白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日2回目です!

では、団長同士のポーカーです!
ベルくんの幸運が冴え渡るだろうか!?

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本日1回目のヘラの初登場で、多くの感想いただきありがとうございます!
(ビックリしています…。原作では出ないようですが、出たら良いですね!)

本作品でヘラの登場は当分ありませんが、今後の展開次第で多くあるかもしれません。
ご期待くださいませ。

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戦人さん、誤字報告ありがとうございます!


第124話 旅神、見届。

「では、引き続きましてー。団長だけでポーカーをやってもらいます!勝者が今回の戦争遊戯のくじを引いてもらいます!」

やっと記者会見が終わった…。

こんなに、長く苦しい戦いとは思わなかったよ…。

 

「…何で俺が、こんな茶番をしなければならないのだ。」

「…疲れているね、オッタル。僕もだよ…。」

「…ど、どうしよう…。」

ん?【猛者】と【勇者】は疲弊しているようだけど、ベルくんは違うな。

何だろう…?トイレかな?

ま、いいか。進めよう。

 

「なお、ディーラーは『大賭博場』一のディーラーに来ていただいております!」

「…どうも。」

「ルールは至って、簡単!一発勝負で役が一番高い人が勝者です!」

うん、ヘスティアも面白い案をするよな。

これ、今後もやったほうがいいじゃないかな?

 

「…さっさと始めろ。」

「オッタル、急かさないでくれよ。ん?…ベル・クラネル?どうしたんだい?」

「あ、あの…すみません。ディーラーさん…。」

「はい、何でしょうか?」

「ポーカーのルールを知らないので…、教えてくれませんか…?」

 

「「「……………。」」」

 

「あー、すみません。一時中断させていただきます。ディーラーちゃん、ベルくんへ簡単なルールを教えてやってくれないかい?」

「はい、かしこまりました。【白兎の脚】、よろしいですか?」

「は、はい!よろしくお願いします!」

 

キャアアア!

「ポーカーを知らないって、何て可愛いの!」

「純粋すぎて、キュンキュンするわ!」

「ああ、愛おしい…。」

ファンに更に火が入ってしまったな…。

 

あ、ローリエが沈静した。

あいつ、才能あるな…。

 

「…忘れてた。こいつはまだ14歳だったな。」

「そうだね…。まあ、待とうじゃないか。」

…カジノへもっと連れて行くべきだったかな?

あ、いや。

メイとセバスにより折檻されるから、やめとこう。

 

『ヘスティア…。』

『ドチビ…、ポーカーのルールくらい教えろや。』

『し、知っていると思ったんだよ!』

『ベルはまだ幼いのよ。『え?そっち?』ポーカーなんて知るわけがないじゃない(ルーレットは知っているけどね)。何でポーカーなんて選んだのよ。』

『そ、それは…(あれー?メイくんとセバスくんはポーカーがいいと言っていたんだけどなー?)』

『せめて社会勉強としてカジノに『『それはダメ』』…なんで色ボケが言うんねん…。』

『ベル君をあんな不健全なところへ連れて行くのは、反対に決まっているじゃないか!』

『同感ね。』

『何やねん…、こいつらは。』

過保護だなぁ、フレイヤ様とヘスティアは。

あの二柱、意外に気が合うんじゃないかな?

 

「ありがとうございます!大体わかりました!」

「いいえ。」

「はい!では再開させていただきます!」

 

「行きます。」

シュッ!シュッ!シュッ!

 

「……。」

「……。」

「えっと…こうだから…うーん。」

……ベルくんにポーカーフェイスを求めるのは、さすがに無理があるよなあ。

何でポーカーなんて持ち出したんだろう?

 

「やーん、可愛い!」

「悩む姿もいいわよねー!」

「お姉さんが色々と教えてあげたいわー!」

ファン熱、上がってないかい?

これ、ファンが倍増するような気がするんだが…。

 

あ!これが狙いか?

