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第221話で、アステリオスさんが♀となってましたが他の方から指摘がありましたので、アステリオスさんを♂とさせていただきました。修正しました。
真のヒロインというから、勘違いしていました。すみません。
ヘルン、貴女と初めて会った時が忘れられないわ。
まさか女神になりたいなんて…。
でも、もうこれで終わりよ。
「ヘルン…貴女から取り上げた名前、今こそ返すわ。」
「そんな!フレイヤ様!」
「いいえ、貴女はもうこれから女神になることはないわ。だからこそよ。」
「私は…フレイヤ様に何もお返ししていません!それどころか、何度か逆らいました!」
「逆らったのは…ベルへの愛が故でしょ?」
「……はい、そうです。」
「愛の女神として、それを認めないわけにはいかないわ。ヘルン…いえシル。これから貴女はベルの従者として生きなさい。」
「フレイヤ様は…どうされるのですか?」
「そうね…、ベルから名付けてもらおうかしら。」
「あ、じゃ。シルの名前を差し上げますから、私はベルに名付けてもらいます。」
「(ムッ)いいえ、本当の名前を捨てるのは良くないわ。だから受け取りなさい。」
「いいえ、フレイヤ様はずっとシルと名乗っていました。ベルもそう思っているはずです。」
「ベルは貴女が本当の名前を捨てたら、気に病むわ。だから受け取りなさい。」
「いいえ、私がシルと名乗ったらベルは違和感をもちます。だからフレイヤ様に差し上げます。」
「あーもう!進まないじゃないか!なら、ボクがシルという名前を取り上げる!ベルくんに二人とも名前をつけてもらったらいいじゃないか!」
「そうね。その方がいいわ。」
「そうですね。それなら問題ございません。」
「君たち…仲いいね。」
そうね…、ヘルンと私は表裏一体だったわね。
ある意味、気を使わなくてもいいわね。
レベル2 ヘルン【ヘスティア・ファミリア】入団。
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「ヘルン…長い間、世話になったわね。」
「いえ、こちらこそ…。」
「けど、これからは一緒にベルを支えましょう。」
「はい!」
「思ったけど、フレイヤ。何故ベルくんに手を出さなかったんだい?添い寝はしたと聞いているけど?」
「ベル、まだ未精通じゃない。どうして、ゼウスと醜聞を撒いた程の子の息子なのにまだ未精通なのよ?ものすごく生殺しだったわよ。」
「そんなことを処女神のボクに言われても…。」
「只今、戻りました。」
「「きゃっ!」」
「あーおかえりー。」
気配一つも立てずに現れるのはやめてほしいんだけど。
まあ、【最強侍従】だものね。
「間もなく坊ちゃまが戻られます。ということで神フレイヤ、街娘に変身して下さい。」
「急かさないでくれる?」
「あとヘルン嬢、変神魔法は禁じます。シル嬢への変身も同様です。」
「で、ですが…。」
「坊ちゃまはありのままの貴女を好みますよ?」
「わかりました!そうさせていただきます!」
「ねえ、メイ。聞いている?」
「何ですか?」
「せめて神フレイヤとしてベルに言いたいんだけど…。」
「それは坊ちゃまの死に際にしてください。その方が印象に残りやすいでしょう?」
「……そうね、その方がいいわね。わかったわ。」
今、やるとベルが悲しむのもあるわね。
あの子は優しい子なのだから…。
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「ああ、街娘になったらヘスティア様から恩恵を刻んで下さい。」
「え?」「へ?」
「神でも恩恵を刻んではいけないということはないはずです。それに…その方が役割演技としてリアルが出るでしょう?」
「……それは面白いわね。けど…。」
「ボクは別にいいんだけどなー。」
「神ヘラがここへ来ましたら、間違いなく貴女は抹殺されますよ?ヘスティア様の庇護にあるなら、さすがの神ヘラも手出しできないでしょう。」
「刻んで頂戴、ヘスティア。」
「あ、うん……。ヘラは…あの子は15年前までオラリオで一体何をしたんだい?」
「知らないほうがいいわ。」
「はい、ヘスティア様は知らないほうがいいです。」
「ますます気になるんだけど!?」
本当に知らないほうがいいわよ。
最恐と言われるぐらいだもの。
それに…、恩恵を刻むとどうなるのかも楽しみもあるわね。
だけど、大丈夫かしら?
