【ヘスティア・ファミリア】ホームへ来て、死んだはずの人間と遭遇した直後です!
……すごいな!ベル・クラネルは!
ここまでのことを引き起こすとは!
む!シャクティが頭を抱え、胃を抑えているな!
「………頭痛薬と胃薬をくれないか?リオン。」
「シャクティ……。」
……気持ちはわかるゾゥ!
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応接室で、ヘスティアとベル・クラネルを待つこととなった。
その間に、アーディとシャクティと【アストレア・ファミリア】と話している。
特に5年前のことを。
「そうか…ジャガーノートという化け物に…。」
「ええ。ダンジョンはむやみに破壊すべきではありません。」
「リオン、ごめんね。私があの自爆攻撃を避けていたら、助けにいけたかもしれないのに。」
「アーディ、あの化け物には何人いても同じだ。」
「そうだぜ。シャクティがいてもフィンがいても同じだったと思うぜ。」
「リオン、ネーゼたちの…墓へ今度連れてってくれる?」
「私からも頼む。」
「はい!行きましょう。」
アーディ、シャクティ、そして【アストレア・ファミリア】の【紅の正花】【大和竜胆】【狡鼠】【疾風】…いや【薫風】か。
この光景を再び目にするとはな。
「【ガネーシャ・ファミリア】の皆様。ハーブティーでございます。」
「ああ、ありがとう…(どっかで見たことあるな…だが、先程の事実と比べたらもうどうでもいい)。」
「ぎゃああああああ!さ、さ、さ、【最強侍従】メイ!な、な、何でここにいる!」
「な!?【ゼウス・ファミリア】のか!?(そうだった!何故!?)」
「ガネーシャ様?どうしたの?そんなに取り乱して。」
(ああ…、そうだったわね。ガネーシャは彼等の存在を知っていたわね。)
そんな馬鹿な!
何故、【ゼウス・ファミリア】の【最強侍従】が解放されているのだ!
「何故?言わなくてもわかるでしょう?役立たずの象の神。」
「ぐはぁっ!こ、この感じは間違いない!何故だ!お前は封印されていたはずだ!」
「【ガネーシャ・ファミリア】の皆様方、こちらへお座りくださいませ。」
「あ、ああ。ありがとう(こいつも見たことあるな…もう勘弁してくれ)。」
「ありがとう!お兄さん!」
「む、すまん。……!?……シャクティ、我々は夢を見ているに違いない。ああ、違いないとも!」
馬鹿な!【ヘラ・ファミリア】の【最恐執事】もだと!?
き、き、緊急事態だ!
「五月蝿いですよ。その仮面を割って別の仮面にすり替えて差し上げましょうか?」
「すみませんごめんなさいそれだけは許してください。」
駄目だ…。
オラリオ、終わった…。
土下座するから、仮面を割らないで下さい。
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そして、メイとセバスから事の次第を聞かせてもらった。
そうだったのか…。
ベル・クラネルは【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の両方の直系を持つ者だったのか。
だから、彼等が解放されているのか。
それでベル・クラネルに絶対の忠誠を?
………………。
この戦争遊戯、もう勝っているじゃないか!?
この二人が手を組んだらそれだけで確定だゾゥ!
「(もう頭と胃が痛い…)なるほどな…。アストレア様の言う通りそうだとしても、【静寂】…お前がやったことは許されることじゃない。だが、近しい者を亡くした絶望感、喪失感はわかる。神ヘスティアの裁きを受けた後、貴女の甥の側にいるなら私は何も言わない、いや言えるわけがない!」
「お姉ちゃん…。」
「……闇派閥が子供を利用した自爆攻撃は止めるべきだった。すまない。」
「許さんと言いたいが、アーディを連れてきた以上私には言う資格がない。貴女の甥、ベル・クラネルに感謝しろ。」
「ああ…。」
「あ、あの!アルフィアさん!」
「…何だ。」
「甥っ子さんを私に下さい!」
「「「ハァ!?」」」
………………。
ホワット?
ヒエッ…空気が…寒い!
「…何だと?」
「ま、待て、【静寂】!アーディ!それは早すぎると言っただろう!」
「でも、ベルくんの唯一の血縁者だよね?なら、先にアルフィアさんに言ったほうがいいと思ったんだけど。」
「……ふむ。わかっているな、小娘。」
「「「そこで納得するの!?」」」
「それで…【ヘスティア・ファミリア】へ改宗したいんだ!」
「「「ハァ!?」」」
「ま、待て!アーディ!俺は聞いていないゾゥ!」
改宗だと!?
俺は聞いてないゾゥ!
「今は駄目ですね。」
「ええ、そうですね。」
おおっ!思わぬ援護が来たゾゥ!
