白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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ダンめも5周年は、「フィアナ騎士団」ですか。
明らかに誰かの前世であるのがわかりますね!(【ヘルメス・ファミリア】のメリルも入っているとは…。)

ということは、ダンまちに出てくる登場人物の前世ストーリーもこれから続々出てくると…?
楽しみですね!

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ヘスティア、アストレア、ヘファイストスとお茶で一服中です。
ですが…。

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戦人さん、誤字報告いただきありがとうございます!


第189話 処女神、傾聴。

むあー。

本当はこうしている場合じゃないけど、平和だねえ…。

ヘファイストスとアストレアとお茶してくつろぐのもいいねえ。

 

「ねえ……今の鍛冶場にはヴェルフと椿と貴女の眷属が3人だけよね?」

「そうだけど?」

「大丈夫なの?」

「……ヘファイストス。嫉妬かい?」

「そうよ。」

「断言しないでくれるかい…?」

「神ヘファイストス、大丈夫でございます。食事や飲み物を差し入れていますが、そんな雰囲気は微塵ともありません。」

「セバスが言うなら、大丈夫ね。」

「…そんなに心配なら見に行ったらいいじゃないか。」

「…しつこい女性と思われたらどうするのよ。」

「「……ええー。」」

まさかヘファイストスがこうなるとは思わなかったなあ。

天界でアフロディーテとの恋人だった時でも、こうはならなかったのに。

 

「……ヘスティア。今、何を思ったのかしら?」

「ナンデモゴザイマセン。」

危ない危ない。

ヘファイストスにその話題は禁句だからねえ。

 

コンコン

 

「ん?誰だい?」

「私です。ヘスティア様。」

「サポーターくんかい?入りなよ。」

「失礼します。」

どうしたんだろう?

この夜中に。

 

「どうしたんだい?うわ…サポーターくん、キミ目に隈できているよ…。」

「ここ数日、寝ずにセバス様とメイ様の課題をクリアするために考えました。セバス様、メイ様、課題の回答を出しに来ました。」

「ほう、伺いましょう。」

「どのような回答か楽しみですね。」

「ねえ、私が聞いてもいいのかしら?」

「【ヘファイストス・ファミリア】は【ヘスティア・ファミリア】の傘下にありますので、問題ございません。」

「サポーターくん、聞かせてくれよ。キミの勝利の策を。」

「はい!」

セバスくんとメイくんの課題をクリアするなんて、どういう策なんだろう?

 

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「…以上の内容となります。【猛者】を除く他の者との勝率は80%です。」

「え、えげつない…。」

「うわぁ…。傘下に入って正解だったわ。」

「念に念を押した内容ね…(ベルが今日まで生きてこられたのは、この子の頭脳があってこそね)。」

……サポーターくんが優秀なのは知っていたけど、ここまでとはね。

それは偏にベルくんのためなんだよね。

 

「ふむ……残り20%は何でしょうか?」

「会場はダンジョンの18階層です。ダンジョンのイレギュラーが10%です。そして、冒険者の底力が10%です。」

「なるほど。妥当ですね。私から見ますと問題ありません。」

「面白く、効率的な策ですね。ですが、追い詰めてからの決定打に欠けますね。」

「ええ、そうなんです。……セバス様、メイ様、アルフィア様の三方から一人出張ってほしいのですが。」

「許可できません。」

ええー、厳しいなあ。

よし、ここは主神であるボクが…。

 

「ヘスティア様がどう言おうとダメでございます。」

……ねえ、何で神の心まで見通せるのさ。

キミたち、本当に魔導人形?

神を超越してないかい?

 

「うぐっ…やはりですか。むむむ…。」

「リリ嬢、お忘れですか?我々は切り札を持っていると。」

「「「「切り札?」」」

「ええ。【アストレア・ファミリア】の皆様方とアルフィアさんが入る前の、我々の切り札です。」

『すごく怖いんだけど…。』

『あの娘たちが入る前の?何出す気かしら…。』

『今の戦力でこの策の上に、彼らが温存していた切り札?もう勝利宣言してもいいと思うんだけど…。』

そうだね!ロキとフレイヤに彼らの存在を伝えたら、降伏するんじゃないかな?

「駄目でございます。坊ちゃまの心血の結晶を無駄にするおつもりですか?」

だよね!わかってたよ!

 

「そ、その切り札とは何でしょうか?」

「その前に、先ほどの策を明日に皆様へ出しましょう。切り札はその時に出します。」

「リリ嬢、貴女は今から休むべきです。そんな表情では皆様へ不安を与えてしまいます。」

「わ、わかりました。…メイ様、例のドリンクをいただけませんでしょうか?」

「もちろんですよ。美容成分がたっぷりと入ったものを出しますよ。」

!?

 

「ねえ、それボクにもくれないかい?」

「あ、私も。」

「私もくれないかしら?」

「神様でも美容を気にするんですね……不老なのに。」

神でも気にするのは気にするんだよ!

 

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そして、翌朝になりセバスくんとメイくんの招集により、戦争遊戯に参加するみんなが集まった。

…思ったより多いなー…。

ベルくんとヴェルフくんを除けば、全員女性じゃないか!

 

「コホン、治療班を除き集まりいただきありがとうございます。戦争遊戯まで明後日となりました。私、【ヘスティア・ファミリア】参謀のリリルカ・アーデが今回の戦争遊戯への策を考案しました。」

「リリ、頑張って!」

(【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】を相手にして、どのような策か…。いずれにしろ、勝たなければならん。)

(この魔法、本当にズルいよね。今使っててもみんなにはわからないんだもの…。ベルくん、ステータス全部激高となっているんだけど…。ランクアップしたばかりよね?)

「へぇ、おもしれえじゃねえか。あの【勇者】サマを蹂躙させられるかあたしが見定めてやるぜ。」

「ふん、聞かせてもらおうか。生半可なものなら承知せんぞ。」

「【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】を相手にした策ですか。楽しみでございますねえ、春姫?」

「はい!輝夜お姉様!リリ様は凄いんです!」

「……招集かけられて来てみたのはいいんだけどねえ。眉唾じゃないかと思ったんだが【静寂】【紅の正花】【大和竜胆】【狡鼠】が本当に生き返っているんだねえ(あの【静寂】が坊やの伯母だって!?……ハードルが一気に高くなっちまったよ。あの坊やは本当にヒューマンかい?)」

「………(ベルきゅん、ベルきゅん、べるきゅん!)」

「では、始めます。」

この内容を聞いたら、みんなドン引きするんじゃない?




リリが、とうとうセバスとメイの課題をクリアしました!
その内容は、第127話〜第137話・第159話~第165話、そしてこれからです!

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