メイさんから色々教えてもらっています!
何と、新たな戦い方が!?
では、どうぞ!
だが、【猛者】と比べたら…。
「そうですね。今の【猛者】はレベル8寸前ですね。ランクアップ可能ですがステータスを限界まで上げているのか…または偉業が足りないのか…。少なくとも私よりは上ですね。」
「(何で考えていることがわかるんですか)…っ…っ…っ。」
「メイドの嗜みです。ほら、足元がお留守ですよ。……あら?よく避けましたね。」
「はぁはぁはぁ…。」
「ルゥさん、魔法を使いなさい。私相手に容赦はいりません。」
「で、ですが…「坊ちゃまの思い出を…」わかりました!知りませんよ!」
【今は遠き森の空。無窮の夜天に鏤む無限の星々。愚かな我が声に応じ、今一度星火の加護を。汝を見捨てし者に光の慈悲を。来れ、さすらう風、流浪の旅人。空を渡り荒野を駆け、何物よりも疾く走れ——星屑の光を宿し敵を討て】
【ルミノス・ウィンド】!
「手ぬるいですね。」
バッ!スッ!スッ!スッ!
「つ、突っ込んできた…?「はい、お邪魔しますね。」ガハッ!あうっ…。」
そ、そんな…、私の【ルミノス・ウィンド】へ真正面から突っ込んでくる人はいなかった…。
アルフィアでもしなかった…。いえ、あの人なら無効化するからその必要はないでしょうね…。
しかも無数の大光玉を全て避けて、私の懐に入ってくるなんて…。
それにランクアップした上で発展アビリティの【魔導】を習得したことにより、レベル4の時より遥かに大光球が大きくそして多く、更に速かったはずだ!
なのに、何故真正面から入り全部避けられる!?
「坊ちゃまの記憶で、貴女の魔法を何回も見ています。対策などいくらでも練れます。貴女がランクアップしようがしまいが、パターンさえわかればどうってことはありません。」
「……そんな…ベルには数回しか見せてないはず…。」
「ルゥさん。貴女は、魔法とスキルを完全に使いこなせていません。」
「!!」
「貴女は覚えていますでしょうか?深層でのジャガーノートとの最終戦で、その魔法を足場にして『空中機動』と『高速跳躍』をして倒したのでしょう?」
…あれは無我夢中だった。
やれと言われても再びやれるかわからない…。
それに、身体への負担が思ったより大きい。
「そして、【精神装填】と【疾風奮迅】と【白兎純愛】、【魔導】と【魔防】があれば、ある程度の負担軽減と、更なる速度や攻撃上昇が可能のはずです。」
そんなの…すぐにできるわけが…。
「坊ちゃまの意中の【剣姫】に追いつくには、それが一番の早道です。」
ぐっ…、あの女には負けたくない!
戦闘でも、ベルへの愛にも!
「わかりました…。お相手願えますか…?」
「構いませんよ。貴女が精神疲弊するまで。」
そして私は新たな戦闘技術の習得のため、精神疲弊するまで続いた…。
確かにこれを使いこなせば、高レベルの相手でも倒せるでしょう。
複数だろうが単体だろうが、幅広い戦い方が可能だ。
18階層の時の黒いゴライアスでも倒せるでしょう。
完全に消し去ることはできないですが、大幅に削れるはずです。
そしてフェイントも混ぜれば、相手が達人であればあるほどより翻弄させることが、可能でしょう。
ですが、その分かなりの負担がかかります。
しかし【白兎純愛】の効果の1つ、『精癒』で軽減可能です。
それをスキルの1つである【精神装填】で、脚への『力』を上昇した上に身体への負担が軽減します。
そして、【疾風奮迅】で更に速度上昇し、攻撃力も上がります。
さらに【白兎純愛】の効果の1つ『剣士』で攻撃力上昇します。
その時が夜であれば、【妖精星唱】で増幅します。
大光球の間を飛び交えば更に上昇します。
何回も飛び交えば、更に増幅します。
何ですか…この無限ループみたいな技は…。
タイミングや魔法のコントロールが上手く使いこなせなければ、不可能です。
一歩間違えば、大怪我するかもしれません…いえ、既にしました。
何回も【悲観者】や【戦場の聖女】に、治療してもらいました。
四肢がちぎれるような感じでした。
それでも、メイさんは的確な指摘点をあげて、アドバイスしてくれました。
失敗して大怪我した私を【悲観者】や【戦場の聖女】に治療してもらっている途中でも、容赦なく…。
…メイさんは、恐ろしいですね。
私のステータスを一回見ただけで、この恐ろしい技を思いつくとは…。
1000年も、最強を名乗った【ゼウス・ファミリア】の指導教官を、さすがに務めるだけはあります。
セバスさんも同様であれば、あのアルフィアが強くなったのもわかります。
7年前のアルフィアが弱体化していなければ、私たちは全滅していたでしょう。
今日精神疲弊する寸前に、特訓が終わったベルにセバスさんが羽交い締めされて、バーチェさんの毒魔法で作り出した毒をたっぷり飲ませていました。
……幻覚でしょうか?
あ、もう…無理です…。
すみません…ベル。
そして精神疲弊した私は、バーチェさんに抱えられホームへ運ばれました。
■■■■■■■■■■■■■■■
『あの…メイさんが都度あるごとにベルさんの思い出を暴露されるのを、リュー…いえルゥさんは恐れていますが。』
『私はもう知りません。ええ、知りませんとも。』
『あんた…投げやりすぎでしょ。まあ、気持ちはわかるけど。あのメイド…怖いね。はっ!(まさか、ポーションを薄めてベルに売ったこともバレている!?)』
『エリスイス?どうしました?ほら、手が止まっていますよ。』
『あ、ああ。すまない(絶対にバレているよね?あっ、今こっちをみて頷いた…怖い!)。』
『あの…団長?何か震えているようですが…。』
『いや…何でもないよ(絶対に、あのメイドと執事には逆らってはいけない!)』
ジャガーノート戦のあの戦い方はすごいですね!
感想・評価をいただけますと、嬉しいです!