ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。 作:しがなくない
ぼたんと別れた零夜は、改めてスーパーに向かった
〜商店街 スーパーマーケット〜
スーパーに入ると、零夜は野菜を見分け始めた
零夜(・・・)
零夜「・・・これと、これと、これと・・・」
??「あれ、叢雲君。」
零夜「・・・うーん、どっちがいいかな・・・。」
??「・・・ねぇ!」
零夜「っ!ああ、戌神さんか。」
声の方を向くと、ころねが怒った顔をして立っていた。
零夜「いつからいたの?
戌神「さっきから。ずーっと呼びかけてたんだけど?」
零夜「ごめんごめん、野菜選びに集中してて・・・。」
戌神「野菜選び?」
零夜「うん、野菜にも色々な状態があるからね。」
戌神「状態?腐ってるとかそういうの?」
零夜「そうだよ。例えば・・・トマトやナスだったらヘタを見ればわかる。枯れてなくてみずみずしかったら採れたての証拠さ。他にも、キャベツや玉ねぎは手に持ってみれば分かるよ。」
戌神「どうして?」
零夜「重ければ重いほど水分が残っていてよいものだからだよ。」
戌神「なるほど・・・」
ころねは野菜が置かれているところから、ピーマンとじゃがいもの袋をを持ってきた。
戌神「じゃあこの二つは?」
零夜「ピーマンとじゃがいもか。ピーマンはハリがあったり、弾力があるのが良いものだね。じゃがいもは皮の表面が滑らかで、あとはあまり大きすぎないもの、かな。」
戌神「なんで大きすぎるのだとダメなの?」
零夜「大きすぎるとダメってわけじゃないけど・・・1番の理由は味かな。」
戌神「アジ?」
零夜「魚の方じゃないよ?・・・じゃがいもは大きいのが売れ行きはいいんだけど、小さい方がおいしいんだ。」
戌神「なんで小さい方が美味しいの?」
零夜「うーん・・・そればかりは僕もわからない。経験則だからね。」
戌神「にしても、野菜の見分け方なんてよく知ってるね?」
零夜「自炊してるからね。作るんだったらおいしく食べたいから。」
戌神「確かにね〜。そうだ、ころねのほうの野菜も選ぶの手伝ってもらっても良い?」
零夜「いいよ。何を買うの?」
戌神「えっとねー・・・」
そうして零夜ところねはそれぞれお会計を済ませて、スーパーマーケットを出た。
〜商店街 戌神パン前〜
戌神「いや〜ごめんね。家まで送ってもらっちゃって。」
零夜「べつにいいよ。それじゃあ僕は・・・」
戌神「あ、ちょっと待った。」
ころねはポケットからスマホを取り出した。
戌神「はい、連絡先教えとくよ。」
零夜「連絡先?いいの?」
戌神「多分これからもお世話になると思うからね。」
零夜「・・・わかった、僕のやつでよければ。」
そうして2人は互いの連絡先を交換して、零夜は帰路に着いた。
ピロン♪
零夜「ん?戌神さんからメール?」
戌神『今日はありがとう、おかーさんに褒められたよ!』
零夜「・・・それはよかったね、と。」
みなさん、お体に気をつけて、良いお年を。