白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日1回目です。


第17話 処女神、嫉妬。

開錠され更新した跡がある…。

しかも、遠征後のステータスも違う…。

 

さてはフレイヤのやつ、『開錠薬』と『更新薬』使ったな。

『開錠薬』だけでなく『更新薬』までも使うとは、本当にベル君に対して本気なんだな…。

どうしてそこまでして、ベル君にこだわるんだろう…。

 

…ん?ということは、フレイヤは例のスキルを把握しているということか…?

ベル君は例のスキルを知っている様子はないだけど…、フレイヤは隠している…?

まあ、愛の女神が一途な想いに負けたなんてプライドが許さないもんね。

ざまぁ。

 

「…神様?」

「あ、いや何でもないよ。ラン…更新するね。」

おっと、上書きしなければ。隅々までね!

フレイヤの痕跡を跡形もなく残さないでやる!

 

「!?!?!?」

ベル・クラネル

Lv.4

力: SSS 1520

耐久: SSS 1826

器用: SSS 1689

敏捷: SSS 1721

魔力: SSS 1352

幸運: F

耐異常:G

逃走:I

トータル2500オーバー!?ボクが更新した遠征直後で計算してもトータル4600オーバー!?

アスフィ君にちょっとだけ聞いたけど…、【フレイヤ・ファミリア】でどれだけボコボコにされたんだよ…。

しかもこれ、オールSSS…。これ、もうレベル5相当じゃないか?

 

「…神様?どうしました?」

「あ、いやちょっと待っててね…。」

うん、間違いない。ランクアップ可能になっている…。

ああ…もう、ここまで来たら仕方がない…。

どーにもなーれ。

「ベルくん…、おめでとう。ランクアップだよ。」

 

ベル・クラネル

Lv.5

力: I 0

耐久: I 0

器用: I 0

敏捷: I 0

魔力: I 0

幸運: F→E

耐異常:G→F

逃走:I→H

 

<魔法>

【ファイアボルト】

・速攻魔法

<スキル>

【】

【英雄願望】

・能動的行動に対するチャージ実行権。

【闘牛本能】

・猛牛系の戦闘時における、全能力の超高補正。

【】

 

「えっと…、神様。発展アビリティがありませんが…。」

「え?あ、うん。今回は出なかったみたいだね。次に期待ダネ!」

めちゃくちゃガッカリしている。

 

そりゃあ、あんだけつらい思いしたのに何も出ないのはキツいよね。

うう…罪悪感が…。ベル君、本当にごめんよ…。

君のためなんだ!

 

「…ベル君。ランクアップしても経験値がなければ、発展アビリティが発現しないのはよくあるから、ガッカリしないでね。」

「あ、ハイ。」

うう…心が痛む。兎の耳があったら、ペタンとしているんだろうな。

想像したらかわいいな…うへへへ。

はっ!駄目だ駄目だ。

 

「…今日はもう遅い。ベルくんも寝て明日に備えるんだよ。」

「あ、ハイ。おやすみなさい。」

うん、今日は本当に色々と、かなり色々とあったからなあ…。

ベルくんはもう第一級冒険者か…まだ半年だよ…。

君は本当にどこまで強くなっていくんだい?

 

------------------------------

 

ベルくんが自分の部屋へ戻っていったのを確認した後、ベッドへダイブした。

「……ふざけんなよぉぉぉぉ!フレイヤぁぁぁぁぁ!」

ベッドの上でジタバタしながら、先程のステータスの本当の写しを取り出した。

 

ベル・クラネル

Lv.5

力: I 0

耐久: I 0

器用: I 0

敏捷: I 0

魔力: I 0

幸運: F→E

耐異常:G→F

逃走:I→H

魅了:I

<魔法>

【ファイアボルト】

・速攻魔法

<スキル>

【憧憬一途】

・早熟する。

・懸想が続く限り効果持続。

・懸想の丈により効果向上

【英雄願望】

・能動的行動に対するチャージ実行権。

【闘牛本能】

・猛牛系の戦闘時における、全能力の超高補正。

【兎囲女達】(ハーレム)

・女性限定(種族問わず)

・自らを慕う女性が多ければ多いほど、全能力の高補正。

・お互いの信頼が厚ければ厚いほど、お互いの全能力の超高補正。

(※但し、同じファミリア内に限る。)

・女性からの愛情が深ければ深いほど、全能力の超高補正。

「魅了って何だよ!ベル君、君はレアコレクターかい!?【兎囲女達】(ハーレム)ってなんだよ!僕はずぇったいに認めないぞぉぉぉ!」

これ、絶対にフレイヤの影響だろ!?それ以外、ありえないだろ!

それにランクアップ後のベルくんは、なんかかっこよかったなぁ・・・。

・・・はっ!ヤ、ヤバイ!魅了されている!?処女神のボクが!

これ、外に出て歩くだけでほぼ魅了してしまうんじゃないか!?

まだ、Iだよ!最低ランクだよ!

特にこのスキルはヤヴァい!?

 

【兎囲女達】(ハーレム)

・女性限定(種族問わず)

・自らを慕う女性が多ければ多いほど、全能力の高補正。

・お互いの信頼が厚ければ厚いほど、お互いの全能力の超高補正。

(※但し、同じファミリア内に限る。)

・女性からの愛情が深ければ深いほど、全能力の超高補正。

 

しかも、このスキルは魅了と相性よすぎないかい!?

これ、外へ出ただけでステータスが上がりまくりじゃない!?

まずいまずいまずいまずい。

どうしょう…。魅了を抑えられる手段はボクの権能の1つだけど。

このホームならともかく、オラリオ全体で今回のような真似を何度もできないし…。

困った。本当に困った…。

 

コンコン

ん?こんな夜更けに誰だい?

「はーい、入ってもいいよー。」

「「失礼します。神ヘスティア。」」

お?メイくんに、セバスくん?二人揃って…。

 

「どうしたんだい?何か用かい?」

「神ヘスティア、誠に申し訳ありませんが坊ちゃまのステータスを知りたいのですが。」

「明日から、坊ちゃまを徹底的に鍛えます。そのために必要なため教えていただけませんでしょうか?」

…あー…ベルくんの記憶見たら、長年生きている彼らから見たら異常だものなあ…。

「坊ちゃまより先程ランクアップしたという報告は、受けています。」

「戦争遊戯への勝利へかなり近づけたのはいいのですが、まだまだ足りません。」

うーん…【フレイヤ・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】が相手だものなあ…。

 

「異常な成長速度はスキルにある、と我々は思いますがどうでしょうか?」

「それに…坊ちゃまを見たリリ様、春姫様がうっとりされ腰が砕けておりました。坊ちゃまは新たなスキルも発展アビリティも発現しなかったと言ってますが、真でしょうか?」

この二人には隠せないな…。うん、巻き込んでしまおう!

 

「察しの通りさ。これがベルくんの本当のステータスだよ。」

こっそりと隠し持ってた、ステータスの写しの羊皮紙を渡した。




ベル君がとうとうランクアップしました。
スキルや発展アビリティについていろいろと意見があると思います。
ご容赦くださいませ。

ここでのスキルの【兎囲女達】(ハーレム)は、ベルくんが心のどっかでハーレム(茨の道とフィンと話してましたね。)を願っており、フレイヤがきっかけで開花した…という流れです。

発展アビリティの魅了は、フレイヤの魅了をずっと受け続けたことでそれを取り込んで、発展アビリティとして開花した…、という流れです。

ステータスの表記…難しい…。

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