白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日2回目です!

レフィーヤが魔力爆発した時の地上、神会の様子です。
ロキ視点です。

唖然としています。
そりゃ、そうですね。


第137話 道化神、放棄。

『【ロキ・ファミリア】の【千の妖精】脱落!』

『【ヘルメス・ファミリア】の【泥犬】脱落!』

 

「何や…何が起こっているんや…。」

嘘や…フィンが脱落者第一号なんて…。

別働隊作戦が失敗した上、レフィーヤの魔法がかき消されとるなんて…。

初っ端から台なしや!

 

「アルガナぁぁぁぁ!何をやっとるんじゃぁぁぁっ!(アルガナ…役立たん奴らめ。あやつら全員を【ロキ・ファミリア】へ改宗させるか?あの【白兎の脚】を無理矢理拉致して、闘国で多くの子を孕ませて一からやり直ししよう。…あれ?あの小僧、最悪女の系譜を持っとると、アストレアが言っておったな……。え?あの小僧を拉致したら…最悪女が儂んとこ…闘国に来る?…あのメイド!嵌めおったなぁぁぁぁぁ!やられたわ!)」

うるさいわ!

そんなことはどうでもええねん!

なんかごちゃごちゃ考えとるみたいやが、それどころやない!

 

「はぁ…。やはり、こうなったわね…。」

「仕方がないよ…。」

ドチビとアストレア、……絶対に何か知っとるな!

絶対に聞いたる!

 

「ドチビィィィィ!」

「落ち着きなさい、ロキ……。」

…落ち着けるワケがないわぁぁぁ!

色ボケんとこは被害ないから、そんなこと言えるんや!

おんどりゃァァァ…ひぃ。

 

「斬るわよ?「ハイ…」」

キャラ、変わってへん?アストレア…。

怖いわ…。あの少年の影響なん?

それにココ、武器持ち込み禁止じゃ…?

 

「何だよ?ロキ?2号ならあっちだよ?」

「2号じゃと!?いい加減にせい!カーリーと呼ばんかい!」

「1号や1号!「無視じゃと!?」お前や!どないなっとんねん!なんでフィンが真っ先に脱落してるんや!」

そや、納得できん!

ウチんとこの団長やぞ!

 

「何故って…、アストレアの子のライラくんが自爆の道連れにそっちの【勇者】と【怒蛇】、カーリーのとこの【女神の分身】が脱落しただけだよ?」

「それや!それ!何で、アストレアんとこの【狡鼠】が生きとんねん!5年前に死んだはずやなかったんか!」

「……死んだのは確かよ。どうせ、その経緯を言っても信じてくれないから、無駄よ。私でさえ、今でも信じられないんだから…はあ。」

は?え?どないなっとんねん?

 

「えーと?いきなり現れて、パッと生き返ったとでも?んな、アホな話あるか!」

そんなん、神でもできんわ!

「…………端折って言うと、そうなるわね。」

…え?マジ?

 

「……念のため聞くけど、神力は使うてへんよな?」

「当たり前じゃない、送還されるに決まってるでしょう。ベルがいるのにするわけがないじゃない。」

ブレへんな…。あの少年に依存しすぎとちゃうん?

 

「例え、使えたとしてもそういうことはボクでもできないね。」

何…やと…。ドチビでもできんやと…。

もはや、神すら越えとるやんけ!

 

「……もしかして、ベルのスキルが関わっているのかしら?」

「……そうよ。これ以上は機密だから、ノーコメントね。」

「アストレア、何で君が言うんだい?ベル君はボクの眷属だぞー!」

非常に惜しいことをしてしもうたわ…。

……あん時の門番やっとった入団希望者を探し出そかな?

キッチリ礼したるわ!

 

英雄の卵どころちゃうわ!

未知もどえらい未知だけちゃう!

バグってるのもびっちり詰まった子やんけ!

 

そんな子を追い出すなんて、何でそんな門番を立てたんやー!

ウチのアホー!

「ロキ…なんか悶え苦しんでいるんだけど?」

「ほっときなさい、ヘスティア。」

(ロキの気持ちわかるわ…。あの時逃した子がここまで来るなんて、誰も思わないでしょうね。)

 

「そのスキルだけではなさそうね。レベル8のオッタルと渡り合っているだもの。…何かあるわね?」

レアスキルコレクターかっ!

ウチんとこにも何人かおるが、あの少年ほどとちゃうわ!

「ノーコメントさっ!」

ホンマに、バグ中のバグそのものやんけ!

 

………………………………。

………ヒヒヒ。

…これやから、下界はオモロいんや!

 

ただ、気になると言えば…。

「それもやが、レフィーヤの魔法をかき消した…いや無効化したアイツは何者やねん…。」

「【静寂】の魔法に似てるわね…。いえ、それより洗練されているわ。【静寂】に子はいないはず。一体何者なの?」

「ノーコメントさっ!」

ちっ…どんだけ切り札を隠しとんねん…。

 

フィンが脱落した上に別働隊が失敗した時点で、もうウチの負けやんけ!

リヴェリアたちがいくら頑張っても、色ボケんとこのオッタルとミア母ちゃんは越えられん。

ドチビんとこが、色ボケんとこに勝つのを祈っとこう…。

 

ン?アレ?

…あの少年、糞爺と最悪女の系譜を受け継いでると言っとったな?

まさか…いや…そんな。

あの旗を守っとる3人の内2人は…。

『なぁ、ドチビ……。』

『何だよ。いい加減に戦争遊戯に集中しなよ。君の子も参加してるんだから。(ベル君の活躍を焼き付けておかないと!)』

『わーっとるわ!…ドチビんとこに最近、メイドと執事入らんかったか?』

『!(やはり気づいたね)……いるよ、と言ったらどうする?』

 

確定や!

あいつらが解放されて、あの少年におった時点でウチらの負け確定やろ!

ただでさえ一人でもチートなのに、それが二人おったら反則やろ…。

しかもあの少年の未知とバグが加わっとったら、もうアカン!

 

2週間という時間を与えとったのが致命的や!

色ボケんとこが拗ねとかなかったら、すぐにでもやれたやろうに…。

「何かしら?ジロジロと見て…。」

あ!もしかして、色ボケの癇癪が長引いたのはあいつらが…。

ファンクラブもあいつらの案なら、納得がいくわ…。

あの少年は全く知らんやろうな、あいつらが全力でサポートしとるんやから。

 

フィンの勘も、ある意味当たっとったわな。

それが何かわかれば、まだ勝ち目はあったんやろうな…。

いや、それもあの少年のバグか…。

 

あー!もうえーわ!

どーにもなーれ、や!

 

あいつらが手出ししないところを見ると、あの少年いやあの子達を鍛えるのがこの戦争遊戯の目的やろな…。

はぁー…。

しゃーない、ここは楽しませてもらうわー。

 

レベル差もあるこの戦争遊戯をどう覆すのかをな。




はい、ロキはようやく気づきましたね。
普通ならアタフタするところを、ロキは楽しんでいますね。
さすが、『破滅』を司る神ですね!

次回はヘスティアの回想です。
ここまでの疑問について答えられると思います。
お楽しみくださいませ!

本日3回目の更新は18時からです!

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