神でも驚愕しますね。
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戦人さん、誤字報告いただきありがとうございます!
昨日は神としてでも驚いたわね…。
はぁ…ベルったら、あんなとんでもないスキルを発現するとは思わなかったわ。
時を越えるなんて…、あり得ないけど、実際にアーディを連れてきたものね。
……家族への想い。
…やはり私は彼らを許せないわ。
このスキルも、ベルには言えないわね…。
本人も知らないスキルがどんどん発現するなんて、ヘスティアも罪悪感につぶされそうね。
同情するわ…。
コンコン
「?誰かしら?」
「メイでございます。神アストレアに少々ご足労をお願い致します。ルゥさんにも来ていただいています。」
「わかったわ。今から行くわ。」
もう、ベルのスキルを解析したのかしら?…早いわね
何故ルゥも?
まあ、行けばわかるわね。
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「朝早くからお越しいただき、ありがとうございます。」
「どうしたのかしら?」
「少々お待ちくださいませ。」
この中庭に、私・ヘスティア・ベル・ルゥ・フェルズ・メイがいる。
何の用かしら?
「遅くなり申し訳ありません。アミッド嬢を連れてきました。」
「…おはようございます。」
「お、おはようございます。すみません!アミッドさん、うちのセバスがどうしても、と、」
「…いえ、気にしないで下さい。セバスさん、ここで集まって何の用でしょうか?」
「……(おかしいですね。発動しませんね?)」
「……(まだ何かが足りないでしょうか?)」
???
あら、【不冷】が来たわね?
「あー、ちょっといいか?椿から預かって来たんだが、その…ベルと【薫風】が戦ったモンスターのドロップアイテムをな。椿が拾ったままなんだ。後でヘファイストス様と椿が詫びしにくるそうだ。」
「!ジャガーノートの…爪ですか…。」
長く、デカいわね…。
この爪が…私の子供たちを…。
「ルゥさん…、この爪はルゥさんの好きにして下さい。ルゥさんが倒したのですから…。」
「いえ…、ベル。貴方がいなければジャガーノートを倒すこともできなかった。なので、それはベルが受け取って下さい。それに…私はそれを見たくもありませんので。」
「……分かりました。なら、これはアリーゼさんたちの墓に供えましょう。仇は取った証ということで、どうでしょうか?」
「!…そうですね。すみません。時間を少々いただいてもいいでしょうか?アリーゼたちの墓へ行きたいのですが。」
いい機会ね。私も行こうと思ってたわ。
戦争遊戯前に墓参りしておきたいわ。
「……えーと?」
「ヘスティア様、大変申し訳ありません。検証は失敗した模様です。」
「申し訳ありません。坊っちゃま。」
「あ、ううん!気にしないで!」
「すまないが、私も同行してもいいかね?戦場となるところを下見しておきたいのでね(アレらを仕掛けておきたいのもあるが)。」
「……私も同行してもよろしいでしょうか?神ヘルメスより戦争遊戯の治療担当を任されましたので、愚者さんと同じ目的で下見したいのですが。」
「はい、構いません。アリーゼたちも賑やかの方が喜ぶでしょう。」
そうね。大所帯になるわね!
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クノッソスを通して、セバスとメイによってすぐに18階層に着いた。
闇派閥がここを根城にして、大抗争を引き起こしていたとはね…。
【暴食】と【静寂】は暗にここを教えていたかもしれないわ。
「…ここです。アストレア様。セシルも連れてきたかったのですが、「どうしてもやることがあるので、戦争遊戯後でお願いします!」と。」
「仕方がないわ。今は緊急時だもの。」
「ここへ来るのは…あの時以来ですね…。」
「!!そ、そそそうですね!」
「?あっ…!す、すすすみません!」
…何かあったわね?
怪しいわ。
「神アストレア。ここで神威を解放するのはおやめくださいませ。」
「また、ダンジョンのイレギュラーが発生すると困ります。戦争遊戯の準備が台無しになります。」
…仕方がないわ。
帰ったら問い詰めましょう。
「みんな…長くお待たせしてすみません。アストレア様を連れてきました。……あの時のジャガーノートではありませんが、仇をとることができました。それがコレです……。ようやく、あの時のトラウマを越えることができました。ベルのおかげです。」
「ルゥ、ここにあるのは武器だけなのね?」
「はい…、あの時引き返して探したのですが、既にモンスターに食われたためありませんでした…。申し訳ありません。」
「責めているわけではないの。武器だけでもよく見つかったわね…。ルゥ、ありがとう。」
「いえ…。」
「皆、長く待たせてごめんなさいね。戦争遊戯後に、ちゃんとした花をたくさん供えてあげるから…。」
リリルカ・アーデに教えてもらった花屋で買った花を供えた。
武器だけなのは寂しいけど…。
「では、僕も花を…え?また?うわぁぁぁぁぁぁ!」
「!?」「え!今、ここで!?」
振り返ると、昨日の同じ穴が開いていた。
ベルはまたそこへ落ちたのだ。
「そういうことでしたか。」
「なるほど。それらが足りなかったのですね。」
「ベル・クラネルが消えた…?」
今度は何なの!?
「愚者!今の内に蘇生魔法の詠唱をお願いします!」
「な、何!」
「いいから早く!」
「わ、わかった!後で説明しろよ!」
【未踏の領域よ、禁忌の壁よ。今日この日、我が身は天の法典に背く。ピオスの蛇杖、サルスの杯。治癒の権能をもってしても届かざる汝の声よ、どうか待っていてほしい。王の審判、断罪の雷霆。神の摂理に逆らい焼きつくされるというのなら、自ら冥府へと赴こう。】
分からないわよ!
神なのに、全く分からないとは自分が不甲斐ないわ!
セバスとメイが条件を揃えようとしましたが、失敗しました。
墓参りをしようとしたところでベルがアリーゼ達の墓へ近づこうとした時にスキルがまた発動しました。
ミッションは何年前で誰を救うのでしょうか!?