白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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再びフレイヤ様回です!
しばらくは登場しませんので…。


第222話 美神、後処理Ⅳ

そろそろ、頃合いね。

「さて…改宗をするわ。ヘスティア。」

「…いいのかい?もう少し先でもいいんだよ。」

「ありがとう、ヘスティア。けどね、ホームを木端微塵にされてほとんどの眷属を改宗したですもの。なら、今しても後しても同じだわ。」

「わかった…。うちのセバスくんがすまないね。」

「本当よ…。」

まさかセバスがあんな手に出るとは思わなかったわ。

 

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ヘディン…、私達の頭脳として色々と動いてくれたわね。

多少、余計なこともあったけどね。

「ヘディン…色々とお世話になったわね。」

「こちらも大変お世話になりました。あの時、我らを救い出してくれてありがとうございます。」

「彼らが気に入らなかっただけよ。気にしないで。」

「…ありがとうございます。」

「ヘディンくん、ベルくんへの教育は…程々にね?」

「承知しております。どこに出しても恥ずかしくないよう鍛え上げます。徹底的に。」

「ヘディン…、本当に程々にしなさいよ。」

心配になってきたわ。

あの初心なベルをあのような紳士に短期間で鍛え上げたくらいだもの。

それを徹底的に?

楽しみでもあるけど、不安ね…。

 

レベル6 ヘディン・セルランド【ヘスティア・ファミリア】入団。

 

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ヘグニは口下手だけど、ヘスティアは気にしないわね。

「ヘグニ…、色々と助けてくれてありがとう。」

「いえ…私は何もできませんでした…。ご、ごめんなさい、フレイヤ様。」

「いいえ、貴方はよくやってくれたわ。…ヘスティア、ヘグニはその…口下手だけど。」

「あ、うん。ヘグニくん、無理にしてカッコつけなくてもいいからね。あるがままの君を見せたらいいさ。ベルくんもそれを望んでいると思うし。」

「あ、ありがとうございます。…ど、努力致します…。」

「あ、そうだ。彼女たちにあの時の発言、謝った方がいいよ。ボクも仲裁するからさ。」

「そうね。ルゥはアレでも結構根に持つから…。」

「ひぃぃぃ…、へ、ヘスティア様。お、お願いします。」

ヘスティアは、本質を見抜くことができるからヘグニについてこの短時間でわかったみたいね。

でも、戦争遊戯でのあの発言はいただけないわ。

【剣姫】にもルゥにも謝ってもらいましょう。

 

 

レベル6 ヘグニ・ラグナール【ヘスティア・ファミリア】入団。

 

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そして、この子たち…。

私への忠誠が強いあまりに、過激な行動をしがちだけど悪い子ではないわ。

でも、【フレイヤ・ファミリア】にとってムードメーカーだったわ。

アルフリッグが苦労人でお気の毒だったけどね。

「アルフリッグ、ドヴァリン、ベーリング、グレール、今までありがとうね。」

「「「申し訳ありません…フレイヤ様!」」」

「いいえ、貴方達はよくやってくれたわ。ただ、ヘスティア側が一枚……いえ何枚も上手だっただけよ。」

「「「……そうですね。…ヘスティア様、よろしくお願いします…。」」」

「あー。無理にボクへ忠誠誓わなくてもいいよ。ただ…ベルくんの力になってあげてくれないかい?」

「「「かしこまりました!」」」

「君たちはサポーターくんの下につくと聞いたけど、いいのかい?ロキんとこの【勇者】でなくて。」

「あんないけ好かない奴は嫌です。」

「我々は奴を【勇者】と認めません。」

「【勇者】と認めません。」

「【勇者】というより詐欺師です。」

「【勇者】ならベルの方が適任です。」

「そ、そうかい…。」

相変わらずね。

まあ、それには同感するわ。

 

