春姫さんに続き、メインファミリアなのに出番が今更ですみません!
私は、ヘスティア様とレベル1のエイナ殿の護衛です。
今から、エイナ殿の魔法の検証のために外出します。
【汝らの秘密、判明せよ】
【鑑定】
「どうかな?アドバイザーくん?」
「これは…凄い魔法ですね。視界に映る人の上に文がありそこに名前や種族、レベルがあります。」
「変装しても一発で見破れるかもしれませんね…。リリ殿の魔法でも見破れるか帰ったらやってみましょう。」
「そうだね!あ、ボクも見えるのかい?」
「あ、はい。こう見えます。」
ヘスティア
種族:神
レベル:????
「なるほどねえ。レベルがいくらなのか気になるけど4桁?そんなにあるのかい?」
「さすがヘスティア様ですね!」
神にもレベルがあるのですね。
4桁…さすがヘスティア様です!
「そ、そうかなー。命くんはどうだい?」
「あ、はい。命さんは…」
ヤマト・命
レベル2
力: 低い
耐久: 低い
器用: 低い
敏捷: 低い
魔力: 低い
スキル:あり
魔法:あり
「ステータス詳細はさすがに無理かー。」
「これで内容まで分かったら、たまったものではないですね…。」
「そうだね…。でも、ステータスロックが意味ないよね、コレ。」
「ええ…。エイナさんが経験豊富な元ギルドの受付嬢であり、良識のある女性でよかったです!」
「いえ、そんな…私もこの魔法が顕現するとは思いませんでしたが…。」
(恐らく、もう1つのスキル【白兎眷属】がその魔法を引き出したんだ。)
スパイや忍びにとって天敵となる魔法ですね。
【ヘスティア・ファミリア】への間者防止にもなります。
レベル1となったばかりなのに、すごくないですか?
「これはいつまで保つのでしょうか?」
「今はヘスティア様と命さんの二人だけですね。大通りへ行ってみましょう。」
「何が起こるかわからないんだ。命くん、頼むよ!」
「おまかせくださいませ!」
ヘスティア様と、エイナ殿の身を守らなければなりません!
特にエイナ様は、メイ殿とセバス殿が解放される前の、敗北確定の【ヘスティア・ファミリア】へ入団してくれた方です!
「うっ…これはキツい…。情報量が一気に来て…待って下さい…。」
「だ、大丈夫かい?命くん、何か感じるかい?」
「いえ、全く…。」
頭痛を抑えるような身振りですが…、これだけの情報が一気に入ってきたらパンクしますよね。
それだけで済ませるエイナ殿がすごいです…。
「ふぅ…落ち着きました。何とか処理できました。」
「しょ、処理ですか?」
「ええ、一気にそれぞれの情報が表示され、近づけば近づくほど…、あ、その人スリです。」
「え?わかりました!曲者!」「い、痛え!」
「ああ!よかった、捕まえてくれて!あたしの一ヶ月分の給料が入った財布をスラれたんだよ!」
「マジか!おお、【ヘスティア・ファミリア】だ!すげえ!」
…スリと見破れるのもすごいですが、これだけの人の情報を処理できるエイナ殿もすごいです。
さすが、ギルドの百戦錬磨の元受付嬢だけはありますね。
見方によっては、レベルに関係なく突き抜けていません?
