白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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愚者さんも参加していますが、何かやっているようです。
それは…。


第266話 愚者、接続。

そろそろ、頃合いか…。

「愚者、そろそろいいでしょう。」

「メイ…いいのか?」

「構いません。いずれは知っておかないことでしょうから。」

「わかった…。私としては望むところなのだから。」

 

さて、始めるか。

「みなさん、ご歓談のところすみません。只今より、【ヘスティア・ファミリア】のトップシークレットの一つをお見せいたします。」

「…奴ら、何をするつもりだ?」

「え?え?メイくん?何をするつもりだい?」

「では、愚者。繋いで下さい。」

「ああ、分かった。」

 

ポチッ

ヴィィィィィン…。

 

「お?映った?おお、ベルッち!」

「ベルー!」

「リドさん!ウィーネも!」

「な!?異端児のみなさん!?メイさん、どういうつもりですか!今はまだ早いです!」

「今がその時期です。」「…少々手荒くないでしょうか?」

「問題ありません。ほら、ご覧なさい。」

 

「モンスター…?いや、違う。彼らの言ってた異端児か。」

「ああ、あいつらのおかげでベルは深層の危機から助かったんだ。」

「あの時の…。」

「レイは…いますね。無事でよかった…。」

やはり混乱したか。

仕方がないだろうな。

 

「さて、みなさん。混乱中と思います。こちらは異端児で、知識のあるモンスターです。神ウラノスの私兵であり、坊ちゃまの信頼が厚き者たちでございます。」

「……メイ、セバス。どういうつもりだ?このモンスターを…「お義母さん!モンスターじゃない!異端児です!」…異端児をどうするつもりだ?」

ベル・クラネル…。

あの【静寂】を怒るとは…。

 

「簡単なことでございます。異端児の方々も【ヘスティア・ファミリア】の仲間でございます。そうですな?ヘスティア様。」

「そうだよ。彼らは…モンスターだけどモンスターじゃない。ボクたちと同じ、知識と感情を持つ者たちだ。仲良くしろとは言わないけど、彼らのような存在がいることを知ってほしい。そして、【ヘスティア・ファミリア】は彼らを全面的に支援する!」

「…ヘスティア様。」

神ヘスティア…。

貴女はやはり、ウラノスが認める慈愛の女神だ。

ベル・クラネルが貴女の眷属でよかったと深く思う。

そして、感謝したい。

 

「ふむ…そこらの有象無象よりはマシですね。異端児の方々、私はヘディン・セルランドと言います。よろしくお願いします。」

「お?おお、よろしくな!ヘディっち。」

「「「ブブゥッ!ヘディッち!?」」」

「…好きに呼べ。」「おう!」

……あの【白妖の魔杖】がな。

リド、グッジョブだ。

今ので、緊張がほどけた。

 

「あら!先を越されたわ!私はアリーゼ・ローヴェルよ!ご覧の通り、完璧美少女よ!」

「「「完璧…美少女?」」」

「ちょっと!?何よ、その反応!」

「異端児の方々はまともな感性をお持ちでございますねえ「輝夜!?」私はゴジョウノ・輝夜といいます。よろしくお願い致します。」

「かぐやー?「はい、ウィーネ様。この方は私の親戚でありお義姉さまです。」わぁ、よろしくね!私、ウィーネ!」

「おやおや、可愛らしいお嬢様だこと。春姫の言う通りのいい娘ですねえ。」

「えへへー。」

(((可愛い…っ。)))

ウィーネ…。

君がいなければ、ベル・クラネルとの繋がりもなかっただろう。

あの異端児騒動も…。

そして、この光景もみることもありえなかったな。

 

「エリスイス…大丈夫ですか?」

「大丈夫…大丈夫だよ。…あれが…ううん、彼らがベルの言っていた異端児か…。うん、何とかなりそうかな。」

あの様子では大丈夫のようだな。

彼女のトラウマ払拭のため、紹介した方がよさそうだな。

 

「フィアという方はおりますでしょうか?」

「あ、うん!あたしだよー!」

「先日は、ベルと一緒に深層から助けていただきありがとうございます。このような形ですみませんが、直接御礼に伺います。」

「ううん!気にしないでー!」

…あの【疾風】、いや【薫風】が…。

そうだったな、ジャガーノート戦で傷ついた彼らを助けたのはフィアとウィーネたちだったな。

 

「レイ…元気でしたか?」

「アリシア、貴女も元気でしたカ?」

「はい、元気です。レイ、私は【ヘスティア・ファミリア】に改宗しました。」

「わァ、ソレはよカッタです!」

「今は画面越しですが、今度は直接お話ししたいですね。」

「ハイ!」

あの時、レイが庇ったエルフか…。

クノッソスで、彼女と共に行動したと聞く。

 

「マジか…。」

「アーニャ…、あの時のモンスター…ううん異端児だよ。」

「あ、ホントニャー!こすぷれじゃなかったニャー!?」

(こいつ…今の今まで信じていたのか!?)

ああ…ミュラーの件か。

……まあ、大丈夫だろう。

 

「…あいつらだったな、俺らが見つけたのは。」

「…ザルド。」

「アルフィア、受け入れろ。俺らがやむを得ず拒否したのをベルは受け入れたんだ。」

「……そうだな。」

「俺らはあいつらに謝らなきゃいけねえ。俺らの都合のためにあいつらを切り捨てたんだ。」

「……あの時は仕方がないだろう。」

「だが、ベルは全てを救うということを…『偽善』を通したんだ。それは俺達【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】を超えたんだ。」

「……ああ、自慢の義息子だよ。」

異端児を見つけたのは、【ゼウス・ファミリア】だったな。

その後、保護したのはいいが紆余屈折あって決裂してしまったと聞く。

私が介入する前だったのを覚えている。

まさか、異端児との橋渡しをしたのが彼らの系譜を持つ、ベル・クラネルとは誰も予想できないだろうな。




最初に異端児を見つけたのは、【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の彼らが最初に見つけました。
何らかの事件が発生し、彼らを切り捨てざるを得なかったでしょう。
それはザルドもアルフィアも関係しています。
…と、本作品ではそうさせていただきます。

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