ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。   作:しがなくない

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4月12日(朝)

零夜は登校している途中、上から声をかけられた

 

??「君が叢雲零夜君だね?」

 

上から呼びかけられた零夜は、上を見上げた。

そこには、腕に生徒会の腕章をつけていて、頭に手裏剣の形をした輪っかがついている女の子が浮いていた。

 

零夜(・・・浮いてる?)

??「僕の名前は天音かなた。叢雲零夜君、生徒会に入らない・・・っていない!?」

 

零夜は既に通り過ぎていた。

 

零夜(遅刻するかもしれないし、さっさと学園行くか。)

天音「ちょっ、ちょーっとまって!せめて話だけでも聞いて!」

 

かなたが零夜の前に降りてきた。

 

零夜「・・・なんですか?」

天音「僕は天音かなた。君が叢雲零夜君だよね?」

零夜「そうですけど。」

天音「単刀直入に言うよ。生徒会に入らない?」

零夜「生徒会?」

天音「そう。学校についていろいろなことをするんだ。」

零夜「とりあえず、歩きながら話しませんか?遅刻はしたくないですし。」

天音「そうだね、歩きながら話そうか。」

・・・

零夜「それで?生徒会って何するんですか?」

天音「今更だけど、同じ学年だからタメ語でいいよ。」

零夜「そう?じゃあ遠慮なく。」

天音「適応力高いね君・・・生徒会は主に放課後の学園の見回りを担当するんだ。それで喧嘩とかを仲裁したり、学園に取り付けられた目安箱の中身を回収したりとかね。」

零夜「目安箱って、要望とかを書いていれるやつだよね。」

天音「そうだね。」

零夜「どんなことが書いてあるの?」

天音「大体は備品についてだね。これが壊れてるから直してほしいとかこれが必要だから買ってほしいとかだよ。で、それらを集めて生徒会で話し合って。買うかどうかを決めるんだ。」

零夜「へぇ・・・で、喧嘩の仲裁とかは?話し合いとかさせるの?」

天音「そうするのが一番なんだけど、やっぱり実力行使になっちゃうかな。その方が話し合いより効率がいいからね。」

零夜「逆にやられたりしないの?」

天音「大丈夫、生徒会にはそれなりの強さがないと入れないし、強いやつはあまり喧嘩はしないから。」

零夜「なら安心・・・なのかな?」

天音「ま、生徒会が簡単にやられることはないけどね。」

零夜「・・・あ、着いた。」

天音「本当だ。それじゃあ生徒会の件考えておいてね。それじゃっ!」

そう言って、かなたは先に校舎に入って行った。

零夜「・・・僕も入るか。」

 

『我は汝、汝は我・・・

 汝、新たなる絆を見出したり・・・

 汝、『正義』の力を得たり・・・

 我ら、汝に新たなる力の祝福を与えん・・・』

 

〜2-3〜

零夜が教室に入ると、なにやら少々ざわめいていた。

不思議に思いながら自分の席に行くと、そこには女の子が座っていて、その周りには男子生徒が3人、まるでボディーガードのように立っていた。

 

零夜「・・・あのー、そこ僕の席なんだけど・・・」

男子生徒「姫森様、叢雲零夜が来ました。」

姫森「ん?きたのら?」

 

姫森が零夜を見て、言い放った。

 

姫森「お前、ルーナの護衛になるのら。」

零夜「・・・はっ?」

姫森「・・・なにを惚けてるのら?わかったらさっさと『姫森ルーナ様の護衛にならせていただきます』って誓うのら。」

零夜「嫌だけど?」

姫森「・・・今なんて言ったのら?」

零夜「嫌だけど。」

姫森「・・・お前なに言ってるかわかってるのら?」

零夜「やりたくないから拒否したんだけど。」

姫森「私はこの国のお姫様、姫森ルーナと心得ての発言なのら?」

零夜「そうなの?」

姫森「知らないのら!?」

零夜「うん。」

姫森「・・・まぁ、転入生だし知らなかったのなら仕方ねぇのら。」

零夜(お、諦めてくれたかな?)

姫森「また勧誘しに来るのら。いくのらよ。」

そう言ってルーナは零夜の席を立ち上がり、護衛を引き連れて教室を出て行った。

零夜「・・・諦めてくれないかなぁ。」

潤羽「無理だと思うのです。」

 

『我は汝、汝は我・・・

 汝、新たなる絆を見出したり・・・

 汝、『女帝』の力を得たり・・・

 我ら、汝に新たなる力の祝福を与えん・・・』

 

 




天音かなた
アルカナ→『正義』ランク1

姫森ルーナ
アルカナ→『女帝』ランク1
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