「え!?ど、どうしてですか!?」
「アーディ嬢、貴女は死んだことになっています。今はまだ戦争遊戯さえ始まっていません。」
「今、貴女が【ヘスティア・ファミリア】へ入団すると貴女が生きていることに注目され、戦争遊戯が延期か中止になってしまう可能性が高いです。」
「…そうだな。そうなるな。」
「なので、貴女が改宗するなら戦争遊戯が終わってからの方がよいかと思います。」
「…はい、わかりました。」
む、むぅ…。
「アーディ・ヴァルマ。」
「は、はい!」
「貴女は坊ちゃまにより、7年前の大抗争から現代へ連れてこられました。その恩だけで改宗をしたいのでしょうか?」
「いいえ!違います!私は…ベルくん、ベル・クラネルに完全に惚れました!7年前の大抗争で生き延びていても、ベルくんに会ったら絶対に一目惚れしています!私…アーディ・ヴァルマは、ベル・クラネルに全てを捧げます!」
「「「えええっ!?」」」
「なるほど。神アストレア、神ガネーシャ、如何でしょうか?」
「嘘は言ってないわ…(ああ…、また増えたわ…)。」
「駄目だ!駄目だ!アーディ、俺は許さん!」
「黙りなさい「ハイッ!」。そんなことは聞いていません、嘘か本当かを聞いています。切り落としますよ?」
(((うわぁ…神に対して切り落とすって…。)))
「(ヒィィィィッ!だが、俺は負けんゾウ!)嘘は言ってません!だ、だが、アーディ!俺に対して相談はないゾウ!」
「だって言ったら反対するじゃない、ガネーシャ様は。」
「当たり前だ!せ、せめて今すぐでなくて、数年かけて…。」
「ごめん、ガネーシャ様。私は…ベルくんのことが本当に好きになったんだ。今すぐでも彼の側にいたいんだ!」
「(嘘は言ってない)………そうか。ただし!戦争遊戯で【ヘスティア・ファミリア】が勝ってからだ!」
「ありがとう!ガネーシャ様!」
「……メイ、セバス、聞くまでもないが勝つ見込みは?」
「言うまでもないでしょう。」
「我々の勝利確定でございます。後は勝ち方の問題でございます。」
「…勝ち方?」
「はい。実は…。」
セバスとメイ、【静寂】を除いて、ベル・クラネルたちだけで戦争遊戯に勝つことによって、ベル・クラネルを中心としたオラリオ連合を作ることを知った…。
「そうか…わかった。」
「ガネーシャ?」
ここまでお膳立てしているなら、賭けるしかないだろう。
ベル・クラネルは、この半年そして今回のことを見ても彼は…、救界の"要"だ。
それにヘスティアはゼウスやヘラと違い、天界でも上位の神格者だしな。
「待たせたね!ガネーシャ。どうしたんだい?あれ?何か雰囲気が…?」
「こんにちは!ガネーシャ様。あ、シャクティさん、アーディさん、こんにちは。」
「ヘスティア。」
「う、うん?何だい?(いつになく雰囲気が違うなー)」
「【ガネーシャ・ファミリア】を…【ヘスティア・ファミリア】の傘下に入らせてもらいたい。」
「「えええええええっ!」」
「シャクティ、いいな?」
「……そうだな、その方がいいな。今後のことを考えるとな(チラッ)。」
「ど、どうしてだい!?」
「…アーディを連れて帰った上に彼女等がいるしな、そして…ベル・クラネル。」
「は、はい!」
「アーディを救ってもらったことに深くお礼を言わせてもらいたい。それとは別に君に聞きたいことがある。」
「はい…?」
「君は…何を目指しているのだ?」
「笑われますが…、僕は物語の英雄たちより…全てを救う『英雄』になりたいです!」
「そうか…『全て』か…。なら、【ガネーシャ・ファミリア】は君を全力で支援しよう!」
「ええええっ!」
「シャクティ、アーディ、いいな?」
「ああ。」
「私は問題ないよ!あ、君の名前教えてくれる?」
「え?あ、はい。自己紹介が遅れてすみません!ベル・クラネルと言います!」
「うん、よろしくね!ベルくん!これからもずーっとね!」
「え?あ、はい?」
(何が起こっているのか、全くわからないんですけど!)
「『全て』か…。とんでもないな、ベル・クラネルは。」
「ええ、シャクティ。ですが、それでも私達はベルに全てを賭けています。」
「そうか。アーディを連れて帰ってくれたからな。…戦争遊戯に参加するのは私だけだ。他の者は治安維持に回したいんでな。」
「十分です。」
「それと…皆。私はレベル6にランクアップしたから、多少は力になれるぞ?」
「「「おおおっ!」」」
彼等が眩しいな…。
【ゼウス・ファミリア】や【ヘラ・ファミリア】と違う。
彼は…本物の『英雄』だ。
ロキ…フレイヤ。
この戦争遊戯では、お前たちに勝ち目はない。
何せ我々の予想を超え、覆す『英雄』がここにいるのだから!
はい、ガネーシャ様マジモード突入です。
第131話でガネーシャが凹んでいるのは、アーディが神離れ・姉離れ・改宗したがっていることです。
そりゃ、相談もないのにそう言われたら凹みますね。
そして、【ガネーシャ・ファミリア】は正式に【ヘスティア・ファミリア】の傘下に入りました。
着々と、オラリオ連合が整ってきました!
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現在(第182話)のハーレム経緯
物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。
確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。
確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ 第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
【アストレア・ファミリア】
神アストレア 第112話
リュー・リオン 第24話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話
【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話
【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話
【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話
【ガネーシャ・ファミリア】
アーディ・ヴァルマ(改宗予定) 第182話 ←NEW!
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