いくらヘスティアでもヘラの暴虐を抑えられると思えないけど…。
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「ただいまー。」
「「おかえりなさいませ、坊ちゃま!」」
「ふぇ?な、何で…シルさんとヘルンさんが?」
「坊ちゃま、お忘れですか?【フレイヤ・ファミリア】は2つ目の仕置きを受け入れました。」
「ええっ!?こんなに早く?僕、3番目だと思ったんだけど…。」
そうよね。
【永争せよ、不滅の雷兵】
【カウルス・ヒルド】
「ぎゃっ!?あ、師匠!」
「この程度では効かないか。もっと火力を上げてもよさそうだな。」
「え」
「この愚兎め!あの仕置きで平然とできるのは貴様だけだ!我らは生きた心地がしなかったぞ!」
「友よ…アレはひどいぞ。」
「「「ベル…、お前の胃袋は別物だ。」」」
「あ、ヘグニさん、アルフリッグさん、ドヴァリンさん、ベーリングさん、グレールさん、師匠と何故ここに?シルさんもヘルンさんも。」
「ベルさん…そちらのセバスさんに私達のホームを壊されました…。」
何も説明もなしによ!
「ええっ!?何やっているの!セバス。」
「坊ちゃま、戦争遊戯の敗者はそうなる定めです。」
「そ、そうなの…?」
そんなわけないでしょう!
この子の将来が心配だわ…。
「…あまりにも無知すぎます。これからは私達が世話します。いいですね?ベル。」
「あ、ハイ。」
「ところで、ベルさんにお願いがあるんです。私…シルとヘルンに名前を付けてほしいんです。」
「え……?どういうことですか?」
そして先程までのことをベルに説明した。
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「そうだったんですか…。ヘルンさんは…いいのですか?」
「はい。ベルに名付けてもらえるなら問題ないです。というかさっさと付けて下さい。」
「ハ、ハイ!ええと…、ならシルさんがシノスさんで、ヘルンさんがルーゼさんでどうですか?」
「ほう、悪くありませんな。シルから分けて名前を付けましたか。」
「呼びやすいですね。さすが、坊ちゃまです。」
「シノス…シノス・フローヴァ。うん、悪くないですね!さすがベルさんです!」
「ルーゼ・フローヴァですか。貴方にしては上出来です。」
「「これからもよろしくお願いします。坊ちゃま。」」
「い、今まで通りでいいのに…。」
「お仕えするのですから当然です。」
「これから私達がくまなくお世話しますからね。」
「ただし、いやらしいことはダメだー!ボクが許さないからね!さて、フ…いやシノスくん。恩恵を刻もうか?」
「はい、ヘスティア様!」
「キミに様付けされるのは、何か違和感感じるんだけどなー。まぁいいか。」
仕方がないじゃない。
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『……また増えました。』
『……次の添い寝はいつでしょうか…。』
『エイナ様に教えてもらったところへ行きましょう。明日にでも。』
『はい!あ、皆様も誘いましょう!』
『まぁ…いいでしょう。争うとベル様は悲しむでしょうし…。』
『ベル殿…、気づくのはいつになるのでしょうか?』
『さあな、あいつらの様子から見るともっと先じゃねえか?…後戻りができないぐらいにな。』
『ベル殿…、強く生きて下さい…。』
『同意するぜ…。』
しばらくはフレイヤ回は出てきませんが、シノス(フレイヤ)回またはルーセ(ヘルン)回はちょくちょく出します。
シノスとルーセは、神話のフレイヤの娘である「フノス」「ゲルセミ」からもじったものです。
次回からは【ロキ・ファミリア】視点が主となります。
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