ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。 作:しがなくない
〜闘技場〜
チャイムが鳴ってから、零夜含む4組メンバーは闘技場に向かった。
他の生徒達が訓練する中、零夜達5人は話し合いをする事にした。
零夜「・・・で?バトロワの対策って聞いてるけど、何をするの?」
天音「今日はね、ちょっとした戦闘訓練をしようと思うんだ。」
零夜「戦闘訓練ね、了解。」
天音「そういえば、叢雲君は前衛と後衛どっち?」
零夜「どういうこと?」
天音「予め決めとかないと本番の時に不便でしょ?」
常闇「確かにそうだね、まぁわためは心配なさそうだけど。」
角巻「それどーゆーこと!?」
姫森「・・・」
他の4人が話をしている中、ルーナは難しい表情をしていた。
零夜「・・・姫森さん、どうしたの?」
姫森「・・・別に、なんでもねぇのら。」
天音「おーい叢雲君、ルーナ、聞いてる?」
姫森「聞いてるのら。」
零夜「ああ、ごめんごめん。」
そう言いながら零夜は意識を話し合いの方に向けた。
天音「それじゃあ早速模擬戦をしようと思うんだけど、誰と組む?」
姫森「ルーナはこいつと組むのら。」
零夜「・・・僕?」
天音「珍しいね、ルーナがそんなことを言うなんて。」
姫森「こいつにはいずれルーナの護衛になってもらわなくちゃ困るのら。ふさわしいかどうか実際に参加して確かめるしかないのら。」
常闇「・・・そんな約束したの?」
零夜「断ったんだけどね・・・まだ諦めてないみたい。」
常闇「ふーん・・・。」
天音「じゃあわためはこっち!流石にそっち側につかれると勝てる気がしないからね!」
角巻「え〜!?」
常闇「それじゃあトワもそっち側につこうかな。」
天音「了解、それじゃあ少しの間作戦会議しよう!」
そう言って零夜達はチーム事に別れた。
〜零夜、姫森チーム〜
零夜「・・・それで、作戦会議って事だけど・・・。」
姫森「作戦もクソもねぇのら。」
零夜「どう言う事?」
姫森「お前が突っ込むだけなのら。まぁ、怪我したら回復してやらんこともないのらよ。」
零夜「随分と大雑把な・・・。」
姫森「・・・否定はしないのら?」
零夜「まぁね。でも彼女達がどんなことをするかだけは教えて欲しいかな。」
姫森「嫌なのら。頑張って勝つのらよ。」
零夜「手厳しいね・・・。」
天音「そろそろいい?始めるよー!」
零夜「さて・・・準備するか。」
姫森「ルーナは後ろでお茶会でもしてるのら。」
零夜「あ、本当に何もしてくれないんだね・・・。」
姫森「当たり前なのら。ま、せいぜい頑張るのらよ。」
そう言ってルーナは少し離れた。
姫森「【お茶会を始めるのら】。」
ルーナの前にテーブルと椅子が出現し、テーブルの上にはティーカップとソーサー、ポット、そして3段のケーキスタンドが出現した。
姫森「よいしょっとなのら。」
ルーナが指を鳴らすとポットがひとりでに浮き、ティーカップの中に紅茶が注がれた。
零夜「・・・。」
天音「行くよー?」
零夜「・・・うん、やろうか。」
そう言って零夜はequipment状態の召喚銃を額に当てて、引き金を引いた。
〜〜〜〜〜
天音「・・・それじゃあ行くよ、叢雲君!」
零夜「いつでもいいよ!」
天音「よ〜し!それじゃあ早速わため!」
角巻「うん!」
♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜
わためはハープを引き始めた。
天音「よし!行くよ、トワ!」
常闇「うん!」
かなたとトワは零夜の方に走り出した。
天音「まずは小手調べだよ!」
かなたは零夜に肉迫し、拳を打ち込んだ。
零夜は1歩下がって回避した。
常闇「はあっ!」
トワは持っていた槍を突いた。
零夜はそれも避けた。
かなたとトワが連携して攻撃を繰り出す。
それを零夜は見切って避けていった。
それを少し繰り返して、攻撃をしながらかなたは言った。
天音「少し本気出すよ、トワ!」
常闇「わかった!」
そう言うとトワは前線から外れた。
零夜(何をするつもりだ?)
