そして、そこへ…。
うう…やっと終わった。
けど、師匠の言う通り団長としてやっておかないと…。
頑張ろう!
「坊ちゃま、お疲れ様です。」
「あ、セバス!どうしたの?」
「はい、今から戦勝会ですので着替えを手伝いに参りました。」
「ええっ!今日、戦勝会だったの!?」
僕、聞いていないよ!
「坊ちゃまはヘディン殿との勉強をしていましたので、報告は控えておりました。」
「あ、ごめんね…セバス。それで祝賀会はここでやるの?」
「いえ、ギルドが管理している施設です。覚えていますでしょうか?【アポロン・ファミリア】の『宴』で使用していた施設でございます。」
「あ、あの時の!なるほど…。あ!じ、準備をしなきゃ!」
僕、団長なのに何をやっているんだよ!
だから師匠に怒られるんだ…。
「すでに整えております。ザルド殿は既に料理をしております。」
「ええっ!ザルド叔父さんが?」
「はい、皆様も着替え中です。後は坊ちゃまだけでございます。」
「わわわ!あ、参加者は僕たち【ヘスティア・ファミリア】だけじゃないよね?」
「はい、戦争遊戯に参加していただいた方もおります。そして…」
「ええっ!?」
あの人たちも!?
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「アルフィア!貴女も参加するよね!(アストレア様に引き連れてきたと思ったら宴だったのね…)」
(嗚呼…ベルの血を飲もうと思ったのに…。まあ、いいわ。機会はこれからもあるからいいわ。)
「断る。何故そんな騒がしいところへ、行かなければならないのだ。貴様らだけで行け。」
「しかし、貴女のお『ギロリ』いえ、義息子さんのベルも参加するのですが。」
「私は行かん。」
お義母さん、どうしたんだろう?
病、大丈夫かな?
「あ、みんな待たせてごめん!うわぁ…みんな綺麗だよ。」
うわぁ…、みんなドレス姿…振り袖姿だ…。
綺麗な女の人が綺麗な服を着たら、更に綺麗になるよね。
「「「おお~!」」」「ほう…。」
あれ?みんな、どうしたの?
「ベル様もかっこいいですよ!」
「ベルくんの正装は初めて見るけど、凛々しいね。」
「「「はい!」」」
そ、そうかな…。
「さてベル、行こうか。エスコートを頼むぞ。」
(((早っ!)))
あれ?さっきまで行かないと言ってなかった?
それに…お義母さん、いつもの服でしょ?
「え?あ、うん!お義母さんは…そのままでいいの?」
「私はドレスだ。問題ないだろう?」「あ、うん!」
ドレス…。その服で、よく今まで戦えたね…。
お義母さんのファミリアの人って、そういう服なんだ…。
『さっきまで行かないと言ってたのに…。』
『若様が絡むと、ここまでとは思いませんでしたね。』
『『『親バカにも限度あるだろ…。』』』
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留守番は、フリュネさんとザニスさんにお願いした。
セバスとメイが信頼しているなら大丈夫だね!
そして、僕らはパーティ会場についた。
入り口あたりでアイシャさんとローリエさんとシャクティさんに会った。
「あ。アイシャさん!シャクティさん!戦争遊戯ではありがとうございます!ローリエさん、記者会見や裏方ではありがとうございます!」
「あたしは何もやってないけどね。」
「いいえ、力になれてよかったです(ベルきゅん!ベルきゅんの力になるなら、世界を敵に回したって構わない!)」
(ローリエ…、お前…。はぁ…もういいよ。)
「気にするな。レベル6の調整には丁度よかったからな。…それにこの程度ではアーディを連れてきたことの礼の一割にもならん。ところで、アーディはそちらで迷惑かけていないだろうか?」
「ちょっと、お姉ちゃん!どうして私が迷惑かけている前提なの!」
「そういうところだ。」
「むー!あれ?ガネーシャ様は?」
「あそこで、神々と酒場の娘…?「シノスさんだよー」と話しているな。」
あ、本当だ。
シノスさんとレアお姉ちゃんと、ガネーシャ様とヘファイストス様だ。
『本当に神の力を感じんな!』
『どうなっているのよ…。』
『ずるいわ…フレイヤ。ベルの眷属で女神第一号になるなんて…。』
『確信もってやったわけではありませんよ。偶然です、ぐ・う・ぜ・んです。』
『…まあ、いいわ。私も飲むから。』
『アリーゼさんたちはどうするんですか?』
『試してみないとわからないでしょう?』
『本気で言っているの?アストレア。…まあ、私もやってみたい気がするけど眷属が多くいるとね…。』
『…俺も飲んでみようかな。』
『あ、女性限定でベルさんへの好感度がかなり高くないと無理ですよ?』
『ぬおおおっ…‥ガクッ。』
『残念ね…。』
どうしたんだろう?
ガネーシャ様とヘファイストス様、何かガッカリしているような…。
「ニャー!白髪頭、来てやったニャ!泣いて喜「あ?」ぶのはミャーニャ…。ハイ、スミマセンニャ、ミャーハウレシーニャ。」
「アーニャ、ヤバい奴らが多くいるのに何でそんなことができるのニャ…。」
「あたしにはできないよ…。それに…テーブルの上の料理、かなり美味しそうだけど…。」
お義母さん…、そんなに脅かさなくても…。
「あたしたちが参加していいのかなぁ…?」
「メイさん曰く、戦争遊戯勝利の宴と私達の歓迎会のようですよ?」
「……(ベル…、多くの女の人に囲まれている…)。」
「まあ、いいじゃありませんか。」
あ…、元【ロキ・ファミリア】の皆さんだ。
あれ?アイズさん、こっちを見て…あ、目逸らした。
どうしたんだろう?
「敵対したファミリアが1つになって集まっているのは、なんとも壮観だな。」
「……人が…いっぱい…。帰りたい…。」
「まあまあ、ヘグニ。俺らがいるから、大丈夫だぜ。だが、リリスケのやつは…(チラッ)。」
師匠とヘグニさんとヴェルフだ。
いつの間に仲良くなったんだろう…。
「姫、ベルへ猛アタックを。」
「姫、先手必勝です。」
「姫、他の女に負けてられません。」
「姫、油断大敵です。」
「ああ、もう!そんなことはわかっていますよ!アレを見て下さいよ!ベル様の近くにお義母様がおられるのに、簡単にできるわけがないでしょう!」
「「「サーセン。」」」
あれ?リリと【炎金の四戦士】が何か揉めている?
大丈夫かな…?
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舞台の上にヘスティア様が立っている。
「さて、これで全員揃ったね?」
「はい、ヘスティア様。」
「では…みんな、戦争遊戯お疲れ様!そして、改宗してきたみんなも気楽にしてくれたまえ!では…乾杯!」
「「「乾杯!」」」
僕たちは…【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】に勝ったんだ…。
今更だけど、ようやく実感が得られたよ。
それに…何か背後からずっと視線を感じるんだけど、気のせいかな。
だって、その方角は【ロキ・ファミリア】から…。
ようやく、戦争遊戯の戦勝と改宗組への歓迎会が開かれました。
さて、ただの飲み食いでは終わらないかもしれませんね。
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