険しくさせた。

 その理由は、カイトの背後で大剣を大上段に構える敵の姿を見たからだ。

 

「やあっ!」

 

 剣道の時と同じように覇気の込もった声を発すると、下から上に流れる斬り上げを放つ。敵の剣がカイトの身体へ喰い込むよりも早く、リーファの剣がサラマンダーの身体に食い込み、深々と傷痕を刻みつけるのに成功した。さらには今の一撃でクリティカル判定が出たらしく、不意打ちが失敗したサラマンダーは激しいノックバックで弾き飛ばされる結果となった。

 

「おぉ……ありがとう」

「どういたし、まし……て…………」

 

 リーファの口調が目に見えて減速する。その理由は、今の彼女が陥っている状況が原因だった。

 カイトがリーファを助けるために自分の元へと引き寄せた際、2人はお互いの息遣いが聞こえるほどに近く、というより密着している。そしてリーファはその姿勢のまま、不意打ちを仕掛けてきたサラマンダーを撃退したため、2人の密着状態は未だ解除されずじまいだ。

 思考のギアが戦闘モードに入っていた時なら気にも留めていなかったが、危険が去ってニュートラルに切り替わった今となってはそういうわけにもいかない。そんな精神状態でリーファが目にしたのは、鼻先数センチ先にあるカイトの顔だった。

 

「〜〜〜〜〜〜っ!?!?」

 

 状況を理解したリーファの顔が熟れた林檎のように紅く染まり、全身は瞬間湯沸かし器の如く瞬時に熱を帯びた。

 シルフ五傑と呼ばれ、プレイヤーとしての実力は上位に位置するリーファだが、中身は年相応の女の子であり、リアルは思春期真っ只中の女子中学生である。同世代の男子と付き合った経験もなければ、ましてや手を繋いだ事もない。そんな彼女にとって、異性と身体をくっつけて抱き合う格好になるのは、途轍もなく恥ずかしい行為なのだ。

 

「うわわわわっっ!! ご、ごめんなさいっ!!!!」

「こ、こちらこそ」

 

 なので、リーファはその体勢のままでいる事が耐えられず、恥ずかしさのあまり1人分の間隔を空けてカイトから距離をとった。

 一方のカイトはそんなリーファの内情など知る由もなく、彼女のリアクションに戸惑っていたが、すぐに思考を切り替えて周囲の敵に目を走らせた。彼の様子に気が付いたリーファもあおいでいた手を止め、カイトに背を向けて剣を構える。

 すると、背中を向けた状態のままでカイトは声をかけた。

 

「そういえばまだ名乗ってなかったね。オレはカイト。君は?」

「リーファよ」

「じゃあリーファ、君がさっきオレに対して依頼した事を果たすために、オレは君達を全力で守るから」

 

 背中越しに聞こえる声には、置かれている状況を何とも思っていないような、ある意味で自信に満ち溢れた頼もしい印象を抱かせた。先ほど見たあの強さからくるものだろうが、それとは別に似たような経験と数々の修羅場を潜り抜けてきたことに由来するものなのではないかと、リーファはあどけない少年の声色からそう感じとった。

 

「そんなわけなので、ちょっと暴れてくる」

 

 言うや否や、カイトは少しだけ身を屈めると、一気に上空へ飛翔して空中にいるサラマンダーの一団に突っ込んでいく。

 

(……なんだろう。いつもならこんな事思う余裕ないはずなのに……)

 

 カイトがいなくなってその場に取り残されたリーファは、1人でふと、あることに気が付いていた。

 

(あたし、今わくわくしてる)

 

 追い込まれている状況下でも心の底からゲームを楽しんでいるカイトに感化されたのか、リーファは久しく忘れかけていた、ALOを始めた頃の原点とも言える気持ちを思い出していた。

 そして、その最中。

 

 ――グオオォォオオォォ!!!!

 

 少し離れた場所から腹の底にまで響く重低音が轟き、乱戦状態だった戦場の時が止まる。皆が何事かと音の発生源に顔を向けると――

 

「な、なに……あれ?」

 

 ――これまで誰も見たことのない、巨大な悪魔型モンスターの姿がそこにあった。

 

 

 

 

 

 ユージーンは《黒の剣士》が魔法で巨大な悪魔型モンスターに変身した事に対して驚きはしても、畏怖や動揺の類を一切感じていなかった。プレイヤーによっては思考が停止して足が(すく)む者もいるだろうが、武人や猛将などと呼ばれているユージーンの胆力を脅かすほどではない。

 