「ごめんなさいね。この子たち、【勇者】を何故か毛嫌いしているのよ。」

「まあ…好き嫌いはあるから仕方がないね。でもいいのかい?サポーターくんはレベル2だよ?」

「確かにレベル2ですが」

「リリルカ・アーデはレベル1の時からでもベルを支え」

「多くの困難や強者でも勇気を持ち、あらゆる手で立ち向かっていました。」

「彼女こそがレベルの枠を超えた、真の勇気を持つに相応しいと我々は認めます。」

「…そうか。サポーターくんのことをそこまで見ているんだね、君たちは。ベルくんだけでなくサポーターくんの力になってあげてね。」

「「「承知しました!」」」

「…いい子達じゃないか。フレイヤ。」

「ええ、自慢の子達よ。」

本当に…いい子達よ。

 

レベル5 アルフリッグ、ドヴァリン、ベーリング、グレール、【ヘスティア・ファミリア】入団。

 

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ヴァン…、本当によく働いてくれたわ。

神々に色々とおちょくられて、悔しい思いをさせて悪かったわね。

「ヴァン、色々とありがとうね。」

「いえ…私がもっと強ければ…。」

「ヴァン、自分を卑下しないで。貴方はよく頑張ってくれたわ。」

「フレイヤ様…申し訳ありません!」

「みんなにも言ったけど、ボクに無理して忠誠誓わなくてもいいからね。」

「いえ!ヘスティア様はこの半小人族の私を普通に扱ってくれました。他の神々は…。」

「あー…彼らは悪ノリしているだけさ。…同じ神としてごめんね。」

「頭をお上げ下さい…。それだけでも十分です。フレイヤ様と同じくヘスティア様に忠誠を誓います。」

「無理しなくてもいいんだよ?ただ、ベルくんの力になってあげてくれ。その…ここは女性が圧倒的に多くてね。」

「……そうですね。ベルに同情します。」

「ヴァン、よろしくね。」

ベルといい友達になれそうね。

 

レベル4 ヴァン 【ヘスティア・ファミリア】入団。

 

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ふぅ…大方済んだわね。

「さて…あとはヘルンくんだっけ?」

「ええ、非戦闘員が多いから時間がかかるけどね。」

「その心配は不要です。神フレイヤ。」

「きゃっ!」

「…あー、もう来たのかい?」

「………。」

「ヘ、ヘルン?だ、大丈夫?」

「非戦闘員の就職先を傘下のファミリアへ分配完了しましたので、後で改宗手続をお願いします。」

「そ、そう。」

「では、私はこれで。坊ちゃまを手伝わなければなりませんので。」

シュッ!

 

「ヘルン…、大丈夫?」

「あの方……優秀すぎて怖すぎます。」

「気持ちはわかるよ…。何があったんだい?」

「はい…ヘスティア様。いえ、その前に色々と騙して申し訳ありませんでした。」

「ん?あー、いやいいよ。今までフレイヤと共にベルくんを助けてくれたんだろ?なら、いいさ。」

「…ありがとうございます。」

「ヘルン、…メイが何をしたのかしら?」

「はい、非戦闘員はやはり予想通り不満を言っていました。戦争遊戯をもう一度すれば負けないとのたまわっていました。そこへ…あの方が現れました。」

「あーあーあー、何となく予想できたよ…。」

「非戦闘員があの方へ攻撃しようとしました。私は止めましたが、あの方…非戦闘員を一睨みで戦闘不能にさせました…。しかも、「フリュネ・ジャミールだけでは物足りなかったところです。坊ちゃまとヘスティア様に害をなそうとするなら丁度いいですね。ふむ…女性が多いですね。まあ、いいでしょう。改変のしがいがありますね」と言った時点で、全員即座にあの方へ土下座して詫びてベルとヘスティア様に逆らわないことを誓っていました…。」

「「………。」」

「しかも…私たちの仕事で数日かかるところを数分で済ませました……。優秀すぎて怖かったです…。」

「そ、そう。ヘルン、覚えておきなさい。彼女はかつて最強をほしいままにした【ゼウス・ファミリア】の【最強侍従】よ。…私と貴女の上司よ。」

「………そ、そうですか。」

「あー、まあ気に病むことはないよ。すぐ慣れるさ。」

「そうね、ヘルン。今から改宗をするわ。」

「あ、はい…。」

 

これで…【フレイヤ・ファミリア】は終わりね。




はい、ヘルンさんで最後です!
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