「ええー…ここまで見破れるのかよ…。ボク、何もしてないぜ?」
同感です。私は言われるままに捕まえただけです。
【ガネーシャ・ファミリア】にとって、喉から手がでるほど欲しがりそうですね。
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「ご協力ありがとうございました!おい、さっさと来い!」
【ガネーシャ・ファミリア】構成員がすぐに来てくれましたので、引き渡しました。
多くの人に見られ、感謝されました。
私は何もしてないのに…、評判が上がってしまいました。
「アドバイザーくん…すごいね。」
「あの人…レベル2。やや力が高めですね。胃が荒れている感じなので胃薬をすすめたいですね。」
そこまで見破れるのですか…。
【ディアンケヒト・ファミリア】や【ミアハ・ファミリア】からも欲しがりそうですね。
「……エイナ殿が本当に良識のある人でよかったです…。」
「……そうだね。コレは悪用されたら、とんでもない被害が出るね…。」
「ええ、そうならないよう私を戒めてくださいね。ヘスティア様。」
「その必要がないと思うけどね(ベル君がいるならキミはその気が全くないだろうね)。わかったよ。」
完璧ですね…。自分に対しても戒めるぐらいの方ですね。
見習わなければいけませんね。
結構、長く保っていますが大丈夫でしょうか?
「エイナ殿、まだ保ちますか?」
「…そろそろ、限界かも。解除します。」
【閉じよ、秘密の扉】
「ふぅ…どのくらいまで保ちました?」
「1時間ほどです。」
「レベル1のなりたてで1時間かあ。結構長く保つね。」
「マジックポーションを30分ほど間隔を置いて飲めば、1日は保つかもしれません。」
「あ、そうか!…やはり反則だね、その魔法は。」
すごいですね…ほぼ無尽蔵に使い放題ではありませんか。
「ですが、都市内ならともかくダンジョンだとそうは行きません。むしろ命さんの魔法がまだ生かせられるかと。」
「そうですね…。ですが、エイナ殿はまだレベル1になったばかりです。3層までなら可能では?」
「ソロでは無理かな。ベルくんじゃないんだから。」
「そうだね。ベルくんは別。…ホームにいながら情報を見るというものができたらねえ。」
「それができたら、エイナ殿はホームにいながらダンジョンに参加できますね!」
「あはは、それができたら冒険者の半分は引退していると思うよ。…けど、冒険者の安全はより高くなるね。元ギルド受付嬢としては嬉しいけどね。」
そうですね。私のスキルはどちらかといえばダンジョン向けですね。
ですが、切り替えができればエイナ殿の魔法と連携可能ですね!
「…キミを眷属にしてよかったと思うけど、本当にいいのかい?ギルドの方が給料も待遇もいいだろうに。…いや、キミが決めたことだからボクは何も言わないけどね。」
「ヘスティア様、気遣いいただきありがとうございます。けど、私はベルくんの力にどうしてもなりたいんです。」
「はぁ…ベルくんも罪な子だよなあ。あちこち責任が多くなっているけど、あの子は耐えれるのかなぁ…?」
「大丈夫です。ベルくんが耐えれないなら、私達が支えればいいだけですから。」
「エイナ殿はすごいですね…(春姫殿もそこを見習わなければならないと思いますが、いえ心配は不要かもしれません。リリ殿、春姫殿、エイナ殿はここ数日一緒に行動しているようですから)。」
「レベル2の命さんに言われるほどではないですよ。それに、私はまだなりたてですよ?」
なりたてでも…、私のなりたての頃と比べると比較になりません!
戦力というより補助的な意味ではオラリオ上位に入るのではないでしょうか?
「なりたてだけどその魔法が出た時点で、魔力が結構上がるんじゃない?(あのスキルの効果もあり、結構上がると思うけどね)」
「そうかもしれませんね…。ヘスティア様、検証のため帰ったら更新をお願いしてもいいですか?」
「そうだね。ボクも知りたいしね。」
「そろそろ帰りましょうか?」
「あ、待って下さい。自然回復でどこまでやれるか試したいので。」
【汝らの秘密、判明せよ】
【鑑定】
「アドバイザーくんは熱心だなあ。」
「そうですね。私も見習わなければなりませんね。」
いいお手本の方が入ってきてよかったです。
特に…タケミカヅチ様へ見向きもせず、ベル殿に思慕を持っててよかったです。
エイナさんの魔法は強力ですね!
ド○ゴ○ボ○ルのスカ○ターのような感じですね。
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