ペルソナ使いが、ホロライブラバーズの世界を救うようです。   作:しがなくない

6 / 59
4月10日(6)

零夜(背後の人魂が襲い掛かってきた!?得体が知れないものに触れるわけにはいかないな・・・)

零夜「【ブフダイン】!」

 

零夜は襲い掛かってきた人魂に対して分厚い氷の壁を生成した。

氷の壁に直撃した人魂は爆発した。

 

零夜(危なかった。物理で対応してたら終わってた。まだ壁は残っているけど、どうだ?)

百鬼「余ぉ!」 

 

あやめは分厚い氷の壁をぶった切った。

 

零夜(おいおい、お構いなし!?)

百鬼「はああぁっ!」

零夜(【トラフーリ】も【テトラカーン】も間に合わない!)

零夜「【防炎の壁】!」

 

零夜は即座に生成できる【防炎の壁】を張り炎のダメージは防いだが、剣の攻撃は防げなかった。

 

零夜「ぐっ・・・」

 

零夜は後方に大きく吹っ飛ばされた。

 

零夜(初めてまともに攻撃くらった!炎は防げたけど、あの鬼の娘強すぎやしないか!?)

百鬼「まだまだ行くぞ!」

 

吹き飛ばされた零夜に容赦なくあやめは容赦なく襲い掛かってくる。

 

零夜(・・・仕方ない、あれをやるか)

零夜「【テトラカーン】」

あやめ「はぁっ!」

 

あやめの刀が障壁に触れた。障壁が攻撃を弾き、あやめが一瞬無防備になった。

 

零夜「【トラフーリ】!」

 

零夜はその隙に転移した。

 

百鬼「どうしたんだ零夜殿、かかってこないのか?」

零夜「いや、いまの状態じゃ君に勝てないから・・・」

百鬼「降参か?」

零夜「まさか、僕もここからは本気を出そうかなと思ってね。」

百鬼「ほほう?じゃあやってみてくれ。」

零夜「わかった、ちょっと待ってて。」

 

零夜(・・・equipmentからsummonに変えて。)

 

零夜(召喚するのは・・・こいつにしよう)

零夜(こめかみに当てて・・・)

百鬼「・・・おい待て!何をするつもりだ!?」

零夜「スゥーーッ・・・」

 

 

 

 

 

零夜「ペルソナ」 ガキィン!!!

 

 

 

 

 

それが現れたとき、召喚した零夜以外はその存在に恐怖した

「死」を象徴する神を目の前に、あやめも驚愕した。

 

百鬼「・・・なんだ?それは・・・?」

 

零夜「・・・いくよ、『タナトス』」

 

タナトス『ウオオオオオオオオオ!!!!!』

 

百鬼(なんだあれは?とにかく怖い、怖い!足がすくんで1歩も動けない!)

 

零夜とタナトスが近づく。

 

1歩近づくごとにあやめは『死』を強く感じた。

 

零夜とタナトスが近づく。『死』が近づく。

零夜とタナトスが近づく。『死』が近づく。

零夜とタナトスが近づく。『死』が・・・

 

 

百鬼「・・・う、うわあああああああああ!!!」

 

あやめは逃げた。

近づいてくる『死』から逃れるために今持てる全力をもって走って逃げた。

 

だが、それを零夜が見逃すわけはなく、追いかけた。

 

百鬼(死にたくない!死にたくない!死にたくない!助けて!誰か、誰か・・・!)

百鬼「あっ・・・」

 

あやめは特設コロシアムの壁に到着した。到着してしまった。

 

百鬼「あ、ああ・・・」

 

あやめの頭の中が絶望に染まった。

 

百鬼「あっあああ・・・あっ」 ドサッ

 

あやめがその場で倒れた。緊張がピークになったのだろう。

(百鬼あやめの戦闘不能を確認、回収します)

零夜はタナトスをひっこめた。

 

アナウンス「・・・はっ!ど、どうなった?のこったのは・・・?」

零夜「・・・ごめんね」

アナウンス「ゆ、優勝者は2年3組の転入生!叢雲零夜!」

(帰還します)

アナウンスがなった瞬間、視界が真っ白になる。

そして気が付くと教室の自分の席に転移された。

教室を見回すと、クラスメイト達が驚愕の目でこっちをみていた。

 

零夜(とりあえず、あの子を探して治さないとね)

 

零夜は立ち上がり、隣の教室(2年2組)に行ったら、幸運なことに恐怖にとらわれたあやめがいた。

あやめに近づこうとすると、一人の生徒が行く手を阻んだ。

胸元がやけに開いていて、白衣を着ている、悪魔が立ちふさがった。

 

??「彼女をこれ以上どうするつもり?」

零夜「治療をしようと思ってね」

??「信用できない」

零夜「だよね、けどトラウマになるまえにやったほうがいいと思うんだけど・・・」

??「戦いの様子を見せてもらったけど、炎属性、風属性、水属性の派生の氷属性、それに補助魔法まで使えるのに回復魔法なんて使えるわけないでしょう!?」

零夜「・・・はぁ、もういいから見てて」

??「ちょっと!」

 

零夜は悪魔を押しのけ、あやめの机の前に立ちsummon状態の召喚機をこめかみに押し付けた。

零夜が銃をこめかみに押し付けるという異常な光景をみて怯んだ。

 

零夜「ペルソナ、『ゲンブ』」

 

中国神話の北を守っている四神、ゲンブが現れた。

 

零夜「ゲンブ、この子に【メパトラ】」

 

零夜がゲンブに頼んだら、あやめの動きが収まってきた。

恐怖に陥っていて顔面蒼白のあやめの顔色は徐々に戻っていき、過呼吸だったのも正常な呼吸になり、ようやくバトロワは終わったことと目の前に恐怖に陥らせた対象がいることを理解した。

 

百鬼「あっ・・・」

零夜「すまなかった」

 

零夜はあやめに謝った。

 

百鬼「え・・・えっ?」

零夜「最後に召喚した奴は正直やりすぎたと思った。そのせいで君に危うくトラウマになりそうな心の傷をつけてしまった。今は大丈夫かな?」

百鬼「お、おお・・・いや、大丈夫だ、零夜殿。」

零夜「よかった。一応魔法を使ったけど、また何かあったら治すから言ってほしい。」

百鬼「あ、ああ・・・」

零夜「それじゃあ僕はこれで、そろそろ先生が戻ってくるだろうからね。じゃっ!」

 

零夜は元のクラスに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「・・・あの人なら、もしかして」

 

 




技、魔法の説明
【ブフダイン】ペルソナシリーズの攻撃スキル。敵単体に氷属性の大ダメージを与える。人魂を防ぐために壁を作った。
【防炎の壁】ペルソナシリーズの補助スキル。3ターンの間、火炎耐性を付ける。あやめの刀に付与された炎を防いだ。
【テトラカーン】ペルソナシリーズの補助スキル。あやめをひるませるために使用した。
【トラフーリ】ペルソナシリーズの補助スキル。ひるませた隙にあやめから距離をとった。
【メパトラ】ペルソナシリーズの回復スキル。味方全体の混乱、恐怖、動揺を回復する。恐怖にとらわれたあやめを回復した。

summonとは?
零夜が持っている召喚機についているモードの一つ。equipmentはすべての技を使えるのに対し、summonはすべてのペルソナを使えるが、ペルソナを付け替えるのは時間がかかり、1つのペルソナにつき8つのスキルしか使えない。(自動発動スキルも使える)
ただし、技の威力は100%発揮できる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。