そして、アイズがヤバい状況にある今…。
驚きました…。アイズ氏がそのような状況にあるなんて…。
しかし、シノスさんが受皿と言いましたが、どのようにしたらいいでしょうか?
「それについて、対策は2つあります。皆さんはそれに従ってもらいます。」
(((ゴクリ……)))
「1つ目、アイズさんを妹扱いして下さい。」
「「「は?」」」
い、妹?
「先程言いましたように、アイズさんの精神年齢は非常に幼いです。今、扱いを間違えますと大変なことになります。」
「…第一級冒険者が、ウィーネ様以下…。」
「リリさん、その先入観は捨てて下さい。アイズさんは坊ちゃまと会ったことにより少女になりつつあります。なので、皆さんはアイズさんを妹扱いで可愛がってあげて下さい。」
「そう言われても…。」
アイズ氏が第一級冒険者になったこともあり、【剣姫】と呼ばれるほどの人を妹扱いは少々ハードルが高くありません?
「戸惑うのもわかります。【ロキ・ファミリア】では王族妖精である【九魔姫】が教育したことにより、アイズさんはお姫様扱いされています。第一級冒険者のこともあり、アイズさんは孤立しつつあったのではありませんか?ティオナさん?」
「…そうだよ。あたしから誘おうとしなかったらアイズはずっと一人だったんだよ。」
そういえば、【ロキ・ファミリア】内ではそういう感じでしたね。
リヴェリア様はそういう扱いは嫌っているのは知っていましたが、アイズ氏もその影響を受けてたのですか…。
ある意味、改宗は正解だったかもしれません。
「今まではダンジョンやじゃが丸くんで紛らわせていたでしょう。ですが、坊ちゃまという優先第一位ができた以上、アイズさんは坊ちゃまへの執着ができてしまい、坊ちゃまを完全に自分のものとしようとし周りのものを排除、いえ殺害しかねません。」
「「「ひっ!?」」」
「だから、不味いといったんです!神ヘラも大神ゼウスが浮気するたびに相手の女性を何十人殺害したり、女神を何柱かを送還させたりしていました。」
「ティオネはそこまではしてないけど、将来そうなる可能性が高いよ…。」
神ヘラって、そんな危険な女神だったのですか…。
そういえば、アイナ母様が「神ヘラは面倒だったわー。まあ夫の大神ゼウスが一番悪いけどね!」と言ってたような気が…。
アイズさんを孤立させなければいいということですね。
「要するにアイズさんが神ヘラのようになるかは貴女方次第です。坊ちゃまのハーレムの命綱を握っているのも貴女方次第なのです。」
「理解しました。アイズさんを私達に溶け込ませる必要があるということですね?」
「そうです。」
なるほど…、となるとアイズ氏…いえアイズさんと呼んだ方がいいですね。
皆さんとの連携が不可欠ですね。
「……仕方がありません。ベルのためにも協力しましょう。」
「ルゥはやめたほうがいいわ。いつもの通りでいいわ。」
「そうですね、ルゥは余計なことはしないで下さい。」
「な、何故ですか!?」
「「だって、ルゥはいつもやりすぎてしまうから。」」
「うぐっ!?」
……組む相手を考えなければいけないよね。
「皆さんが理解してくれて嬉しいです。アイズさんを貴女たちが接しやすい本妻にしてあげて下さい。教育は私とセバスがやります。」
「「わかりました!」」
接しやすい本妻…。
そうだよね、ベルくんを囲むならベルくんの本命であるアイズさんを私達の中心にするには接しやすいアイズさんにしなければいけないということだね。
「では、2つ目。アイズさんの目の前で坊ちゃまへのボディタッチを多くして下さい。」
「「「は?」」」
ボ、ボディタッチを多く!?
