白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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ルール説明の後の戦力解説です。

初のタケミカヅチ視点です!


第132話 武神、解説。

「まず、【ロキ・ファミリア】からです!ほぼ全員の団員が集まっていますね!あ、【カーリー・ファミリア】もいますね!どう見ますか、タケミカヅチさん!」

タケミカヅチさん…ヘルメスめ、調子にノッているようだな。

まあ、いい。

俺も合わせるとしよう。

 

「ふむ、【カーリー・ファミリア】か。闘争に明け暮れたファミリアと聞く。対人戦でかなりの強さを発揮するだろうな。一方、【ロキ・ファミリア】は【勇者】【重傑】【九魔姫】を中心とした組織力が売りなのだが、【カーリー・ファミリア】との連携でどこまでいくか、だな。」

「そうですね!ですが、団長の【勇者】に絶対服従のようですので心配は無用らしいですよ。」

「ほう。では、【勇者】の指揮次第となるな。どっちのファミリアへ攻め込むのかだな。」

「なるほど!…タケミカヅチさんはどうみます?」

「あの様子から見ると…、旗はレベル4を中心とした子で守り…む?【カーリー・ファミリア】のほとんどが加わっているな。旗の防御がより強固になったな。攻め手は…、二手に分かれるようだな。」

【勇者】を中心とした少数部隊と…、【重傑】と【九魔姫】が率いる精鋭部隊か…。

ヘスティアのところは、舐められているのか?

いや…、速攻で奪う気か。

 

「二手ですか?」

「聞こうと思ったのだが、本来『旗争奪戦』は2つのファミリアが対象だが、今回は3つ。それはどうなるのだ?」

「はい、お答えしましょう!奪われた旗のファミリアは、奪った旗の傘下に下ることになります!」

「なるほどな…。ということは、この戦争遊戯は2対1になるか全滅させて1対1に持ち込むかだな。」

「あ、そうですね!全滅させて正々堂々と1対1となる手もありますね!」

「しかし、全滅させるにはそれなりの労力と時間が必要となる。なので、速攻で旗を燃やした方が楽だし早い。【勇者】はそれを狙っているかもしれんな。」

「なるほど!そうなると、時間との勝負になりますね。遅ければ遅いほど…」

「ますます不利になるわけだ。シンプルだが、旗を早く奪うかにかかっている。」

「ありがとうございます!では、【フレイヤ・ファミリア】はいかがでしょうか?」

 

【フレイヤ・ファミリア】は…。

なるほど、突出とした『個』らしいな。

「一言で言うと【フレイヤ・ファミリア】らしいな。」

「と、言いますと?」

「ああ、すまん。組織力に秀でた【ロキ・ファミリア】と違い、【フレイヤ・ファミリア】は突出とした『個』が特徴だ。旗を守っているのがレベル7の【小巨人】。そして【ヘスティア・ファミリア】に向かって堂々と立っているレベル8、【猛者】。他は、【ロキ・ファミリア】に向かって陣を整えている。」

「ああ…、確かにわかりやすいですね!」

「これは【ヘスティア・ファミリア】にとって苦しい戦いになるな。なにせ二方面から各ファミリアの団長が直々に向かってくるのだから。」

「確かに!」

「いずれにしろ、各ファミリアの陣地が交わるところが激戦地となるのは間違いない。」

「ありがとうございます!最後に【ヘスティア・ファミリア】です!」

 

【ヘスティア・ファミリア】は…全員頭からフードとマントで覆っているからわからんな。

いや…足のところだけ見えるな。頭隠して尻隠さずか。

ヘスティアらしいと言えばらしいが…。

「円陣を組んでいますね。これでは誰が誰だがわかりませんね。」

「いや…、よく見れば膝から下が丸見えだ。大体は特定できる。」

「あ!確かにそうですね!(本当にいるのかい?信じられないが…、今は見るしかないな)」

「だが…、旗を守っている3人の内2人はかなりの凄腕だな。…ヘルメス、【猛者】と【小巨人】以外にレベル7以上はいないよな?」

あの2人の立ちこなしだけで、かなりできる。

ステータスは【猛者】が上だが、あの2人の前では蹂躙されるだろう。

それほどの腕前だとわかる。

 

「一人、【ナイト・オブ・ナイト】がいますが、オラリオへ来たという連絡はありません。それは、オレが保証しよう(あー、確かに。あの感じ…本当だったんだ。どうやって…?)あの2人がどうかしましたか?」

「…あの立ちこなし…隙があるようで隙がない。あの2人がいる限り、旗は揺らぐことはないだろう。レベル8となった【猛者】が相手でもわからんな。」

「そこまでですか?(そりゃ、そうだよなー。【ゼウス・ファミリア】団長のマキシムでも倒せなかったんだからね、あの2人。そこへ彼女がいたら…完全な鉄壁じゃん!)」

「ヘスティアには悪いが、あの2人以外が全滅したとしてもあの2人がいる限り旗は揺らがない。あの2人をどう崩すかが鍵だ。」

「(うわー、さすが武の神。そこまで見抜けるんだ…)なるほど!」

「ヘルメス、【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】と違い、【ヘスティア・ファミリア】は番号で見分けるんだよな?」

「はい、そうです!それがヘスティアからの条件だそうです。」

「ふむ、だが。まあ、一見だけであの内の一人が小人族だからリリルカ・アーデとわかるが。」

「ええ、そうですね!(この名簿が本当だとしたら…、彼女はどこにいるんだい?)」

ヘルメス…?この名簿を穴あくように見つめているな。

この名簿がどうかしたのか?

何か気になる点でもあったのか?

 

「(はっ!)ゴホン…、タケミカヅチさんの予想ではどうなると思いますか?」

「そうだな…。順当に言えば【フレイヤ・ファミリア】だが、戦術がハマれば【ロキ・ファミリア】。【ヘスティア・ファミリア】はあの二人…いや【白兎の脚】次第だろうな。」

「【白兎の脚】はレベル5ですが?他の方と比べると圧倒的なレベル差がありますが。」

「ベル…いや【白兎の脚】は、今まで自分よりずっと格上の敵を倒してきた。我々の予想をことごとく覆してきた。今回も大番狂わせが起こるかもしれない。一週間前の記者会見で、ポーカーでファイブカードを出したようにな。」

「あれには驚きましたね!ポーカーで一番確率が低い役を全部チェンジで揃えるんですから!」

「全くだ。なので【白兎の脚】の運、そしてこの短期間でどこまで強くなれたかにかかっているだろうな。」

あの立ちこなしを見ると、2週間前とは雲泥の差がある…。

よき師匠に恵まれたのか…?

命に聞いてもダンマリで教えてくれなかった。

何が起こったかはわからないが、『異端児』の件もあるし期待するとしよう。

 

………【ヘスティア・ファミリア】にファミリアの全財産を賭けているのでな。

数日前に命と春姫が、【ヘスティア・ファミリア】に全財産を賭けるよう強く迫ってきたのは驚いたがな。

一体、何があったのだ?

 




タケミカヅチは意外と解説向けかもしれませんね。

内部リークで、タケミカヅチは全財産をヘスティア・ファミリアに賭けています。
そりゃ、そうですよね。

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明日(5/7)と明後日(5/8)は3話公開します。
(日時を間違えたため、今後の話の公開時間を全部修正するのが面倒なため)

明日の公開時間は、6時・12時・18時です。
いつものと違いますのでご注意願います。
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