ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。   作:しがなくない

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4月18日(放課後)

帰りのLHRも終わり、放課後になった。

零夜は帰り支度をしている時、廊下から声が聞こえた。

 

白上「叢雲君いますかー!」

 

零夜が声をした方を向くと、フブキとミオが立っていた。

フブキがこちらに気づくと、「失礼します!」と元気よく言って少し小走りで零夜の席に向かってきた。

 

白上「迎えに来ましたよ叢雲君!さぁ、部活に行きましょう!案内しますよ!」

零夜「えっちょっ」

 

フブキは有無を言わさず零夜の手を引っ張って教室を出た。

 

〜廊下〜

 

零夜「白上さん!とりあえず手を離して!」

白上「嫌ですよ!手離したらまたどっかいっちゃうじゃないですか!」

零夜「どこにも行かないから!」

大神「フブキ、流石に手を離した方がいいんじゃない?いくらなんでも強引すぎるよ。」

白上「・・・あっ!そ、そうですね!」

 

そう言ってフブキは零夜の手を離した。

 

零夜「ふぅ・・・やっと自由になった。」

白上「・・・どこにも行かないでくださいよ?」

零夜「行かないよ。さっ、案内してよ。」

白上「わかりました!こっちです!」

 

白上はスキップし、先に行った。

 

大神「フブキがごめんね。このままじゃ部活が無くなってたから焦ってたんだと思う。」

零夜「部活がなくなる?」

大神「転入生だし知らないのも仕方ないか。部員が最低でも5人いないと部活として認められないんだよ。去年先輩が卒業しちゃったから4人になっちゃってね、部員を集めなきゃって気持ちが前のめりになってたんだと思うんだ。」

零夜「へぇ、白上さん大変だっただろうね。」

大神「だから叢雲君が入ってくれて感謝してるんだ。フブキの親友としても、ゲーム部の部員としてもね。」

白上「二人ともー!早く行きますよー!」

 

先に行ったはずのフブキがこっちに戻ってきて二人を呼んだ。

 

大神「今行くー!それじゃあこれからよろしくね、叢雲君。」

零夜「こちらこそよろしく、大神さん。」

 

『我は汝、汝は我・・・

 汝、新たなる絆を見出したり・・・

 汝、『運命』の力を得たり・・・

 我ら、新たなる力の祝福を与えん・・・』

 

〜ゲーム部 部室〜

 

白上「ようこそ!ゲーム部へ!」

 

フブキがゲーム部のドアを開けると、部屋の中にはおかゆところねがくつろいでいた。

 

猫又「あ、新入部員?・・・って叢雲君じゃん。この前はどーも。」

戌神「あ、ほんとだ。叢雲君久しぶり〜。」

 

二人は零夜に気づくと、挨拶をした。

 

白上「あれ?二人とも叢雲君と知り合いだったんですか?」

猫又「この前おにぎり食べにきてくれてね〜。」

戌神「同じく〜。」

大神「そうなの?」

零夜「この前の休みの時に、商店街でたまたま入った店が猫又さんと戌神さんのお店だったんだよ。戌神さんのところに行ったら引き摺り込まれたからねぇ・・・。」

大神「ころねはちょっと強引なところがあるからね・・・。」

白上(ちょっと・・・?)

猫又「ねー、それより今日は何するの?叢雲君がきただけで終わりってわけじゃないよね?」

 

おかゆが携帯ゲーム機を弄りながらフブキ達に聞いた。

 

白上「ああ、そうだね!何をしましょう・・・?」

戌神「叢雲君にゲーム選ばせるのは?」

大神「そうだね、最初だから叢雲君に選んでもらおうか。」

白上「じゃあ叢雲君!あの棚から好きなものを選んでください!」

 

そう言ってフブキはゲームが入っている棚を指差した。そこにはボードゲームやカードゲーム、ゲームのカセットやおもちゃなどが入っていた。

 

零夜「・・・そうだね、それじゃあこれにしようかな。」

 

零夜は棚から一つのカセットを取り出した。

 

大神「・・・格ゲー?」

白上「『大乱闘クラッシュブラザーズ』、結構有名なやつだね。これでいいの?」

零夜「どれも初めて見るし、適当に選んだだけだよ。」 

白上「えっ!?このシリーズ初めて見るんですか!?誰でも一度くらいは見たことがあるとは思うんですが・・・。」

零夜「今までゲームをする機会がなかったからね。」

大神「どんな生活してきたの・・・?」

白上「と、とりあえず!これをするんですね!?それじゃあセッティングするから少し待っててくださいね!」

 

フブキは零夜からカセットを受け取り、部室にあるテレビに付属している本体に差し込んだ。 

すると画面に『大乱闘クラッシュブラザーズ』の文字が出てきた。

 

猫又「お、これするの?いいね〜。」

戌神「おー、やろやろー。」

 

零夜達はゲームを楽しんだ。

 

 

 

〜夕方〜

 

部活が終わってそれぞれが帰路に着いた時、部室にはフブキとミオが残っていた。

 

白上「いや〜、新しい部員が入ってくれてよかったね、ミオ。」

大神「そうですね、フブキ様。」

白上「・・・ミオ〜?少なくとも学園にいる間はその呼び方は無しって言わなかったっけ?」

大神「いや、しかし・・・。」

白上「い!い!か!ら!・・・はぁ〜。」

大神「・・・それでフブキ様「フブキ!」・・・フブキ、叢雲君とはどのように接すればいいのですか?」

白上「できれば敬語もなくしてほしかったんだけどなぁ・・・まぁいいか、とりあえずは保留でいいよ。私達と友好的に接してくれるならそれでいいしね。」

大神「そうですか。それではフブキ、そろそろ帰りましょう。」

白上「そうだね、帰ろうか。」

 

 




大神ミオ
アルカナ→『運命』 ランク1→2
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