白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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アイズ回です。

衝撃とはまた何かあったのでしょうか?


第248話 剣姫、衝撃Ⅱ

ヘスティア様は本当に女神様だ。

デメテル様も優しかったけど、ヘスティア様はそれ以上。

うん、やはり改宗してよかった。

 

けど…メイさんは怖い‥。

強い上に、リヴェリアより教え方がうまいけど怖い。

気をつけよう…。

何より、じゃが丸屋台から出入禁止されたくない!

 

「こちらが大浴場です。男風呂と間違えないようにしてくださいね?」

「大浴場…、私達…いえ【ロキ・ファミリア】よりも広いですね…。」

「わー…すごい。かなりこだわっているねー。」

「檜風呂…。いいですね。」

広い…気持ちよさそう。

 

「さて、これであらかた回りましたね?何か質問がある方は…はい、ティオナさん。」

「アルゴノゥトくんはどこの部屋ですか?」

あ、それ私も知りたい。

 

「ちょ、ちょっと!ティオナさん!不潔ですよ!」

「ティオナくん…、それを聞いてどうするのかな?」

「アルゴノゥトくんは英雄譚について詳しいので、それについて色々と話したいです!」

「嘘は言ってないね…。そうかー、君もか。」

「え?他にもいるんですか!?」

「あ、うん。いるよ。君たちを出迎えた春姫くんとアーディくんも英雄譚についてかなり詳しいよ?ベルくんとよく英雄譚について語り合っているよ。」

「わー!同志が増えたー!ロキんとこにはいなかったから、嬉しい!」

「うんうん、友好が深まるのはいいね。…それはそうと、レフィーヤくん?君は何を想像してたのかね?」

「え?あ、その、すすす、すみません!」

「…まあ、いいけど。不埒なことは考えないようにね?一応、ボクは処女神だからね。そういったことは禁止だ!」

不埒なことって…何?

(ヘスティア様はロキと真逆のため、エルフである私にとっては過ごしやすいですね。…リヴェリア様もこちらへ改宗された方がいいかもしれません。)

 

「そうですね。教えたほうがいいですね。団長として相談もあるかもしれないですからね。」

「え?あ、はい!そ、相談です!」

「嘘は言ってないけど…何の相談かは気になるね。」

「まあ、いいではありませんか。それに後で坊ちゃまについて詳しく説明します。」

詳しく…?興味ある。

 

「こちらに坊ちゃまがおられます。今は勉強中ですのでお静かに。」

「ああ、早速やっているんだ。ヘディンくんは。」

「ヘディン?【フレイヤ・ファミリア】の【白妖の魔杖】ですか?何故ここに?」

「まだオラリオへ周知してませんが、3日前に【フレイヤ・ファミリア】は解散しました。」

「「「え!?」」」

「【フレイヤ・ファミリア】ホームは爆破しました。」

「「「ば、爆破!?」」」

「そして、元【フレイヤ・ファミリア】構成員は、【ヘスティア・ファミリア】を含む傘下ファミリアへ改宗しました。」

「「「早すぎる…。」」」

は、早くない…?

あの【フレイヤ・ファミリア】が…。

 

「【ヘスティア・ファミリア】への改宗は、【白妖の魔杖】【黒妖の魔剣】【炎金の四戦士】【……(ヴァン)】、神フレイヤの元従者シノスさんとルーゼさんです。」

「へー!」

「では、ちょっと見ましょうか。」

 

【永争せよ、不滅の雷兵】

【カウルス・ヒルド】

 

「「「!?」」」

 

「んぎゃっ!」

「この愚兎め!この問題すら解けんのか!これは先程の公式を使えばすぐに解けるだろう!」

「で、でも師匠!これがダンジョンの何の役に立つのですか?」

し、師匠?

 

【永争せよ、不滅の雷兵】

【カウルス・ヒルド】

 

「ぴぃっ!」

「戯けが!リリルカ・アーデやエイナ・チュールに全部任せる気か!貴様は団長だ!それぐらいの計算ができて当然なのだ!目の通し方も覚えとけ!」

「は、はい!師匠!…あれ?メイ、神様?あ、アイズさんたちも?」

な、何で…【白妖の魔杖】が…?

 

【永争せよ、不滅の雷兵】

【カウルス・ヒルド】

 

「ぎゃっ!」

「集中しろ!この愚兎め!私がいる限り、オッタルのような脳筋にはさせん!さっさと問題を解け!」

「は、はい!」

ベルが…嬉しそうに従っている…。

そんな…ベルの師匠は私なのに…。

 

「…まあ、ヘディンくんの言うことも間違っていないね。折檻方法は問題あるけど、ベルくんが怪我してないから、まあいいかな?」

「はい、手加減も絶妙です。坊ちゃまの師匠としては問題ありませんね。いい方を得ました。」

!?

ヘスティア様も…メイさんも…【白妖の魔杖】をベルの師匠として認めている…?

で、でも!私はあそこまでひどくしてない!

そ、そうよね?みん…な?

 

「……やり方は多少問題はありますが、団長としては事務作業ぐらいはこなさなければいけないですからね。私もフォローした方がいいかもしれません。」

「そ、そうですね(私も勉強しておきましょう…リヴェリア様がいないからと言って楽してはいけませんね!)。」

「んー?そんなひどいことはしてないみたいだし…。フィンやリヴェリアもやってたし…。あたしも勉強してみようかな?」

!?そんな…みんな…。

私の…ベルが【白妖の魔杖】に取られた…。

これが…ロキのいう寝取られ…?

リ、リヴェリアに聞かないと!

 

ダッ!

リヴェリアは…あっち!

 

「ア、アイズさん!?」

「「ア、アイズ!?」」

「ちょ、ちょっと!アイズくーん!」

「(嫉妬ですか)まあ、あちらの方角はセバスがいるから大丈夫でしょう。」

「あちらの方角?あ…うわー、虎穴に飛び込んだかー。」

「「「虎穴?」」」

「まず各団員の部屋へ案内しましょうか。アイズさんは後でします。」

「「「は、はい!(虎穴って…何!?)」」

 

うん!こっち!

この部屋!

バーン!

「リヴェリアぁぁぁ、ベルが…ベルが…。」

「お、おい!アイズ!ノックをしてから入れと…。」

「ベルに何があった?」

 

「【白妖の魔杖】に寝取られた!」

「「は?」」




はい、アイズさん。ヘディンさんにベルを取られたと勘違い…しています。

そしてリヴェリアさんに泣きつきました。
アルフィアさんの近くで…。

さてさて、どうなるのでしょうか?

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