白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日1回目です!

フレイヤ側がランクアップし、焦るヘスティアです!
さて、どうなるのでしょうか!?

-------ー
秋告ウサギさん、戦人さん、誤字報告いただきありがとうございます!


第126話 処女神、驚愕。

うあー。

差を空けられたーーーー!

 

ロキはフレイヤの子たちのランクアップを聞いて、さすがに驚いていたな…。

その後、【勇者】くんと一緒に帰っていったけど、その時の話が気になってしまった。

『ウチ、帰りたくないんやけど…まだ送還されたくないんやけど…。』

『とりあえず、アイズにはじゃが丸くんを、他のみんなにはスィーツかな…。できるだけ…いや店にあるものを全部買っておいたほうが無難か。』

『店丸ごと!?あー、それぐらいせんとあかんかあ…。ミア母ちゃんやオッタルのランクアップも大事なんやが、こっちも大事やろうなあ…。』

『ロキ、僕が説明するよ。だから、その信憑性を証明してくれ。それが一番被害が少ない。』

『なーる、食べ物で一旦落ち着かせて、説得するということやな。…何で、戦争遊戯前に味方からやられなあかんねん…。』

『…そうだね。ここのところ失態続きだよ。はぁ…。』

何か大変そうだね…。

 

いや、あちらのことを心配している場合じゃない!

ただでさえ、レベルが2つ離れているのに更に離されたんだ。

レベル8…。セバスくんやメイくんより上。

そしてあの怖いミア母ちゃんがレベル7…。

って、ミア母ちゃんって【フレイヤ・ファミリア】だったのかい!

何てこった!

 

あれ?ベルくんは?

…キョロキョロ…。

あ!フレイヤのとこに!

「あの…フレイヤ様。お加減はいかがでしょうか?」

「あら?見舞いに来てくれなかったの?寂しかったわ。」

「す、すみません!気づいたのは昨日の朝だったので…。」

「何だと?(あれほど噂になっていたというのにか?)」

「ひぃっ!ご、ごめんなさい!」

「オッタル、やめなさい。…昨日の朝に?」

「は、はい。ずっと特訓だったので…。」

「特訓だと?誰と特訓していたのだ?」

「それは…、」

わーーーっ!ヤバいーーーー!

 

「や、やあ!ベルくん!そろそろ帰ろうぜ!」

「あ、はい。神様、帰りましょう。フレイヤ様、失礼します。」

「ええ、帰りましょうか。ベル。」

「待つんだ!何をさりげなく、ベル君を連れて帰ろうとしているんだ!」

「あら?だって、この戦争遊戯はもう私達が勝ったのも同然じゃない?けが人が大勢出るよりはマシでしょう?」

ムカッ。

 

「ボクらはまだ降参宣言してないぞーーーー!」

「フレイヤ様…、お戯れはそこまでに…。」

「ふふふ、冗談よ。じゃあベル、一週間後にね。ヘスティア、一週間でベルと別れの挨拶をしておきなさいね。じゃあね。」

「ふざけるなーーーー!」

数日前に、酒と癇癪で荒れていたくせに何を気取っているんだよ!

……だけど、本調子に戻ってよかったよ。

 

けど、何だろう?

さっきまで、ベル君に対して同意見が多かったよね…?

フレイヤだけど、フレイヤじゃなくなっているような気がするのは気のせいだろうか?

神は不変のはずなんだけど、うーん…。

 

「神様?帰らないんですか?」

「あ、うん。帰ろうか!」

「失礼します…(ベルきゅぅぅぅん!)。」「む。」

この子はさっきの記者会見で、彼女たちを落ち着かせた子だっけ‥・。

ベルくんに手を握られて赤面していたよね?

まさか…、この子もか!

