さぁ、どうなるのでしょうか!
下記へどうぞ。
うっとおしいアイツらは、これでよしっと。
アレンはずっと店を監視もとい、アーニャを見守ってきたんだ。
店の動きなどは把握しているから、数日は大丈夫だろう。
しかし…、昔より弱くなっていないか?
それに芯がなさすぎる。
オッタルでは足りなかったかもねえ…。
あのいけ好かないエルフ‥ヘディンとか奴の方が、まだマシさね。
まあ、いい。
いずれにしろ、あのバカ女神のせいさ。
「おい、そこの侍従。さっき言いつけた通り浴場に湯を入れたね?」
「は、はい!」
「そうか、ご苦労。さっさと寝な。」
「え、でも…フレイヤ様が「あ?」…寝かせていただきます…。」
やれやれ、こいつらもあのバカ女神に過保護すぎるよ。
さーて、久々の喧嘩といくかね。
バンッ!
「………何?勝手に入らないでよ!…え?ミア?」
ズンズンズン
「黙りな。」
ゴンッ!
「きゅう………。」
やれやれ、噂は本当だったみたいだねぇ。
さて、目を覚まさしてやらないとダメだねえ。
よいしょっと…うっ、酒臭いねぇ。
ちょうどいいじゃないか。
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よしよし、言いつけた通り湯は張っているね。
そーれ。
ドッボーン!
「ぷはっ!はあ、はあ…。何するのよ!」
「少しは目が覚めたかい?バカ女神。」
「ミア…母さん…いえ、ミア。何故ここにいるの?」
「アイツらが頭下げて、アタシんとこへ来たんだ。余計な手をわずらわすんじゃないよ!」
「……そう。ミアにはわからないわよ!私がずっと求めてきた『伴侶』に拒否されたこの気持は!」
「知るかい。そんなのどうでもいいさね。」
「ど、どうでもいいって!貴女という人はっ!」
バシャアッ!!
「いい加減に目を覚ましな、バカ女神。さっさと決着をつけてから言え。それがアンタだろ?」
「ゲホッ…!ゲホッ…!」
「アンタのワガママのせいで、ウチの商売が上がったりだよ!それにずっとサボりは、許さないからね!さっさと決着をつけて、早く復帰しな!」
「なっ…!……シルは死んだわ。だから戻らないわ。」
「あ?誰がそんなの許したんだい?アタシは許した覚えはないよ!」
「……っ!なら、貴女を魅了…『バシャアッ!』目がぁぁっ!目がぁぁぁっ!」
「アタシがどんだけアンタと長く付き合っている、と思っているんだい?あんまり舐めるんじゃないよ!」
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「ひっく…ひっく…。」
「泣いたって許さないよ。…聞いたよ。あの坊主を手に入れるために、アンタの持つ全てをチップに賭けたそうだね。なら、さっさとやりな。」
「ぐすっ……止めないの?」
「あ?何故止めなきゃならないんだい?いずれ早かれ遅かれ、こうなっていたのは、わかっていたはずだろ?今更、何言ってんだい。」
「………そうね。確かにそうだわ。ふぅ…少しは落ち着いたわ。はぁ……。」
ふん、少しは自分を取り戻したかい。
さて、本題はここからだね。
「状況はどうなっているの?」
「アンタがこの四日間、ワインを浴びるように飲み、泣きわめいたぐらいだね。オラリオではその噂でもちきりだよ。」
「え」
「自覚してなかったのかい?はぁ…、このバカ女神が。」
「私…、もうオラリオを歩けないわ…。」
「今更だね、もう開き直りな。それがアンタだろ?」
「うう…。」
…?何か変わったね、この女神。
あの坊主の影響か…。
まあいい、利用させてもらうよ。
「今、【フレイヤ・ファミリア】はこのアタシのものとなっている。文句はないね?」
「…え?戻ったの?」
「この戦争遊戯の間だけさ。その後は、完全脱退させてもらうよ。それはアイツらの命を賭けてもらっているさ。」
「な、何を勝手なことを「あ?」…仕方がないわね、悪いのは私だもの。」
