白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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戦争遊戯に戻ります!

久々のベート回です!
謎のメイドアマゾネスの正体が…、セバスとメイの切り札が明かされます!

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第190話の感想が久々に多くてビックリしています。
門番は、半年前にロキ・ファミリアでベルを追い出した方ではありません。
数話後に明かしますので、お待ちくださいませ。


第191話 凶狼、絶句。

くそっ!

あの毒女の毒がじわじわと回ってきやがる!

耐異常が高くなければ抵抗できねえ!

 

レナは…もう限界か。

「はぁ…はぁ。き、キツいね。」

「もう脱落しろ。死にやしねえんだからよ。」

「も、もうちょっと頑張るよ!」

ちっ…意地張りやがって。

 

『頃合いです!発言を許可します!』

『了解しました。』

 

…?あのメイドアマゾネス、動きやがった。

カーテシーなんかやりやがって…、何するつもりだ?

「…【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】の皆様、大変ご無沙汰しております。」

「「「?」」」

ご無沙汰?

あのアマゾネス、会ったことねえぞ!

匂いも…知らねえ!

 

「そして…レナ。お久しぶりですね。」

「え?え?私!?」

「おい!レナ、お前会ったことあるんじゃねえか!」

「そんな!知らないよ!あんたのような美人に会ったことなんて!」

何だと!?

 

「まあ、無理もありません。ほんの姿形が変わっただけですので。」

「「「?」」」

「【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン様、その節は色々とお世話になりました」

「え?」

 

キン!カン!キキン!

カン!「あの…。」

キン!「何ですか、【剣姫】。今は勝負の最中です。」

カカン!「私…あの人に会ったことないんですが…。」

ギン!「…いいえ、会っているはずです。この中で【剣姫】…貴女と因縁深い相手です。」

キン!「……え?でも、見たこともないです…。」

キキン!「でしょうね。私も名前を聞くまでは全く分かりませんでした。驚きますよ、絶対に。」

ゴン!「教えてください…。」

キン!「間もなく彼女から告げますよ。そこです!」

カン!「…っ!」

 

アイズと因縁深い相手だと!?

誰だ!

 

「そして【凶狼】のベート・ローガ様。メレンでは大変お世話になりました。」

「…は?…メレンでだと?」

【イシュタル・ファミリア】の奴か!

だが、同じファミリアのレナでも知らねえと言っている…。

誰なんだ!

 

「また、【女神の戦車】アレン・フローメル様、【白妖の魔杖】ヘディン・セルランド様、【炎金の四戦士】アルフリッグ様、ドヴァリン様、ベーリング様、グレール様、先日『女主の神娼殿』ではお世話になりました。【猛者】オッタル様、【黒妖の魔剣】ヘグニ・ラグナール様がこちらにおられないのは残念ですが。」

「「「は?」」」

 

「あのメイドのアマゾネス、お主らのことを知っているようだが?」

「知らない。」

「知るもんか。」

「見たことない。」

「会ったこともない。」

「いいえ!会ったことはあるわ!ガレスのおじ様もね!」

「ああ、そうだ。オラリオに長年いる者なら全員知っているはずだ。」

「何じゃと?あんな特徴的なアマゾネス、儂は知らんぞ!というか、何故お主らが生きておる!」

「ごちゃごちゃ五月蝿いぞ、【重傑】。御託を並べるなら脱落しろ。」

『輝夜!リリちゃんの指示の通り、彼女が告げてから仕掛けましょう!』

『了解した、団長。』

 

ガン!キン!ドン!キキン!

「おい、てめえら!あのアマゾネスを、知っているな?」

「…知ってるニャ。」

「一体、誰なんだ!教えやがれ!」

「間もなく、向こうから告げるよ。」

「ああ?」

「兄様…、あり得ないヤツだニャ…。ミャーも聞いた時は腰抜けるかと思ったニャ…。」

「何だと…?お前がか?」

 

シュバッ!カン!キン!

