アーニャの音波攻撃に、バーチェの猛毒攻撃です。
ベートさんは獣人なので、他の人より大ダメージです!
今回はどう動くのでしょうか!
糞がぁぁぁぁぁ!
あいつら、何てことをしやがる!
歌によるステータスダウンだけでなく、あの毒女の猛毒の雨で猛毒の状態異常を起こしやがった!
ちっ!耳がしばらく使い物にならねえ…。
獣人である分、感覚が鋭いためそこを突きやがった!
頭がガンガンする上、猛毒で朦朧寸前だ!
レベル4以下はもう使い物にならねえな…。
だが…、間違っちゃいねえ。
弱者なりの弱者の抵抗だ。
レナは…先程庇ったから何とか動けるか。
今のうちに脱落させるか…?
……?あいつら何を?
『……!』
『了解した。』
タタタタタ!
あの毒女…?しまった!
ウチの陣地の方向へ向かいやがった!
旗を奪う気か!
レベル6の毒女に勝てる相手がウチの陣地にはいねえぞ!
ラウルでもダメだ!
「ぐ…、しまっ…た!ベート!【蠱毒の王】を…止めろ!」
「ふ…ざけんな!ババア!禄に‥…動けねえんだよ!」
「なら、まだまともな儂が行こう。旗を燃やすわけにはいかんからのう。!?」
ガキィィ!シュバァァッ!
「………。」
「………。」
なんだぁ?あいつら…、雑魚のくせにジジイを止めた?
いや、レベル5ぐらいはありやがる…何者だ!?
「ふむぅ…、レベル5が2枚とはのう。シャクティか?いや…この感じは違うのう。」
「………。」
「………。」
「ええい!名前ぐらいは名乗らんかい!」
『………!』
『わかりました。』
「………。」
「………。」
「くっ、無理じゃ!リヴェリア!こやつらを出し抜いて陣地へ戻ることはできん!ちっ、こやつらも持ち直しおった!」
「ぐっ…。」
「あの歌はひどかった…。」
「フレイヤ様にお願いして、あの馬鹿猫へ歌禁止にしてもらおう。」
「ドワーフの老いぼれめ、そこの女二人も倒す!」
ちっ!ジジイがもたもたしているせいで、あのチビ共も持ち直しやがった!
「何故だ!何故、何も言わず連携が…取れるのだ!……!?くそっ!囲まれた!アイズ!向かってくれ!」
「わかった…。!!」
シュバッ!
「【剣姫】…お相手願おう。」
「仮面とフードが…、【疾風】いや【薫風】だと!?馬鹿な、あの動きは!?」
なんだ!今の動きは!
レベル5の動きじゃねえぞ!
あの売女の仕業か?…いや違う!
「貴女は『異端児』と【フレイヤ・ファミリア】の時に…。どいて!あなたに構って…!?」
ガン!キン!シュバッ!
(そんな!あの時からランクアップしたとしてもレベル5!今の感じは私と同じレベル6…。メレンの時と同じ…いや!違う。素のまま!)
「すみませんが、貴女はここにいてもらう。」
キン!カキン!カン!
「……どうして、この短期間に強くなったの?私はそれが知りたい。」
「ベルのおかげです。」
「……は?」
は?
何言ってんだ…あのエルフ。
「ベルを愛するが故の力です。」
「…リヴェリア。この人は私の敵。絶対に倒す。」
「…ぐ。我を無視するな。我が仇敵と同胞よ。」
ドガァァァァン!
「お、おい!アイズ!」
「ダメじゃ…、完全に血が上っとるわい。」
あの馬鹿!状況を読め!
俺だけでも…。
…何とか動けるか。!?
シュバッ!
ぐっ!
「【凶狼】…、テメェはここで終わりだ。落ちろ。」
「糞猫がぁ。あの馬鹿猫女とどういう関係か知らんが、首輪ぐらいつけとけ!」
「できたらそうしてる!あの愚図が!後で轢き殺してやる!」
「お、おう…。」
…何だか知らねえが、まだ血縁者がいる分てめえはマシだ。
守る奴がいるんだからよ。
だが、こっちもいるんだ!負けられねえんだよ!
バシュッ!バシュッ!バシュッ!
バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!
!?
『速報です!【ロキ・ファミリア】の【道化の書】、【……】、【……】脱落!』
『【フレイヤ・ファミリア】の【……】、【……】、【……】、【……】、脱落!』
な!?ちくしょう!
あいつら、脱落しやがった!
【フレイヤ・ファミリア】の奴らはどうでもいい!
いや、無理もねえ…。
あんな全体波状攻撃に、第二級冒険者程度が耐えれるわけがねえ。
「エルフィ…ナルヴィ…クルス!くっ!なら、私の魔法で一気に吹き飛ばしてくれる!」
「お待ちを!リヴェリア様!あちらを!」
「何だ?…ヴェルフ・クロッゾ!?いつの間に!」
「我らが詠唱を唱えれば、あやつがすぐさまに魔法を放ちます!」
「くっ!つくづく、我らエルフとあやつとの相性は最悪だな!」
「同感です…。ヴェルフ・クロッゾのところへ向かおうにしても【象神の杖】と先ほどの鉄球女が立ちふさがっています。どちらも恐らくレベル6はあるかと。」
あの鍛冶士か。
反魔法を使う奴と聞いたが、ババアやあのエルフ対策として封じてきやがったな。
ちくしょう!
まるで、フィン…いやもっとタチ悪いのを相手にしている感じだ!
「馬鹿な!第一級冒険者がそんなにいないはずだ!何が起こっているのだ!?」
ババァ!冷静になりやがれ!
くそっ!…あの魔法を使うか?
いや…外傷もそんなに負ってない。放ったとしてもたかがしれている。
……?そういえば、あの売女…何もしねえ?
何故あの魔法を使わない?使えば一気に俺らをつぶせるのにか?
舐めて…いや、知られるのを恐れているのか?…!?
囮か!くそっ!
「ベ、ベート…。」
「レナ、無事か?てめえはさっさと脱落しろ。」
「う、うん…。」
「テメェも落ちろ!【凶狼】!その売女と一緒にな!」
「テメェが落ちやがれ!糞猫ガァ!」
ちくしょう!
これじゃあ、俺らが弱者側じゃねえか!
ベートさんは意外と熱く、そして冷静に見れる方と思います。
ですが、今回のことに対してはさすがに手こずりますね!
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