白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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最後に…【ヘスティア・ファミリア】です!

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戦人さん、誤字報告いただきありがとうございます。


第220話 美神、後処理Ⅲ

そして、最期に【ヘスティア・ファミリア】ね。

【アポロン・ファミリア】ホームを改装し、ヘスティアの温かみがあるわね。

「直接来るのは初めてだわ。」

「では、こちらでございます。」

 

ガチャ

「ヘスティア様。神フレイヤご一行様をご案内いたしました。」

「ふぇ?」

「は?」

 

何よ…、貴女たちのその反応。

まさか…もしかして、私のホームが爆破されることを知らなかった?

彼ならやりかねないわ…。

何しろ、【ヘラ・ファミリア】の【最恐執事】だものね。

 

「は、早くないかい?戦争遊戯が終わって1日しか経ってないよ?」

やっぱり知らなかったみたいね。

「私達のホームを先程木端微塵にされたのよ。文句はそこのセバスへ言って頂戴。」

「「え?ホ、ホームを木端微塵?」」

「ようこそ、いらっしゃいました。神フレイヤ。」

ああ……間違いないわ。

 

ベル…1体だけでいいのに、2体も解放するなんて…。

「………本当にいるのね。【ゼウス・ファミリア】の【最強侍従】メイ。」

「ええ、15年ぶりですね。ところで、ヘルンさんはどちらでしょうか?」

「非戦闘員への扱いをやっているわ。多いから数日後に来るでしょう。」

「ではお手伝いに行きましょう。」

シュッ!

 

……相変わらずね。

まあ、いいわ。ヘルンもかなり助かるでしょう。

 

「「「!?」」」

「ああ、貴方たちに言っておきましょう。メイは私と同等の力を持っています。」

「なるほど…彼女もそうなのですね。」

「……怖い。」

(((また逆らってはいけない奴が増えた…。)))

 

貴方たちの気持ちはよーくわかるわ。

黒竜遠征まででゼウスとヘラの夫婦喧嘩でこの2体の喧嘩の余波のため、こちらにも大きな被害が出たくらいだもの。

その彼らが手を組んだら…ね。

 

ガチャ

「ふん。負け犬共がよく顔を見せたものだ。」

!?な…何で?

 

「な!?せ、【静寂】!?」

この際、説明してもらいましょう。

【紅の正花】【大和竜胆】【狡鼠】が生きていることを含めて。

 

「………ヘスティア。説明してほしいんだけど?どうして、【アストレア・ファミリア】の彼女たちと【静寂】が生きているのかしら?」

「あー…。セバスくん。」

「お答えしましょう。」

 

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嘘でしょ……。

ベルが【時駆白兎】というレアスキルを発現したなんて。

神でも大神でも出来ないわよ!

 

どうなっているのよ!あの子。

あとちょっとで私のところに堕ちるところだったのに!

 

「ベルが時を遡って彼女たちを連れてきた?……私達、いえ大神でもできる神って少ないわよね?」

「そうだねー。ボクはもう達観したよ。」

「私も未だに夢じゃないかと思っているわ。現実だけどね。」

達観するしかないわね。

ただのヒューマンが神を超えるなんてね。

ヘスティアとアストレアに同情するわ。

 

「【アストレア・ファミリア】はわかります。ただ、あの愚兎が【ヘラ・ファミリア】の系譜を持っていても、何故【静寂】がここにいるのです?母方と同じファミリアだけでいるような奴ではないと思いますが。」

「あー…キミ、「貴様、あの子のことを何と言った?」…あーあーあー…。」

え?何で怒るのよ?

貴女、そんなキャラじゃないでしょう。

 

「フレイヤ…離れましょう。送還されるわよ」

「え?」

「貴女と同じ系譜といっても、あの愚兎とは赤の他人でしょう。」

「「あっ!?」」

え?

 

【福音】

【サタナス・ヴェーリオン】

 

「ぐああああああっ!」

「へ、ヘディン!?」

「ちょ、ちょっと!いきなり何をするのかしら?」

「この白耳長が私の義息子、そして私達の関係を愚弄したからだ。」

「「「え?む、義息子?」」」

「…え?義息子?……聞き間違いかしら?ヘスティア、アストレア。」

「……正確に言うと、ベルくんはアルフィアくんの甥だよ。」

「実の息子以上に溺愛しているわよ…。」

嘘でしょ…。

あの【静寂】が?ヘラでも【女帝】でも臆さなかった彼女が?

ベルの…伯母?

 

「「「え?ベルの伯母…」」」

「「ああっ!?」」

え?

 

【福音】

【サタナス・ヴェーリオン】

 

「「「ぎゃああああああ!」」」

「ひ、ひぃ……。」

「生きているなら、よく聞け。私を伯母さんといってみろ。ひき肉にしてやるぞ。」

「わ、わかりました…(ガクガクブルブル)。」

本気で言ってて、本気で怒っているわ…。

いえ、それより…あり得ない事実を知ったわ。

 

『………嘘でしょ。ベルが【静寂】の…甥?』

『事実だよ、フレイヤ。』

『私…送還されなきゃいいけど…。』

『そこは大丈夫さ。ベルくんがアルフィアくんに念押ししたからね。…多分、大丈夫。』

『【最強侍従】に【最恐執事】、【静寂】?……負けるはずだわ。』

「おい、そこのビッチ神。間違えているぞ、私達はただ旗を守っただけだ。貴様らを負かしたのはベルとあいつら自身の力だ。」

「…そうね。はぁ……、もっと早く気づくべきだったわ。」

ベルがゼウス・ヘラの系譜を持っていることを調べておくべきだったわ。

 

いえ…、私はベルの系譜よりベルそのものを好きになったもの。

その時点で…負けていたのね。

 




ヘスティアとアストレアは、今回の流れを知りません。
総合施設を建てることも知りません。

なので、フレイヤの訪問は寝耳に水です。

そしてアルフィアの禁ワードに触れ、ヘディンさんもブリンガルさんたちも吹き飛ばされました。
仕方がありませんね、事情を知りませんから。

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