皆様のお陰でここまで来れました!
ありがとうございます!
今回はミア母さんです!
旗を守るために本陣でデンと構えていますが、アーニャの音波攻撃にやられ一旦膝をつきました。
今は何とか回復したところです。
『速報です!【フレイヤ・ファミリア】の【女神の戦車】脱落!』
ちっ…アーニャのあの歌がまだ耳に残ってやがる。
アイツ、あとでげんこつ落としてやるさね。
…アイツらがまだ出てないのに、何だいこのザマは。
【ロキ・ファミリア】もウチもほぼ全滅じゃないか。
情けない…。
いや、これもあのチビの策か…。
だが、腑に落ちないのがあるねえ。
何だい、【アストレア・ファミリア】の【狡鼠】が生きているのはどういう訳だい。
リューを助けなかったのかい?
……こっちに来るねえ。
やれやれ、アタシに腰を上げさせるとは大したものだよ。
先陣切っているのは…あのバカ娘共かい。
「ニャー!母ちゃんを見つけたニャー!」
「手筈の通りにやるよ!」
「いくニャー!」
「…ミア母さん、すみません。」
…?アタシを中心に囲んだ?
まあ、いい、蹴散らしてやるよ。
「何しに来たんだい?このバカ娘共が。」
「旗を燃やしにきたニャー!」
「悪いけどね。」
「ゴメンなさいニャー!」
「行きます!」
キン!ガン!カン!シュバッ!
ちっ!即席にしてはやるじゃあないか。
リュー、いやルゥはレベル5と聞いたがレベル6に相当するね。
けど…甘いよ!
「ふん!」
ドゴォ!
「ウニャー!地面が割れたニャー!」
「デタラメだよ…。」
「旗の周りが…陥没したニャー!」
「これでは…迂闊に攻められない…。ダンジョンの再生を待つしかありません。」
こっちはあの化物共とやりあってきたんだよ。
アンタら、バカ娘共を相手にするのはワケないさ。
【フツノミタマ】!
「なっ!ぐっ…重力だと…。」
「命ちゃん!OKよ!うまくハマっているわ!」
「後は待つだけだな。」
!?
アイツらは…ルゥと同じファミリアだった…。
馬鹿な…何で生きてんだい!
いや…そんなことは後でもいい!
「舐めんじゃないよ!」
ドゴォッ!
「なっ…!ぐっ…、解除されました!」
「きゃああっ!こ、ここまで地面を割ることができるの!?」
「化物め…。常識を考えろ!」
アタシから見れば、アンタらが生きてるのが非常識だよ!
『【小巨人】を取り囲んで下さい!まず疲れさせます!』
『『『了解!』』』
…?動きが速い!
何故、声掛けもせずにやれるんだい?
何かあるね。
『包囲完了!魔法が使える方はそこから魔法をガンガンとうってください!』
『『『了解!』』』
ちっ…囲まれたね。
『えげつないニャ…。』
『ミア母ちゃんをモンスター扱いにしているニャ…あの小人族。』
『まあ、階層主よりは強いと思うけどね。』
『いえ、確実に階層主以上です。』
「聞こえているよ!この馬鹿娘共が!」
『『『ヒィッ!』』』
アタシを階層主扱いするとはいい度胸じゃないか!
『ヴェルフ様!【小巨人】へ魔剣をうってください!』
『お、おい!アイツはモンスターじゃないぞ!』
『【重傑】より数倍タフです!問題ありません!』
『ふざけろ!やってやるよ!』
「さっさと脱落してくれ!」
魔剣か!
だが、甘いね!
「ふんっ!」
ガッ!ドドドド!
「なっ…、地面を掘り返して炎を防ぎやがった…。」
「うわー…。」
「近づいてもダメ、遠くからもダメ…やはり持久戦になったか。」
ちっ…。このままでは負けるね。
だが、簡単に旗は落としてやらないよ!