 ステータスの変動はなく、見た目がモンスターに変わっただけだが、変身した姿がプレイヤーの身の丈を優に超える巨体であるなら、少々話は変わる。

 それは、リーチの問題――――つまり、攻撃範囲だ。

 《黒の剣士》が変身した悪魔型モンスターの腕は、だらりと下げた状態で膝下までの長さがあり、その場で腕を振るだけでも、プレイヤーが剣を振るより広い範囲をカバー出来る。そのうえ長い尻尾もあるので、死角からの攻撃にももしかしたら対処が可能かもしれない。

 魔法による遠隔攻撃で攻める手もあるが、ユージーンはすぐにその考えを切り捨てた。詠唱には少なからず時間が必要なので、その隙に攻め込まれる可能性が高いからだ。ならばここは危険を冒してでも接近戦に持ち込み、懐に入り込んで剣技のラッシュで畳み込むのが良いだろう。ユージーンは機を逃さぬよう、攻め込むタイミングを静かに推し量っていた。

 だが、ユージーンが動き出すよりも早く、悪魔は無音で大地を疾駆して攻め込んできた。

 

「なっ…………!」

 

 この時、ユージーンの心臓がわずかに跳ね上がり、その場で動きを止めた。

 元々《黒の剣士》のステータスは全て高水準に設定してある。移動スピードだけをとってみても恐ろしい速度を誇っているため、並大抵のプレイヤーには視認することすら容易ではない。

 もし自分よりも身体の大きい巨躯の悪魔がそんな速度で距離を詰めてきた場合、その迫力は相当なものだ。これは実際に体験した者にしかわからない感覚であり、流石のユージーンもそこまでは予測できなかった。

 肉薄する悪魔は腕を振りかぶり、拳を握って何の捻りもない右ストレートを繰り出した。ユージーンほどのプレイヤーなら回避できたはずだが、想像以上の迫力によって思考の死角を突かれ、不可視の鎖が彼の足を絡めとる。黒い右拳がユージーンの視界を覆った、次の瞬間。

 

 ――ズガアアァァアアァァン!!!!!!

 

 拳がユージーンを突き飛ばし、彼は後方にあった地形オブジェクトに叩きつけられた。ユージーンが激突したオブジェクトには大きなクレーターが出来たが、それが彼の受けた衝撃の強さを物語っていた。

 

「ぐっ……」

 

 回避は出来なかったが、咄嗟に身体が動いたおかげで剣を盾にした防御姿勢をとることは出来た。無防備に喰らうよりもダメージを軽減できたが、それでも受けた傷は大きく、彼のHPは大幅に減少した。

 

(迂闊だった。俺としたことが……)

 

 素早くポーチにあるポーション入りの小瓶を手に取って口に含み、下降したHPゲージが緩やかに上昇し出したのを確認すると、空になった小瓶をその場に捨てた。役目を終えた小瓶がポリゴン片となって四散すると同時に、今度はユージーンが先行して仕掛ける。

 大剣を肩に担ぎ、悪魔に突進。悪魔は小煩い羽虫を払い落とそうと長い腕を振って大地に叩きつけようとするが、ユージーンは飛行スピードを極力落とすことなく、最小限の動きで回避。懐に入り込んだユージーンは担いでいた剣の柄を両手で握り、大上段からの一撃を浴びせようとした。

 だが、悪魔の攻撃はまだ終わっていない。斬りかかろうとしているユージーンに対し、大口を開けて噛みつき攻撃を仕掛ける。生え揃った鋭利な牙と歯が、ユージーンを噛み砕かんと迫る。

 

「舐めるなっ!」

 

 歴戦の猛者は狼狽えることなく、咄嗟の機転で翅の角度を変え、推進力を前方向から横方向に変化させた。その結果、ユージーンは滑るようにして悪魔の脇腹付近をすり抜け、背後に回り込む。半秒ほど遅れてつい今しがたユージーンのいた座標に悪魔が噛みつき攻撃をしたが、当然そこに敵はおらず、何もない空間に噛み付いて空振りに終わった。

 背後に回り込んだユージーンは、ガラ空きになっている悪魔の背中に一閃見舞うため、今度こそ剣を大上段に構えた。

 

(もらった!)

 

 これがもしもプレイヤーなら、完璧なタイミングで背後に回り込まれた時点で背中に一撃喰らうのは必然であると言える。人間は背中側にいる敵に対して攻撃する術を持ち合わせていないからだ。

 しかし、今ユージーンが対峙しているのは、《黒の剣士》が変身した悪魔型のモンスターであり、必ずしも対人戦での常識が通じるとは限らない。この時、彼はつい先ほど自分の脳裏に浮かべた可能性を失念してしまっていた。この悪魔には尻尾があるため、死角からの攻撃にも対処される可能性があることを。

 その事を思い出したのは、悪魔の薙いだ尻尾がユージーンに当たり、彼を宙に弾き飛ばした直後だった。

 完全な攻撃モーションに入っていたユージーンは、当然防御姿勢をとる暇もなく、尻尾による打撃属性ダメージとノックバックに襲われた。

 

