白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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久々のメイ回です!


第253話 侍従長、紹介。

ティオナさんは早くも馴染めそうですね。

よかったです。

「はいはい、積もる話は後にして下さい。」

「「「はーい!」」」

 

次は、ルゥさんですね。

「では戦争遊戯後に改宗してきた方を紹介しましょう。まずルゥ・リオンさんです。一応リュー・リオン本人ですが、色々とあり双子の妹のルゥ・リオンという設定になっています。」

「ルゥ・リオンです。このたび【アストレア・ファミリア】より改宗してきました。よろしくお願いします。…ところで、【剣…いえ、アイズ・ヴァレンシュタインはどちらへ?」

「いきなり飛び出してどっかへいったよー。」

「アルフィアさんのところですね。」

「えっ……何故、自ら死地へ飛び込むようなことを…。」

「「「うわぁ…何て無謀なことを。」」」

しかも、【九魔姫】もいますからね。

説教確定ですね。

セバスがいますから、部屋が壊されることはないでしょう。

あった場合は【九魔姫】に弁償してもらいましょう。

 

「アルフィアさん…?死地…?」

「はい、レフィーヤさん。戦争遊戯で貴女の魔法を無効化した方です。」

「ええっ!無効化!?…あれ?最近聞いたことがあるような…。」

「その方はどういう方でしょうか?」

「アルフィアさんはレベル7で【静寂】と呼ばれており【ヘラ・ファミリア】大幹部の1人であります。そして、7年前の大抗争で闇派閥として参加された方です。」

才禍の怪物と恐れられていたというのは伏せておきましょう。

あまり重圧をかけると坊ちゃまのためになりませんからね。

 

「レベル7…7年前の大抗争…闇派閥…ああっ!思い出しました!リヴェリア様が都市最強の魔道士と言ってました!ええっ!何でその方が?」

「彼女は、坊ちゃまのお母様のお姉さんです。」

「なっ…。」

「ええっ!自伝に載っていた人がここにいるの!?」

「彼女もアーディさんと同じように、ギリギリで連れてきました。」

「だったら!何で、7年前に団長のところへ行ってやらなかったんですか!」

やはり、レフィーヤさんは坊ちゃまへ並々ならない想いがありますね。

本人は認めたくはないでしょうね、ですが自覚させます。

 

「ごもっともです。ですが、彼女は坊ちゃまが剣を取らない世界にするために自らの命を捧げて、オラリオの冒険者を強くさせることを選んだのです。」

ですが、彼女たちが強くさせた愚物共が坊ちゃまのための踏み台となったと思えば、無駄ではなかったですね。

 

「……っ!だからと言って…。」

「でも、今ここにいるんだよね?じゃあ、いいじゃん。」

「一つ言っとくぞ。ティオナ・ヒリュテ。」

「騒がしくすると殺られる。」

「「「殺られる!?」」」

そうですね。

 

「絶対に言っては行けない言葉がある……。」

「「「(ゴクリ…)」」」

「(キョロキョロ)いないよな…?伯母さんと言ったら死へ一直線だ。」

「「「死へ一直線!?」」」

「我々もそれを言って、死にかけた。」

「「「死にかけた!?」」」

「いいな?絶対に言うんじゃないぞ!」

「フリじゃないからな!」

死にかけた本人たちが言っているから、説得力がありますね。

 

「…私からも言っておきます。あと、ベルのことを悪く言うと同じくやられます。彼女はベルを溺愛しています、かつて彼女と敵対した私達…元【アストレア・ファミリア】が戸惑うほどに。」

「で、溺愛!?7年前に会いに行かなかったのに!?」

「はい、坊ちゃまは性格も容姿も妹であるお母様によく似ています。そのためです。」

「…なるほど。挨拶に行ったほうがいいでしょうか?」

「そうですね、その方がいいでしょう。ですが、今はやめたほうがいいですね。」

「え?どうしてですか?」

「今頃はアイズさんが、【九魔姫】とアルフィアさんによって説教されているでしょうね。」

「「「うわぁ…。関わりたくねえ。」」」」

そうですね。

セバスもいるので、荒事にはならないでしょう。

 

「レフィーヤさん、説教されるのがお好きでしたら行かれても結構ですよ?」

「いいえ!いいえ!遠慮させていただきます(アイズさん…ごめんなさい)!」

「レフィーヤ…。」

「あの…リヴェリア様はアルフィアさんと仲がいいのでしょうか?」

「さあ?でも、私から見ますと相性としては悪くないと思いますよ?少なくとも今は。」

アルフィアさんは坊ちゃまの義母として、【九魔姫】はアイズさんの義母としてですから、話は合うでしょうね。

その辺りはセバスに任せましょう。

 

さて、私の紹介ですね。

「自己紹介が遅れましたが、私は坊ちゃま、ベル・クラネル専属メイド長のメイといいます。魔導人形ですが、強さはレベル7上位です。そして、元【ゼウス・ファミリア】専属メイドでした。お見知りおきを。」

「「「魔導人形!?レベル7!?」」」

「「「元【ゼウス・ファミリア】専属メイド!?」」」

「あー、いいかい?ボクから言うのも何だけど、ここ数週間でうちが強くなったのはメイくんとセバスくんのおかげだよ。」

『やはり…そうでしたか。』

『レベル7に魔導人形…!?』

『『『【ゼウス・ファミリア】だったとは…。』』』

 

「補足しますと、私は【ヘファイストス・ファミリア】で十数年自分で封印しました。坊ちゃまは【ゼウス・ファミリア】の系譜をお持ちです。坊ちゃまが私を解放してくださいました。なので、ここにいます。」

『ベルが…。』

『もしベルが解放しなかったら…我々が勝っていた?』

『いや、わからないな。ただ、今ほどにはなっていなかっただろうな。』

『複雑だな…。』

 

ええ、本当に坊ちゃまには感謝してもしたりません。

ザル坊も復活させてくれましたし、坊ちゃまが【最強最高の英雄】を歩んでいるのですから。




はい!とうとう、メイさんの正体を明かしました。

そして、次回はアイズさんの方です。

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