レフィーヤが魔力爆発した時の地上、神会の様子です。
ロキ視点です。
唖然としています。
そりゃ、そうですね。
『【ロキ・ファミリア】の【千の妖精】脱落!』
『【ヘルメス・ファミリア】の【泥犬】脱落!』
「何や…何が起こっているんや…。」
嘘や…フィンが脱落者第一号なんて…。
別働隊作戦が失敗した上、レフィーヤの魔法がかき消されとるなんて…。
初っ端から台なしや!
「アルガナぁぁぁぁ!何をやっとるんじゃぁぁぁっ!(アルガナ…役立たん奴らめ。あやつら全員を【ロキ・ファミリア】へ改宗させるか?あの【白兎の脚】を無理矢理拉致して、闘国で多くの子を孕ませて一からやり直ししよう。…あれ?あの小僧、最悪女の系譜を持っとると、アストレアが言っておったな……。え?あの小僧を拉致したら…最悪女が儂んとこ…闘国に来る?…あのメイド!嵌めおったなぁぁぁぁぁ!やられたわ!)」
うるさいわ!
そんなことはどうでもええねん!
なんかごちゃごちゃ考えとるみたいやが、それどころやない!
「はぁ…。やはり、こうなったわね…。」
「仕方がないよ…。」
ドチビとアストレア、……絶対に何か知っとるな!
絶対に聞いたる!
「ドチビィィィィ!」
「落ち着きなさい、ロキ……。」
…落ち着けるワケがないわぁぁぁ!
色ボケんとこは被害ないから、そんなこと言えるんや!
おんどりゃァァァ…ひぃ。
「斬るわよ?「ハイ…」」
キャラ、変わってへん?アストレア…。
怖いわ…。あの少年の影響なん?
それにココ、武器持ち込み禁止じゃ…?
「何だよ?ロキ?2号ならあっちだよ?」
「2号じゃと!?いい加減にせい!カーリーと呼ばんかい!」
「1号や1号!「無視じゃと!?」お前や!どないなっとんねん!なんでフィンが真っ先に脱落してるんや!」
そや、納得できん!
ウチんとこの団長やぞ!
「何故って…、アストレアの子のライラくんが自爆の道連れにそっちの【勇者】と【怒蛇】、カーリーのとこの【女神の分身】が脱落しただけだよ?」
「それや!それ!何で、アストレアんとこの【狡鼠】が生きとんねん!5年前に死んだはずやなかったんか!」
「……死んだのは確かよ。どうせ、その経緯を言っても信じてくれないから、無駄よ。私でさえ、今でも信じられないんだから…はあ。」
は?え?どないなっとんねん?
「えーと?いきなり現れて、パッと生き返ったとでも?んな、アホな話あるか!」
そんなん、神でもできんわ!
「…………端折って言うと、そうなるわね。」
…え?マジ?
「……念のため聞くけど、神力は使うてへんよな?」
「当たり前じゃない、送還されるに決まってるでしょう。ベルがいるのにするわけがないじゃない。」
ブレへんな…。あの少年に依存しすぎとちゃうん?
「例え、使えたとしてもそういうことはボクでもできないね。」
何…やと…。ドチビでもできんやと…。
もはや、神すら越えとるやんけ!
「……もしかして、ベルのスキルが関わっているのかしら?」
「……そうよ。これ以上は機密だから、ノーコメントね。」
「アストレア、何で君が言うんだい?ベル君はボクの眷属だぞー!」
非常に惜しいことをしてしもうたわ…。
……あん時の門番やっとった入団希望者を探し出そかな?
キッチリ礼したるわ!
英雄の卵どころちゃうわ!
未知もどえらい未知だけちゃう!
バグってるのもびっちり詰まった子やんけ!
そんな子を追い出すなんて、何でそんな門番を立てたんやー!
ウチのアホー!
「ロキ…なんか悶え苦しんでいるんだけど?」
「ほっときなさい、ヘスティア。」
(ロキの気持ちわかるわ…。あの時逃した子がここまで来るなんて、誰も思わないでしょうね。)
「そのスキルだけではなさそうね。レベル8のオッタルと渡り合っているだもの。…何かあるわね?」
レアスキルコレクターかっ!
ウチんとこにも何人かおるが、あの少年ほどとちゃうわ!
「ノーコメントさっ!」
ホンマに、バグ中のバグそのものやんけ!
………………………………。
………ヒヒヒ。
…これやから、下界はオモロいんや!
ただ、気になると言えば…。
「それもやが、レフィーヤの魔法をかき消した…いや無効化したアイツは何者やねん…。」
「【静寂】の魔法に似てるわね…。いえ、それより洗練されているわ。【静寂】に子はいないはず。一体何者なの?」
「ノーコメントさっ!」
ちっ…どんだけ切り札を隠しとんねん…。
フィンが脱落した上に別働隊が失敗した時点で、もうウチの負けやんけ!
リヴェリアたちがいくら頑張っても、色ボケんとこのオッタルとミア母ちゃんは越えられん。
ドチビんとこが、色ボケんとこに勝つのを祈っとこう…。
ン?アレ?
…あの少年、糞爺と最悪女の系譜を受け継いでると言っとったな?
まさか…いや…そんな。
あの旗を守っとる3人の内2人は…。
『なぁ、ドチビ……。』
『何だよ。いい加減に戦争遊戯に集中しなよ。君の子も参加してるんだから。(ベル君の活躍を焼き付けておかないと!)』
『わーっとるわ!…ドチビんとこに最近、メイドと執事入らんかったか?』
『!(やはり気づいたね)……いるよ、と言ったらどうする?』
確定や!
あいつらが解放されて、あの少年におった時点でウチらの負け確定やろ!
ただでさえ一人でもチートなのに、それが二人おったら反則やろ…。
しかもあの少年の未知とバグが加わっとったら、もうアカン!
2週間という時間を与えとったのが致命的や!
色ボケんとこが拗ねとかなかったら、すぐにでもやれたやろうに…。
「何かしら?ジロジロと見て…。」
あ!もしかして、色ボケの癇癪が長引いたのはあいつらが…。
ファンクラブもあいつらの案なら、納得がいくわ…。
あの少年は全く知らんやろうな、あいつらが全力でサポートしとるんやから。
フィンの勘も、ある意味当たっとったわな。
それが何かわかれば、まだ勝ち目はあったんやろうな…。
いや、それもあの少年のバグか…。
あー!もうえーわ!
どーにもなーれ、や!
あいつらが手出ししないところを見ると、あの少年いやあの子達を鍛えるのがこの戦争遊戯の目的やろな…。
はぁー…。
しゃーない、ここは楽しませてもらうわー。
レベル差もあるこの戦争遊戯をどう覆すのかをな。
はい、ロキはようやく気づきましたね。
普通ならアタフタするところを、ロキは楽しんでいますね。
さすが、『破滅』を司る神ですね!
次回はヘスティアの回想です。
ここまでの疑問について答えられると思います。
お楽しみくださいませ!
本日3回目の更新は18時からです!
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