白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日1回目です!

はい!ベルの記者会見です!
ファンクラブの方にとってはまちにまった瞬間でしょうね!


第123話 白兎、緊張。

「では、最後に【ヘスティア・ファミリア】です!どうぞー!」

 

あわわわ…どうしょう、もう出番が来てしまった…。

「ベ、ベル君大丈夫かい?足が手と同時に出ているぜ。」

「だ、大丈夫でちゅ…痛っ、舌かみました…。」

(大丈夫かなぁ…。こういう時はボクがリードしないとね!)

 

ワァァァァァァッ!

「キャー!ベル様よ!」

「ああ!生で見れるなんて、来てよかった!」

「見てよ、あの白い髪、くりくりとした赤い目、そして笑顔!サイコーじゃない!」

「ぬいぐるみより、めちゃくちゃ可愛いじゃない!」

「あれで、レベル5よ!貴方の彼女になりたいー!」

キャアァァァァァァ!

 

「ひぃぃぃぃぃ!」

「な、何なんだ…これは…オラリオ各方面から?」

な、何が起こっているの!?

オ、オラリオが大歓声で揺れているぅぅぅ?

こ、怖いぃぃぃ!

 

「し、静かにしてくださーい!(ベルくんのファン…もうオラリオにいる人全員じゃないかい?これ、フレイヤ様やロキんとこが勝っても、大暴動が起こるんじゃないかな?)」

 

『(ギリ…)…オッタル。蹴散らしなさい。』

『フレイヤ様…抑えて下さい…(勝った後はどうなるのだろうか…?)』

『貴方、そればかりじゃない(でも、勝った後オラリオに再び魅了をかけるべきかしら…?いえ、勘だけど二度とは効かないような気がするわね。)』

 

『…フィン。ウチ、今更思い出したんやけど…。』

『奇遇だね、ロキ。僕もだよ。』

『アイズたんがブチ切れてなければいいけどなー…。いや、絶対にブチ切れとるわ、ほら。』

『…?ああ…うちのホームの方向に暗雲が立ち込めているね…。』

『どないしよ…。ウチ、送還されてしまうわ…。』

『…ガレスにしばらく護衛をお願いしよう…。』

 

「静粛に!今回の通知を忘れましたか!資格剥奪しますよ!」

ピタッ。

 

『…資格剥奪って何や?』

『恐らく、彼のファンクラブの会員じゃないかな?』

『ああー…。ということはあの姉ちゃんは、そのファンクラブの幹部ということかいな?』

『そうだね(僕らが勝ったとして、彼女たちを抑えられるかな?いや、不可能に近いかも…)。』

 

「ぐすっ…あれ?ローリエさん?」

「!はい、【ヘルメス・ファミリア】のローリエです。久しぶりです、ベルくん(やっと会えたぁぁぁぁぁ!)。」

「ありがとうございます!助かりましたぁぁぁぁ!」

「!!!あ、あの記者会見の席へ…どうぞ(手を握られたぁぁぁぁ!洗わないぞぉぉぉ!)」

「こ、こらー!ベルくん、その手を離すんだー!」

「あ!すみません!」「いえ…(ああ…名残惜しい…。)」

 

『オッタル…。あのエルフを今、斬りなさい。嘘を言っているわ。』

『無茶を言わないで下さい…フレイヤ様。』

『言い方を変えてもダメよ。』

(俺にどうしろと…。)

 

「あー、ゴホン。ただいまより開始します!(ローリエ…スゴイな。ここまでまとめるとは。意外に才能があるかもしれないな)」

 

「神ヘスティア!先日の魅了解除はありがとうございました!」

「あー、うん。みんなが元に戻ってよかったね!」

「はい、では質問に移させていただきます。今回の戦争遊戯はいかがでしょうか?【フレイヤ・ファミリア】や【ロキ・ファミリア】という最強派閥が相手ですが?」

「そうだねー。非常に厳しいと思うけど、全力を尽くすだけさ!ね、ベル君!」

「ふぇ?あ、はい。そうですね!」

(よし、調子が戻ってきたかな。)

「ありがとうございます!」

神様…ありがとうございます。

 

「【白兎の脚】に聞きます。このたび、レベル5へのランクアップおめでとうございます!」

「え?あ、はい。ど、どういたしまして。」

「今回の戦争遊戯で【白兎の脚】はどう思いますでしょうか?」

「そうですね…【フレイヤ・ファミリア】も【ロキ・ファミリア】の皆さんは、僕より強いと思います。でも、僕は神様の…【ヘスティア・ファミリア】が好きなんです。守るために全力を尽くすだけです!」

「ありがとうございます!」

うん、だんだんと慣れてきたかな。

 

「【白兎の脚】に聞きますが、ランクアップの速度が異常に早いのですが、何か秘訣がありましたら教えてほしいのですが…。」

(来たな!)

