とうとう!皆様お待ちかねの!
アストレア様と合流しました。
ここから、時間がリアル進行します。
日や時間で混乱した皆様、すみません!
(視点はときどき変わります。)
では、どうぞ!
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誤字報告をいただいた戦人さん、ありがとうございます!
「レア…お姉ちゃん?」
目の前にいたのは、リューさんと初めて会う女の人、そして5年前にお祖父ちゃんがいない2ヶ月間で、一緒に暮らしたレアお姉ちゃんがいた。
「レアお姉ちゃん?いえ、ベル。この方は…ア、アストレア様!?」
「え?レアお…わぷっ!」
レアお姉ちゃん?アストレア様?が僕に向かって突っ込んできた?
わしゃわしゃわしゃ!
「わわわ、髪の毛が!」
ぐにぐにぐに!
「いー!いー!いー!(引っ張らないでー!)」
「うん!この髪の毛触り、このほっぺの伸びはやはり、ベルね!間違いないわ!」
ムギュー!
昔と同じだ!
事あるごとに僕の髪をかき回したり、ほっぺを引っ張ったり、今のように抱きしめるんだから、間違いない!
レアお姉ちゃんだ!
「むー!むー!むー!(ちょ、ちょっと待ってー!)」
「ああ、会いたかったわ!ベル!」
「むー!むー!むー!(落ち着いてー!レアお姉ちゃーん!)」
駄目だー!
こうなったレアお姉ちゃんは、気がすむまで収まらないんだったー!
「先輩!先輩!固まってないで、アストレア様から彼氏を離しましょう!」
「…はっ!そ、そうですね!ア、アストレア様、ベルを離して下さい!」
「嫌よ。」
「…は?」
「リューばっかりずるいわ。ベルと一緒にいたなんて。」
「え?あの?ベルと初対面ではなかったのですか…?」
「違うわ。私がベルの最初の女の人よ。」
(レアお姉ちゃーん!その発言は誤解を招きますーっ!)
その時、空気が凍った。
(あわわわ…、もしかして、私はアストレア様と先輩の板挟みになってますか?ひぃぃぃっ!)
「ど、どういうことでしょうか…?ア、アストレア様?」
「まず一時間ほど、ベルを堪能させて。」
((長っ!))
「あ、あの…、ベルさんが苦しがっていますので離していただけると…。」
「…誰かしら?貴女は?」「ひぃっ!」
「ちょ、アストレア様!神威を解放しないで下さい!」
やばい!カサンドラさんが危ない!
レアお姉ちゃんがこうなると、相手が萎縮するんだ!
故郷の村で、お祖父ちゃんがいない隙に僕をいじめようとした人をこうして叱ったんだ!
その人は…それ以来僕を見ると怖がって、家へ閉じこもるようになった…。
「(ご、ごめん!レアお姉ちゃん!)えいっ!」
「あん…。もう、ベルったら!」
「ぷはっ。レアお姉ちゃんだよね?あ、いや。アストレア様?え?レアお姉ちゃんって神様だったの!?」
「バレちゃったわね。うん、そうよ。正義を司る神様よ、えっへん!」
「えええええっ!」
『先輩…、アストレア様ってああいうキャラだったのですか?』
『たまにはありますが…、あそこまで誇示するのは初めて見ました…。』
「えーと…じゃあ、アストレア様と呼ぶべきですね。」
「駄目よ。」
「え?」
「レアお姉ちゃん、と言いなさい。」
「え…でも神様だよね?リューさん?」
「え?あ、はい。そうですね。」
うん、神様なら敬意を示すべきだよね。
5年前はまさか神様と知らなかったんだから。
「却下よ。そう呼んでくれないなら、5年前のベルのことを全部バラすわよ。」
「!!!」
「確か、ベルは夜中…「わかりました!わかりました!だから言わないで下さい!」敬語も駄目よ。」
「うう…わかったよ。レアお姉ちゃん」
それはずるいよ…。
「うん、よろしい。さあ、もう一度ハグを…。」
「いえ、待ってください。アストレア様、それは公私混同です。」
「…リュー。これは私とベルの問題よ。割り込まないでちょうだい。」
「(ムッ)ゴホン。アストレア様はベルとどのような関係だったかは知りませんが、5年前の話ですよね?ですが、今は私とベルの絆が深いです。ということで、遠慮して下さい。」
「リュー、随分と偉くなったわね。ベルの彼女「彼女!?」が貴女というのはまだ役不足だわ。料理の腕を上げてから、出直してきなさい。」
「なっ!り、料理の腕は関係ないでしょう!「いいえ、大ありよ。ベルの横に並ぶなら、最低限それぐらいは習得しなさい。」ぐっ!?」
(あわわわ…さっきまでは先輩の彼氏としてふさわしいか心配されていたのに、今は【白兎の脚】の彼女として先輩がふさわしいのか、という流れになっています!何ですか…それは…。)
「ちょ、ちょっと!アス…『ギロリ』レアお姉ちゃんもリューさんもやめて下さい!うっ…。」
あ、特訓の疲れが…今になって。
「ベ、ベル!」「だ、大丈夫なのですか!」
「あの…ベルさんはちょっと特訓で疲れていますので、その辺にしてくれませんか。それに…周囲の目が…。」
「「え?」」
『おい…【白兎の脚】をアストレア様が抱きついていたぞ…。』
『あのエルフがアストレア様といがみ合っていたぞ…。』
『え?何?修羅場?』
『これは…会長に報告した方がいいのかしら?でも【ヘスティア・ファミリア】の敷地内よね?』
「リュー…今は休戦しましょう。」
「そうですね(まさか、アストレア様と既に会ってたなんて、聞いてないですよ!)。」
「ほっ…(た、助かったぁぁぁぁぁ!)。」
「あの…ホームに入りませんか…?あちらの方が…。」
「「「え?」」」
ホームの玄関ドアの前に、腕組みをして怖い笑顔をした神様が立っていた。
はい、ブラコン化したアストレア様です。
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