「オラリオ連合となった今、坊ちゃまはより強くならなければなりません。それはもちろん貴女たちも同じです。坊ちゃまのスキル、貴女方のスキルを最大限まで引き出さければなりません。」
「あの…今以上にですか?」
「当たり前でしょう。貴女方のスキルは坊ちゃまへの想い次第なのです。ボディタッチが多ければ想いが強いとは言えませんが、少なくともまだ伸びる余地はあると私とセバスは見ています。」
「ど、どこまででしょうか?」
「そうですね。頬にキスまでですね。」
「問題ありませんね、ええ。」
それって…ギリギリじゃ…。
シノスさんは慣れているけど、私にとっては理性が保てるかが不安です。
うう…理性をしっかりと保たないと。
「頬にキスなんて…そんなこと…。」
「ルゥさん、貴女が深層で坊ちゃまに「わかりました!やります!やりますから、それ以上は言わないで下さい!」やる気が出て結構です。」
「ルゥ…貴女、ベルさんに何したの?」
「それは…その…。」
「さて、「スルーされた!?」今回の招集はこのくらいでいいでしょう。ローテーションは一旦リセットして、リリさん・春姫さんから始めましょう。カサンドラさんもアリーゼさんも抜けましたから。」
リセット…。そっか、新たに加わった彼女たちも含めないといけないんだ。
周回がますます遠のくなあ…。
「「「ローテーション?」」」
「……後でわかりますよ、皆様。」
そうですね。
今日もベルくん、メイさん特製ドリンクを飲むだろうな。
あ…そうだ。
メイさんへ聞かないと。
「アイズさんの目の前でやりますと、不味いことになりませんか?」
「アイズさんの感情を引き出すためです、坊ちゃまがキーですから。その後は私達がフォローします。アイズさんと親しくなればアイズさんは貴女方へ手出ししにくくなるでしょう。」
「なるほど…。ギリギリの綱渡りになりませんか?」
そうですね、感情の高ぶりによって危険なことになりかねませんから…。
ここにはアイズさんより上の強い女性…あ、いましたね。
メイさんとアルフィアさん、そして戦争遊戯で勝ったルゥさん。
大丈夫かもしれないね。
「大丈夫です。ああ、アイズさんへ接するのは皆様もですが、特に春姫さんとエイナさんはアイズさんを目にかけてください。」
「え?あ、はい。わかりました!」
「アイズ氏…いえアイズさんにですね。承知しました(妹を世話したことあるし、その感覚で大丈夫かな。だけど…種族が気になる、大精霊なんて…。)」
ええい、大精霊であることは置いといて話してみないと駄目!
ギルドの受付嬢の時もそうだったじゃない!
ヒューマンでもエルフでも獣人でも誰にでも対応したでしょ!
それに…、ベルくんを愛する女性同士として仲良くしないと、ベルくんが悲しむことになるだろうね。
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~【ミアハ・ファミリア】ホーム~
「はぁ…。」
「カサンドラ!いい加減にしなさい!ため息を何十発も吐いているのよ!」
「だってぇ~。」
「カサンドラさんー。そんなに【ヘスティア・ファミリア】は居心地よかったのですかー?」
「はい!ヘイズさん!すごくよかったです!…ベルさんの腕枕が。」
「「「腕枕!?」」」
「あっ!わ、私は薬棚の整理を…(ガシッ)…だ、団長?」
「…カサンドラ、団長命令。今の詳しく聞かせなさい。」
「そうですねー。私達が【フレイヤ・ファミリア】で苦労している間に何をしていたのかを聞きたいですねー。」
「「「カサンドラさん…一体ベルと何をしていたのですか?」」」
「あんた、何してきたのよ?…全部吐け。」
「ひ、ひぃっ!」
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~【アストレア・ファミリア】元ホーム~
「はぁ…ベルの腕枕はよかったなぁ…。」
「腕枕ですか?私は胸枕でございますね。」
「え?何でよ!あんた、私と一緒に添い寝したじゃない!」
「団長様が熟睡した後に、若様へ乗っかかって寝かせていただきました。」
「ずるいわ!輝夜!」
「熟睡する団長様が悪いのでございます。それは置いといて、久々にホームへ戻ったが…、私達にとって数日もないのにほこりの様子を見ると、5年以上も経っているな。本当に未来へ来たのだな。」
「そうね。…でもこんなに広かったかしら?」
「やめろ、団長……。あいつらは死んだんだ…。リオンは若様のところへ、ライラは【勇者】のところへ監査役として行っただけだ。」
「そうね…。一からスタートかしら?」
「ああ、セシルもいることだしな。」
「あ!団長、副団長!こちらの荷物はどこへ置けばいいでしょうか?」
「ああ、玄関のところに置け。……いなくなった奴らのものを置いてもしょうがないからな。」
「……輝夜。」
「言うな、私だって辛いんだ。だが、死んだやつらをいつまでも思っていてもあいつらは成仏できないだろうが。」
「…そうね。」「先輩方…。」
ガチャ
「あら、アリーゼに輝夜、セシル。みんな、ダンジョンから戻ったのね、丁度よかったわ。」
「「「?」」」
「今から【ヘスティア・ファミリア】へ行くわよ!試してみたいことがあるの。」
『ねえ、輝夜。私何か嫌な予感がするわ…。』
『奇遇でございますねぇ…団長様。私もです。』
『先輩方…私もです。』
アイズさんはよくも悪くも、お姫様扱いという特別にされていたと思います。
なので、注意するのはリヴェリアさんだけとなっているため、やや偏っています。
それを矯正するために、ベルくんハーレムの協力が必要です。
カサンドラさん、つい口が滑ってしまい問い詰められています。
とうとう、アストレア様動きますね!
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