変更前:ファミリアの遺産
変更後:白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの
わかりやすく、興味を惹かれやすくていいかなと思いました。
「……すみませんが、もう一度言ってくれませんか?」
一部始終説明したら、リリが青ざめて頭抱えていた。
「う、うん。僕が実は【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の系譜を持っていて、そのファミリアの魔導人形…ううん僕の家族がいたんだ。それが、こちらのメイとセバスだよ。」
「メイと言います。よろしくお願いいたします。」
「セバスと言います。よろしくお願いいたします。」
「あ、はい。サンジョウノ・春姫と申します。よろしくお願いいたします。」
「ヤマト・命といいます。こちらこそよろしくお願いいたします。」
「…リリルカ・アーデといいます。よろしくお願いいたします。申し訳ありませんが、【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】については口外されないほうがよろしいかと。」
「「ほう?」」「ひぃぃ!?」
メイとセバスは、リリへ瞬時迫っていた。
「ちょ、待って!メイ、セバス。リリ、どうしてそういうことを言うの?」
止めなかったら、リリやばかったかも・・・。
この二人、僕に対して超過保護すぎない!?
ただでさえ、周りの人が僕に対して過保護なのに!?
「…皆様は7年前の大抗争についてご存知でしょうか?」
大抗争?ヘルメス様より薄っすらと聞いたことがあるような…。
「名前だけはな。」「ヴェルフ殿と同じです。」
「わ、私は全く知りませんが、アイシャさん曰くひどかったと聞いております。」
「僕はヘルメス様より名前だけは聞いているけど…?」
「僕は1年前に降臨したばかりなので、大変だったとしか聞いていないね。」
リリはそれを聞いて、深い溜息を吐いた。
「わかりました…。ただ、ベル様とメイ様とセバス様はショックを受けるかと思います。心の準備はしておいてください…。」
リリは、そう言って7年前の大抗争について語り始めた。
・・・・・・・・。
「そうだったのか…。」
「【ゼウス・ファミリア】の【暴喰】と【ヘラ・ファミリア】の【静寂】が…。」
「大抗争の闇派閥の大幹部であり…」
「オラリオ史上最悪の死者を出して…」
「【フレイヤ・ファミリア】【ロキ・ファミリア】【アストレア・ファミリア】らによって討たれた…。」
「はい、あの日々はリリにとって忘れられない日々です。正に地獄でした。」
リリはつらそうに語っていた、
リリ自身ではなく僕がショック受けると思って。
「ありがとう…。リリ、語ってくれて、本当にありがとう。」
僕の家族が、多くの死者を出したことはつらいけど…。
家族が死んだことは、さすがにショックを受けた。
どうして会いに来てくれなかったんだろう…。
「そうでしたか・・・。アルフィアお嬢様が…。」
「ザル坊は満足して逝ったでしょうね…。」
ディックスやジュラのような人ではないことはわかる。
メイもセバスにとっては息子、娘のような存在だよね…。
「坊ちゃま、私見ですが、お二人はオラリオに自分の命を捧げて強くさせようとしたのが目的でございます。もしそれがなければ、オラリオは今も闇派閥によって蹂躙されていたでしょう。」
「同感でございます。お二人はそれぞれ病や毒で余命いくばくもありませんでしたので、未来そして次代の英雄へ受け継ぐために、身を捧げたのでしょう。」
ありがとう…メイ、セバス。
「なので、坊ちゃまが気になさることはありません。坊ちゃまは【ゼウス・ファミリア】ではなく【ヘラ・ファミリア】でもありません。」
「そうです。坊ちゃま、今の貴方は【ヘスティア・ファミリア】の最初の眷属であり団長なのです。」
それはわかっているんだ。
わかっているけど、家族なんだ。
やはり、一度でもいいから会いたかったなあ…。
「なので、リリ様がおっしゃるように今は【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の名前は出さない方がよろしいかと。」
「そうですね。坊ちゃまの評判を下げるようなことは我々も、天へ昇っていったあの子達も望みません。」
メイ・・・セバス・・・ありがとう…。
「わかりました…。その代わり、アルフィアさんとザルドさんについて教えてくれませんか?」
「心得ました。いくらでも説明いたしましょう。恥ずかしい過去など全て把握しております。」
「本人がいない以上、全て暴露しても問題はないですからね。」
えっと…そこまでは…。
ごめん…アルフィアさん、ザルドさん、聞いてしまってすみません。
僕はどうしても家族のことを知りたいんです。
「……さて、サポーターくんのいうように【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】については口外禁止。それに今日はもう遅い。明日から考えよう!」
「「「はい!」」」
神様・・・、ありがとうございます。気を遣ってくれて。
「あ、ベルくん!その前にラン・・・いや更新しようか!もしかしたら…、スキルが発現しているかもしれないよ!」
「あ、はい。神様、わかりました。」
【フレイヤ・ファミリア】で相当鍛えられたからランクアップするといいなあ…。
うん、新たな魔法やスキルが発現できたらいいな。
ベル君がとうとう大抗争の真相を知ってしまいました。
このタイミングで知るのは早くない?と思っている方もおられると思います。
(私もそう思います)
いずれ、遅かれ早かれ知ることになるので、ここで知ったほうがいいかと思いました。
次回は、お待ちかねのステータス更新です!
明日は祝日なので、2回出します。
(ストック、大丈夫かな…。)
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