ハハハ、まさかなー。

 

「よろしいでしょうか?」

「…2枚交換だ。」

「僕は1枚交換。」

「え?交換?あ、そうか。いらないカードは…は、は、ハックション!あ。」

 

『『『あ!』』』

 

あ!

あーあ…。手札全部さらけ出して…え?

2♥ 3♥ 4♥ 5♥ 6♥のストレート・フラッシュだと!

一発目で?

すごいビギナーズラックだな…。

 

「あわわ…す、すみません!全部交換で!」

「何だと?」

「正気かい?」

「ひぃっ!」

全部交換って…、あー全部さらけ出したら交換と思ったんだな…。

 

『うわぁ…なんちゅうもったいないことを。』

『ふふふ、ベルらしいわね。』

『うん、そうだね!』

『え?あれー?ウチがおかしいんかいな?』

いや、ロキ。君は間違ってないぞ。

あれ、子供のお遊戯を見る母か姉の目だぞ…。

 

「…わかりました。全部ですね?」

「オッタルさん、フィンさん、すみませんでした!」

「…いや(もったいないことをしたな)。」

「…気にしないでくれよ(慣れていない以上、仕方がないね)。」

「えっと…わぁ…。」

何かいい役でも来たのかい?

いや、さっきのストレート・フラッシュも役分かってなかったんじゃ?

 

「三方、準備はよろしいでしょうか?」

「ああ。」「もちろんさ。」「はい!」

「では、勝負!」

 

【猛者】は…、Q♥ Q♣ Q♦ 8♠ 8♥ のフルハウスか。

【勇者】は…、7♦ 7♥ 7♣ J♠ J♦のフルハウスか。

ベルくんは…え?

 

「…なっ!」

「…これはすごいね。」

「そんな…私は絶対にさばいたはずなのに…。」

 

A♥ A♣ A♦ A♠ Joker のファイブカードだと!

確率が一番低いやつだぞ!

それを全部交換しただけで?

すごいツキだな…。

 

ワァァァァァッァァ!

「すげえ!」

「ああ!スゴイわ!ベル様!」

「あの役を…全チェンジで揃えただと!?」

 

おっと、いけない。

「【ヘスティア・ファミリア】の【白兎の脚】ベル・クラネル、大逆転のファイブカードで勝利だぁぁぁ!」

 

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~【ヘスティア・ファミリア】ホームにて~

 

「…すごいわね。」

「全部チェンジでファイブカード!?ありえません!」

「さすが坊ちゃまですな。ですが、これ程の運とは思いませんでしたな。」

「本当ですね。イカサマもなく純粋な運ですね。」

「すごいです!ベル様!」

「ポーカー初挑戦で、ファイブカードってすごいね!」

(以前、『エルドラド・リゾート』でルーレットをやった時、ベルは全て百発百中でしたね。その時の運でしょうか?またはギャンブルの才能が…?)

「ここまでとは思いませんでしたが、これほどの演出を見せたなら多くの人が坊ちゃまに関心を持つのは間違いありませんな。」

「そうですね。帰ってきたら、一旦模擬戦した方がいいかもしれません。」

「あの…質問ですが、もしベル君がスキルによってレベル7上位以上に上がったとしたら、どなたが相手するのでしょうか?」

「私とメイが二人がかりでやります。」

「元ファミリア団長のマキシム、【ヘラ・ファミリア】団長の【女帝】も私たちが二人がかりで鍛えました。」

「あ、はい。そうですか…(ベル君、強く生きてね!私たちが支えるから!)。」




はい!ベルくん、ポーカーの最高峰のファイブカードを全チェンジで出しました!
幸運の導きですね!
…と本作品はこのようにさせていただきます。

セバスとメイがポーカーにしたのは、下手にルールを知るより全て運だよりとしてポーカーにしただけです。

フレイヤは、リュー外伝によりベルがカジノへ行ったことは知っています。
ですが、当時よりめっちゃ愛おしくなったため、教育に悪いことは遠ざけようとしています。

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