ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。 作:しがなくない
グゥ〜
零夜(お腹すいたなぁ・・・)
ラミィと別れた零夜は公園を離れ、商店街の方に来ていた。
時計の針は12:30を指していて、時間的にもうお昼になっていた。
零夜(商店街の方まで来たけど、どこか食べれる場所ないかな・・・)
零夜が商店街を歩いていると、二つの店を見つけた。
他にも飲食店はあるが、なぜかその二つの店に興味を引かれた
零夜「『おにぎり猫又』に『戌神パン』・・・?」
二つの店はそれぞれ向かい側に建っていて、『おにぎり猫又』は和風、『戌神パン』は洋風の建物ということがわかった。
零夜(どっちに入ろうかな・・・?)
零夜が悩んでいると『おにぎり猫又』からは紫色の猫の獣人が、『戌神パン』からは茶色の犬の獣人が飛び出してきた。
??「『おにぎり猫又』へようこそ〜!」
??「『戌神パン』へようこそ〜!」
??「お昼ご飯ならおにぎりを食べようよ〜、パンと違って腹持ちもいいしうちのおにぎりは商店街一って有名なんだよ〜?」
??「いやいや、それを言うならうちのパンだって商店街一だよ!それにおにぎりと違ってパンの方がバリエーション豊富で、自分好みのやつに出会えるでな!」
??「いやいや〜!」
??「いやいやいや〜!」
零夜「ちょ、ちょっと一回落ち着こうか!」
・・・
??「いや〜ごめんね〜、ヒートアップしちゃって。」
零夜「もういいよ・・・とりあえず今日は『おにぎり猫又』の方に行ってみるかな。」
??「ええ〜?」
零夜「次は『戌神パン』の方にも行くから・・・」
??「うー・・・じゃあ待ってる、次もそっち行ったら許さないからね!」
そう言って犬の獣人は『戌神パン』に戻っていった。
??「それじゃあ行こっか、ちなみに僕は『おにぎり猫又』の看板猫の猫又おかゆだよ。よろしく、叢雲君。」
零夜「僕のことを知ってるの?」
猫又「知ってるよ。前回のバトロワのチャンピオン、学園新聞に載ってたからね。」
〜おにぎり猫又〜
猫又「いらっしゃ〜い、おばあちゃん、お客さんだよ〜!」
おかゆは店の奥に入っていった。
お店を見渡していると、猫又が老婆を連れてきて戻ってきた。
おばあちゃん「あらあらお客さんかい?いらっしゃい。何にしますか?」
零夜「そうだなぁ・・・おすすめはなんですか?」
猫又「ここのおにぎりは全部おすすめだよ〜」
零夜「そう言われると悩むなぁ・・・それじゃあ昆布と明太子で。」
おばあちゃん「わかりました、ここで食べていきますかい?それとも持ち帰ります?」
零夜「ここで食べて行きます。」
おばあちゃん「わかりました、それじゃあ今から作りますから待っててくださいね。」
そう言っておばあちゃんは店の奥に入っていった。
猫又「それじゃあ好きなところに座って。」
零夜は窓際の席に座った。
その向かい側におかゆが座った。
零夜「接客はしなくていいの?」
猫又「大丈夫だよ、お客さん入ってくる時はドアについてるベルがなるから。そしてある意味これも接客でしょ?」
零夜「まぁそうだけど・・・」
零夜とおかゆが会話してると、奥からおばあちゃんがおにぎりを乗せたお盆を持ってきた。
おばあちゃん「おまちどうさま、こっちが昆布でこっちが明太子ね。でお茶どうぞ、熱いから気をつけてね。それじゃあごゆっくり。」
そう言っておばあちゃんは店の奥に戻っていった。
猫又「おっ、今日は昆布と明太子か〜。」
零夜「なんで?」
猫又「その日の具が今日のご飯のおかずになることが多いんだよね。」
零夜「へぇ、じゃあいただきます。」
零夜は昆布の方のおにぎりを一口食べた。
零夜「このおにぎり塩が効いてるね、昆布も美味しい。」
猫又「でしょ?明太子も美味しいよ。」
零夜「いただくよ。」
そう言って零夜は明太子の方も一口食べた。
零夜「明太子の辛さがご飯とよく合うね。美味しいよ。」
猫又「よかった〜、作ったのはおばあちゃんだけど口にあってよかったよ。」
零夜は残ってるおにぎりを完食して、お茶を飲んで席を立った。
零夜「それじゃあお勘定お願いするよ。」
猫又「はーい、えーっとおにぎり2個だから、700円ね。」
零夜「はいはい、700円っと・・・はい、ちょうど。」
猫又「ちょうどだね、毎度あり。」
零夜「それじゃあもう行くよ。」
猫又「またきてね〜。」
零夜は店を出て、帰路に着いた。
『我は汝、汝は我・・・
汝、新たなる絆を見出したり・・・
汝、『月』の力を得たり・・・
我ら、新たなる力の祝福を与えん・・・』
猫又おかゆ
アルカナ→『月』ランク1