白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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フレイヤ…いえシノスさん初回です!


第235話 街娘、恩恵。

ああ!楽しかった!

神力、神威を完全に封じられた状態がこんなにも楽しいとは知らなかったわ!

ロキの眷属を、ヘスティアと私で『不滅の愛』で祝福するとは思わなかったわ!

「今日は楽しかったですね!ベルさん。」

「はい!人の結婚式を見るのも、準備するのも、演出するのも初めてです!」

「でも、ベルくんのあのスキル、物でもできるんだねえ。」

ええ、それには驚いたわね…。

たった1つの花火玉をあんな風にキレイにするなんて…。

 

「はい、ヘスティア様。坊ちゃまのこのスキルは37階層の闘技場を丸ごと吹き飛ばしました。」

「何?あそこをか?これはまた…。たった半年の駆け出しがやることとは思えねえな。」

「ザルド殿、駆け出しではありませんぞ。坊ちゃまはれっきとした第一級冒険者です。」

「そうだったな…。いや、お前ら普通に考えろよ。冒険者になって半年すぎなら、まだ駆け出しだろうが。」

ザルドでもそう思うわよね。

けど、もうベルは第一級冒険者。

オラリオ最強のオッタルを倒したわ。

 

「そうだよね、普通はそう思うよね。」

「もうベルさんは、オッタルさんを倒しましたよ?駆け出しにしては過ぎるとは想いませんか?」

「あの糞餓鬼め…。だが、確かにこいつは普通じゃないな。大したやつだ。」

「わわわ、叔父さん!髪の毛をぐしゃぐしゃにしないでー!」

「ははは、許せ。」

こんなザルド、初めて見るわ。

…ゼウスの眷属なら、ベルの家族でもあるわよね。

【静寂】…いえアルフィアもそうだけど、ベルに対してかなり可愛がっているわね。

最初からベルのところへ行けばいいのに…、いえそれだとこの子たちは絶対にベルを私に会わせようとしないわね。…複雑だわ。

 

…昨日は長い神生でも忘れられない日だったわ。

神フレイヤとしてのしばしの眠りと…ヒューマンのシノスとしての始まりだったわ。

 

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いよいよ、ステータスを刻むのね…。

ドキドキするわ。

「ステータスを刻むよ?…神に対してやるのは初めてだよ。」

「私はドキドキしますね。今まであの子たちにしたのが私自身にするのですから。」

「…いいのかい?止めるなら今だよ?」

「…神ヘラに殺されたくありません。」

「あの子は一体何をやったんだい…。本当に気になるよ!」

「一言で言うなら…オラリオを恐怖に陥れました。」

「余計に気になるじゃないか!」

知らないほうがいいわ。

ヘラのやったことを知ったら絶対に絶句するわよ。

 

「まあ、いいや。………あ、刻めるんだね。どれどれ…なるほど。」

「できました?」

「ああ、できたよ。はい、これが君のステータスだよ、フ…シノスくん。」

レベル1

シノス・フローヴァ

力: I 0

耐久: I 0

器用: I 0

敏捷: I 0

魔力: I 0

 

スキル

【戦乙女】

・戦闘時に全アビリティ中補正。

・戦闘続行時に発展アビリティ『槍士』発現

 

【銀の瞳】

・嘘を看破(神々でも可)。

・魂の色が見える

 

【白兎眷属】

・血をいただいた相手への忠誠または愛が強ければ強いほど、早熟する。

(ただし相手が異性のみ)

・血をいただいた相手が強ければ強いほど、ステータス高補正。

・血をいただいた相手が死ぬまで、神威・神力は完全に封じられる。

 

は?【白兎眷属】?

神威が…出せない?

え?本当に封じられた…?

 

「え?…すみません、これは写し間違いではないですよね?」

「キミね…、ボクが読み書きもできないと思っているのかい?」

「いえ…だけど、これは…どうして?私…ベルさんの血を飲んでいないのですが…。」

「あー…シノスくん。ここへ来る前にメイくんかセバスくんのどちらかにすすめられた何かを飲まなかったかい?」

「え?あ、はい。この姿になった後、水一杯をヘルンと共に飲みましたが…。」

「それだね、その中にベルくんの血が入っていたんだ。ヘルンくんも後で更新したら出るかもしれないね。」

「え?…ということは、ルゥにも?」

「そうだね、ここにいる女性のほとんど発現しているよ。」

何よ…それ。

もはや、もう神じゃない!

 

「………ベルさんはヒューマンのはずですよね?」

「………そのはずだよ。」

疑問に思うのも無理はないわ。

 

「でも…神の力がベルさんが死ぬまで封じられるとは…。さっきから神フレイヤになろうとしているんですが、できません…。」

「本当かい?…これは他の子にはない記述だね。」

「ベルさんの死に際に、フレイヤになることもできないじゃないですか!」

困るわ…、本当に。

 

「キミが気にするのはそこなのかい?神に戻るのは数十年後になるけどいいのかい?」

「そのくらい問題ありません。むしろ、このスキルは大歓迎です!」

神威を完全に抑えるって、面倒なのよ。

それがなくなったから本当に楽だわ。

 

「そうかい…。でもこんなこともあるんだね、神でも高位に位置するキミがただのヒューマンであるベルくんの眷属になるなんて………ってあってたまるかぁぁぁぁぁ!」

「きゃっ!」

「ずるいぞ!ボクもベルくんの眷属になりたいのに!」

「…美を司る神様なら、代わりに天界でも他にイシュタル様やアフロディーテ様がおられますが、『悠久の聖火』を司る神様って天界でもヘスティア様しかいませんよ?諦めて下さい。」

「くそぉぉぉぉ!」

仕方がないじゃない。

私達美の神への抑止力で、一番強いのは貴女よ。

 

「『戦乙女』かあ…。戦乙女は、君の化身の1つでもあったっけ?」

「はい、そうです。あの忌々しいオーディンに仕える戦士でした。」

「そ、そうか。……オーディンも悪いやつじゃないんだけどなー。」

「そう思うのはヘスティア様だけですよ。」

「何で、あいつはそんなに嫌われているんだい?」

「言いたくありません。本当に嫌いです。」

大嫌いよ!本当に。

 

「わかったよ、無理には聞かないよ。…話は変わるけど、君はベルくんのステータスを知っているんだね?」

「ええ、まあ。…見せてくれるんですか?」

「アストレアも知っていることだしね。今のベルくんのステータスは、ボク1人で抱え込むにはもうキツい…。キミも責任あるから巻き込んでやる!」

「…そ、そこまでですか?…責任?」

責任って、私ベルに何かしたかしら?

 




ヘスティアによるステータスを刻まれ、【白兎眷属】が発現しました!
他の人と違い、神であることを封じられました!
ベルくんの血はすごいですね!
…と本作品ではそう設定させていただきます。

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現在(第235話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
アーディ・ヴァルマ 第182話
シノス・フローヴァ 第235話
ルーゼ・フローヴァ 第235話←NEW!

【アストレア・ファミリア】
神アストレア 第112話
リュー・リオン 第24話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話

【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話

【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話

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