 

「あ、ローリエさん!先程はありがとうございます!」

「…いえ。あの、帰られるならこのルートをおすすめします。先程のファ‥いえ女性たちが殺到しないルートですので。」

「ひぃぃっ!あ、あの人たちがですか?か、神様!ローリエさんから教えていただいたルートで帰りましょう!」

「そ、そうだね(嘘は言ってないから事実のようだね)。ローリエくんと言ったね?ありがとうね!」

「いえ、ベルくんに命を助けていただいたのでこれぐらいは…(あの雌豚共にベルきゅんを近づけさせるものか!幹部達を招集して守らないと!)。」

…何だろう。別の感情が混じっているような?

まあ、いいか。無事に帰るルートを教えてもらったからね。

 

あの大歓声は本当にビビったよ…。

もうオラリオ全員じゃないかい?

 

今回の記者会見で、もう世界中に広まったよね…?

あのスキルで、今のベルくんはどこまで強くなっているんだい…?

 

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「ただいまー…。」

「や、やっと帰れた…。」

 

「「坊ちゃま、ヘスティア様、お帰りなさいませ」」

「「「お帰りなさい!」」」

「あ…、うん!ただいま!」

 

「あの娘に教えてもらったルートですんなりと帰れたね!」

「は、はい!他の道を見ますと、僕たちを探していましたようですし…。」

うん。あの娘たちの目怖かったな…。

『愛しの兎様はどこ!?』とか『私達のアイドルのベル様ー!』とか言ってたな…。

怖いよ…。

 

「ベル、お疲れ様!……ヘスティアも。」

「レアお姉ちゃん!うん、大変だった…。でも何とか切り抜けたよ!」

「ええ!見てたわ!よく頑張ったわね、ベル!」

「わわわ、髪の毛をくしゃくしゃしないでー!」

アストレア…君、完全にブラコン化してないかい?

ボク一応、ここの主神なんだけどとってつけたように言わないでくれるかい?

追い出そうかな…?

 

「ヘスティア様。坊ちゃまのステータス更新をお願いします。」

『スキルの効果を確認するため我々が模擬戦しますので』

セバスくん…君、器用だね。同時に二つしゃべるとは…。

 

「そうだね!今朝は身支度で忙しくて、できなかったからね。おーい、ベルくん!ステータス更新するよー!」

「いーいーいー(あ、はい。神様)!ぷはっ、もうレアお姉ちゃんったら!今、行きまーす。」

やれやれ、アストレアもベルくんに依存しているなあ…。

 

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さてさて、昨日まではかなり上がっていたものなあ…。

耐異常がこれまでにない早さで上がっていたのが、すごく気になるんだけど。

「神様…、5日前からずっとステータスを見てないのですがどのくらい上がっているんでしょうか…?」

「そ、そうだね。あ、あまり大して上がっていないから、見ても見なくても同じだよ(本当は、かなりめちゃくちゃ上がっているんだけど!セバスくんとメイくんはどんな特訓をしているんだい?)。」

「そうですか…。オッタルさんとミア母さんがランクアップしてたなんて…、勝てるかな?」

「ベルくん…、セバスくんとメイくんを、みんなを信じよう。今のボクはそんなことしか言えない、頼りない神だけどね。」

「いいえ!神様は僕をずっと助けてくれました!だから…、この【ヘスティア・ファミリア】は僕の家族です!はい、僕たちが絶対に守ります!」

「ベルくん…君は何ていい子なんだ!(どうして7年前に、ベルくんの両親のファミリアの彼らはベルくんに会いに行かなかったんだろう…?)」

っと、いけないいけない。ステータス更新しないと。

 

うーん、今日は特訓してないから大して上がってないなあ…。

ん?アレ…?コレは…え?スキル?

な、なんじゃああああ、コレはぁぁぁぁ!




ベルにまた、スキルが発現しました。

大変申し訳ありませんが、次回(本日18時更新)はいきなり戦争遊戯当日に進みます!
どんなスキルかは戦争遊戯中でお楽しみくださいませ。

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