「エイナ・チュールさんです。彼女は、鑑定魔法をお持ちです。ステータス丸見えとは行きませんが、大体把握できます。また、事務処理や情報処理能力が非常に高く、オラリオ上位に入るほどです。大派閥なら喉から手が出るほど欲しがるほどの人材です。」
「レベル1ですが、よろしくお願いします。あの…メイさん、休憩された方がいいかと。トイレを我慢しておられる方が数人おられますので。」
「「!!」」
「そうですね。予想より時間がかかりましたね。では休憩を入れましょう。」
え!?そんなことまでわかるの!?
すごい!
「まじか。」
「そんなこともわかるのか。」
「すごいな。ではトイレへ行ってきます。」
「お前か!と言いつつ、俺も。」
「………俺も。」
あー、冒険者は意地を張る人ばかりだから仕方がないかー。
けど、これでパーティ管理がしやすくなるよね。
ロキのところにいた時は、フィンやリヴェリアに任せていたからなー。
「アキさんの妊娠を見抜けるんですからね…。」
「すごいよねー!レベル1とは思えないよね!」
「リヴェリア様曰く、彼女の母は王族妖精に近い方だそうです。それも関係するかもしれませんね。」
そーなんだ!
ロキんとこへ入っていたら、どうなっていたんだろう…?
あ、それ以前にギルド受付嬢の経験があったから、あの魔法が出たかもしれないよね。
それに、アルゴノゥトくんと無関係とは思えないし…。
ん…?春姫…さんがワゴンを?
「皆様。お茶とメイ様が作られたケーキでございます。」
「皆さん、お手伝いをお願いします。」
「「「はい!」」」
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「うんまっ!このケーキ美味しー!昨日のケーキと同じくらい!」
「わ、私のお気に入りの店より美味しい…(ハマってしまいそうです)。」
「【ロキ・ファミリア】にはないですね…。みんなには悪いと思ってしまいますね。」
そーだね!アルゴノゥトくんもいるし、英雄譚愛好者の同志もいるし、心強いメンバーもいるし、ケーキもうまいし、改宗してよかった!
あ、バーチェだ!
「では、続きを始めましょうか。バーチェ・カリフさんです。彼女は坊ちゃまの専属メイド親衛隊の暫定隊長です。彼女は元【カーリー・ファミリア】の副団長ですが、神カーリーに快く承諾して改宗していただきました。主に徒手空拳で毒魔法を扱います。その毒については皆さんは身を持って知っていると思います。」
「ええーっ!あのカーリーが?快く?」
(フルフル…)
『『『あっ…(察し)』』』
「何か?」
「「「いえ!何でもありません!」」」
絶対にあのカーリーが簡単にうなずくわけがない!
誰なの!?あのカーリーを納得させたのは!
アルゴノゥトくんは…絶対に違うよね。
リリ…、ヴェルフ…、春姫…、エイナ…も違う…。
まさか…目の前のメイド長…?
ううん、それは後にしよう!
まず、メイド親衛隊!
「バーチェです…。よろしくお願いします。」
「はいはーい!あたしもメイド親衛隊へ入りたいですが、どうしたらいいでしょうか?」
「入隊条件は女性限定であり坊ちゃまへの想いが非常に高いことです。主に私が面談しますので希望者は私までお願いします。なお、坊ちゃまはメイド親衛隊の存在を知りません。」
(((え?マジ?知らないの?うわー…。)))
「わかりました!」
(メ、メイド親衛隊…。わ、私も入った方がいいでしょうか…?)
(…あの少年の趣味ではなくあの方でしたか…。誤解してしまいました。)
よっしゃー!絶対に合格してみせる!
…アルゴノゥトくんが知らないのは問題だけど、些細なことだし。
「フリュネさんです。彼女については皆さん、ご存知と思います。少し容姿と性格が変わり戸惑いますが、慣れて下さい。」
(((少し!?全部だろ!?)))
「何か?」
「「「いえ!何でもありません!」」」
「フリュネです。今まで前の私がご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。」
「「「…………イ、イイエ。」」」
本当に本人だよね…?信じられない…。
改変したのはこのメイド長と聞いたけど…、本当?
まさか、【ヘスティア・ファミリア】の快進撃の秘密はこの人…?
「さて、戦争遊戯後に改宗された方を紹介しましょう。彼女は【ガネーシャ・ファミリア】のアーディ・ヴァルマです。彼女は【ガネーシャ・ファミリア】団長のシャクティ・ヴァルマの実妹です。彼女は、坊ちゃまによって7年前の大抗争が始まる直前に死亡したことになっています。」
「…本物?」
「間違いない。あの青い髪…。」
「マジで7年前より連れてきたのか…。」
「ベル…パネエよ…。」
「友はすごいな…。」
7年前のことは知らないけど、リーネだけじゃないんだ。
本当に時を超えて連れてきたんだ…。
アルゴノゥトくんは凄いなー!
「リーネの時と同じなんだー!」
「いいえ、ティオナさん。彼女は爆死する直前につれてきましたので生き返ってはいません。」
「時を越えてきたことには変わりないじゃないですか…。」
「本当に規格外ですね…。」
「アーディ・ヴァルマです!死んだことになっているけど今、この時代にいます!年は15歳です!英雄譚が好きです!よろしくお願いします!」
「え?また、私と同い年?」
英雄譚が好き!?
本当に、ヘスティア様が言っていた同志なんだ!
「はいはーい!好きな英雄譚はなんですかー?」
「アルゴノゥトだよー!」
「おおっ、私と同じだー!」
「え!?ティオナ…さんも!?」
「ティオナでいいよ!私も英雄譚が好きだよ!」
「おお!同志よ!春姫さん、仲間が増えたよー!」
「わぁ!ティオナ様、よろしくお願い致します!」
「様はいらないよ!よろしくー!」
嬉しい!ロキのところにはそういうことを話せる仲間がいなかったからなー!
うん、馴染めそう!アルゴノゥトくんもいるし!
ロキのところへは、もう戻れそうもないなー!
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「あの娘、大丈夫かしら…。」
「ティオネ…そんなに心配するなら、君も行けばよかったじゃないか?」
「団長のところから離れたくありません!」
「そうかい…。」