「…(そろそろだな。まさか奴の活躍を願う時がくるとは思わなかったな)」

「リヴェリア様…ご存知でしょうか?」

「あちらはお前を名指ししていたようだが?」

「正直言いますと、心当たりも見覚えもありません。あそこにいるレナ・タリーを知っており、メレンや『女主の神娼殿』の発言から【イシュタル・ファミリア】のはずですが。レベル6なんていま…。あ…いや、馬鹿な…あり得ない。あり得るはずがない!」

「ど、どうしたのだ?」

「…(【白妖の魔杖】は気づいたようだな。ここまでヒントがあればな。だが、アレが奴と同一など世界中の誰も思わないだろうな。)」

 

「皆様はお忘れのようですね。改めて自己紹介をさせていただきます。」

「「「……(ゴクリ)」」」

 

「私は、【ヘスティア・ファミリア】団長ベル・クラネル専属メイド親衛隊の1人であり…、」

「「「メイド親衛隊!?」」」

 

キン!カン!

「…ベルの専属メイド親衛隊って…何ですか?」

「私に聞かないで下さい…。」

 

「そして、元【イシュタル・ファミリア】…」

「ええっ!嘘っ!私、【イシュタル・ファミリア】全員の顔知っているけど、あんたの顔は知らないよ!」

 

「団長、【男殺し】フリュネ・ジャミールでございます。」

「「「…………ゑ………?」」」

あの女…、何つった?

……。

 

「は?」「え?」「ふぇ?」

「なぁ!?」「はい?」「何だと?」

「やはりか…。」

「「「えええええええええええっ!」」」

 

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「「「は?」」」

「「「え?」」」

「「「何だって?」」」

「「「嘘だろぉぉぉぉぉ!」」」

「「「えええええええええええっ!」」」

 

「やはり、こうなったね…。」

「無理もないわ…。」

 

「ア、アフロたん似メイドアマゾネスが…あのフリュネやとぉぉぉぉ!」

「あ、ありえんのじゃ…あの体型がどうなったらああなるんじゃ…。」

「……嘘でしょ。…いえ、でもあの娘の魂の色は確かアレと同じ色…。」

 

「…………。」

「おい、ヘルメス?どうした?単に自己紹介しただけではないか?」

「タ、タケミカヅチさん…【男殺し】は見たことありますか…?」

「いや、ないな。私は数年前にオラリオへ来たばかりだからな、子どもたちの世話やバイトで忙しく、彼女の顔も知らないんだが。」

「そ、そうですか。すみません!神会へ一旦つなぎます!……ヘスティアさん!あの…メイドのアマゾネスは本当に、【男殺し】のフリュネ・ジャミールでしょうか!?」

「…断言するよ。彼女は間違いなく、元【イシュタル・ファミリア】団長、フリュネくんさ。」

「(あ!ロイマンと同じく、セバスとメイによって…うわぁ)ありがとうございます!……あー、すみません。取り乱しました。解説を続けます!いやー、驚きましたね!随分と…イメージが変わりましたね!(変わりすぎだろ!)」

「?そうか。だが、なかなかできるな。先程の【蠱毒の王】程ではないがそれに迫るほどの実力者だな、彼女は。」

「え、ええ?そ、そうですか。ではどのように戦うか要注目ですね!(一体、何をやったんだ!彼らは!)」

 

『やりすぎよ……。恐らくゼウスかヘラがアフロディーテの特徴を彼等に教えてその型をはめたわね。アフロディーテ、絶対に怒ってオラリオへ来るわ。間違いなく。』

 

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~歌劇の国~

「は?誰よ!フリュネ・ジャミールって!イシュタルのとこの元団長?アポロン、貴方は知っているの!」

「…………馬鹿な。」

「は?何を呆けているのよ!そこのアポロンの子、知ってたら言いなさい!」

「…………あり得ない。あの…ヒキガエルがどうやって…。」

「ヒキガエルですって!?このアフロディーテ様を!?サンドロ、ベックリン!こいつらをやっておしまい!」

「ア、アフロディーテ様、落ち着いて下さい!」

「い、今は混乱していますのでしばらくお待ちを!」

「ふざけんじゃないわよ!ヘスティアァァlオラリオへ行ったら覚えてらっしゃい!」




はい、謎のメイドアマゾネスの正体はフリュネさんです!

フリュネさんは、【フレイヤ・ファミリア】の面々にボコられて宿屋にひきこもっています。
原作でも出てきた様子はありません。
歓楽街編でベルくんをひどい目に合わせた彼女を…、彼等は許すでしょうか?

今回から回想を数回挟んで、ずっとリアルタイムです!

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