『前後左右から同時に魔法を放って下さい!まず、命様の魔法で縫い止めます!その後はヴェルフ様、ルゥ様、アイシャ様、魔法を!フリュネ様は鉄球を!詠唱を開始して待機して下さい!』
『『『了解!』』』
…アイツら、アタシに四方から攻める気か?
容赦ないねえ…。だが、それでいい。
【掛けまくも畏き--いかなるものも打ち破る我が武神よ、尊き天よりの導きよ。卑小のこの身に巍然たる御身の神力を。救え浄化の光、破邪の刃。払え平定の太刀、征伐の霊剣)。今ここに我が命において招来する。天より降り、地を統べよ--神武闘征】
【来れ、蛮勇の覇者、雄々しき戦士よ、たくましき豪傑よ、欲深き非道の英傑よ。女帝の帝帯が欲しくば証明せよ、我が身を満たし我が身を貫き、我が身を殺し証明せよ。飢える我が刃はヒッポリュテー】
【今は遠き森の空。無窮の夜天に鏤む無限の星々。愚かな我が声に応じ、今一度星火の加護を。汝を見捨てし者に光の慈悲を。来れ、さすらう風、流浪の旅人。空を渡り荒野を駆け、何物よりも疾く走れ——星屑の光を宿し敵を討て】
【フツノミタマ】!
ちっ!また重力かい!
「ぐっ…だが、甘…」
なっ!
【ヘル・カイオス】!
【ルミノス・ウィンド】!
「はああああっ!」
「くらいやがれええええっ!」
同時に魔法と遠距離攻撃に、魔剣だと!?
アタシは無事でも旗が!
ちっ…なら、仕方がない!
「はあああああっ!」
ドゴーーーーン!
ゴゴゴゴゴゴゴ!
「「「はぁ!?」」」
『何が起こったのですか!?報告して下さい!』
はぁ…はぁ…。
これを使うのは十数年ぶりだねえ…。
「な…や、山を作るなんて…。」
『山!?』
「これじゃあ、攻められねえ!」
「…天然の城を作りましたねえ…これでは攻めることも難しくなりました。」
「すまない。遅くなった…何だこれは。」
「ミア母さんが…山を作りました。」
「ありえないニャ…。」
「さすが母ちゃんニャ…。」
やれやれ、少しは時間が稼げそうだね。
よっこらせっと。
少しは休ませてもらうよ。
来れるものなら来てみな。
「どうする?司令?」
『……登れますか?』
「かなりの斜面であちらから狙い撃ちされるぞ!」
「とりあえず…掘る?」
「アリーゼ…やめたほうがいい。あちらはその道のプロだ。」
「ある程度登って、そこから一斉に攻めるしかないだろうな。」
「これ、魔法じゃないよね…。」
「恐らく力技かと。」
「【九魔姫】を呼んで魔法で撃退するか?」
『ダメです!【ロキ・ファミリア】に頼ると、リリたちの勝利が霞みます!』
「方法は他にあるか?司令。」
『…ルゥ様の魔法で飛んで、四方八方から攻めている隙に皆様が上って一斉攻撃して下さい。』
「そうね!それが一番簡単そうね!」
「アリーゼ…。司令、私がミア母さんと一騎打ちしろと?無茶言わないで下さい…。」
『ある程度の牽制でいいです!空中に気を取られている内に、足元から攻めます!』
「階層主戦に匹敵するな。」
「もうそれ以上ニャー……。」
「とりあえず、司令の指示どおりにやるぞ。」
「ええ、行きます!」
…長くは保たないね。
それまで早く決着をつけるんだよ。
オッタル、坊主。
【ヘスティア・ファミリア】が怒涛の勢いで攻めていますが、ミア母さんはものともしません。
そして、四方からの攻撃で地面にスコップを突き刺し山を作り防ぎました。
さすが!ミア母さんですね!
ですが、多勢に無勢。時間を稼ぐしかありません。
オッタルとベルの決着次第ですね。
感想・評価をいただけますと、嬉しいです!