「が、はっ……」

 

 尻尾を叩きつけられた身体の左側面から不快感が生じ、視界の端に映るHPゲージが再び下降し始めた。ただ、直撃を受けたにも関わらず、HPゲージの減りは先程よりも少ない。尻尾にはそこまでの攻撃力を備えていないということだろう。

 どうにか空中で姿勢を立て直すと、ユージーンはもう一度悪魔に向かって突進する。そしてもう少しで射程圏内に入ろうとした時、彼は飛行速度を僅かに緩め、悪魔の周囲を縦横無尽に飛び始めた。

 前後左右に上方向を加えた悪魔の周囲をランダムに飛び回り、どこからどのタイミングで攻撃がくるのかを相手に予測させない作戦だ。NPCのアルゴリズムに負荷をかければ、必ず隙は生じるだろうと考えた末の手段である。

 ユージーンの動きを目で追おうと、悪魔も顔をしきりに動かす。トップスピードは《黒の剣士》が上のようだが、モンスターに変身して大型化した《黒の剣士》にユージーンのような細かな機動力はない。忙しなくユージーンの動きを追うが、徐々についてこれなくなっているのが見てとれた。

 撹乱するために動き続け、悪魔がユージーンの動きを目で捉えられなくなったのを見計らい、武人は機を見て仕掛けた。

 

「はああぁぁああっ!」

 

 剣を腰の高さに構え、裂帛の気合いと共に突撃する。悪魔が顔を向けている方向とは真逆の左側面からユージーンは攻め込み、丸太のように太い首目掛けて剣を振るった。

 

「ぜああぁぁっ!!」

 

 悪魔に肉薄し、首元を通過する際、腰だめに構えた剣を横一閃に薙ぐ。深々と紅いダメージエフェクトを刻みつけると、悪魔は一瞬だけ黒い煙となってその身を爆ぜ散らし、本来の姿である黒衣の剣士に戻った。ユージーンが上空から見下ろすと、幻惑魔法を強制解除された《黒の剣士》のHPゲージが大きく減少していた。

 ここで手を緩めるつもりのないユージーンは、翅を鋭角に折り畳み、《黒の剣士》目掛けて急降下のダイブを開始。翅の生み出す推進力を上乗せし、もう一度敵に一撃見舞おうと試みた。

 そしてユージーンの急降下によって生み出された空気を裂く音が、《黒の剣士》の鼓膜にも届いたらしく、上空から迫る敵の姿に遅れて気が付き、天を仰ぎ見る。ただ、その時にはもう回避が間に合うような距離ではなく、敵の影は目と鼻の先だった。反射的に《黒の剣士》は身体の前で剣を斜めに構え、武器で防御する判断をとったが、グラムに武器防御は通じない。エクストラ効果の《エセリアルシフト》が剣と接触する瞬間に発動した。

 

 ――ズガンッ!

 

 透過した剣が敵の身体を捉え、《黒の剣士》は容赦ない一撃を喰らうと同時に下方へ大きく飛ばされる。地面に叩きつけられてもおかしくなかったが、翅で急制動をかけたため、ギリギリで地面に激突する事態は避けられた。その場でくるりと回転し、大地に足をつけた。

 ユージーンの強烈な攻撃は《黒の剣士》に大ダメージを与え、4段あるHPゲージの内の1段目がとうとう空になった。

 そして1本目が削り切られた事で、《黒の剣士》にパターン変化が生じる。

 《黒の剣士》は空いている左手を持ち上げると、これまで抜かずにいた背中の剣に手をかけた。柄を握って一気に引き抜くと、陽光の下でその身を露わにする。

 それは遠目から見てもわかるほどの細身で、透き通るような青白色の片手剣だった。派手な装飾はないものの、美しさと強さを兼ね備えた業物であるのが見てとれる。

 両手に剣を装備するのは不可能ではないが、当然片手で装備するよりも扱いは難しくなる。そんな状態で戦えるのかとユージーンは訝しんだが、《黒の剣士》の構えを見た時、それはいらぬお節介であると悟った。

 

「ほう……」

 

 ユージーンも思わず感嘆の声を漏らす。その構えは一朝一夕などではなく、修練の果てにたどり着いたものだとわかったからだ。つまり、それだけ隙がないという事であり、どこから斬り込んでも即座に反応して反撃されるだろう。

 そして、この時のユージーンはまだ知らなかった。今までの戦闘はあくまで前座のようなもので、本番はここからなのだという事を。

 

 かつてSAOの攻略に幾度となく貢献し、攻略組の中でもトップクラスの実力を誇っていた《黒の剣士》の真骨頂――――二刀流。

 今、黒と白の剣が牙を剥く。

 

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