天音「よそ見してていいの?」
零夜「っ!」
天音「さあ、ラッシュだよ!オラオラオラオラァ!」
天音が攻撃のスピードを上げると、零夜は避けるだけじゃなく攻撃を受け流すようになった。
零夜(1発1発が重いのがよくわかる!確かにこれはゴリラと言われるのも、天音さんに悪いけど納得してしまう・・・!)
そう考えながら攻撃を捌いていると、かなたの背後から黒い何かが飛んできた。
それが零夜の腕に当たると、腕に小さな切り傷ができていた。
零夜(切り傷!?)
天音「貰ったっ!」
零夜が意識を逸らした瞬間、かなたのパンチが零夜の腹に入った。
零夜「かは・・・っ。」
零夜の体は少し押し出されて、お腹を押さえた。
天音「ちょっ!?大丈夫!?」
かなたはそれを見て心配したからか、零夜に声をかけた。
零夜「だ、大丈夫。続きやろうか。」
天音「う、うん・・・。」
かなたはそう言うと構えなおし、零夜もそれに相対した。
零夜(天音さんは近づかれたら終わりだ。おそらくこの腕の小さい傷は、途中で離脱した常闇さんのものだろう。ならば・・・。)
姫森「こっちを向くのら。」
零夜「え?ーーーむぐっ。」
零夜が振り向くと、フォークを持ったルーナに口の中に何かを突っ込まれた。
零夜(っーーー・・・甘い?)
姫森「痛みは無くなったのら?」
零夜「・・・確かに、無くなったけど・・・今のは?」
姫森「ただのケーキなのら。それじゃ、頑張るのらよ。」
そう言ってルーナはまたお茶会に戻った。
零夜(回復するケーキ・・・。)
天音「よそ見するんじゃないよ!」
零夜「【トラフーリ】!」
後ろから殴りかかってきたかなたからトラフーリで距離をとった。
零夜(さて、気を取り直して・・・。)
零夜「【マハラギオン】!」
天音「っ!」
かなたは零夜が放った炎の球を、かわしてさらに零夜に接近した。
零夜「よし、逃げるか!」
天音「はあ!?」
零夜「【トラフーリ】!」
零夜はかなたとさらに距離をとった。
零夜「【ブフーラ】!」
天音「そんなのに当たるわけ・・・。」
零夜は氷の球を放った。
わためのほうに。
角巻「♪〜♪〜♪〜・・・え?」
零夜が放った氷の弾が、わための頭に直撃した
角巻「あだっ!きゅ〜・・・。」
天音「わため!?」
零夜「よそ見してる場合?」
天音「っ!」
零夜「【ネコダマシ】!」 パァン!
零夜はかなたの顔の前で手を叩き、怯ませた。
天音「う・・・あ・・・?」
零夜「そして【二連牙】!」
天音「うぐっ・・・。」
零夜の打撃を受けたかなたはその場にうずくまった。
常闇「か、かなた!?」
零夜「さて、残るは常闇さんだけだね。」
常闇「うっ・・・。」
零夜はトワに歩きながら近づいた。
常闇「・・・だめだこりゃ、降参。」
零夜「お、降参するの?」
常闇「うん、私だけじゃ叢雲君に勝てないのわかってるから。」
零夜「なるほど、わかった。」
そう言って零夜は力を解除した。
零夜「それじゃあ次は天音さん達をどうにかしないと・・・。」
常闇「あ、それは大丈夫。だってほら。」
零夜「え?」
トワが指差しをした方を見ると、ケーキが刺さったフォークを持っているルーナがかなたの前に立っていた。
姫森「おらっ、口を開けるのら。」
天音「え?・・・もがっ!?」
ルーナはかなたの口の中にケーキを抉り込んだ。
常闇「ね?」
零夜「・・・そうだね。それじゃあ僕たちは角巻さんを起こそうか。」
常闇「うん、そうだね。」
そうしてわためを介抱した零夜達は、わための目が覚めた後に解散した。
姫森ルーナ
アルカナ→『女帝』 ランク2→3
説明
『お茶会を始めるのら』
正面にお茶会セットを出現させる。
カップには紅茶、ケーキスタンドには様々な種類のケーキがランダムで出現する。
ケーキには回復機能がついていて、食べた人の傷をある程度回復させる。(切り傷、擦り傷は治せる。骨折、部位欠損などは無理)
お茶会は発動した本人の魔力が続く限り開かれ、開いている間は攻撃を一切受け付けない。(ただし、攻撃を受けるごとに一定の魔力を失う)