当然、【ロキ・ファミリア】・【フレイヤ・ファミリア】の面々は大混乱中です。
そりゃ、そうですね…。
「あ、ありえねえ…。」
『隙ありニャ!』
シュバッ!
「ぐっ…!この愚図2号が!毒の刃か!」
「ニャハハハ、積年の恨み思い知れニャ!」
「いや…たったの数日間だけだろ…。」
「兄様…、大人しく脱落してほしいニャ…。」
「…ふざけるな!俺は…負けるわけには行かねえんだ!」
『アーニャ…今はやめよう。私達の役目は【女神の戦車】の足止めだよ。』
『わかったニャ…。』
「ぐっ…!毒が…。この毒は…先程の…。」
くそっ!こいつらにしてやられるとは!
他の奴らは…。
バシュ!
『速報です!【……‥・ファミリア】の【爛花】、脱落!』
凶狼のあの売女が脱落したか…。
よくもったほうだな。
くそっ、あの女があのヒキガエルだと!?
「いただきぃ!」
「!!ぐぅっ!」
くそっ!毒と愚図の歌のせいで、かなりステータスがダウンしてやがる!
あのヒキガエル…いやあのメイドのふざけた発言のせいで、心身共に混乱してやがる!
ルノアの拳をまともに受けるほど、落ちてやがる!
間合いを取らねば…。
他の奴らは…。
「余所見はいけないわよ!四つ子ちゃん!」
「あ…え?ぎゃあああああ!」
バシュ!
『速報です!【フレイヤ・ファミリア】の【炎金の四戦士】グレール脱落!』
「グ、グレールぅぅぅぅ!」
「お前の番だ。居合の太刀『一閃』。」
「し、しま…うわぁぁぁぁ!」
『【フレイヤ・ファミリア】の【炎金の四戦士】アルフリッグ脱落!』
「「アルフリッグぅぅぅぅ!」」
「輝夜!」
「ああ!」
「「ちょ、ちょっと待…ぎゃああああああ!」」
『【フレイヤ・ファミリア】の【炎金の四戦士】ドヴァリン、ベーリング、脱落!』
あ、あいつら…。
愚図の歌で…猛毒の雨で…重力の檻に…あのメイドのふざけた発言だと!
どれだけ弱体化させれば、気が済むんだ!
「お主ら…えげつないかのう…?」
「さて!ガレスの叔父様!脱落してもらうわ!」
「簡単に落ちるなよ?じわじわと削ってやる。」
「舐めるではないわ!この…馬鹿娘どもが!どこをほっついて歩いておった!」
あのドワーフ!あれらの波状攻撃でもまともに動けているだと!
ちっ…化物が。
「どこって…ダンジョン?」
「正確に言いますと、一旦冥府へ行って戻ってきましたと言いますね。」
「…は?」
「命ちゃん!まだ保つわね!」
「はい!お任せ下さい!」
「行くぞ!【重傑】!貴様らの5年間の怠慢、見せてもらおうか!」
ありゃ…時間の問題だな。
他は…!!
「そこニャーーーーー!」
「なっ!ぐっ!」
「はぁぁぁっ!」
「ちぃっ!」
「ニャハハハ!【女神の戦車】をこう蹂躙する時が来るとは思わなかったニャ!楽しーニャ!」
「この愚図共がァァァ!」
くそっ!
他の奴らは何してやがる!
「ば…かな…。何故あの【男殺し】が…こうな…るのだ?」
「ぐっ!リヴェリア様!早く正気に…!がはっ!」
「【白妖の魔杖】がこうなるとは…あの小人族は敵に回すべきじゃないな。」
「ゲホッ…、貴様はレベル5止まりのはずだ!フレイヤ様が言ってた…お前の時は7年前から止まったままとな…ここ数日、何があったというのだ!」
『時間稼ぎです!耳を貸さないで畳み掛けて下さい!』
『了解。』
「はあああああっ!」
「なっ!…その耳にあるものは…、そうかそういうこと…がはあああっ!」
『速報です!【フレイヤ・ファミリア】の【白妖の魔杖】、脱落!』
なっ!あの羽虫までもが…。
くそっ!全員轢き殺して…ダメだ!先程のダメージで足まで来てやがる!
早く回復…くそっしつこいぞ、こいつら!
……俺の足止めか?やられた!
あの糞狼は何してやがる!
「あ、ありえねえ…。」
「レナは行きましたか。話をもっとしたかったのですが、後でいいでしょう。さてベート・ローガ様、お相手願いましょう。」
「おい!そこの売女共!このメイドがあのヒキガエルだと!?ふざけるな!」
バッ!バッ!