「え?そ、そんなに早いのですか?成長期じゃないんですか?」

「え?…神々の皆様。」

「嘘は言ってないぞ…マジかよ。」

「コレ、マジで知らないぞ…。」

(あ、マズい。)

 

『…ドチビ、あの少年に隠しとるな。』

『ますます気になるね。』

 

「別にいいじゃない?スキルだとしても詮索はご法度でしょう?」

「あ、あのー、横入りはちょっと…。」

「あー、すまないけどそれはファミリア内の機密と言っておくよ。ただ、それはベルくんだけと言っておくよ(フレイヤめ、知っててフォローしてくれたな…。でもナイス!)。」

「え?え?」

「そうでしたか!機密に関わる質問をしてすみませんでした!」

「いやいや、みんなが気になることだからね。仕方がないよ。」

「ありがとうございます!」

 

あー、やっと終わった。

すごく緊張した。

でも成長期じゃないんなら、何なんだろう?

(まずい、ベルくんが気になり始めた!…仕方がない。いつものドリンクで忘れさせよう。)

 

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~【ヘスティア・ファミリア】ホームにて~

「………やはり5年前に無理矢理、眷属にするべきだったわ。ああ…口惜しいわ。」

『センパイ…。アストレア様、アレばっかり言ってますよ。』

『しっ!セシル…仕方がありません(いくらベルの強化といってもコレはやりすぎなのでは?)』

「ふむ、今回の狙いは的中したようですな。」

「ええ、これで坊ちゃまに興味を持つ方々が倍増したのは、間違いありませんね。」

「…リリは複雑です。」

「私もです…。」

「春姫もです…。」

「さて、これで貴女達は坊ちゃまが取られないように守る側となりました。覚悟はよろしいですね?」

「「「「はい!」」」」

(私は関心があるけど、アストレア様やセンパイ程ではないので、それよりあの武器を早く完成させないと…!)

 

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~大樹海への入り口付近~

「…………なんだ、この胸の高鳴りは?」

「!?み、みんなー!大変なことが起きたよー!」

「何だ、ランテ。五月蝿いぞ。」

「ア、アルテミス様が「胸の高鳴り」と言っているよ!」

「む、それはいかんな。診察しましょう、アルテミス様。」

「いや、大丈夫だ。ただ、あの少年から目が離せないのだ。」

『!?』

『これって、アルテミス様が恋に目覚めたということ!?』

『ビッグニュースよ!』

『今回の記者会見?が終わったら、オラリオへ向かいましょう!』

『『『賛成!』』』

 

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~歌劇の国~

「フォー!!!ベルきゅんだぁ~ああ、愛おしいなぁ…。」

「アポロン…貴方気持ち悪いわよ。」

「はっ!君にはわからないのかね?ベルきゅんの魅力がさ!」

「それがキモいと言ってんのよ!(あの子、何か感じるわね?この美の女神のアフロディーテ様が?アポロンのことは置いといても、要観察ね)」

 

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~????~

「あの子は…メーテリア!?いや…恩恵が切れているはずだから、メーテリアではないはずだ。だが、目の色を除けばあまりにも瓜二つだ…。それに何故、ヘスティアの眷属となっているのだ?…調べてみる必要があるようだな。…戦争遊戯と言っていたな、オラリオへ向かってみるか。…あの子は一体何者だ?目が離せない…。」




アルテミス、アフロディーテ、アポロン、ヘラの本作品での初登場です!

アルテミスは、エルソスの遺跡でのアンタレス復活がまだまだ先のルートです。
アフロディーテは歌劇の国に本拠を置いていて、アポロンが訪ねにきたルートです。
ヘラは、原作と同じくゼウス捜索中(?)です。

アルテミス、アフロディーテはともかくヘラの口調がわからないため、本作品ではこの口調にしています。

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