白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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皆さん!おまたせしました!

とうとう、決着です!


第206話 白兎、決着。

まだだ!もっと溜めないと!

 

ゴォォォォン ゴォォォォン

【駆け抜けよ、女神の真意を乗せて】

この一撃で…決まる!

 

(フーッ!フーッ!ベル!これで終わりだ!)

【ヒルディス・ヴィーニ】!

ゴオオオオオオオオッ!

 

ゴォォォォン ゴォォォォン

ぐっ…先程より強烈な波動と共に光が…来る!

……ここだ!

 

【聖火の英断】!

ボオオオオオオオッ!

 

(炎だと!?だが、それでは俺を倒せん!…何だと?炎が形作って?あれは!)

 

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~【ロキ・ファミリア】残党~

 

「ぬはははははっ!あの娘共の言う通り、儂の血を熱く沸き立ててくれるわ!あの若造め!ここで火酒があれば、最高なのじゃがな!」

「あの魔法をあのナイフに注ぎ溜めただけで、あの輝きはあり得ない…。」

「……あれは何?リヴェリア、ガレス。」

「ぬ…?炎が形作って…獣のような姿に…?あれは…!?」

「馬鹿な!炎が意思を持つわけがない!…あれは!」

 

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~【ヘスティア・ファミリア】自陣~

 

『馬鹿な!あの炎の形は…ベヒーモス!?』

『まさか…ここ連日に飲ませたベヒーモスの毒のせいなのですか!?』

『それしか考えられませんな。ですが、あれはベヒーモスというより…聖なる獣、いえウェスタ・ベヒーモスですな。』

『アルフィアさん…貴女の【静寂の園】であの炎を無効化できますか?』

『…無理だな。あれは最早魔法ではない。あのナイフによって変異した…いや昇華した浄火の炎だ。私の魔法では無効化できん。こっちが焼き尽くされるな。』

『坊ちゃまは、恐るべき技を編み出しましたな。さすが我らの真の主ですな。』

『…やはりゼウスと争って、あの子を引き取るべきだった…。』

『『今更ですね(な)。』』

『五月蝿いぞ、貴様ら。』

 

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ボオオオオオオオッ!

(ただの炎じゃない!これは…!ぐっ…駄目だ!かき消され…燃やされる!……見事だ、ベル。…申し訳ありません…フレイヤ様…。)

 

バシュ!

『そ、速報です!【フレイヤ・ファミリア】の【猛者】、脱落!』

 

やった…。

ぐっ…まだ…脱落するわけにはいかないんだ!

ミア母さんとみんなが戦っているところへ早く加勢しないと…。

 

「あれ…?【聖火の英断】が…ミア母さんのとこに…?」

獣のようになった炎が…そのままミア母さんの作った山の方向に…。

 

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~【フレイヤ・ファミリア】自陣~

 

「くっ…この…うっ…。」

ビュッ!ビュッ!ビュッ!

「ちょこまか動いてんじゃないよ!ルゥ!さっさと降りてきな!アンタらは落ちな!」

『そ、速報です!【フレイヤ・ファミリア】の【猛者】、脱落!』

「「「!」」」

(オッタル…負けたか。アタシももうすぐだね。だけど、何人かは脱落してもらうよ!)

 

「あ、あの白髪頭!ほ、本当に団長に勝ったニャー!」

「ニャー!それよりこっちが規格外だニャー!スコップで土を飛ばすなんて!」

「さっき、【不冷】がまともに受けて下へ落ちたよ!…脱落はしてないけどね。」

「たった1人で我らを翻弄するとはな…。レベル7…いや【小巨人】が規格外か。」

 

『全員、今すぐそこから離脱して下さい!早く!』

「「「!」」」

「に、逃げるニャー!」

「ええーっ!ここまで来たのに!あ…何か嫌な予感…。離脱するよ!」

「行くわよ!みんな!リオン!そこから離脱しなさい!」

「もう離脱してます!」

 

「何だい?あいつら…ここまで来て…。!?ちっ!」

ボオオオオオオオッ!

 

「「「ひいいいいっ!」」」

「あの炎は…ベルの…。」

『速報です!【フレイヤ・ファミリア】の旗、焼失!【フレイヤ・ファミリア】敗北!この戦争遊戯の勝者は【ヘスティア・ファミリア】!』

 

『…司令、あの炎は何なのだ?』

『ベル様の必殺技によって生み出した炎です。流れ矢というか流れ炎がそちらへ向かっただけです。』

「危なかったな…。我らも脱落するところだった。」

「ニ、ニャー…。ミア母ちゃんが作った山が半分消し飛んだニャー…。」

「あたしの作った山がこうもたやすく吹き飛ぶとはね…。あの坊主は一体何をやったんだい…。」

「ウニャー!母ちゃん!?」

「五月蝿いよ!アタシらの旗が落ちたんだ。抵抗はしないよ。やれやれ、疲れたよ。おい、ルゥ。」

「は、はい!」

「アンタ、クビ。」

「…は?」

「クビだと言ってんだよ!どこでも行っちまいな。あの坊主のとこだろうが古巣だろうがね。」

「…ミア母さん。ここ5年間、本当にありがとうございました…。」

「ええーっ!リオンのウエイトレス姿見たかったのに!」

「残念でございますねえ。」

「………二重の意味で感謝します。ミア母さん。」

「そ、そうかい…。」

「ルゥ・リオン様。メイド長より言付けがあります。」

「え?メイさんから私に?な、何でしょうか?(すごく嫌な予感がします)」

「明日付けで、ベル・クラネル直属メイド親衛隊に加わるように、とのことです。ちなみに拒否権はありません。拒否すれば…、全てバラすとのことです。」

「………謹んでお受けします。」

「「「うわぁ……。」」」

「…はぁ、相変わらずだね。あの性悪メイドは。」

 




ベルが…オッタルに勝ちました!
ザルドをイメージしたのもあるかもしれませんが、連日飲んだベヒーモスの毒も深く関わっています。
ダンメモの『グランドディ』のベヒーモスのような凶々しい姿ではなく、浄化の炎によって浄化したベヒーモスと思ってください。ウェスタ・ベヒーモスといったところですね。

そしてそのままの勢いで、フレイヤ・ファミリアの旗をミア母さんの作った山ごと吹き飛ばしました!

ミア母さんのクビ宣告と共に、ベルの直属メイド親衛隊へルゥさん加入しました!

206話目で、戦争遊戯の決着が決まりました!

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