あたまのおかしい「あーくないつ」 作:Orpheus@失踪主
皆様に、ヤンデレ成分を...私があまりお出し出来なかったので
ゆ っ く り し て い っ て ね (ねっとり)
「....」「あ、あの...ドクター?」
ここは、ロドスアイランド製薬の事務室。
机にも床にも置かれた大量の資料をてきぱきと見ていくドクターと呼ばれた一人の男と、ウサギ耳が特徴的なこのロドスにてCEOを勤める「アーミア」。
「そろそろ...休まれたらどうでしょうか?」
「...却下、私はこれ等を終わらせたいんだ。」
山のように連なる書類を右へ左へどんどん流していく。
糞みたいな書類はシュレッダー行き、マトモだけど少し合理性が抜けるものは保留、許可を得れる物には判子を押す。
そうして流れていた時間は睡眠を含まず約4日。
そう、彼は寝れない....いや、正確には「寝なくてもいい体質」なのだ。
ロドスのお偉いさんの一人ケルシーにも確認済みなのだが、あの状況を見て、心配する
そうして、無言が続いた三時間後。
「....よし、終わった。」
「お疲れ様です、きゅ「さ、このゴミを提出しなければ」....」
故に、ロドスの多くの者が「ブラック企業に間違えられない?」などの社畜っぷりに頭を悩ませる者も居るが...
(はぁ、またです...ようやく終わってお茶でも出したかったんですが...ドクター、私の気持ちに気がついていますか?...まぁ、でも!そんなドクターも好きなんですけどね!、将来の子供は何人欲しいんですかね...私はドクターの子供なら幾らでも産めますけど...嗚呼、想像するたびに下着がむずむずしてきます....)ハイライトオフ
この様に不思議な程の可笑しい愛情を向ける者も居る。
今日も今日とて、頭のおかしい奴らは歩いて行く。
「....?」
愛しきロドスの中で
「アーミア、その書類をケルシー先生に出しててね。」
「!?あ、は、はいっ!」
「....」ブィィィィィィインバリバリバリバリ
一枚、一枚とシュレッダーの中へ入っていく紙。
シュレッダーの奥には大量の切りごみが入っている袋がシュレッダーのある部屋のほとんどを埋め尽くしていた。
中には「オリジムシの生態実験」や「エリートオペレーター同士の球技大会」やら、まともに見えて頭のおかしい内容が書かれた物ばかり。
もし、エリートオペレーター同士の球技大会何ぞやってみろ、ホームラン連発する上に燃える(ガチ)魔球がロドス全体を貫通する事に成るだろう。
「はぁ....これもロドスの為。頑張らなければ。」ブィィィィィィインバリバリバリバリ
彼は寝れない、彼はこの世界...男女比率0.1:9.9とか言う頭の可笑しい割合に彼は頭を悩ませて居た。
元々彼はこの世界で言えば「ビ○チ」と同じ感じの距離感で話せる、女性の中で一番憧れるボディタッチまで普通に許してくれる最高の男性...、普通の距離感に直せば「胸を触っても怒らないやべぇ女子」見たいな物だろう。
故に、ロドスアイランドには彼を見るために多くの者がオペレーターとなり、一目見ようとするが、大体はケルシーやアーミア、ここの新米を育てる教官ドーベルマンの厳しい面接によって、即座に落とされていく。
また、男性オペレーターも彼のことを信頼している。
この男女比にてまともに嫌な顔一つ見せずに彼女らと接してくれる彼を見て、ある意味尊敬の念を抱いており、故に、ドクターが何か有ればロドスアイランドの男オペレーター...いや、全オペレーターが束になってぶん殴って来るだろう。
それだけの厚い信頼を得るドクター。
それが、彼の重い枷となっていることは誰も知らないだろう。
「よし、おーわりっと...今は...」
『12時30分です。ドクター、お昼には丁度良いかと。』
「ありがとう、なら昼ご飯を食べに行こうかな...」
彼が持つ情報端末は、彼なりのスケジュールを多く纏めたデータとロドス全体をある程度管理してくれるIAにより、今日も動いている。
また、そのIAを逆にハッキングして良からぬ事を考えるやつも居るとか...
彼は歩く、今ある「自分」の為に。
「あ、ドクター。こんにちは!」
食堂へと歩いていると、背が小さな子が居た。
彼女の名は、「スズラン」。このロドス最大の癒し枠の一人で、見た目以上にアーツの扱い、戦闘面の才能が凄まじい。
舐めて襲いかかると並大抵のやつらなら、直ぐに倒れるだろう。
「ああ、こんにちはスズラン、元気かい?」
「はい!元気ですよ、ところでドクターはなにを?」
「もう昼だから、ご飯をね。」
「あ、そうなんですか!なら、一緒に行きませんか?」
「いいよ、行こうか」
そう言うとスズランはドクターの手を取り歩き出した。
その手の握り方はまるで恋人のような、何処か甘酸っぱい物だと彼は感じたが、彼女の嬉しそうな顔を見て、そんな思いは直ぐに消え去り。
ゆったりと食堂へと歩く。
そうして着いた、食堂...入る前は、明るい雰囲気だったのだが...
スズランとドクターが手をついないでいる状態...いや、「恋人繋ぎ」の状態を見て、一瞬、食堂が地獄へと変貌したのだ。
幼稚なスズランへと、殺意、嫉妬、皮肉、或いは尊さを出す者まで。
そのオーラを感じた、ドクターは流石に不味いと思い、スズランの手を離そうとするが....
ガシッ
「...?」
離れない、何なら、スズランがドクターの手袋を掴んでいるせいで外れないのだ。
「す、スズラン...?」
そう言い、彼は彼女の顔を見るとハイライトが消えた漆黒に塗り潰された眼を見て、恐怖を感じた。
まるで深淵を覗いてSAN値が削れる程の恐怖を。
こちらも深淵を除けば、彼女らも深淵から彼を見ている様に。
「...安心してください、ドクター。私が貴方を守ります。」ハイライトオフ
そして、食堂は多くのオペレーターが暴走し、半壊状態になったとさ。
「もうやだ、こんな職場...」
断末魔が響く中、彼はそっと愚痴を漏らしたとさ。
そんな、ドクターのイカれたお話である。
こ、これがヤンデレかぁ....(久しぶりに書いたから無理)