「わかってるじゃないか。アイツらは明日からしごいてやる。それに…何だい?アンタが甘やかすから、弱くなっちまっているよ。」
「仕方がないわ…。あの時代と比べたら、彼らが可哀想よ。」
「はぁ…、情けないったらありゃしないよ。それじゃあ、あの化け物共に申し分けが立たないよ。」
「そうね…。でも、ベルは違うわ。あの子は"救界"の要であり、英雄候補。ヘスティアではあの子を引き出せないわ。」
「嘘をいいなさんな。アンタはあの子を『伴侶』と見定めただけだろうが。アンタは、ただ一人の女としてあの坊主に惚れた。ただ、それだけさ。」
「………ミアには分かってしまっているわね…。ねえ、戻る気は「ないね」…はあ、惜しいわ…。」
「(ようやく落ち着いたみたいだね)さて、アタシがしばらくここを仕切る。文句はないね?」
「ええ。ミアが仕切るなら、この戦争遊戯は勝ったも同然だわ。」
「ふん、終わった後は休憩なしで働いてもらうよ。「えっ…」何か文句あんのかい?「いえ、ないわ…」」
もう大丈夫みたいだね。
さて、お仕置きといくかね。
「ああ、だがねぇ。アンタがここ数日しでかしたことに対して、ケジメつけさしてもらうよ。」
「え?え?…ねえ、ミア。何で腕まくりしてこっちへ来るの?…わ、私が悪かったわよ…。」
「安心しな。ほんの喝を入れさせるだけさ。「その喝が安心できないんだけど!」黙りな、このバカ女神が。」
「いや、やめて…。だ、誰か来て!「無駄さね、みなアンタのせいで寝不足だから今頃夢の世界さ。」きゃああああっ!」
とりあえず、尻叩き10回でいいかねえ。
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バカ女神にお仕置きし、神室へ放り込んでやった。
「ひっく…ひっく…お尻がなくなったよう…。」
「安心しな、まだあるさ。」
「痛くて寝られないじゃないの!『ゴンッ』……きゅう……。」
「寝られてんじゃないか。さて、これで一段落かね。あの坊主には悪いけど、勝たせてもらうよ。」
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「ようやく寝られるか…。っ!?」
そこには、アタシの若い頃の像と書き置きが置いてあった。
その像はすぐさま粉砕してやったがね。
書き置きには
「時の流れは残酷なり。」
とありやがった。
ここまで忍びこまれるとは…。
あのひょうろく玉んとこの【勇者】の仕業じゃないね。
この言葉…、それにその筆跡に見覚えがあるね…。
そして、この感じ…。
まさか…アイツが解放されたというのか!?
心当たりは…、あの坊やか…?
あの赤い目…そして面影…。
アイツらの血を受け継いでるならあり得ない話…、いやこの感じからいってもう確定か。
だとしたら、アイツだけじゃない。
あの女も解放されているね…。
ちっ、時間をかけすぎたね…。
アイツらが手を組んだなら、もう手に負えないじゃないか。
はぁ…もう負け戦だ。
さっきは勝たせてもらうよと言ったが、取り消すよ。
だが、そう簡単に勝たせてやらないよ。
「おい…、いるんだろう?これ以上の手出しは無用だよ。アタシがいる限りね。さっさと帰りな。」
……。
行ったか…、やはりこの感じはアイツの気配だったか。
わざと気配を出しやがって…。
はぁ…、まあ完全脱退するのにはいいきっかけと思うさね。
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翌朝バカ女神が元に戻ったことで、アイツら大喜びだったけどアタシは喜べない。
まあ、バカ女神がうつ伏せでケツをヘイズに治療してもらっているのを見て、アイツらは唖然としてたがね。
その日はアイツらを思い切りしごいてやった。
だが、やはり甘々だねえ。
できることはしておくか…。
アタシの店は大丈夫かねえ…。
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