「……あんたが信じられないのも仕方がないさ。あたしもだよ。」
「ベート様…事実でございます。」
「嘘……だろ…?!!!しまっ…ぐがあああっ!」
ゴォォォォォン!
あの糞狼が!まともにメイドの鉄球を受けやがった!
「…ちっ。目が覚めたぜ。てめえがヒキガエルだろうがなんだろうが関係ねえ。ゲフッ!」
ゴォォォォォン!グッ!
「…その程度ですか?…!!」
「かかったな…この鎖をちぎれば意味ねえよなぁ!」
グシャアアッ!
「はぁ…はぁ…手こずりやがって…は?」
「ありがとうございます。おかげで身軽になりました。」
「な…2つのトゲ付き鉄球を手に嵌めて…ガッ!グハッ…!この…ゲホッ!」
「これが、私の本来のスタイルです。では、レナのところへ送って差し上げましょう。」
「こんなの、ヒキガエルじゃねええええ!」
……なんだ、ありゃあ。
トゲ付きの鉄球を手に嵌めて。【凶狼】の周りを駆け回ってやがる。
「ウニャー!フリュネに本気出させたニャー!【凶狼】も終わりだニャ。」
「何だと?…速え!」
ピョンピョンと飛び回って、【凶狼】を蹂躙してやがる!
一発一発が急所を的確に打ってやがる。
えげつねえ!
「あたしも拳がウリだけど、あそこまではまだまだだね…。」
「兄様…、これまでだニャ。」
「ふざけんじゃねええええ!」
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「「「うわぁ…。」」」
「こ、これは以前の【男殺し】のスタイルと違いますね。以前は皆様御存知のとおり、2つの斧で力押しするタイプでした。全く変わりましたね!(何もかも変わりすぎだろ!)」
「…ほう。ボクシングを習得するとはな。余程いい指導者を得たと見る。」
「ボ、ボクシング?あ…確かに。かつて、天界で流行っていたアレですか?」
「うむ、そうだ。俺も一応習得しているが、あれは基礎がしっかりしているな。お、今のはクリーンヒットだな。ほら、【凶狼】がグロッキーでそこをアッパーカット…すれば、な?」
『速報です!【ロキ・ファミリア】の【凶狼】脱落!』
「(す、すげえ。タケミカヅチを解説にしてよかったよ!)お、お見事ですね!」
「ここまでの指導者…ぜひ会ってみたいものだな。恐らく我々神の誰かがその指導者に教えたのだろう。一朝一夕ではこうはならんな。」
「(あ…ゼウスだ!あの好々爺がメイくんに教えたんだ!)そ、そうですね。【男殺し】は【凶狼】に負けたことあるため、今回は見事に雪辱を果たしましたね!」
「ほう、そうなのか。心機一転で強くなったのだな。見事だ。」
「(それはないと思うなー)そうですね。いや、すごいですね!【ヘスティア・ファミリア】の一方的な蹂躙ですね!」
「嘘や…ベートが。ガチンコ対決でフリュネに負けるなんて…。」
「あまりにも変わりすぎじゃない…。どうやってやったの?」
「(容姿はともかく、ボクシングもあのメイドが教えたんじゃろうな)だが、洗練された動きじゃった。いやはや、見事な【闘争】であったぞ。」
『オイコラ、ドチビ1号。これはやりすぎとちゃうんか?』
『ボクもそう思うよ…。ボクは以前のフリュネくんを知らなかったんだ。今のフリュネくんが初対面なんだよ。セバスくんとメイくんが連れてきたんだ。』
『やっぱ、あの二人かー。ロイマンといい、フリュネといい…なんちゅうものを解放したんや…。』
『…ベルくんの家族への想いが、彼らを解放したんだ。』
『へぇ…その話、後でゆっくりと聞かせろや。』
『いいよ。あ、彼らからキミに伝言あるよ。聞くかい?』
『へ?え?あいつらがウチに…?………何や?』
『巨乳にして差し上げましょうか?幸い、モノは余っていますから…と。』
『モノって…まさか…。嫌や…やめてや…許してや…。』
はい、この1話で多くの方が脱落しました。
音波攻撃・猛毒の雨・魔法封じ(リヴェリア・ヘディン限定)・重力の檻(ガレスと炎金の四戦士限定)・フリュネの正体でかなり弱体化されました。
呪詛より効果的ですね!
レナ・炎金の四戦士・ヘディン・ベート脱落しました。
ファンの皆様、すみません!
トゲ付き鉄球グローブは、男○の撲針愚を参考にさせていただきました。
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